生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

重荷を下ろして(その2)

2011-02-25 17:19:59 | 教会

10年ぐらい前のことですが、わたしは人間関係の中で心に大きな傷を受けたことがありました。
そのことを最初は神様にも訴えずに心に閉じ込めていました。苦しくてたまりませんでした。食事ものどに通らないほどでした。早く天国に行けたらいいのにと思いました。

あるとき、思いたって一冊のノートに苦しみを書くことにしました。神様に宛てた手紙のように書きました。ノートの表紙に「悲しみの中から神さまに求めた記録」と題をつけました。

苦しみをすっかり打ち明けたとき、本当に不思議なことに心に平安が与えられました。背負っていた重荷が取り去られて、体も心も軽くなりました。
イエス様が直接心の傷に触れ、介抱してくださったことがわかりました。

乳がんになって精神的に苦しかったときは、泣きながら神様に訴えました。苦しみをすべて吐き出しました。
そのあと、状況は変わらないのに平安が訪れたのは、イエス様がわたしの友となってくださったからです。
友となってくださったイエス様の変わらない愛を深く、深く、感じながらこの讃美歌を味わっています。


原詞と直訳を紹介します


What a friend we have in Jesus

What a Friend we have in Jesus,      
All our sins and griefs to bear!       
What a privilege to carry
Everything to God in prayer!
O what peace we often forfeit,
O what needless pain we bear,
All because we do not carry
Everything to God in prayer.

Have we trials and temptations?
Is there trouble anywhere?
We should never be discouraged;
Take it to the Lord in prayer.
Can we find a friend so faithful
Who will all our sorrows share?
Jesus knows our every weakness;
Take it to the Lord in prayer

Are we weak and heavy laden
Cumbered with a load of care
Precious Savior, still our refuge
Take it to the Lord in prayer
Do thy friends despise, for sake thee
Take it to the Lord in prayer
In His arms He'll take and shield thee
Thou wilt find a solace there


1 
なんというすばらしい友でしょうか、
主イエスが私たちのすべての罪と悩みを負ってくださるとは!
なんという特権でしょうか、すべてを神に祈ることができるのは!
しかし、なんとしばしば私たちは平安を受け損ない、無駄に心を痛めるのでしょうか。
すべてのことを神に告げる祈りをしないからです。

2
試練や誘惑に出会っていますか?
困難がありますか?
失望してはいけません。主に祈りなさい。こんなに真実な友があるでしょうか、私たちのすべての悲しみを感じて下さるという方が?
主イエスは私たちの弱さを全部ご存じです。主に祈りなさい。

3
重荷に弱り、心労に疲れていますか?
貴い主は、私たちの逃れ場です。主に祈りなさい。友に軽蔑され、捨てられていますか?
主に祈りなさい。主は、そのみ腕にあなたを抱き、あなたを守ってくださいます。
そこにあなたは慰めを見出すでしょう。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
賛美歌 (Thomas)
2011-02-26 10:03:58
子供の頃は「などかは下ろさぬ負えぬ重荷を」の部分を
負えない重い荷物なのに<などか>という物をなぜ下ろさないのかなぁ。。。
でも<などか>ってなんだろ?と勝手に想像しておりました。
もっとも今はそんな事はありませんケド。(合唱の最中に思い出さないで下さいね)

世代により、感想は様々でしょうが、
文語体、原詩、直訳を読むと、歌詞の美しさを感じます。
そのせいでしょうか?賛美歌を歌う時は、祈りを唱える以上の力を感じます。

重荷に歯をくいしばらなくていいんですね。
うんうん。

そういえば、義理の母は「緑も深き若葉の里」が好きで、森山良子さんの
賛美歌CDに合わせて歌っておりました。
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Thomasさんへ (文香)
2011-02-26 16:13:15
文語体は美しいですが、子どもには意味がわからないことがありますね。

「もろびとこぞりて」の『主は来ませり』を『シュワッチませり』と思って、ウルトラマンが来ると言っていた子どもが昔いましたが……。

賛美は祈りですね。
「緑も深き若葉の里」は、わたしの大好きな賛美歌です。
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あらら (Thomas)
2011-02-27 21:46:38
子供の頃の、つまらない話をしてしまいました。
しかし『シュワッチませり』もなかなか、やりますね。
目を丸くしている、文香さんが目に浮かぶ様です。

このブログを読んだからでしょうか。。
今日は元気良く賛美歌(聖歌)を歌いました。
返信する
いつも楽しみ。 (チャキ)
2011-02-28 19:35:18
イエスさまの愛を知ることができて私も自分の弱さを打ち明け、自身で受け入れる勇気を得ました。
以来、弱さを感じるたびにイエスさまにたくさんご支配していただくことを学んでいます。
文香さんのブログ、いつも楽しみに拝読しています。
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Thomasさんへ (文香)
2011-02-28 21:08:30
元気よく賛美できてよかったですね。

歌詞の深い意味がわかって、歌詞を味わいながら賛美するときと、そうでないときとでは違ってきますよね。

いつも心から賛美を捧げたいです。
返信する
チャキさんへ (文香)
2011-02-28 21:11:56
コメントありがとうございます。

弱さを打ち明けること、自身で受け入れること……簡単なようで難しいです。

でも、イエスさまの愛を知ったとき、それができるのですよね。感謝!
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