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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

光はやみの中に輝いている

2011-03-16 16:48:43 | 日記
地震から5日目になり、少し落ち着きました。今週予定していたことすべてが中止になってしまいました。

計画停電に茨城県が除かれたので助かりました。まだ、ガスが止まったままだからです。水道は出ていますが、いつ止まるかわからない状況なので節水しています。

お風呂に入れないこと、調理がままならないこと・・・不足を訴えればいくらでもありますが、被災者の方々のことを思うと何も言えません。
テレビに写される方々の様子をみて胸がつぶれそうに痛みます。原発の近くの方はどれだけ不安なことでしょう。家族を亡くされたかたはどれだけ心が痛んでいるでしょう。
どうかひとりひとりが守られ、すべての必要が満たされますようにお祈りします。

今まで当たり前だと思っていたこと・・・水道からいつでも水が出、スイッチ入れればお風呂が沸かせ、ガスがつき、電気がつき・・・それが断たれて初めて当たり前ではなかったのだと気づきます。

地震の当日は一日水が出ず、停電してしまいました。出ないとわかっているのに何度水道のレバーを押してしまったことでしょう。

電気がないとテレビやPCがつかず、情報が入ってこないことの不安でいっぱいになりました。(ラジオがあったので助かりましたが・・・)

ガスは、カセットコンロとホットプレートで代用していますが、ガスボンベがあっという間になくなってしまいました。ガスボンベはどこの店でも売り切れなので今日から手作りコンロで調理します。

「火がついた。水が出た。電気が通った。感謝だね、感謝だね」と娘と言いあって、日常のひとつひとつのことに感謝しています。


「感謝することを忘れてしまった人は、人生で眠ってしまった人だ」
と「宝島」の作者ロバート・ルイス・スティーブンソンが言ったそうです。

「感謝は苦しみの中で生まれ、苦しみの中から育つ」とOBIで聞きました。
1620年、102人のピューリタンの信徒を乗せたメイフラワー号がマサチューセッツに着いたのですが、寒さのため半数が召されてしまったそうです。それでも苦しみの中にあって感謝祭を行ったという話を聞いて、心打たれました。


*写真は停電したとき作ったサラダ油の手作りランプです。

「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。(ヨハネ1:5)」



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