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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

土下座するほどに・・・

2011-01-13 17:17:36 | 教会

9日の礼拝では先週に引き続き、Ⅱコリント人への手紙の主題聖句前後からメッセージが語られました。メッセージを聞いて示されたことを書かせていただきます。

クリスマス停戦というのがあります。戦争の最中、クリスマスに互いに攻撃的行為や敵対行為を一時停止することです。それは一時的ですが、本当の和解が成立すると、わたしたちの中にあるよきものをよい方へ向けることができます。

「これらのことはすべて、神から出ているのです。神は、キリストによって私たちをご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えてくださいました。(Ⅱコリント5:18)」


最初の人間アダムが罪を犯してから、人間は神さまに逆らってきました。神さまが律法を下さり、それを守ればあなたを幸せにすると約束してくださったのに、人々は違反行為ばかりしてきました。
でも、神様はその違反行為を責めず、人類と和解をしようと計画され、用意されました。
それがキリストの贖罪です。イエス様のしてくださったこと(わたしたちの身代わりとなって十字架にかかって死んでくださったこと)が和解をもたらしました。

大江健三郎氏の「新しい人の方へ」には次のように書かれています。

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私はキリスト教徒ではなく、聖書についての知識も浅いのです。キリストが十字架にかかって死ぬことで、対立する二つを自分の肉体をつうじて「新しい人」に作り上げ、本当の和解をもたらしたということについて納得してもらえるように話すことはできません。

敵意を滅ぼし、和解を達成する「新しい人」になってください。「新しい人」をめざしてください。「新しい人」になるほかはないのです。十字架にかかって、生きかえった人は、この2千年でただひとりです。そして、これからの新しい世界のための「新しい人」は、できるだけ大勢でなくてはならないのです。
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「こういうわけで、私たちはキリストの使節なのです。ちょうど神が私たちを通して懇願しておられるようです。私たちは、キリストに代わって、あなたがたに願います。神の和解を受け入れなさい。(Ⅱコリント5:20)」
神さまがひとり子の命を捨ててまで用意した和解をどうか受け入れてほしいと懇願しています。

懇願というのは、真心から必死にお願いするという意味です。
『神が土下座して人類にお願いしているようです』と牧師先生が言われました。
土下座するほどに懇願するって、すごいことですね。

神さまがクリスチャンに和解のニュースを伝えるという使命を与えて下さったのです。
大きな使命です。なぜなら、ほとんどの人がイエス様のして下さったすばらしいこと(福音)を知らないのです。あるいは知っていても信じないのです。

わたしは、このすばらしい知らせをひとりでも多くの人に伝えたいと思って文章を書いています。文章だけでなく、生き方そのものがキリストをあかしするものでありたいと願います。


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