Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

賀正ー2022=令和 4年・・東亜経済連携 RCEPは喜べるか

2022-01-01 09:50:59 | 日記

各位旧年中は 諸事有難うございました。謹んで新年 2022=令和 4年のご祝詞を申し上げます。お蔭様で当地名古屋は、穏やかな年明けを迎える事が叶いました。年越しの今未明には 久々で近所の寺院から除夜の鐘が聴こえ 心地良い就寝が味わえた次第。これを騒音などと揶揄する向きがあるとかで、年初のこの佳き風習が取りやめに追い込まれるケースもあると聞きますが、その意義を正しく教えない教育の不良による所も大きいでしょう。是非そうした不良を糾す「元年」ともしたいものです。

新年を迎え、まず気になるのが 東アジア地域の包括的経済連携「RCEP」の発効。対中、対韓向け初の経済連携協定となりますが、果たして真に受けられるのでしょうか。以下 今朝の日テレNEWS24・ネット記事を引用して、少しみて参りたく思います。

「東アジア地域包括的経済連携発効」

日本や中国(大陸。以下、中国と略す) などが参加する RCEP(=東アジア地域包括的経済連携) が 1/1発効しました。協定には、中国や韓国など日本の主要貿易相手国が含まれており、日本経済の押し上げ効果が期待されています。

1/1 に発効した RCEPには、日本や中国のほか、韓国、ASEAN(=東南アジア諸国連合)など 15カ国が参加しており、最終的には世界の GDPのおよそ 3割を占める巨大経済圏となります。また 日本にとっては主要貿易相手国である中国、韓国との初めての経済連携協定にもなります。これにより 日本の工業製品や日本酒などが関税撤廃の対象となり、日本からの輸出促進への効果が期待されています。

一方 域内最大の経済規模を持つ中国は、RCEPを通じて東南アジアなどへの影響力の拡大をはかる戦略で、今後 TPP(=環太平洋経済連携協定)の加盟に向けても、各国に働きかけを強める考えです。(引用ここまで)

今朝、ここまでのネット記事をざっと読みしても、他社局を含め 主要メディアの RCEPに関する取り上げは、どれも似た様なもの。いかにも我国にとり 一方的に有益であるものとして喧伝の一方、経済覇権を狙う 中国大陸の野望はあくまでもトーン・ダウンした「平和的な動き」に印象操作して伝えんとする不良意図が感じられます。同国の真の狙いは、かねての対外戦略「一帯一路構想」を強化すべく、自国主導の RCEPと我国主導の TPP11の双方に安保面に留まらず、経済面でも睨みを利かして 相手国に有無を言わさぬ自国有利な諸条件を取り付け、ひいては中国大陸を米合衆国を圧倒する「世界の強国」へと押し上げる強引な本音が見え隠れするというのが本当の所でしょう。

最早「媚中の域」に堕ちた主要報道メディアは、一部社局を除き そうした深甚な問題を正面から伝えようとする姿勢に欠ける。つまり「報道しない自由」の不当行使です。我国の諸産品多数での関税撤廃の方向は良いですが、それは他方で中国大陸を過分に有利にする「餌」の側面が付き纏う事も忘れてはなりません。

一度発効した協定は、容易な事で覆るものでない事も分かりはしますが、我々日本人はこの協定がくれくれも我国に不利益をもたらす事のない様 注視監視を行って、必要な時には「おかしいだろ」の声を上げられる勇気を持って向き合う必要が「あると思います。今回画像は、昨春 静岡県下の富士河畔から仰いだ、霊峰富士の英姿を。この辺りは 通り過ぎる東海道・山陽新幹線列車とのコラボが収まる好地点としても知られますが、この年初は 富士単独の模様を載せます。年初もあり、今回は敬体文と致しました。では、この 1年も どうか宜しくお願い致します。

 

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