今回の地震には驚かされました。
阪神大震災を思い起こすと、いつかはこちら(茨城県)でも大地震が起こるのではないかと思っていました。でも、小さな地震が頻繁に起きているのできっと大丈夫と楽観的に考えていました。
そのとき、娘とわたしは自宅にいました。最初はいつもの弱い地震だと思っていました。ところがいつまでもおさまらず、揺れはどんどん大きくなります。
どこが安全なのか考える間もなく、その場にすわりこんでしまいました。少し揺れがおさまると、娘はてきぱきと玄関や部屋の戸を開けて、防災用品バッグを持って来ました。わたしは腰が抜けたようになって動けません。頭の中も真っ白です。
娘がラジオをつけて、大変大きな地震であることを知りました。
まず電気、ガスが止まり、しばらくして水道も止まってしまいました。電気は夜10時ごろ復旧しました。(水道は今朝から復旧、ガスはいまだに止まっています)
携帯も電話も通じません。主人とはすぐに連絡はつきませんでした。
車で30分のところに勤めている主人は、4時間かかって帰ってきました。停電で信号機が作動していないので渋滞していたそうです。
わたしは、かぜをひいて微熱があったのですが、びっくりしたせいか熱が下がってしまいました。
家の中のものの被害は少なかったです。タンスや食器棚、テレビ、PC、プリンター等に地震止めをしており、食器棚の扉は簡単に開かないようになっていたからです。インスタント食品など軽い物を入れていた戸棚だけとめていなかったので傾き、中味が全部落ちました。
でも、割れたものはひとつもありませんでした。ピアノも大丈夫でした。
友人の家は、ピアノが20センチも動き、壁に当たって壁にひびが入ったと言っていました。
ヒックンは、保育園で誕生会をしていたところだったそうです。3月生まれのヒックンはみんなからお祝いしてもらって、ケーキを一口食べたところで地震が起き、座布団をかぶってホールに避難したそうです。無事でよかったけれど、ケーキ、一口しか食べられなかった・・・とがっかりしていました。
とにかく、守られたことを感謝します。
逆らうことのできない大きな力の前には人間は何もすることができないと実感しました。
なぜこんな災害が起こるのか・・・それはわかりませんが、すべて神さまの御手の中にあって起きたことです。
被災された方、いまも助けを求めておられる方が守られますように祈っています。

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