goo blog サービス終了のお知らせ 

Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

カルト化するのか?護憲勢力

2006-06-04 14:31:17 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンニチワ!入梅の6月、当ブログも宜しくお願いします。

さて本日の表日記にて、我国のエネルギー供給にとっての生命線とも言える南方海域、マラッカ海峡の航路保安、所謂シーレーン防衛構想の必要性につき少し触れてみたが、この問題に限らず現行憲法に関する内外の問題に対する左派的野党を初めとする護憲勢力の非現実的、時代錯誤的な姿勢の悪さには毎度ながら閉口させられる。

心ある方ならとうにご存知だと思うが、我々の高度な利便性を誇る現代生活は、石油に代表される化石燃料によって支えられている。我国の場合、既報の通り消費する石油の殆んどが中東産。これらは超大型タンカーによってインド洋から近年、海賊の出没に悩むマラッカ海峡を通り、南シナ海、東シナ海を経て我国へと持ち込まれている。

その様な現状にも関わらず、同海峡の保安は現地政府任せ。大口需要者たる我国は目立った援護をしていない。こんな事では国際的に通用するはずがなく、資金、装備、そして人員の各方面で本当は大規模な援護活動が必要なはずだ。

懸念される現地での戦闘行為への関与の可能性にしても、現地及び近隣の関係国の間との、事前の打ち合わせに周到を期せば相当な範囲で危険を回避できるはずであり、そうした活動実績を着実に積み重ねれば、今は関係不具合な中華人民共和国や大韓民国の理解も得られ「日本は昔とは違う」との信頼を勝ち得られる事だろう。

思うに護憲勢力は、そうした地道な対外的努力さえも拒否している様に見える。

もう散々見せつけられた様に、紛争を避け、話し合いによる外交努力にしても「言うは易し、行うは難し」の世界なのである。様々な交渉材料が飛び交い、虚虚実実の駆け引きが活発に行われる事もあろう。外交折衝とは決して生易しいものではなく、高度で緊張に満ちた難しいものなのである。外務省も防衛庁も本来はそうした難局に立ち向かう力量があるのに、内部の利権争いの問題もあって、本来の力を発揮し得ていないのは遺憾である。そしてそれは、護憲勢力の様に、周りで見守る者達の姿勢の悪さも関係しているのではないか。

我が勤務先の上司は「護憲勢力は、法律を制度文明として見る能力に欠ける。まるで宗教位に思い込んでいる様だ」とのご見解である。確かにこの勢力、現行憲法を信仰の対象と錯覚している印象を受ける。かつてのオウム真理教の様に、この連中、政治勢力としては地盤沈下を起こしており(自分達の見解が国民の総意、との見当違いは最早話にもならないだろう・・・笑止千万)、やがてカルト教団と変わらぬ特異な集団となって世間より浮き上がり、表舞台より姿を消して行くのかも知れない。Dscn1591_2

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南方海域のシーレーン防衛に道を!

2006-06-04 09:25:00 | インポート
お早うございます。入梅の6月もどうか宜しくお願いします。
さて先月は、我国の最高法規「日本国憲法」に関する諸問題や展望を、同法の見直しを望む立場より色々と書き綴って参りましたが、今日もその事に少しは関連する記事になりそうです。
先日、海上保安庁の巡視艇3隻が、南方のインドネシア共和国に供与されました。同国のマラッカ海峡に多く出没する海賊の警備の為で、我が国内にはない、銃火器などの武備が追加されている由です。
マラッカ海峡・・・それは赤道近くのインド洋と太平洋を結ぶ重要な国際海峡で、我国の最重要エネルギーたる石油は、その殆んどが中東産で、超大型タンカーにてこの海峡を通り輸入されて来ます。
近年、特に今世紀に入り、この海峡は地元の海賊の跳梁が目立つ様になりました。
多くの船舶が奪取などの被害に遭っている様ですが、先日勤務先にて上司より聞いた話では、被害の多くが日本船の由。
これは諸外国の船と異なり、日本船には自衛の為の武備さえも憲法で認められていないせいだとか。これには大いなる疑問を感じますね。
洋上を進む民間の船に、普通護衛はありません。万一の場合、自船の安全は自船にて確保しなければなりません。この事は海運や漁業に携わる方々なら良くご理解下さるはずだと思います。
やはり一切の武備を禁じた憲法の規定は時代錯誤だと思います。実は海上自衛隊をこの海域に派遣して我国のエネルギー安全保障の為の防御活動を行う所謂「シーレーン防衛構想」は1980年代の昭和の末期に構想があったと記憶しています。これは結局左派的野党や空想的護憲勢力の妨害に遭い、幻に終わった訳ですが、現代の我々の便利で快適な生活は、この命懸けの石油輸送によって支えられているとの感謝の気持ちが忘れ去られているのではないでしょうか。
護憲勢力にしても、この高水準の生活を捨て去る勇気はないと思います。なぜなら我が方よりこうした要求をすれば、連中は現行憲法第25条の生存権「健康で文化的な最低限の生活保障」を楯に激しく反発して来る事が容易に想像できるからです。
数学者、藤原正彦さんも著書にてご指摘になっている様ですが、やはりこうした問題の解決には論理一辺倒ではダメで、情緒面、道徳観念の面をも含めた見方が必要なのでしょう。
我国の石油調達は中東依存が圧倒的に多く、ロシア産などの輸入元の分散化も必要ですが、中東産が今後とも主となるのであれば、なるべく早急に法制を改正整備して、これらの輸入経路たるシーレーンの防衛活動に道筋を付けて頂きたい。こうした我々の生活に直結する防衛活動である事が解れば国費が投じられ、あるいは人員が充てられる事に国民的合意がきっと得られると思います。
それにしても我々の便利で快適な今の生活は、多くの方々の地と汗の貢献にて支えられている事を決して忘れてはならないと思います。その気持ちを圧殺しようとしているのが、護憲勢力の様な気が致します。*(日本)*
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする