生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

最もたいせつなこと

2017-03-11 16:33:57 | 教会

先日水曜礼拝で「復活」というDVDを観ました。
キリストの処刑に携わったローマ軍の百人隊長クラヴィアスが主人公です。聖書に出てくる百人隊長とは別人で、架空の人物です。

クラヴィアスはキリストが墓に葬られたのち、遺体が消えてしまったと報告を受けます。ものすごい勢いでキリスト復活の噂が広まっていったので、ピラトから調査を命じられます。クラヴィアスは弟子たちが遺体を隠したのに違いないと思い、弟子たちを捜します。そして、弟子たちの隠れ家に乗り込みました。そのとき、彼は驚くべき光景を目にします。
死んだはずの男が、弟子たちに囲まれて、にこやかに話をしていたのです。

その人は、確かに自分たちが十字架につけた男です。
トマスという弟子が部屋に入ってきて、キリストに抱きついています。キリストは「見なさい」と言ってその弟子に手と脇腹の傷跡を見せました。

昇進、成功、繁栄を人生の目標として生きてきた軍人のクラヴィアス。
彼は、死人がよみがえるなんてありえないと思っていました。しかし、復活したイエスに会って驚愕し、価値観に変化が起こります。
また、弟子たちが弱さや裏切りの中で葛藤しながらイエスに従おうとする姿を目の当たりにして、少しずつ変えられていきます。
イエスが十字架にかけられる前、三日目に死人のうちからよみがえると弟子たちに言っていました。それなのに、弟子たちでさえ最初はイエスの復活を信じられなかったのです。

トマスは傷に手を入れてみるまでは信じないと言いました。
「見ずに信じる者は幸いです。」とイエスは言われました。

死んだ人がよみがえるとは、人間の常識を超える出来事です。聖書に書かれていても疑う人は多いでしょう。

当時のように、弟子たちが遺体を盗んで、復活したと嘘のうわさを広めていると思っている人もいるでしょう。クラヴィアスは「なぜキリストは大勢の人たちの前に姿をあらわさないんだ」と言いましたが、それはたやすいことで、大勢の人の前に復活した姿を見せれば、一度に多くの人が信じることでしょう。

でも、それはほんとうの信仰とは言えません。
見ずに信じることをイエス様は期待されています。

臆病な弟子たちが、復活のイエスに出会った後、勇気を得て、自分が危険にさらされることなど気にせずに力強くキリストを述べ伝えるようになります。そのことからも、キリストの復活は本当のことだとわかります。
わたしたちクリスチャンは、キリストの復活を真剣に信じています。

聖書の言葉
「私があなたがたに最もたいせつなこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。
キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、
また、葬られたこと、
また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたこと、
また、ケパに現れ、それから十二弟子に現れたことです。(Ⅰコリント15:3~5)」

(ケパとは12弟子のひとり、ペテロのこと)

「そして、キリストが復活されなかったのなら、私たちの宣教は実質のないものになり、あなたの信仰も実質のないものになるのです。(Ⅰコリント15:14)」

DVDを視聴して、よみがえられたイエス様に実際に出会ったように感じ、心が震えました。


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