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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

きみのこと待っていたんだよ

2011-09-17 17:16:05 | 日記
15日、16日は息子一家と出かけました。
写真を見てどこへ行ったかおわかりの方もおられるでしょう。アラブ諸国へ行ったのではありません。東京ディズニーシーです。

毎年8月に息子一家と旅行をしています。3年前は那須へ。一昨年は伊豆高原。そして昨年は北海道へ行ってきました。今年はヒックンママがお盆に休みがとれなかったので、旅行が9月になりしました。
ヒックンを自然の中で思いきり遊ばせてやりたいと思ったのですが、関東内ではどこへ行っても原発事故による放射能の影響が心配です。

ヒックンに「今まで出かけて楽しかったところはどこ?」と聞くと「ディズニーランド」と答えたので、ディズニーリゾートに行くことにしました。

平日なのでツーディパスポート付きのオフィシャルホテルは意外と安く、窓からランドの見える部屋を予約できました。
ディズニーランドに行くのは何年ぶりでしょうか……。子どもたちが小学生のころまでは日帰りで何回か訪れました。

わたしが最後に行ったときは、まだディズニーシーができてなかったので、10年以上前であることは確かです。そのとき、次に訪れるときは、孫を連れてくることになるなんて想像すらしませんでした。

4歳のヒックンは、暗いところとスピードのある乗り物は大嫌いなので、パパ、ママと別行動することにしました。主人とわたしはヒックンと同じぐらいの体力なのでちょうどよかったのです。
ただ、暑かったのでとても疲れました。

9月半ばにもなればきっと涼しくなると思っていたのですが、誤算でした。じりじりとした真夏の暑さで、熱中症になったら大変と思い、水分補給しながらひたすら日陰を求めて歩いていました。
それでもアトラクションの中は涼しく、割合すいていて待ち時間が短かくてすんだことは幸いでした。

ヒックンは、午前中ははりきっているのですが、午後になるとだんだん眠くなってきて、「ママに会いたくなっちゃった」とぐずりだします。一日目は早朝から出かけたので、ディズニーシーの船の中で眠ってしまい、主人がそのまま抱っこして涼しいところで休ませました。

2日目のランドでは眠くなって機嫌が悪くなったとき、ちょうどパレードが始まり、目の前で見ることができたので大喜び。休む間がなかったので夕方には疲れてベンチで寝転んでいました。

ヒックンはディズニーシーでミッキーのマジカルワンド(光る魔法の杖)を買ってもらって大喜びでした。マジカルワンドをモニュメントの印に向けてスイッチを押すと光って音が鳴ります。「きみのこと待っていたんだよ」とミッキーの声が聞こえてきて、驚いていました。

「ミッキーがヒックンのこと待ってたんだって、どうして?」と聞くので、
「ミッキーはヒックンのことが大好きなんだよ」と言うとニコニコしていました。

ランドで魅惑のチキルームでショーを観ていると、スティッチが出てきて「ぼく、歌わせてもらってもいいかな・・・」と観客に尋ねました。ヒックンは「いいよ」と大きな声で答え、主人やわたしにも「いいよって言わなきゃ、スティッチがかわいそうだよ」と言っていました。

夕方息子たちと合流した時、「ヒックンが『ママに会いたい』って何回も言ってたよ」と伝えると、息子が少しムッとして「パパには会いたくなかったのか?」と言いました。
すかさず「パパとママに会いたかったんだよ」とヒックン。しっかり顔色をみて答えていました。

息子たちは夜のパレードまでいるつもりだったらしいのですが、ヒックンのようすをみて6時ごろ帰途につきました。車に乗った途端、ヒックンは満足しきった様子で眠ってしまいました。9時前に無事帰宅。すべて守られたことを主に感謝しました。



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