宮古で最大瞬間風速38、9㍍
台風9号怖さを実感
３日、岩手県では虐待から高齢者を守れ！と「県高齢者権利擁護センター」を設置。市町村の地域包括支援センターに寄せられた高齢者虐待や権利擁護の相談について、弁護士や社会福祉士が専門知識を生かして助言する機関だと言います。岩手県が県社会福祉士会に運営を委託し、法律や家庭の複雑な問題の相談に対応したり、地域包括支援センター職員の研修などを行う。主として「地域包括支援センターの支援」の印象が強い感じがします。更に、2006年度に県内で報告された高齢者虐待の事例１３６件もの相談の窓口・解決への橋渡しとして役割が期待されています。専門家集団へアウトソーシングしたと思えば有難い
。
高齢者の虐待防止や権利擁護、成年後見の利用促進など、地域で起きているいろいろな課題や問題への誠実な対応と制度や仕組みづくりも含めて、改善への意見や提言がより良い方向へすすみ、総合的に解決されていくようなパワーのある機関になればいいのですが、窓口を作ったからそれでよし！とする施策に終始するような気がします。
○○110番とか、○○相談コーナーではいけないわけで、権利擁護の1つである成年後見制度を考えた場合、家裁、「成年後見人」という人材、サポートする関係者、行政、家族などとの具体的な関係作りが大切な訳で、とてもプライバシーも大切にする仕事です。できるだけ身近に寄り添う支援体制が必要と考えます。そう思った時に「県高齢者権利擁護センター」って何をしてくれるのか？疑問も涌いてきます。地域により温度差もあり、もっとより具体的な事業展開が求められます。
この「センター」を発展させ、高齢者の方々の権利擁護に寄与するのも関係者の力量にかかってきます。私も協力し頑張らねば・・・と思いながら
し
決意はいつでも
これから
で釜石へ。「お客様」のご家族の法事と面会、取材も・・・・
