2018=平成最後の 9月も、後一日となった。本当に、雨の多い月で、降水量は地域によっては 梅雨の時季より多かった位ではないだろうか。その多雨の我国土を、南方沖合で台風第 24号が窺っている。今日は沖縄、奄美地方の一帯が終日暴風圏に晒されたとかで、この地方に多いとはいえ 相当の風水害が懸念されている。道央の胆振地方メインで震災に見舞われた北海道と同じく、外国よりを含めた観光にも 悪影響が出かねない所だろう。既に当該地元の方々は それなりの対策をされていると信じるものだが、どうか悪影響が小さく抑えられる事を、今から祈る次第。
そして明日からは、当地東海をも含む 本土が影響を受ける番だ。既に今夏以来の西日本豪雨や 先日の台風第 21号などで、相当なダメージを被っている所も多い。復興を要する所は大変だろう事は察したいが、我々も含め 最大限の警戒と対応をして参る様にしたいものであります。よく「自助、共助、公助」と言われるが、これは勿論優先順位を記せば「自助→共助→公助」となる訳で、やはり一番大事は「自らを自らで守る 自助」という事だろう。これは、どの様な状況下でも忘れない様にしないと、と今 自らに言い聞かせてもいる所です。
もう一つ、明日は前知事のご逝去に伴う 沖縄知事選の投開票が行われる。既に台風による荒天を見越し、かなりの有権者各位が期日前投票を済まされている様だ。複数が立候補も、与党側が推薦の 前宜野湾市長・佐喜眞 淳(さきま・あつし)と、左派野党複数が推す 前衆議で自由党幹事長・玉城デニー(たまき・でにー)の各位による 事実上の一騎打ち。情勢は両候補がほぼ互角の様だ。佐喜眞候補は、かねて問題化している 普天間米軍基地の、辺野古地区への移転問題にどう臨むか 難しい対応を迫られるだろうし、玉城候補は、弱さが指摘される沖縄経済への対応を問われる事だろう。県民の税負担緩和を狙った「沖縄版一国二制度」などを表されている様だが、浅はかな理想論は通じないだろう。両候補とも、それぞれが苦手とする分野をどうフォローする姿勢を見せるかが、或いは勝負の分かれ目になるかも知れない。拙的には、日共が支持に加わった玉城候補より、佐喜眞候補に勝利して頂きたいのが本音だが、今は 沖縄県民の知性のある賢明な選択と審判に待ちたいと思う。
今月も、触れたいと思いながら記せなかった事共もあり、些か心残りの所もあるが、 今回はこれ位にさせて頂く。前回触れた月刊誌「新潮45」の休刊の事象は、今も議論が続いている様だ。一昨日は、朝日新聞が社説にて批判的に取り上げていたのを一読したが「いつも通り」自勢力の都合を優先した論調で、やはり失望せざるを得ない内容だった。
大手新聞社の立場を利用した様な「情報源の秘匿」を声高に主張の一方、同じ立場の雑誌社にその開示を要求する様な姿勢は不公正の誹りを免れず、又 言論組織の責任放棄を揶揄するも、似た様な行為をする者の発言では、それは「おまいう」レベルでしかないだろう。「事実上の廃刊である」と決めつけたのも、具体的証拠に乏しく説得力に欠け、所詮は朝日新聞勢力の 新潮社に対する「ただの願望」でしかあり得ないのではないか。これが到底、少し前まで「日本のクォリティ・ペーパー」を自認した「一流」を自称する新聞社説とは認められないレベルのものだ。今回画像は、拙居所から遠くない、JR名古屋駅すぐ西方の 近畿日本鉄道・米野駅構内からの様子。もうすぐ使命を終える往年の特急車「スナック・カー」や、今も名阪間の主戦「アーバン・ライナープラス」などがよく見られる訳でして。