王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

バイデン副大統領来日!

2013-12-03 09:32:00 | 政治
中国「防空圏」撤回へ連携…米副大統領が来日(読売新聞) - goo ニュース

昨日2日夜遅くバイデン副大統領が来日しました。
当初の訪日目的は「TPPの年内妥結」「普天間基地移設」の2件に対するネジまきだと言われていました。
それを素人が察するニュースは2日TPP担当相の甘利氏がどこが悪いのか個人情報で秘密だどうですが病院に入院してしまいました。政治家の突然の入院は「敵前逃亡」ですよね。また「普天間」の件では自民党沖縄県連会長が突然辞任して今しました。これも内部分裂の証です。
日米どちらにも都合の良い会談になる予定だったのでしょう。
その証拠に今日と明日2日だけ日本、明後日は中国又2日で韓国により帰国です。お座なりですよね。

ところが先月下旬中国が尖閣上空を含む「防空識別圏を設定」しました。
日米の緊密な協力を謳ったのは当然ですが、米国の鎧の下から本音がちらと見えてしまいました。
米国は民間航空(該当は3社の様ですが)中国に「飛行計画の提出」を認めているようです。
まあB52をはじめ軍用機の飛行に関しては制約を受けるつもりはないので米国の民間機が計画提出は居たくも痒くもないとの事なのでしょう。

ところが日本は尖閣付近も含めて既存の「防空識別圏」で軍事と民間機が飛ぶだけで中国の設定した「それ」とぶつかる結果、民間機がスクランブル掛けられても困るしまして日中軍用機の接触で「警告発砲」をする覚悟があると思われません。
2001年江沢民とブッシュjrの時代には海南島上空で米軍の偵察機に中国の戦闘機が接触、戦闘機は墜落しパイロットは行方不明、偵察機は海南島の基地に不時着し機材と乗員が拘留され深刻な外交問題になりました。
残念ながら日本には「やられたらやり返す」との憲法規定と軍の気構えが有りませんから、中国に仕掛けられて被害が出たら国論が割れるほどの騒動になります。
その意味では米国の抜け駆けは困ったものですが「日本の主権」を守るのは日本人が主体なのですよね。
日本民間機の3機も撃墜され数百人死者が出れば中国に対する非難は起きるでしょうが、そういう腹の据え方は日本国民はこれまたゆるs無いでしょうね。
困ったものです。


写真:


読売新聞:

米国のバイデン副大統領が2日夜、来日した。

 安倍首相と3日に会談し、中国が東シナ海に設定した防空識別圏の早期撤回に向けて日米が連携する方針を確認する見通しだ。

 これに関連し、首相は2日の政府・与党連絡会議で、中国の防空識別圏について「中国側に強く懸念を表明し、一切の措置を撤回するよう求めていく。我が国固有の領土である尖閣諸島の領空が中国の領空であるかのように表示しており、全く受け入れられない」と強調した。

 首相とバイデン氏の会談では、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を早期に実現することを確認するほか、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の年内妥結を目指す方針でも一致する見通しだ。

 バイデン氏は4日以降、日本に続き、中国、韓国も歴訪する。中国の習近平国家主席との会談では、防空識別圏設定への懸念を直接伝えるとみられる。
(引用終わり)
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