王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

10日 卓球女子は銀メダル 悲願頂点には届かず 16歳・張本美和「持っているものは出し切ることができた」

2024-08-11 06:43:17 | パリ五輪
10日 卓球女子団体決勝が行われました。素人目ですが個人戦の結果からみても中国勢を破るのは厳しいかもと思っていました。
【女子団体戦の決勝が行われ、日本は中国に0―3で敗れて銀メダルとなった。悲願の金メダルには届かなかったが、12年ロンドン銀、16年リオ銅、21年東京銀に続く4大会連続表彰台。中国が5連覇を達成した】と完敗。残念ながら銀メダルに終わりました。
悔しいけど強い中国勢を讃えなければいけないようです。
日本勢は「持ってるものはすべて出した」と全力を尽くした後の笑顔でしたから、目下の実力差を認めたのでしょう。
善戦でしたよ!!
おめでとうございます。!!

写真:<パリ五輪 卓球女子団体決勝>銀メダルを胸に笑顔の(左から)平野、早田、張本美(撮影・小海途 良幹 )

スポニチアネックス:
 ◇パリ五輪第16日 卓球(2024年8月10日 パリ南アリーナ)

 女子団体戦の決勝が行われ、日本は中国に0―3で敗れて銀メダルとなった。悲願の金メダルには届かなかったが、12年ロンドン銀、16年リオ銅、21年東京銀に続く4大会連続表彰台。中国が5連覇を達成した。

 今年2月の世界選手権の再戦。同選手権はシングルスのみの5試合制で、日本は2―3で敗れたものの、試合後に中国選手が安堵の涙を流すほどに追い詰めた。

 あれから半年。シングルス銅メダリストで左腕を痛めている早田ひな(24=日本生命)は、団体準決勝までの3試合は平野美宇(24=木下グループ)とのペアでダブルスに出場したが、この日は張本美和(16=木下グループ)とのペアで、陳夢・王曼〓組に立ち向かったが、2―3激闘の末に敗れた。

 第2試合のシングルスは世界12位の平野美宇(木下グループ)が、同1位の孫穎莎と対戦。第1ゲームは序盤にリードを奪ったが、ジュースの末に11―13で落とした。第2ゲームも6−11、第3ゲームも押し切られ、日本は後がなくなった。

 シングルスの第3試合は世界8位の張本が同3位の王曼〓と対戦。第1ゲームをジュースの末に14―12でモノにしたが、第2ゲームを10―12で落とすと流れは一気に王に傾き、16歳も敗れてパリの夢舞台は幕を閉じた。

 ▼張本 負けて悔しい。でも、自分の持っているものは出し切ることができた。

 ▼平野 自分の力はかなり発揮できた。最後の1点だったり、5ゲームで勝つまでには至らなかった。層の厚さを感じた。リベンジできる時があればその時までに強くなりたい。

 ▼早田 張本選手と公式戦で組むのはほとんど初めて。自分たちが持っているものは最大限出すことができた。最後、自分が先輩として足を引っ張ってしまった。あそこからが中国の強さだと思う。
(引用終わり)


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10日 北口榛花が金メダル!日本女子トラック&フィールド種目初 女子やり投げで大快挙 

2024-08-11 06:21:39 | パリ五輪
女子やり投げ決勝で北口榛花(JAL)が65メートル80で日本女子トラック&フィールド種目初の金メダルを獲得しました。
【女子やり投げ決勝で世界女王の北口榛花(JAL)が65メートル80で日本女子トラック&フィールド種目初の金メダルに輝いた。昨年の世界選手権(ブダペスト)を初制覇してから、今大会での優勝を期待され続けてきた北口。大きな重圧もはねのけ堂々五輪の頂点に立つと、“北口スマイル”がはじけた。日本勢の金メダルは今大会17個となり海外開催の五輪では2004年アテネ五輪を抜き単独最多となった】と報じられました。
世界女王を期待された重圧も何のその予選は第1投で進出決定、決勝でも第一投65メートル70を投げ、リードを守り(今年の自己ベスト超えですかね)この1投で優勝を決めました。
おめでとうございます!!!
決勝までに時間が有ったので「2018年 やり投げ大国チェコでジュニア世代を指導していたダビド・セケラクコーチと出会った。五輪王者を輩出する“強国”での指導を直談判。単身で渡った」事を知り、この努力が実り、コーチの指導と彼女の個性がともに生かされ、この日の大快挙に繋がったようです。
金メダルはそこら辺に落ちてるわけではないことが良く判りました。

写真:優勝した北口榛花(カメラ・岩田 大補) 

スポーツ報知:
◆パリ五輪 第16日 ▽陸上(10日、フランス競技場)
 【パリ(10日)=手島 莉子】女子やり投げ決勝で世界女王の北口榛花(JAL)が65メートル80で日本女子トラック&フィールド種目初の金メダルに輝いた。昨年の世界選手権(ブダペスト)を初制覇してから、今大会での優勝を期待され続けてきた北口。大きな重圧もはねのけ堂々五輪の頂点に立つと、“北口スマイル”がはじけた。日本勢の金メダルは今大会17個となり海外開催の五輪では2004年アテネ五輪を抜き単独最多となった。
 北口は1回目の投てきでシーズンベストの65メートル80をマークしてトップに。そのままリードを守り、最終の投てきをする前に優勝が決まった。競技が終わると一緒に戦ったライバルたちに次々と抱きつかれて祝福された。
 予選では1本目に62メートル58をマークし、自動通過となる62メートルを突破、2大会連続の決勝進出を1発で決めた。「当日しか競技場で練習させてくれなくて、練習という意味ではもう少し投げたかったというのはあるんですけど、1回で超えるというのがきょうの目標ではあったので、しっかり超えてよかったと思います」と笑顔を見せていた。
 チェコ・ドマジュリツェを拠点に強化を続けてきた。男女の世界記録を持つ強国に、19年に渡って以降、昨年のブダペスト世界陸上では国内女子投てき種目で初めて金メダルを獲得するなど躍進。筋力アップなど“土台強化”に重きを置いてきた。右肘のけがもあり、16年リオ五輪出場を逃した。21年東京五輪へ再出発する中で、18年11月にフィンランドで行われた学会でやり投げ大国チェコでジュニア世代を指導していたダビド・セケラクコーチと出会った。五輪王者を輩出する“強国”での指導を直談判。単身で渡った。当時を「積極的な行動を今できるかは分からない。その時の自分はよく頑張った」。苦労を乗り越えたことで実力を向上させてきた。
 今季自己ベストの65メートル21で優勝した先月12日のダイヤモンドリーグが“吉兆”だった。6月28日の日本選手権では優勝したが62メートル87にとどまり「各国の選手が調子を上げている中、自分が上げられていないのが一番の危機感」と話していた。今季は体に硬さを感じ「しっくりきたのが一本もない」という。ただ、自分の強みを見つめ直すきっかけにもなった。「私はスピードやパワーに頼った投げではない。大きさ、柔らかさをどうやって出すか、一から見つめ直した」と本来の伸びやかな動きに焦点を当てたことが大きかった。
 21年東京五輪では、日本勢57年ぶりに決勝に進むも、決勝では左脇腹の痛みなどで12人中12位に終わった。「東京の時は右も左もわからない。ただ『オリンピックだ、ワ〜』っていう感じだったんですけど、今回はオリンピックの過ごし方だったり選手村、試合の雰囲気を経験しているので、しっかり準備して臨めるかな」。重ねた経験、蓄えた実力を存分に発揮して大舞台で頂点にたどり着いた。
 ◆北口 榛花(きたぐち・はるか)1998年3月16日、北海道・旭川市生まれ。26歳。バドミントンは小学6年時の全国大会団体戦で優勝も、旭川東高で陸上やり投げに転向。2年時から全国高校総体を連覇。3年時の2015年世界ユース選手権(コロンビア)で金メダル。16年に日大へ進学。19年に66メートル00の日本新(当時)を樹立した。20年にJAL入社。21年東京五輪12位。世界陸上は22年オレゴン大会で銅メダル、23ブダペスト大会で金メダル獲得。23年9月に67メートル38の日本新記録をマークした。家族は両親。
(引用終わり)
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10日 【レスリング】元木咲良、女子62キロ級で金メダル!父子の悲願叶った

2024-08-11 06:04:57 | パリ五輪
またレスリング女子62キロ級で元木咲良選手が危なげない試合ぶりで見事に金メダルを獲得しました。!!
【女子62キロ級の元木咲良(22=育英大助手)が初出場で金メダルをつかんだ。決勝で東京五輪銅メダルのイリーナ・コリアデンコ(ウクライナ)を破った。
第2ピリオドに一気に攻めた。足を取って4−1と逆転するとアンクルホールドで転がすなど一方的。12−1とテクニカルスペリオリティー勝ちを収めた。
苦しかったこの1年を振り返り涙が止まらず。「今日も自分に負けそうになったけど、神様が助けてくれたのかなと思います」と話した】と報じられました。
準決勝では女子選手には珍しいと言われる「反り投げ」がさく裂、不利なカウントから相手をフォールし逆転勝ちを得ました。「その時ですかね? 神様は2度助けてくれないから(決勝は)頑張る」と誓っていました。
親子2代のレスリング選手で「師匠にして父親に感謝」しているのも微笑ましいですね。おめでとうございました!!!

写真:女子62キロ級決勝 金メダルに輝き、ガッツポーズを見せる元木咲良(ロイター)

日刊スポーツ:
<パリオリンピック(五輪):レスリング>◇10日(日本時間11日)◇女子62キロ級決勝◇シャンドマルス・アリーナ
【パリ=阿部健吾】女子62キロ級の元木咲良(22=育英大助手)が初出場で金メダルをつかんだ。決勝で東京五輪銅メダルのイリーナ・コリアデンコ(ウクライナ)を破った。
第2ピリオドに一気に攻めた。足を取って4−1と逆転するとアンクルホールドで転がすなど一方的。12−1とテクニカルスペリオリティー勝ちを収めた。
苦しかったこの1年を振り返り涙が止まらず。「今日も自分に負けそうになったけど、神様が助けてくれたのかなと思います」と話した。
準決勝では衝撃の大技を披露して決勝に勝ち上がった。ノルウェー選手相手に2−7の劣勢から「練習でも試合でもない」という反り投げがさく裂。外掛けにきた相手に反り返って、頭をマットにのめり込ませ、フォール勝ちにつなげた。「5点差ついた時は本当にもう…金メダルを取りに来たのに準決勝で負けてしまうんじゃないかと思って、本当に怖くて。神様が助けてくれたんだなって思って。その恐怖心から、安心した時にちょっと涙が」と目を赤く染めていた。
父は00年シドニー五輪男子グレコローマンスタイル代表の康年さん。親子2代出場を果たしていた。高校まで柔道選手だった父は20歳でレスリングを始め、30歳で五輪に出場。元木は3歳で競技を始め、ジュニア期は好成績を残すことはできなかった。「不器用」を自覚し、父と同じくこつこつ努力を重ね、フランスの舞台にたどりついた。「せっかくなら器用にしてほしかった(笑い)」と言うが、「お父さんより早く始めた分、成長できると思う。喜ばせたい」とも誓っていた。父が届かなかったメダル、それも1番良い色を届けた。
(引用終わり)

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