今年2006=平成18年は五輪と並ぶ4年に1度の世界的スポーツの祭典、サッカーW杯の年ですね。既に先週末よりドイツにて開催中です。
我らが日本代表はアジア予選を突破、いよいよ明晩、南半球のオーストラリア代表との緒戦に臨みます。勝つにつけ敗れるにつけ、持てる全力を挙げての健闘を心より望みます。勿論本望は勝利ですよ!
さて、我国より現地へ乗り込んでいる応援団も多い様です。先月は一部の旅行業者において、観戦券の手当てができず、ツアーが中止になる等のトラブルもあった様ですが、今後は問題のなき様願いたいですね。
それとどうしても気になるのが現地を初め、内外の治安の問題。以前より、W杯はテロ活動の標的とされるのではないかとの問題が指摘されています。
今回も、開会直前に中東イラク国内にて、尖鋭的な国際イスラム軍事組織のA・ザルカウィ最高幹部が合衆国軍の軍事行動によって落命しています。特に対合衆国への報復行動は十分に考えられる所であり、ドイツ当局も、治安には万全を期している様ですが、思えば同国は1972=昭和47年のミュンヘン五輪夏季大会にてイスラエル国の複数の選手がテロ活動の標的にされ、殺害された因縁の地。
イスラム過激勢力以外にも、ナチス・ヒトラー元総統の思想を継承する地元勢力が、不穏な動きをしているとの話も聞きました。これらの状況を踏まえ、我国よりの応援団を含め、観戦各位は十分な用心を願いたい所です。更にW杯には必ず「フーリガン」と呼ばれる過熱した粗暴な愛好者が複数現れて問題を起こす傾向があり、こちらへも警戒を要すると思います。
我国内での応援も一応は要注意ですね。
試合のないサッカー・スタジアムにあっても、現在は大勢の集る場所は何かと問題が起こり易くなっている状況があり、負傷や盗難などに注意する必要がありそう。
過分に神経質になる必要がないのは事実ですが、常に周囲の状況に注意を払いながら、楽しく観戦や応援ができれば良いと思いますね。ではお出かけの各位、どうかご安全に!*(サッカー)*