Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「空白域」はない

2007-03-25 23:09:50 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!ご存知の様に今日午前、日本海側の北陸能登沖を震源とする地震にて、特に石川、富山の両県にて被害が目立っている様だ。何はさておき、一言お見舞い申したい。

1995=平成7年初の阪神淡路大震災、そして2004=同16年秋の新潟中越地震でもそうだったが、近年は特に、これまで大きな地震とは無縁と思われて来た地域にての発生が目立つ様だ。よってこの地域の方々は、地震についての経験が浅く、十分な対策を講じていなかった節も感じられる。まあ俺も余り大きな事は申せないが。

所でこうした、歴史的に地震の生じていない地域を「地震の空白域」と呼ぶらしいが、俺はこうした見方、呼び方には賛同できない。元々我国の国土は世界有数の火山帯に属し、又太平洋とユーラシア大陸の地層、所謂プレートのぶつかり合う所にある為地殻変動が起き易く、全国的に地震発生の原因となる断層が分布しているのではないか。

現にこうした断層は当地東海地方にも多く、19世紀末の明治中期に発生して多くの犠牲を生じた濃尾地震の原因となった根尾谷断層は、その代表的なものであろう。それ以外にも、当地愛知にもかなりの断層が存在すると言われる。

この様な背景より、祖国日本の国土には、地震の空白域など存在しないと見るのが至当であろう。今回の北陸能登での強い揺れは、全国どこで起きてもおかしくないのである。

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コメント
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