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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

パウロでも……

2006-04-25 15:39:09 | 聖書から
4月18日にCRCメディアミニストリーのラジオ放送「ほほえみトーク」でわたしの書いた本「「リピート・シンドローム」が紹介されましたが、「ふくいんのなみ」のインターネット放送は、5月からしばらく聴けなくなるそうです。もしまだお聴きになっていない方は、今月中にお聴き下さい。
 リンク貼っています。下記の紫色の字をクリックして下さい。
「ふくいんのなみ」のホームページ
 

 この前の日曜日のメッセージはパウロが書いたⅠコリント人への手紙2章1-5節からでした。メッセージの内容を紹介する前に、パウロという人物について簡単に紹介します。

 新約聖書の中にあるローマ人への手紙など13もの手紙の著者として有名なパウロという人は、イエスさまの12弟子ではありませんでした。最初はサウロと呼ばれていて、クリスチャンを迫害していました。ところがダマスコという町へ行く道で突然天からの光で倒れ、イエスさまの声を聞きました。そのとき目が見えなくなったのですが、アナニヤというイエスさまの弟子によってサウロの目からうろこのようなものが落ち、再び見えるようになり、イエスさまを信じたのです。「目からうろこ」というのはこのところから言われるようになったそうです。サウロはパウロと改名し、イエスさまを伝える人になりました。
数々の迫害にも耐え、投獄されても牢屋の中で手紙を書いて、信徒たちを励ましています。

 メッセージはここからです。(牧師先生の言われたことを青字、わたしの感想を紫、聖書の言葉を緑で書きます)

 パウロは大胆にキリストをあかしし、力強いことを書いているのですが、Ⅰコリント人への手紙2章3節に「あなたがたといっしょにいたときの私は、弱く恐れおののいていました」と書いています。リビングバイブルでは「私は弱々しく震えおののきながら……」と書かれています。


「私にとっては、生きることはキリスト、死ぬこともまた益です(エペソ1:21)」とまで言ったパウロ。力強くキリストを宣べ伝えていたパウロでも不安を感じ震えることがあるということは驚きです。
 
 パウロは同胞のユダヤ人にも迫害され、疲れ、自信喪失していたのでしょう。恐れだけではなく、畏敬の念での畏れもあったのです。
 意気消沈していたパウロに神さまは語りかけます。「恐れないで語り続けなさい。黙ってはいけない。(使徒の働き18:9)」
 パウロは「十字架につけられた方のほかは、何も知らないことに決心したからです」と言い、十字架のキリスト以外については語るまいと心に決めたのでした。
 パウロは小柄で体が弱く(持病があったといわれています)体裁が良くなかったそうですが、神さまは、パウロを用いて不思議な業(わざ)、素晴らしい働きをされました。
現代においても、神さまは同じ業をされます。十字架につけられたキリストを伝えるときに……。

 
パウロでも弱く恐れおののくことがあったのだと聞いて、わたしはもっと自分の弱さをさらけ出してもいいんじゃないかなと思ったのです。パウロはⅡコリント人への手紙で「自分の弱さを誇ります」と言っているのですから。


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