夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

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入所者の体毛切る 洲本の障害者支援施設

2007-09-02 10:20:44 | 障害者自立支援法って!なに?
前田(広)2000本安打達成

「入所者の体毛切る 洲本の障害者支援施設」
 兵庫県社会福祉事業団(事務局・神戸市)は31日、男性入所者18人の陰部の毛を切るなどしたのは虐待と人権侵害に当たるとして、洲本市五色町広石北、知的障害者支援施設「県立五色精光園成人寮」の支援課長補佐(53)を懲戒解雇、男性職員(43)を解雇処分にした、と発表した。
 同事業団によると、支援課長補佐は2月21日、20代から50代の男性入所者18人を施設内の風呂に入れた際、ハサミで陰毛を短く切った。男性職員は6月5日、風呂に入れた40歳代の男性の毛をカミソリでそったという。

 被害に遭ったのは、重度の知的障害者で、言葉で意思を伝えることができないという。
 処分された二人は「衛生面に配慮してやった」などと説明。他の職員もその場にいたが何も言わなかったという。7月下旬、同事業団事務局に情報が寄せられ、判明した。
 同事業団は県が全額出資。指定管理団体として五色精光園などを管理、運営し、職員は同事業団が雇用している。

 同事業団は「被害に遭った入所者や保護者らに謝罪した。虐待と人権侵害に当たるため、重い処分を課した」としている。また監督責任を問い、園長(59)を戒告、支援課長(57)を一カ月間、日給を半分に減額する処分にした。(2007,9,1神戸新聞より)

入所利用者に対する虐待や人権侵害の事件がつづく
「障害者自立支援法」になっても職員や運営トップの基本的な考え方が変らないと措置費時代の「行政処分」的な扱いと全く変らない事になる。人としての尊厳。その方の人生を支援する。利用者が主体の施設。利用者は「お客様」「主人公」なのだという意識。利用者と対等平等の契約の元で、利用者の希望を取り入れながら支援にあたっていく。職員や運営スタッフは、専門職として研鑽し、障害者の方々の支援にかかわるチームの1員なのだ。・・・といった考え方に立って日々努力していかないと改善されないと思う。職員・運営・経営スタッフの意識変革こそが大切な時である。
コメント
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