生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

天国の食卓

2006-08-05 16:59:57 | CS(子供伝道)

小学5年生の姪(妹の子)が泊まりに来て、教会学校での夏期学校に参加しました。姪は普段は教会学校には行っていませんが、夏期学校は毎年楽しみにしていて、今回で4回目の参加です。


 姪は引っ込み思案で、新しいところになかなかなじめない性格ですが、毎年参加しているので友だちもでき、すぐにとけこめたようです。
わたしは体力的に無理なので参加できませんでしたが、今年も娘が奉仕者として参加しました。わたしは姪を電動自転車に乗せて送り迎えしただけで疲れてしまいました。


昨日帰ってきたふたりが、いきいきとして夏期学校の話しをしてくれました。今年のテーマは、「大切にしよう―神さまの約束とお友だち」で1泊2日の間に3回お話があったそうです。その中で「天国の食卓」という話しを、夜迎えに来た母親に姪が一生懸命話していました。

有名な寓話ですが、紹介します。(わたしが夏期学校で直接聞いたわけではないので、少しニュアンスが違うかもしれませんが……)

テーブルの上にたくさんのご馳走が並んでいます。でも、食卓についている人たちの腕が曲がりません。そのことは、天国も地獄も同じでした。でも、天国ではみんながお腹一杯食べられたのに、地獄では、ご馳走を前にみんな飢えていました。なぜかというと、地獄では人々は、食べ物を自分の口に入れようとし、腕が曲がらないので食べられないのです。一方、天国では自分にではなく、人に食べさせようとして、お互いにご馳走を口に運んであげたので、だれもがお腹一杯食べられたのです。


姪の話を聞いていて、わたしが小学校のころ担任の先生がこの話しをしてくださったことを思い出しました。だから、「互いに思いやりましょう。友だちに親切にしましょう。」と先生は言われました。


公立の小学校では、そこで話しは終わりになります。『なぜ思いやらなければならないの?』『意地悪な人には親切にしなくていいでしょう?』という質問があったら、学校の先生は何と答えるのでしょうか。


「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたは、互いに愛し合いなさい」
とイエス・キリストは言われました。自分のことを嫌っている人も、意地悪をする人も愛しなさいとイエスさまは言われるのです。

なぜなら、イエスさまは自分を十字架につけた人を赦し、敵を愛したからです。こんな罪あるわたしのことをも愛してくださったからです。

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