Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

究極のヘイト犯罪「やまゆり園事件」裁判に沈黙する野党

2020-01-08 20:58:38 | 国際・政治

2016=平成28年夏、神奈川県下の障碍者施設「津久井やまゆり園」を舞台に、19人の犠牲と 26人の傷害を生じた「津久井やまゆり園殺傷事件」は、今も衝撃の記憶だろう。今日から裁判員裁判による公判が横浜地方裁判所で開廷されたが、ほぼ連日審理が行われ 3月中旬には一審判決が出る見込みとか。被告には心神喪失の可能性有りとして 弁護側があろう事か無罪の主張に打って出たが、知的障碍者とはいえ、被害多数を生じた罪業は健常者被害同様に重いはず。日本国憲法にも謳われる「法の下の平等」思考を適正に反映して厳しく処す判決を願いたい。

事件概要については割愛させて頂くが、今日の初公判は異常な進行だった様だ。冒頭で被告は容疑事実を認めるも、途中で暴れ出した為一時休廷。公判終盤は、被告不在の云わば「欠席裁判」と相成ったとか。聞いた所では、心神喪失による無罪主張も、弁護士の助言ではなく被告本人の意向を反映したものらしいと云うから、事実なら これも呆れたもの。早くから障害者各位への差別的心情を抱き、前述の事件はその延長で起こしたものだったが、今も大筋でその思考に変わりはないらしい。つまりこれは 究極の差別犯罪(ヘイト・クライム)のはずで、在日朝鮮半島系各位を含む反ヘイトの流れが目立つ昨今、決して軽い刑罰で済ませる事があってはならないはずだ。健常者と同様の平等な厳しい対応が、理不尽にも斃された各位の供養になるし、又 遺族の方々への誠実な答えにもなる事だろう。

それにしても、この事件の行方に対し、常日頃反ヘイトを叫ぶ特定野党と左派容共勢力が 申し合わせた様に黙秘しているのはおかしな話だ。こうした事件の公判でこそ 犯罪被害者の援護姿勢を目立つ形で強く打ち出し、政権与党にも訴えて行くべきではないのか。今回公判の様な 狂信思考の人物は、再犯の挙に出易い傾向が強くあるとされ、同様の惨劇抑止の為にも 以前議論のあった治療処分こと保安処分を実施へ向け再評価したり、前述被告も経験有りとされる措置入院の管理監督あり様を厳重化するなどの改善措置案は、野党側から出されるべき事共であろう。

ある見方によれば、保安処分や措置入院の見直しは、特定野党や左派容共勢力にとり不都合な所が少なくないので「人権上の支障」を理由に執拗に反対し続けている事情があるらしいが、去年生じた京都アニメーション拠点放火襲撃殺傷事件などと共に、多くの犠牲被害を生じる事件抑止の効能を持たせなければ意味がない。やれ「人権」だの「反ヘイト」だのとスローガンを並べて騒ぎ立てた所で、一貫した思考がなければ説得力など感じ様がないのだ。

今日の公判にしても、何の反応も示さない特定野党と左派容共勢力は、一体何を考えているのかという事になろう。数十人規模の犠牲被害も、所詮は他人事か?それとも「己だけは、自勢力だけは大丈夫」などと高を括っているのか?いずれにしても不良姿勢は事実だろう。今回画像は昨年暮れ、久しぶりに旧友と訪れた当地南郊・名古屋港近くの「リニア鉄道館」に収蔵された、歴代東海道新幹線・先頭車両達の様子を。全力疾走の日々を終え、安息を得た各車からは何かホッとした雰囲気が伝わるのも事実です。以下に「保安処分」に関する関連記事をリンク致します。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E5%AE%89%E5%87%A6%E5%88%86

コメント (4)
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