Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

金属類窃盗犯に立ち向かうために

2007-03-03 09:01:00 | インポート
各位お早うございます。弥生3月も拙日記をどうかよろしくお願い致します。

昨年来、全国各地にて産業向けの金属類の盗難が続いています。
当地愛知をも含む、銅製の電線類を初め、アルミニウム製住宅建材やステンレス製の部材、果ては寺社の鐘や消防署の半鐘、霊園の線香置き台までが持ち去られる始末。
これなぞは正に「罰当たり」ですね。

これら事件の背景には、隣国たる中華人民共和国の経済成長に伴う、特に同国都市部での旺盛な建設ラッシュがある様です。
高層ビルなどの巨大建築は、思いの他大量の金属類を必要とする様です。窓周りのアルミニウム、水周りのステンレス、そして目には見えない電気配線の銅・・・などなど。
続々と出現するこれらの建物での使用に向けて需要の増大する金属類の相場は近年上昇の一途。勢いこれらの部材を転売目的にて盗み出す犯罪も増えているのでありましょう。

建設や設備業界にて多くを保有するこれら金属部材は、その保管に余り厳重なセキュリティを施されているとは言い難い面がある様です。と言って、これら業界の姿勢を一方的に非難する訳にも参らないでしょう。今までにない事案だけに、その対応が早急にとは参らないのも理解できます。
しかしながら中華人民共和国は来年の北京五輪に続き2010=平成22年には同国の経済の中心、上海にての万国博覧会を控えています。部材需要は向こう数年は続くと思われ、それに伴うこうした犯罪にも注意を払い続ける必要があると思います。

一度に大量が被害に遭いやすい銅などの部材は、保有する企業レベルにて今一度管理態勢を見直して頂き、関係者不在時の施錠などの用心を強化願いたい。その意味で、一部にて普及し始めた防犯カメラは意味深いと思います。
又、寺社や霊園の部材までもが被害に遭っている実態に鑑み、我々一般国民も、普段よりこうした施設に異常がないか、できるだけの関心を払う必要がある様に思いますね。警察関係や保安警備事業者と連携すべきであるのは勿論です。*(注意)*

コメント
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