Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

絶対に軽くみてはいけない ミサイル警報「Jアラート」

2024-05-28 11:41:27 | 国際・政治
ややご無沙汰でした。実は先週来風邪気味で、去る土曜午後に至って症状が悪化。検温も微熱気味だったので、発熱外来を予約の上 日曜を挟んで昨日の月曜午前、受診に参った次第。

「やっぱり」と言うか、昨朝は 39℃に迫る高熱。「いよいよ自分もか」と一時は新型コロナ・ウィルス感染を覚悟もしたものだが、受診先の PCR検査では、インフルエンザ共々「陰性」の結果。勿論これで安心して良い訳はなく、これまで経験した風邪とは異なる症状もあるだけに、今暫くの安静と養生に努める所存です。ご心配をおかけしたかもだが、ご理解を賜れればとも思います。

という事もあって、今回拙記事は なるべく手短にとも思う所。膠着続く東欧ウクライナ、中東ガザの両危機の他、我国内野党勢力の隆盛を受けてと思われる 蓮舫(れんほう)・立憲民主参議の東京都知事選立候補表明など 触れたい項目は多くあるのだが、今回は 昨夜遅くに発出され後に撤されたミサイル警報「Jアラート」の雑感を記したく思う。

同警報の原因となった出所は、勿論「あの」北鮮。過剰レベルともいえる軍事力強化を目指し 度々我国近海に中長距離弾道ミサイルを撃ち出しているのは既報だが、近年はその軍事力に寄与する情報入手の為の偵察衛星打ち上げを図っているとの情報も聞き、今年は少なくとも 3基の打ち上げを見込んでいる様だ。

今回は 警戒海域に達する前にロケットの不調から落下した模様だが、我国内の一部メディア「Jアラート」を軽視する様な論調があり、それに同調する様な風潮があるのも遺憾だ。警報通りなら、明らかに我国安保上の脅威。以下 今日未明のロイター通信・ネット記事を引用して、みて参る事に。

「北朝鮮の衛星打ち上げ、国連決議の『あからさまな違反』米国が非難」

米インド太平洋軍は 5/27、北朝鮮による軍事偵察衛星の打ち上げは 国連安全保障理事会決議の「あからさまな違反」であり、緊張を高めると発表した。

声明で「今回の打ち上げには、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル計画に直接関係する技術が使用された」とした。

米国務省報道官も 打ち上げを非難。「今回の打ち上げには 北朝鮮の弾道ミサイル計画に直接関連する技術が組み込まれており、国連安保理の複数の決議に違反している」と述べた。

北朝鮮は 5/27夜、2基目となる軍事偵察衛星を打ち上げたものの、空中で爆発して失敗した。朝鮮中央通信は、新開発の液体燃料エンジンに原因があった可能性があるとする当局者の発言を伝えた。(引用ここまで)

前掲の引用記事中、新開発のロケット・エンジン技術は 軍事面で接近中のロシア国よりの供与が指摘されてもいる様だ。事実なら、ウクライナ危機への対応などで 北鮮の物資協力を仰ぐ見返りとしての供与ではないか。この辺りも 我々日本人は危機感を持って見守るべきではないのか。

勿論、微力とはいえ我国政府も何もしていない訳ではない。今回打ち上げには直前で政府筋宛てに予告があったとされ、それを受けて 林官房長官が中国手大陸・北京の外交ルート経由で中止要請を速やかに行った様だ。まぁ北鮮側が聞く耳を持つとも思えないが、何もしないよりはマシだろう。

それもさる事ながら、我国主要メディアの「Jアラート」対応は概ね適切だったとしても、芸能系のそれは タルさが目立つものだった様だ。一部かもだが、ドラマの好いシーンの所で警報に切り替わったとか 初回放映予定が変更されたとかの不満が優先する様な論調。又 それに同調する視聴者側の姿勢も問題だろう。

何度も復習が必要かもだが「警報とは何か」との強い問いと、その事への真摯な向き合いが必要なのだろう。もしも警報が当たり、我国の相当地域への脅威が現実となった時、一体誰が責任を取るのか。今回発出の例を待つまでもなく、考える機会は幾度もあったはずだ。漫然と眺めているだけでは、危険な状況との対峙は極めて難しいだろう。

今回、警報対象となったのは 沖縄県だった。既に噂の絶えない 台湾危機に絡み、特に至近な石垣、宮古、八重山、与那国などの各島嶼部では真剣に島民の避難シェルター整備議論が始まっているという。困るのは この期に及んで 玉城沖縄県知事が「対話だけの解決」にこだわり過ぎて、シェルター整備に理解を示さない事だとか。何も対沖縄、そして対日脅威は中国大陸だけではない事を、常に頭に置きながら 日々の執務に臨んで頂きたいものだが。

今回画像も振り返り恐縮。昨年の初夏、当地北郊の一宮市内のJR東海道本線にて捉えた 北陸からの特急「しらさぎ」の様子を。ご存知今春開通の 北陸新幹線の影響で、福井・敦賀までの運転に縮小されたのも事実ですが。
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