昨日は茨城児童文学の会でした。
作品集「エフラテール」の完成後、2人の方が都合で退会して、メンバーは全員で8名になってしまいました。(クリスチャンはわたしひとりです)
そんなとき新しい方が入会されて、大きな喜びに包まれました。
新しい方といっても、以前同人「青い星」でご一緒させていただいた方です。その方が15年ぶりに戻ってきてくださったのです。
15年間の空白を埋めるように皆でその方を囲んでお話しました。色々なことがあったと言われましたが、わたしもこの15年を振り返ると色々なことがありました。
乳がんという大きな病気もしましたが、守られて今ここにいられるのだなあと思いました。
これからの創作の方向性について語り合ったとき、ひとりの方が「わたしは宗教は信じないけれど、やはり作品には、文香さんのように筋の通った思想がないとダメだと思った」
と言われたので驚きました。
わたしは信仰をぬきにした作品は書けないので、ずっと神さまの愛を示す文章を書き続けていました。そのことが認められたようで嬉しく思いました。
ときには、あからさまに出しすぎて、ダメだと言われましたが……。
作品を通して読者に何を訴えたいか、そういうものがないと、書き続けるのが困難になるのかもしれません。
「元気になる力より、老化の方がまさっているから困る」
と言った方もいました。
確かに肉体は衰えていきます。でも、魂は毎日新しくなっています。
「ですから、私たちは勇気を失いません。たとい外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています(Ⅱコリント4-16)」
合評は、わたしの10枚の童話、一作品だけでした。20から30枚の作品にして、もっと丁寧に心理を書いていかないと読者は納得できないと言われました。自分だけはよくわかっているのですが、伝わっていなかったのです。少し時間をおいてから、書き直します。

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