Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

自民総裁選と 報道メディアの不良

2018-09-20 20:45:43 | 国際・政治

今年は、各地の自然災害の多さと共に 現職警察官が殺害される遺憾な事件が目立つ。少し前の富山県下に続き、昨日は宮城県下にて、勤務中の巡査長が、大学生の男性容疑者に殺害される事件が発生、刃物複数と 改造拳銃の疑いあるモデルガンで他の警察官を標的にしようとしたかどで、やむなく発砲し被弾、同容疑者も落命したもの。今は この警察官の、やむを得ない発砲判断を理解尊重すると共に、殉職された巡査長→警部補に一言の弔意を表したい。

その上で、今の交番制度の安全面が万全か、全国レベルでの検証と改善をお願いしたい。地域に密着した警察行政実現に貢献した交番制度。アジア圏や米合衆国の一部都市などでも採用されている一方、治安の悪さから来る警察官殺害事件に鑑み、断念するケースもあると聞く。交番勤務の警察官は、保安面も手薄になりがちとかで、交番内から外部を見通し易くするとか、勤務中は防弾防具などを着用するなどの検討をお願いできればと思う。今はもう、長閑な性善説に頼った姿勢は通用しないだろうから。

本題です。今日は、任期満了に伴う 政権与党・自由民主党総裁選の投開票が行われ、3選が有力視された 安倍総理大臣が当選。まずは、この結果を受け入れたい。その上で、対抗馬の石破元防衛相・党幹事長も 党員票は善戦だった事も顧みながら、今後一段と難しくなるであろう政権運営に臨む事をお願いしたい。総裁選は、報道メディア多数で既報の様に、自民国会議員票、同党員票各 405票、計 810票を争う形で行われ、結果は 安倍総理議員票 329票、同党員票 224票。対抗馬 石破元防衛相・党幹事長儀否票 73票、同党員票 181票というもの。前回総裁選では、石破候補は党員票数で安倍候補(共に当時)を上回ったとされ、今回は及ばなかった事になる。にしても、石破候補の得票は 決して少数とは言えず、今後確実に政権運営が難しくなる事を考えると、安倍総理にはこの結果に留意を願いたいのも事実だ。

その上で、メディアの報道の有様を見ると「やっぱり」朝日新聞の 対安部政権後ろ向き姿勢は目立つ様だ。同紙デジタルの記事にも、それが表れていた。以下少し引用する。

「安部首相 伸び悩んだ党員票」

自民党総裁選は、安倍晋三首相が石破 茂・元党幹事長を破 5り、連続 3選を果たした。しかし、国会議員票で 8割の支持を得ながら、世論に近いとされる全国の党員らの支持が 5割半ばにとどまった。首相陣営から聞こえるのは歓声ではなく、驚き、当惑だ。 

今回の総裁選では、派閥がこぞって首相支持を表明し 2012=平成24年の政権復帰後に進んだ「安倍一色」に染まる党内状況を反映する展開をたどった。首相陣営は当初、党員票でも 国会議員票に匹敵する 7割以上の得票を目指した。

ところが 9/7(金)の告示以降は「石破氏が 6年前な獲得した 55%は超えたい」(陣営事務総長の 甘利 明・元経済再生相)と予防線を張るようになった。6年前の総裁選は 安倍、石破両氏を含む 5候補による争いだったため、一騎打ちとなった今回とは比較にならない。55%はかなり低めの目標と受け止められたが、結果はその 55%をわずかに上回ったに過ぎなかった。

首相陣営からは「ショックだ」 「参院選が心配だ」との声が相次ぎ、自民党幹部は「地方の反乱だ」と語った。8割を超えた国会議員票でも、両陣営ともに 50票台とみてきた石破氏が 73票を獲得。表向きは首相支持を表明しながら、逆の投票行動を取った議員が複数いることをうかがわせる結果となった。(引用ここまで)

石破元防衛相・党幹事長は、保守側から 折々「背後から味方を撃つ様な事をする」と悪く言われる所あるのは承知しているが、今回は その石破候補の真似をした自民議員が複数あったという事だろう。その事実を踏まえるとしても、朝日記事には 対安倍政権への否定的(ネガティヴ)な姿勢が目につく印象だ。石破候補の善戦は認めるも、今回総裁選は 告示前から予定調和の「出来レース」。一定の誤差こそあれ、過去一度は安倍総理を上回った石破候補なら、予想できた範囲であり、前述の「ショック」とか「参院選が心配」などとの表現は過剰レベルだろう。現に、他メディアの報道では 問題視はするも、安倍総理の陣営は概ね落ち着いた受け止めの印象であった。敗れはしたが、石破元防衛相・党幹事長の 少しく余裕を感じさせる所からも、朝日論調は 否定的に騒ぎ過ぎた。

一体、立憲民主や日共、社民、自由などの左派野党に、それこそ「忖度」しているのではと思われても仕方のないレベル。因みに、今回総裁選に関しての 志位日共委員長見解も載せておく。

「自民総裁選で、安倍首相が伸び悩んだのは 一般の党員・党友は国民の気持ちとより近いところにある。安部政権に対する 国民の中での批判の強まりを反映した数字だ。国民の中では、国政の私物化、民意を無視した数々の暴走政治に対する批判と怒りが深く広がっている。自民党総裁として 3年の任期を得たかも知れないが、国民がそれを許したわけではない」

これもまあ「日共らしい」と言えるが、それにしても無理筋だ。「国政私物化や、民意無視の暴走政治」の下りは、末尾の「自民総裁 3年の任期を国民が許したわけではない」と共に、明らかな政治情宣プロパガンダであろう。目的は勿論、安倍自公政権の貶めと、自党を含む左派勢力の組織防衛である。先日の投開票日直前、安倍総理は憲法改正の件に触れた折「日本国憲法には 指一本触れさせないのが日共の姿勢」という意の指摘をされたが、拙見立てでは「指一本触れさせない」というより「触れさせたくない」というのが、実態に近い気がしてならない所だが。改憲に関しては、日共の現姿勢は「反安倍政権」よりは「反自民、反保守」だろう。今の日共言動は、反安倍政権の方が通りが良い為 争点をすり替えているだけだ。

繰り返しになるかもだが、朝日報道には そうした左派容共勢力への「忖度臭」が大いにする所だ。そういえば、左傾メディアは 先日の安倍総理の東京・秋葉原遊説でも、去年の衆院選に続き さも反対勢力が多数である様に見せかける 印象操作目的の切り取り報道をしたやに聞く。事実なら、臆面もなく「同じ失敗」を知りながら繰り返した訳で、最早報道メディアである以前に 人の集団として終わっているのではないか。 

これ以外にも、ハワイ近くで行われた 我国イージス艦によるミサイル迎撃試験の成功や、関西にての 某女性野党衆議の有力支援組織とされる、建設資材協同組合の 恐喝未遂容疑などによる 10人を超える幹部関係者逮捕の事実など、自勢力にとって不都合な事共を伝えず、握り潰している所が多くある様だ。こうなるともう「嘘(フェイク)・ニュース」を通り越して「情報汚染」のレベルと申して良かろう。そんな媒体が真に受けられ 信じられるはずはなく、やがて頭から疑われて信頼を失い 衰亡への道を辿る事になると 拙者などは思うのだが。今回画像は、先年岐阜県下の JR中央線にて捉えた、これから忙しさを加える 当地近所の三重県から長野県方面への燃料輸送の様子を。以下に、関連記事をリンク致します。 ① https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/politics/nhknews-10011637321_20180920.html ②https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/politics/nhknews-10011637431_20180920.html

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