Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

全てに優先する「安全」と言う事

2007-05-24 23:51:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

今日は私の愛好する乗物の世界にて、2つのニュースが飛び込んで参りました。一方は芳しいものではありません。まずはその方から・・・。

今日日中、東京都心を巡るJR山手線にて、発車しようとした列車が乗降扉を閉めた際、乗り込もうとした女性のベビーカーを挟み込んでそのまま動き出し、非常制動にて緊急停止する事態がありました。
ベビーカーに乗っていた幼児とその母親、更に幼児の救出に当たった男性の計3名が負傷した模様。この所JR各社は乗客乗員に人的被害を生じる事故がしばしば起きているだけに、今回の事態は極めて遺憾であります。
事故の舞台となった神田駅は東京駅のすぐ北隣の都心部に位置し、乗降人員が多いにも関わらず、日中プラット・フォームを監視する駅員の配置はない様です。
発車に際しては車掌がTVモニターにて乗降の安全を確認する形を取っていますが、事故当時の当該車掌は、ベビーカーが列車の扉に挟まれるのに全く気がつかなかった様です。
直接は「何を見ていた!?」と言う事ですが、2005=平成17年春に全量が更新された山手線の今の列車は11両編成。比較的空いている日中でも編成当たり1000人近い乗車があると見られ、更に駅にての乗降も多いとなれば、TVモニターと言う武器があっても車掌1人の視力と注意力だけでは限界があるでしょう。
走行安全確認等大変であるのは分っていますが、こうした係員のいない駅では、運転士の方も車掌の安全確認の援護をする等の配慮があって良いのではと強く思います。勿論一番良いのは駅員がプラット・フォームに立って監視を行うのがベストであり、状況によっては、駅員配置をやめた駅でも復活を検討願いたいものであります。*(新幹線)*

もう一つは自動車の話題。近く実施予定の改正道路交通法により、後席の拘束システム、シートベルトの着用が義務化される事となりました。これは朗報と言えるでしょう。
今夜の報道にても取り上げていましたが、車の衝突実験を見ていますと、後席と言えどもシートベルト非着用の被害状況はかなりのもので、壁や前席の部品にて頭部を強打すると生命に関わる可能性がある由。
更に前方や上方に投げ出される事により、ベルトを締めて安全なはずの前席の乗員も、頭部を打つなど危険な状況に晒される恐れがある様です。

確かに街を行く車の車内を眺めてみますと、後席、あるいは第2列第3列の乗員は、シートベルトを締めていない事が多い様ですね。この状況は危険であるとの自覚が広く求められます。
今回の義務化により、こうした自覚がより広く行き届く事を強く望みたいものであります。やはり交通安全の基本は「自らの身は、自らで守る」と言う心がけでしょう。*(車)*

コメント
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