
ようやく涼しくなって、生き返ったようです。気がつけばもう実りの季節。写真は近所で今日撮ったものです。
黙想祈祷会に出席しました。いつも黙想祈祷会の最後に祈る祝福の祈りに心打たれていました。その祈りをコピーさせていただいたので、紹介します。
祝福の祈り
主があなたの前におられるように、あなたに正しい道を示すために。
主があなたのかたわらにおられるように、あなたを胸に抱き、守るために。
主があなたの後ろにおられるように、あなたを悪人のたくらみから守るために。
主があなたの下におられるように、あなたが倒れるとき助け、わなから救うために。
主があなたの中におられるように、あなたが悲しむとき、慰めるために。
主があなたを囲んでおられるように、他の人々があなたを襲うとき、防ぐために。
主があなたの上におられるように、あなたを祝福するために。
いつくしみの神がこのようにあなたを祝福なさるように。
【ディアコニア カウンセリングセンター 黙想の資料より】
黙想に入る前、今まで犯したさまざまな過ち、失敗、言葉で人を傷つけたこと、などを思い返して心が痛んでいました。
配られたプリントに印刷されていたのは、ヨハネ21:1~17で復活されたイエス様がティベリアス湖畔で弟子たちの前に姿を現された箇所でした。
ペテロは大きな失敗をしています。イエス様が十字架につけられる前、「たとい全部の者があなたのゆえにつまずいても、私は決してつまずきません。」(マタイ26:33)と大言壮語したのに、イエスさまが捕らえられると恐ろしくなって、3度も主を否定してしまいます。その直後に鶏が鳴いて、ペテロは悔い改めたのでした。
悔い改めがすんでも、あのときのことを思い出して、心が疼くことがあったのではないでしょうか。そんなペテロにイエス様は話しかけられました。
彼らが食事を済ませたとき、イエスはシモン・ペテロに言われた。「ヨハネの子、シモン。あなたは、この人たち以上にわたしを愛しますか」と言われた。ペテロはイエスに言った「はい。主よ。わたしがあなたを愛することは、あなたがご存じです」イエスは彼に言われた。「わたしの小羊を飼いなさい」(ヨハネ21:15)
イエスさまは同じような質問を3度して、ペテロに3度答えさせています。それは、『わたしはすでに3度の失敗を赦しているよ。過去の失敗に心痛めず、わたしの愛に生きるものになりなさい』とペテロに言われたのですね。
そして、今、過去の失敗に心痛めていたわたしにもイエスさまは語りかけて下さいました。
「あなたは、わたしを愛するか?」「わたしの羊を飼いなさい」