王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

オバマ大統領 来日 日米首脳会談 1時間 !!

2016-05-26 08:18:34 | 政治
【伊勢志摩サミット】「断固抗議」「深く遺憾」 日米首脳、沖縄・女性遺棄事件に大半の時間割く

昨日25日午後8時前オバマ大統領は専用機で中部空港に着くと慌ただしくこれも専用ヘリで賢島の近くに?飛んでホテルまでこれ又専用車を含む車列で無事到着した様です。
大物の来日にしては写真が極めて少ない感じがします。

たぶん前訪問地のヴェトナムを昼前後に出発し夜9時半頃から1時間ほど安倍首相と会談だそうですから「なんともタフな人」という印象を受けました。

しかし会談のほとんどは「米軍族による女性殺害事件」の抗議と釈明だったようです。
裏返せば「沖縄事件」さえ起きなければ夜寝る前に会談するほどの懸案はなかったことになります。
すでに判っていましたが安倍首相は「地位協定の見直し」を提議しませんでしたから、オバマ大統領が見直しするわけがありません。また女性に対する遺憾の意は表明しましたが「再発防止」についてはお決まり文句で具体策がありませんでした。

要するに安倍氏もオバマ氏もセレモニー用の会話をやってそれを共同記者会見した。一晩おいて朝になったら「広島訪問」が主題というシナリオだったのでしょう!!!

さて伊勢志摩サミットでは日本が不況にあえぐ世界経済の推進エンジンとなって好況に引っ張る友利の様ですが「財政健全化」を目指すドイツや英国の反対があり落としどころが難しい様です。

通信機器が1990年代より大いに進歩し、一方ではテロの脅威が圧倒的に増している時代です。
通信センター関連で30-40億円もかけテロの警備に首都圏会場の警備に4万人もの警官を配備してお祭り騒ぎをする時代でないような気がします。
諸賢の見解はいかがでしょうか??
何か有効な成果が上がるか見守りましょう。


写真:中部空港に到着したオバマ大統領

産経新聞:
断固として抗議する」「深く遺憾の意を表明する」−。25日夜の日米首脳会談に続いて行われた安倍晋三首相とオバマ米大統領の共同記者会見で、日米両首脳は沖縄県で起きた女性遺体遺棄事件について多くの時間を割いて、遺憾の意と今後の日米同盟についての考えを示した。

 午後10時43分から、三重県志摩市のホテルで始まった記者会見。安倍首相とオバマ氏は、サミット前のリラックスした雰囲気とはほど遠い、硬い表情で記者会見場に姿を見せた。

 「日本の総理大臣として断固抗議した」。強い口調で会見を切り出した安倍首相は、傍らのオバマ氏に視線を投げることなく「身勝手で卑劣極まりない行為」「被害者の恐怖と無念さを思うと言葉もない」と事件を厳しく非難した。

 これに対し、オバマ氏は犠牲となった女性に遺憾の意を示し、「米国は捜査に全面的に協力する」と述べた。日米地位協定の見直しについて質問が飛んだが、「日本の人々を震撼(しんかん)させた恐ろしい事件。決して許せない。再発しないよう全ての努力をする」「日米地位協定は刑事責任の追及を妨げるものではない」と説明するにとどめた。

 終始落ち着き、ゆっくりとした口調で説明を続けたオバマ氏は、別の質問に対する答えの中で自ら沖縄の事件に話題を戻してコメントするなど多くの時間を割き、米国が事件に強い関心を寄せている姿勢をアピールした。

 27日に予定されている広島訪問では、平和記念公園に被爆者4人と長崎県知事、長崎市長が立ち会うことが分かった。会見で「戦争が苦しみを伴うものであることに改めて思いをはせたい」と抱負を述べたオバマ氏は、約1時間に及んだ記者会見の最後に安倍首相と控えめに握手をし、会見を終えた。
(引用終わり)
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