
2日目は松本へ行きました。松本市美術館で草間彌生展が開催されていました。
草間彌生さんは、幼少のころから幻視、幻聴を体験し、作品の要素として、独特の画風を確立されました。

印象に残ったのは、「傷みのシャンデリア」です。ミラールームでシャンデリアがゆっくりと回転する作品。上下左右はるか向こうまで反射されたシャンデリアがあり、その中にいると、取りこまれてしまうような危うさを感じました。
「南瓜へのつきることのない愛のすべて」には黄色い南瓜がぎっしりとひしめきあっていました。
「痛みのシャンデリア」に仲間の一人を失ったわたしたちを重ねてみました。ほんとうはいくつあるのかわかりませんが、鏡に反射された無限のシャンデリアが見えています。
それは癒されることのない無数の心の傷のようです。でも、そこに絶望ではなく、希望の光を見るのです。わたしたちは一人ではありません。わたしたちは、慰めの言葉を発しなくても同じ思いを抱いています。ひとつのシャンデリアが無限に並んでいるように見えますが、一つの傷が癒されれば、すべての傷が癒されるのです。
仲間のひとりから、わたしだけ朝事に参加しなかったことについて、「グリム(わたしのこと)もみんなもつながっているから、それだけでいいんです。」といううれしいメールが届きました。
聖書には次のように書かれています。
「もしひとりなら、打ち負かされても、ふたりなら立ち向かえる。三つ撚りの糸は簡単には切れない。(伝道者の書4:12)」


松本城は中には入らず、外から眺めただけです。おまめのパフェがおいしかったです。
松本に出て3人は先に帰り、そのあと6人で旅を続けました。
いちばん上の画像は、常設の野外彫刻『幻の華』です。建物の壁の水玉は、松本出身の草間彌生さんから「松本から未来へ」というメッセージがこめられているそうです。
つづく
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草間彌生さんは、幼少のころから幻視、幻聴を体験し、作品の要素として、独特の画風を確立されました。

印象に残ったのは、「傷みのシャンデリア」です。ミラールームでシャンデリアがゆっくりと回転する作品。上下左右はるか向こうまで反射されたシャンデリアがあり、その中にいると、取りこまれてしまうような危うさを感じました。
「南瓜へのつきることのない愛のすべて」には黄色い南瓜がぎっしりとひしめきあっていました。
「痛みのシャンデリア」に仲間の一人を失ったわたしたちを重ねてみました。ほんとうはいくつあるのかわかりませんが、鏡に反射された無限のシャンデリアが見えています。
それは癒されることのない無数の心の傷のようです。でも、そこに絶望ではなく、希望の光を見るのです。わたしたちは一人ではありません。わたしたちは、慰めの言葉を発しなくても同じ思いを抱いています。ひとつのシャンデリアが無限に並んでいるように見えますが、一つの傷が癒されれば、すべての傷が癒されるのです。
仲間のひとりから、わたしだけ朝事に参加しなかったことについて、「グリム(わたしのこと)もみんなもつながっているから、それだけでいいんです。」といううれしいメールが届きました。
聖書には次のように書かれています。
「もしひとりなら、打ち負かされても、ふたりなら立ち向かえる。三つ撚りの糸は簡単には切れない。(伝道者の書4:12)」


松本城は中には入らず、外から眺めただけです。おまめのパフェがおいしかったです。
松本に出て3人は先に帰り、そのあと6人で旅を続けました。
いちばん上の画像は、常設の野外彫刻『幻の華』です。建物の壁の水玉は、松本出身の草間彌生さんから「松本から未来へ」というメッセージがこめられているそうです。
つづく

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