生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

聖霊の働き

2008-05-18 21:46:31 | 教会

先週は、月曜から土曜まで朝6時からペンテコステの早天祈祷会がありました。イースターの早天祈祷会のときは、風邪をひいていて調子が悪かったので、いちども行けませんでした。今回はたとえ一回でも行きたいと願っていました。

主人の出勤時間がまちまちなので、仕事が東京のときは早天祈祷会の時間に朝食の支度をしなければならないので、行けません。
大雨の火曜日から始まって4回行けました。昨日は祈祷会の後、ブレックファーストが出て、おいしい手作りのパンをいただいてきました。

「めぐみ教会に見る聖霊の働き」というテーマで、4人の牧師先生と2人のスタッフの先生がメッセージをしてくださいました。

教会に通って間もないころ、聖霊とは何かよくわかりませんでした。聖霊は目に見えません。聖霊とは何でしょうか? 木や石などに宿る精霊とは違います。
聖書には、聖霊のことをもう一人の助け主と書かれています。

「聖霊に満たされて」と言われるクリスチャンがおられますが、聖霊に満たされるとはどういうことなのだろう? わたしの中に聖霊がおられるのだろうか? と悩んだ時期がありました。でも、キリストを信じて受け入れたときに聖霊がわたしの中に注がれていたのです。


「聖霊はいたるところで見いだされる」と牧師先生が言われました。聖霊は聖徒たちの判断の中に働いておられるのだそうです。

20年前、新しい会堂が建てられるとき、教会の役員の方々はどの場所に建てるか祈り求めたそうです。町中(まちなか)がいいのか、郊外がいいのか……。

普通なら町中の方が人が集まりやすいと考えます。でも、これからは車で来る人が増えるであろうという将来的なことを考えて、郊外で広い土地のあるところ、周囲に建物がなく、土地を広げていけるところに教会を建てることになりました。

20年後、土浦市とつくば市は、一軒に平均2台の車を持つような車社会になりました。現在の場所に教会が建てられたことによって広い駐車場が備えられ、400-500人もの人たちが集う教会になっていったのです。それは教会の役員の方たちに聖霊が働いて郊外に教会を建てようと判断したのだと知り、感動しました。

難しい問題に遭遇したとき、判断に迷うことがあります。また、とっさに決断を迫られることがあります。自分の知恵ではなく、正しい判断ができたと思えることがありますが、そういうときは、聖霊が働いてくださったのですね。

わたしは以前、知り合いに「クリスチャンは裁く者なの?」と聞かれたことがありました。その人はわたしに裁かれていると感じ、反感を抱いているようでした。
挑戦的な質問に一瞬たじろぎましたが、心の中で祈ってから「クリスチャンが……というより、人は誰でも他の人を裁いてしまう傾向があると思うの。人の行為をみて、『わたしだったらそんなことしないわ』と批判的な思いを抱いたり、自分のことを棚に上げて人のことを非難したり……。でも、クリスチャンは、人を裁いたことに気づいたら、それを罪だと感じ、神様にあやまって悔い改める者だと思う」と答えました。

すると、その人は何も言いませんでした。喧嘩にでもなりそうな雰囲気だったのですが、空気が和らいだ気がしました。このように答えられたのは、わたしの知恵、力ではありません。まさに聖霊の働きだと思います。

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2 コメント

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Unknown (つっちー♪)
2008-05-18 22:42:10
洗礼を受けて間もない私に聖霊のことがよくわかる今日の文香さんの日記、感謝です。

もう1人の助け主。とてもわかり易い言葉です。

お知り合いの方に「クリスチャンは裁く者なの?」と訊かれた時の文香さんのお答えも、本当にその通りだと思いました。
聖霊の働きであったのですね。
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つっちー♪さんへ (文香)
2008-05-19 16:46:04
別の人に「クリスチャンは偽善者でしょう?」と言われたこともあります。

何度か答えに窮するような場面がありましたが、そのつど聖霊に助けられました。
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