王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

コープかながわ 売れ残りカツ 販売

2010-05-09 07:11:28 | 社会
売れ残りカツ販売 神奈川・静岡のコープ5店でも(朝日新聞) - goo ニュース

この店舗“ハーモス荏田”は爺の自宅から山二つほどの所にあり自宅ではコーポかながわの“宅配”を利用しているのでどうなるか興味を持ってみていました。

7日の初報は4月24日“カツ重”を買った市内の夫婦から“すっぱい味がして吐き出した”との苦情があり発覚した。
“ハーモス荏田”は3月28日冷蔵状態でパン粉をまぶした状態の生のロースカツ1100枚を仕入れ、店内で揚げて1枚198円で販売。この日が消費期限だったが、売れ残った330枚を冷凍保存し、4月24日までにカツ重(498円)とカツ丼(330円)に調理して販売していた。80枚が残っており、250枚が実際に売れたとみられる。

消費期限から3週間も経った物を製品に使えば“腐っていなくても品質は劣化して味に敏感な方はわかるのだよ”

3月29日から見つかるまで250枚売ってなお80枚が残っていたそうだからこれは
仕入れ過ぎだよ!

コープかながわは“売れ残った食品を廃棄する内部規定がある”そうだけどそう決めてあるだけで“廃棄処分”すれば当然売上げや利益率に響いてきて店長やマネージャーの一存では出来ない事なのであろう。
良い事でないけれど板ばさみの中間管理職に同情する。

これが安売りで有名な店の大将なら売れ行きを見てタイムサービスとか3枚で400円とかの値段を付けて何としてでも売り切ってしまったであろう

他の5店舗は翌日完売したと読める。
従って“ハーモス荏田”は格別内規に無頓着だったと言える。これは駄目だよ。
爺が勘ぐるには“ハーモス荏田”はコーポ神奈川の本社機能の直ぐそばにあるので傘下に捌けなかった豚カツ素材を全部引き受けさせられたのでなかろうか?

さて上部団体のユーコープでは8日から参加で惣菜コーナーを持つ62店舗で惣菜販売を自粛しているそうだからこの売上げ減は痛い。

“厳しいルール”を作って見せてもそれを守らせる管理が出来ていないとこの豚カツ販売の様にダブルスタンダード(内外の基準が別になってしまう)が起きて結局大損をこくことになる。
コーポだから回りまわって組合員の損害となる。“なま物の消費期限”に総合的かつ合理的な方法を考え直す必要がある。
見てますよ。


朝日新聞:
生活協同組合「コープかながわ」の店舗「ハーモス荏田(えだ)」(横浜市青葉区)が、社内規則で廃棄すべきだったトンカツ用生肉をカツ重などに調理して販売した問題で、コープかながわなど3県の店舗を統括する「ユーコープ事業連合」(同市港北区)は8日、ほかに神奈川、静岡両県の計5店舗で同様の内規違反があったと発表した。いずれも3月28日に売れ残ったカツ用生肉を、翌日に調理して販売した。消費者から体調不良を訴える苦情はないという。

 ユーコープは8日から、神奈川、静岡、山梨の3県で総菜コーナーを持つ全62店舗で総菜販売を当面、自粛している。

内規違反が判明したのは、同市青葉区の桜台店、同市緑区の竹山店、静岡県藤枝市の高洲店、静岡市葵区の水道店と城北店。ユーコープによると、3月28日は全店舗でトンカツの販売キャンペーンを実施し、大量のカツ用生肉を入荷していたという。
(引用終わり)

コメント
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