王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

麻生首相 スーパー視察

2008-10-20 07:39:59 | 政治
首相がスーパー視察 生活者目線をアピール(共同通信) - goo ニュース

報道によれば麻生首相が19日西早稲田のスーパー「三徳」を視察したそうです。

この店はスクールバスが止まる西早稲田のバス停の直前に交差点があり、その少し手前の左側にある駐車場もない小さなスーパーですよね。
爺は年に何回か学校に顔出しするとき前を通ります。

爺が記事を読んでふと思ったのは「日々の生活でスーパーに買い物に行くか或いは奥様のお供について行く事が無い人はパンなり野菜なりの値上がり前の価格が生活実感として体にしみ込んでいないだろう」と思いました。
昨年春まで一袋136円の食パンが188円になったので「偉く値上がりしたなー」とかロールパンが「110円が値段は変らないけど6個入りが5個になった」とか前の相場が身についてなければ実感は無いはずです。
野菜は端境期に入り路地物が急にヘリ高くなっています。トマトなんか高級食材ですよ。八百屋の親父曰く「ハウス物は石油が上がり高くなちゃうんです。すいません。」分かるよなー。

そもそも「庶民の目線」とは何だ? 我々は元々庶民だから「庶民の目線」と断りを入れる必要は無い。

本当は「首相の目線」で物価が安くなるように政治を行ってくれれば十分なんです。先の戦争中にも「東条英機首相が庶民のゴミ箱を検閲しジャガイモだかりんごだかの皮のむき方が厚い」と言ったとか。

お前のやる事は「一刻も早く戦争を終わりにする事だろう! いやそもそも殺されても開戦をしない事にあった筈」

だから麻生首相の大事な仕事は一義的には(何か最近この言葉使いがはやっているので)物価の安定だよ。 これさえ出来ていればスーパーなんか視察する必要は無いから毎日飲み歩いていて結構ですよ。

その次にスーパーも数有るであろうに「何で西早稲田なのか?」と思った所で頭が混乱した。
小泉チルドレンの一人に早稲田のスーパーの親父さんがいた。その店が三徳なのかと思ったが違うといけないのでネットで確認した。
小泉チルドレン安井潤一郎氏は05年議員当選後店は弟さんに譲りその店も07年10月には廃業したそうだ。

そうするとどういう因縁で西早稲田の三徳なのだろう? 武部おじさんの紹介であろうか?
まあどうでも良い話です。
もう一度お願いします。庶民の収入を確保し物価の安定を実現してください。


共同通信:
麻生太郎首相は19日、東京・西早稲田のスーパー「三徳西早稲田店」を視察し「生活者目線」の姿勢をアピールした。首相は一般の買い物客にまじって、店側の説明を受けながら乳製品、鮮魚、冷凍食品などの売り場を約15分間見て回った。パスタのコーナーでは「小麦が上がったからね」と値上げを実感。好物のカステラを試食し、自ら財布を出して米粉を使ったカステラを購入する場面もあった。
(引用終り)
コメント (2)
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