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熊本のハンセン病療養所でシンポ 交流により正しい理解を!

2009-04-07 09:52:07 | ハンセン病ってなに?
今日は地区小学校の入学式おめでたい

「熊本のハンセン病療養所でシンポ 交流により正しい理解を」
 療養所の開放を目指すハンセン病問題基本法の1日施行を受けて、熊本県合志市の国立ハンセン病療養所「菊池恵楓園」で4日、入所者の自治会などが「地域と共生するまちづくり」をテーマにシンポジウムを開き、市民や入所者ら約180人が参加した。

 熊本県立大の中嶋熙八郎教授は、昨年11月から今年1月までに行った市民の意識アンケートの結果として、入所者と市民の交流がほとんどない現状とともに、半数近い市民が同園の今後の在り方を入所者と「一緒になって考える」と回答したことなどを報告。その上で「知ること、交流することが正しい理解を広める。それぞれの立場で何ができるかを常に考えてほしい」と訴えた。

 自治会の志村康副会長は「入所者の約8割は市民と一緒に治療を受けることに賛成だ」と指摘。ただ、新たな差別につながることへの懸念も示し「一人の入所者も差別されないような歯止めをかけつつ、療養所を社会に開いていくことを願う」と語った。

 「京都・まちづくり市民会議」の中島晃弁護士は講演で、療養所を「悲惨な歴史を伝える史料」として保存するよう提案した。
(2009/04/04 【共同通信】)

自治会の副会長の発言には重みがある。その地域に生活している方々でないと理解できない事もある。時間がかかるが徐々に、焦らずに浸透を図っていくことが大切と思う。施設側の努力、関係者の働きかけ、行政の取り組み、国・厚生労働省の姿勢など皆が一致していかないと開かれていかない。
「意識アンケート」を通じて、今後のことは「入所者と一緒に考えていきたい」と多くの市民が考え、「知ること、交流して、正しい理解を深めること」とまとめられている。
学ぶ事の多い内容に感動である。

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