夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

地域密着型小規模多機能施設?

2007-09-28 09:39:09 | 認知症ってなに?
家裁の宮古支部に立ち寄り、盛岡へ出張!
昨日は、利用している「お客様」の利用料支払いと面会をしました。利用者から見ると「通う、家庭へヘルパーが来る、宿泊もできる」などの必要なサービスが整い、同じスタッフが関わってくれるなどの点からもとても良い事業所です。認知症の高齢者にとって安心して日常を過ごせる「助っ人」です。もうすぐ1年になろうとしていますが「お客様」も表情良く、安定してきました、支援の成果は確実だと思っています
しかし、家族・親族のの支えがないと、この施設の機能を生かしたサービス提供にも制限があり、制度的な欠陥・・といえばその通りですが、問題点が出てきました。
「グループホーム」へ事業所の変更を余儀なくされています。ご家族も了解済みで空きが出次第、入居をすすめます。本人との面会の中で、そうした方向について世間ばなし的になりますが話し合いました。ご本人は、家族に世話になり、迷惑をかけてすまないこと、お金や財産のこと、将来のことを心配しています。一つ一つに安心感を与えるような支援者になることが重要だと思っています。

親の介護は、家族の責任で当然のことですが、これがうまく機能しないときにどうするのか、認知症がすすんで1人暮らしができなくなってきたときにどうするのか、とても悩ましい問題を提起しています。成年後見人はどこまでできるのか?これも大切な宿題をいただいています
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