王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

九州の観光業 GWを前に大打撃 !!

2016-04-17 10:56:18 | 社会
九州の観光業、GW前に大打撃 予約キャンセル相次ぐ

まだ今日17日の朝になってもM4クラスの余震が続いている熊本大分方面の地震です。
救命や避難所開設或いは救難物資の配送網構築等に目途どがついて時ですがQWを前に観光地のホテル・旅館はキャンセルが続いているそうです。
激震地では電源が取れなかったりPCが壊れたりでキャンセルの確認すら出来ないとか。

浜爺の様な素人が考えても九州新幹線は熊本駅付近で「回送車列が本線上で脱線」「高架脇の防御壁のコンクリが連日の余震で崩落」空路も「熊本空港のターミナルが損壊」等など主要道路も一部不通とすれば観光に行く気分になりませんし復旧作業の邪魔にさえなりそうです。

今年のGWは休暇の取りようでは10連休とか騒いでいましたが九州方面についてはキャンセル相次ぐ事でしょうね。
九州のGDPは日本の9%位ですかね? 日本の景気にマイナス効果が出るかもしれません。
それかどうか安倍首相は自衛隊の災害派遣部隊を次々増派を指示しついには2500人規模になっています。その上米軍が協力を申し入れているそうです。米軍には川内、伊方原発などで放射能漏れがしないか確り調べて欲しい気がします。
予約学者が川内付近も活断層の巣と言い出しました。
原発に問題が起きたら再稼働を指導した政府首脳と現地の首長そして賛成した選挙民の責任です。この事はしっかり指摘しておきます。
安倍首相と関連閣僚には「心落ち着かない伊勢志摩サミット」になりそうです。
そうテロ対策も手抜きが出来ませんね。
現場を預かる消防、警察、自衛隊そして医療部隊の皆さん ご苦労様ですが頑張って下さい。
お願いします。


写真:棚が倒れた湯布院のハチミツ専門店

朝日新聞:
九州を襲った強い地震は、主力産業の観光業に深刻な打撃を与えている。全国有数の温泉地を抱える熊本、大分両県のホテル・旅館には、宿泊予約のキャンセルが相次ぐ。稼ぎ時のゴールデンウィーク(GW)を前に、九州の観光業界は不安に包まれている
 熊本県阿蘇市の「阿蘇プラザホテル」は、15日から休業している。16日の地震で壁の一部が破損し、電気や水が止まった。予約客に連絡しようにも、パソコンで予約リストを確認することができない状況だ。

 JTB九州によると、熊本市内や阿蘇地方の今後1週間分のツアーや宿泊予約のキャンセル率は、「ほぼ99%に達するだろう」(広報)という。

 大分県の別府温泉。別府市旅館ホテル組合連合会によると、加盟する施設のほとんどで、15〜16日の宿泊予約の半分以上がキャンセルになった。1カ月に約6万人が宿泊する老舗の「杉乃井ホテル」も、GWの予約を含めて4千人近くの宿泊がキャンセルに。温泉の配管が破損して休業する旅館も出ており、同組合連合会の堀精治事務局長は「余震が早く落ち着いてくれたらいいが」と声を落とす。

 由布院温泉(大分県)の観光名所「湯の坪街道」では16日、みやげ物店の大半が休業していた。ハチミツ専門店「ビービーズ」の店内には、棚から落ちた商品が散乱。通りに観光客の姿はほとんどなく、店長は「オープンして10年以上になるけど、こんなに閑散としたのは初めて」と話す。

 影響は九州全域に及んでいる。鹿児島県の指宿温泉。旅館「指宿白水館」では、16日に宿泊予定だった約450人のうち約100人がキャンセルした。九州新幹線や九州道の不通が影響しているという。

 外国人観光客の中には、予定を早めて帰国する人も出てきた。長崎市の「ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル」の広報担当は、「海外のお客様は慣れない地震に敏感だ」。

 福岡市の「ホテル日航福岡」では、1カ月以上先の予約もキャンセルが出始めた。その多くは外国人で、「福岡を起点に周遊するつもりだった外国人客が、旅行そのものを取りやめている」(広報担当)。
(引用終わり)
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