Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

沖縄復帰35周年に思う事

2007-05-16 23:57:00 | インポート
昨5/15は沖縄本土復帰記念日でありました。先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争の末期、我国本土では唯一、激戦の舞台となり日米両国の将兵と地元住民、合わせて実に23万人を超える方々が犠牲になったとされます。戦後は合衆国の統治下に置かれ、戦後27年を経た1972=昭和47年5月、米軍基地の問題などを抱えたまま本土復帰を果します。

日米安全保障条約により、終戦後も引続き我国本土に駐留を続ける合衆国軍。
沖縄には我国の米軍基地の実に3/4が集中し、同国の軍事戦略の世界的な拠点となっているのはご存知の通りです。
軍事基地は沖縄経済にとり一定の貢献を果す反面、空軍機の離着陸訓練が昼夜の別なく行われ、又米軍関係者による事件事故も後を絶たず、地元住民に対し、健康と安全の両面で悪影響を及ぼす負の側面を有するのも事実です。

憂慮すべきは我々本土の住人が、沖縄の置かれた状況につき余りにも無関心過ぎる事でしょう。
本土の安全保障面において、周辺の脅威よりの楯の役目を負わされ、又国内屈指の経済情勢の不振に悩まされながら、そうした実態は余り知られていない様に思われます。
我国屈指の海洋観光地としての知名度と動揺に、沖縄の内情にもっと目が向けられて良い様に思います。
安全保障面での大きな犠牲に思いを致すと共に、そうした沖縄の本土に対する血と汗の貢献に対し、本土の我々は心より感謝し、更なる敬意を払うと共に、基地の問題にしても今後は、これまでの痛みを分かち合う道を真剣に模索して然るべきだと強く思いますね。*(日本)*
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