Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

ハコモノに堕ちて欲しくない ジャパン・ハウス

2018-09-05 21:49:08 | 国際・政治

外務省が、所謂「ジャパン・ハウス」と称する 我国の海外広報拠点の設置に動いている様だ。昨春、ブラジル国・サンパウロ市にての開設が最初で、先頃米合衆国 L.A市にて二ヵ所目が開き、次いで英国ロンドン市にも設置計画があるという。従来、いや・・戦後ずっと、我国はこうした 諸外国の人々に理解し易い対外広報活動を怠って来たのではないか。遅きに失した所もありはするが、設ける以上は、単なる物産館に終わる事なく、我国の歴史的、国際政治的立場を 分かり易く明らかに発信し得る場所に育って欲しいものだ。

想えば、この様な諸外国向けの、所謂「ロビー活動」に注力して来なかった事が、色んな分野で 我国の国際社会での立場を難しくして来たのではなかったか。近隣諸国との 島嶼部の領土、漁業、先の大戦に関する歴史問題など、あらゆる諸国や諸文化圏での言語や表現を駆使しての伝達事業が軽視された。中国大陸や朝鮮半島との軋轢は、多分にそうした所に大きな一因があるのではと心得るものだ。

近年特に、国際連合人権委員会や、国連傘下の人権組織アムネスティ・インターナショナル辺りが 移民、死刑制度の各問題や、所謂「在日」の人々の政治社会的地位のあり様などを巡り、明らかに無理筋ともいえる勧告や要望を発出して来ている様だが、それらの中には 我国の尊厳や主権、それに我国民市民の利益にとり 明らかにマイナスとなる事共もある様だ。外務省初め 担当省庁にて、その様な動きを検証検討して「Noは、はっきりNo!」と言うのは当然だが、同時に 少しでも国として追い込まれない為に、日頃からの手強い発信努力を積み重ねる心がけも必要ではないか。

中国大陸や大韓民国などによる、対日歴史問題についての主張は、その全てが相手側による「絶対の正義」でないのは明らかだ。我国側大手新聞社による、報道についての大きな間違いについての検証や訂正の手当ても、十分にされたとは言い難い。諸外国に比べ 後手に回ってしまった印象は拭えないが、設置計画を進める以上は、そうした所へも勇気を持って踏み込み 限られた予算を活かす努力と心がけをして頂きたい。同時に 見守る我々国民市民も、外交や対外関係は、決して簡単なものではない自覚を新たにしたいものだ。今回画像は、先年夏捉えた 当地名古屋の金山副都心辺りの様子。日曜だった事もあり、ともすれば迷惑な路上駐車も少なめです。以下に、関連記事をリンク致します。 http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3198.html (私的憂国の書様)  https://www.mofa.go.jp/mofaj/ (外務省HP)

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