王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

柳田法相 更迭 補正予算採決見送り

2010-11-23 09:44:02 | 政治
国会軽視で柳田法相更迭 補正あす採決見送り(産経新聞) - goo ニュース

昨日21日朝ウェブニュースに一報が載った通り柳田法相が辞任しました。
今朝の新聞やTVニュースを見聞きしていますと「補正予算成立」の見返りに事実上の
更迭(詰め腹)のようです。
ところでこの更迭には問題が有ったようです。
問題とは自公政権時代の様に「取引が成立」していれば柳田法相の首の価値が有ったのですがその取引が成立していなかった様で24日の補正予算採決は流れました。

そこで「柳田更迭を決めた官首相の決断」と「徹底抗戦」の輿石参院議長と党内で亀裂が入った事。野党はついで仙石官房長官と馬渕国交相の問責決議に気勢を挙げているようです。

ただ野党の中でも公明党は「補正と問責は分けて考え補正優先」とかで月内に補正予算の成立の目処はあるとか。
押せ押せで来年度予算の年内成立が困難になりそうで困った事です。
柳田法相の「失言」もお粗末ですがそれを盾にとって1週間も国会が空転するのでは国民は迷惑の限りです。
菅首相の人気と民主党の支持率の低下だけは間違い無さそうです。
28日の沖縄知事選の結果次第では更に困難な状況が官政権に起きそうです。
何だか「レイムドダック(死に体)状態」に見えますがまあ政権維持には固執するでしょうね? でも代わりが小沢氏では興奮しませんし竜馬みたいな人材はいないものでしょうか? しばらく見守るしかなさそうです。


写真:トムソンロイター

産経新聞:
柳田稔法相・拉致問題担当相(56)=参院広島選挙区=は22日午前、菅直人首相に辞表を提出し、受理された。自らの国会軽視発言の責任を取った。首相が平成22年度補正予算案審議への影響を理由に辞任を促しており、事実上の更迭だ。後任は当面、仙谷由人官房長官が兼務する。

 首相は柳田氏に「国民生活を考えれば、何としても速やかに補正予算案を成立させなければならない。そのことを理解してほしい」と辞任を促した。柳田氏は「分かりました」と応じ、その場で辞表を提出した。この後、柳田氏は法務省で記者会見し、「私の不用意な発言が影響し、補正(予算案成立)の障害になっているため首相に辞意を伝えた」と説明した。

 自民党は参院で問責決議案、衆院で不信任決議案を提出することを決めていた。他の野党も同調する構えを見せ、問責決議案は可決する公算が大きかった。

 首相は22日夜、記者団に「まずは補正の成立に全力を挙げる」と述べ、法相の後任人事は補正予算成立後に行う考えを示したが、前田武志参院予算委員長は同日夜、24日の採決を見送る考えを表明した。(引用終り)

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