王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

温家宝 国会演説 原稿読み落とし

2007-04-13 07:15:14 | 中国関連
温首相が原稿の一部を読み落とし、意図的との憶測も(読売新聞) - goo ニュース

昨日の温家宝首相は忙しかったようだ
朝ジョッギング姿で街中に出ていたが彼の後ろには駐日大使の王毅がぴったりと付いていた 日本人との会話を彼が通訳している様に見えた 日本人はお雇い劇団員でやらせでは無かったろうね?

さて次が中国首相として初の国会演説
爺にとってはNHKの「松坂投手」の野球中継が中断される事が不愉快であったが
試合の方が「松坂の出来が良くなく併せて味方打線の不発」で中断までに6回が終わり3-0で負けが見えていたから諦めが付いた

さて温家宝首相は国会で「原稿の一部」を読み落とした
中国共産党の政治抗争の中をしたたかに生き抜いてきた男が相手国の国会で「原稿を数行に亘って読み落とす」なんて初心な話は無い

これは意図的である
読み落とした部分は「日本は戦後平和発展の道を選び、世界の主要な経済大国と重要な影響力を持つ国際社会の一員となりました。中国人民は日本人民が引き続きこの平和発展の道を歩んでいくことを支持します」
平和の道を歩んでゆくのを君達は支持しないのかな?

さて午後は皇居に天皇陛下を表敬訪問
その際(外務)当局と事前に打ち合わせの無い「天皇陛下を北京オリンピックに招待したい」旨の発言をしたそうな
中国による天皇陛下の「政治利用」である

今回は「戦略的互恵関係」の構築のための来日であり、「氷を溶かす為の旅」だそうだが一見穏やかそうに見えてどうしてどうして暴走しまくっている

「戦略的パートナーシップ」これが普通つかわれる言葉である パートナーシップは中国語で伙伴(フォバン)関係と書く 仲間とか同僚としての関係という意味だ
日本側の都合で互恵と記述されているが「仲間」と「互恵」は意味が違う

伙伴(フォバン)関係であれば嫌な事でも向かい合い話し合いで解決しなければいけない事があるだろう
爺が考えても
その1:靖国神社参拝の是非
その2:南京事件30万人の虐殺の検証 慰安婦問題の検証も
その3:満州における毒ガス廃棄の検証
その4:東シナ海の国境線画定 同ガス田開発の調整
その5:台湾問題 (あそこは独立国ではないの?) 等など

中国が言いたい事やりたい事を全てやった上で残りの部分を「平等互恵」と呼ぶのでは「晋ちゃんのポッケの中のチョコレートは半分僕(中国)の物」と言われているのと同じである
さて今日は関西方面とか 暴走は続くであろう
かかる非礼にはすかさず「台湾の政治的要人」に招請ビザを出す(用意が有る)動きを見せる位はやり返さないとね
でも出来ないだろうね 爺ならやるけど わははは


読売新聞:
温家宝首相が12日に行った国会演説で、準備されていた原稿の一部を読み落とす一幕があった。

 読み落としたのは「日本は戦後平和発展の道を選び、世界の主要な経済大国と重要な影響力を持つ国際社会の一員となりました。中国人民は日本人民が引き続きこの平和発展の道を歩んでいくことを支持します」などとした段落。

 演説終了後、中国政府から日本外務省に対し、「拍手の合間で原稿を読み始めるところを間違えた単純なミス」という連絡があったという。

 温首相の演説をめぐっては、歴史や台湾問題で厳しい表現が多かったため、日本政府が事前に「表現を弱められないか」と打診し、中国政府が拒否した経緯があった。このため、日本側では一時、「戦後日本の平和発展を評価した段落を意図的に省略したのでは」との憶測を呼んだ。(引用終わり)
写真:国会での温家宝

コメント (9)
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