昨日22日の閣議後記者会見で、永岡文家相は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対し同日中に文書を送付し、宗教法人法に基づく質問権を行使すると明らかにしました。
質問状 (FNNプライムオンライン より)
折角なら内容がわかるように映して欲しいものです。
とは言いながら「相手方に届いていない書面を事前に公開するのもいささか問題かな?とは思いました。
文化庁宗務課に拠れば「教団の組織運営に関する規定のほか、収支や財産に関する帳簿の提出を求める内容が盛り込まれた」そうですが、質問権の行使につき「1995年の法改正で調査権限が盛り込まれてから初めて」はともかくどこかの記事で「強制力はない」?? とかチラッと目にした記憶が有ります。
したたかな旧統一教会側に永岡文科相ともっと言えば岸田首相がどこまで本気で取り組むかが問え荒れてくるのだろうと思います。回答期限が12月9日ですから問題はそれ以降ですかね?!
写真:記者会見での永岡文部科学相
FNNプライムオンライン:
永岡文部科学相は、さきほど行われた閣議後の記者会見で、旧統一教会に対して、きょう質問権を行使することを明らかにした。午後に教団側に質問書を送り、組織運営や財務状況などを明らかにするよう求める。報告期限は12月9日。
会見で、永岡文部科学相は「質問権の行使の他、関係者からの情報収集分析を進めて、客観的な事実を明らかにしたい」と述べた。一方で、解散命令権の請求については「適正に判断したい」とした。質問権の行使は、1995年の法改正で調査権限が盛り込まれてから初めて。
旧統一教会に対する質問権の行使をめぐっては、宗教法人審議会が、きのう、「報告を求めることは相当」との判断を示していた。
また、加藤厚労相も、閣議後の記者会見で、旧統一教会が行っているとされる独自の養子縁組について、内容を確認するため、教団側に質問書を送付することを明らかにした。
(引用終わり)