生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

大切な器官 (日記)

2005-11-05 16:45:41 | 日記
先日、つくば市の実験植物園でやっているラン展に行ってきました。その美しさと種類の多いことに驚きました。同じ品種のものでも、どれひとつとして同じ花はなく、それぞれが美しいのです。ランは、他の花と比較して、隣に咲いているランの方がわたしよりきれいだなんて思って落ち込んだりはしませんよね。
でも、人はついついまわりの人と比べて得意になったり、落ち込んだりしてしまいます。

今日の朝日新聞朝刊の「相談室」に「美人がうらやましい」という投書がありました。『一度しかない人生、美人か才能を持って生まれてきたかった。』美人がうらやましいと書かれていました。
わたしも、かつてはそう思っていました。そして美しい人、才能のある人に嫉妬し、憎しみさえ抱いていました。自分は何のとりえもないのだと思い、劣等感を抱いていました。
人間が神さまによって造られた者であることを知ったとき、神さまは不公平だと思っていました。でも、それぞれ目的があって造られたのだから、みんな違うということを知って考えが変わりました。

聖書には、「大ぜいいる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、ひとりひとり互いに器官なのです。(ローマ12:5)」と書かれています。みんなが目だったら、大変なことになりますね。どんなに劣っていると思われるような者であっても、大切な器官だというのです。むしろ、神さまは劣っているところを尊んで下さるのですから嬉しいですね。
「それどころか、からだの中で比較的に弱いと見られる器官がかえってなくてはならないものなのです。(コリントⅠ12-22)」


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