Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

プレーオフ圏内から転落(16節千葉戦)

2012-05-28 00:48:10 | マッチレポート12’
1失点目がどうしても納得出来ない。サクが山口に振り切られちゃったのは、まだ仕方ないにしてもCKに至るまでの過程がどうしても納得出来ない。

モリシが痛んでいったん試合が止まる。暑かったこともあってみんな給水を行っていた。審判がボールをドロップしてもDFラインがセットされてないことを察知したGKの岡本選手は素早く前線に蹴り込む。キックオフからそこまでほぼ完璧に守備がハマっていて失点のにおいは微塵もしなかった。ちょっとセットが遅れたことで寄せが少しずつ遅れ、結局CKを与えることに。山形戦の1失点目と同じなんだよ。ふとした瞬間で集中を切らすのは大分の悪しき伝統みたいなとこがあると思う。良くない流れで取られたCKだからここだけは守れよと強く願ったのもむなしくあっさりと失点。

試合後のコメントを読むと比較的前向き。前向きなことが悪いとは思わない。だけどどうしても違和感を感じる。失点シーンは一瞬の隙だから仕方ないっつーのはどうもね。手応えを感じた攻撃は結局1ゴールも奪えてないわけで、そういう相手にはなおさら失点はしちゃいけないでしょうよ。

今節は上位がかなり勝ち点を取りこぼした。にもかかわらず、プレーオフ圏内から転落してしまった。すげぇ大事な試合だっと思うんだよ。もちろんどの試合も大事だけど、今日は特に。それは選手もサポーターも理解してたと思うんだけどね。あまりにも軽率な失点でガッカリした。

帰りに支援金を入金してきました。自分は結果がどうであれ入金するつもりで行きましたが、正直に言って支援金のブースはガラガラでした。当然の反応だと思います。先日も書きましたが、結果が伴わなければ支援が広がっていかないのは明らか。苦しいのは百も承知。冷静に見れば、今いるプレーオフギリギリのラインに食らいついていくのが限界なのかなと思う。いや、そうじゃないってとこをヴェルディ戦で見せてほしい。

ちょっと何を書いてるのか分からなくなってきた。とても疲れた。もう寝て心身ともにリセットしたい。まだまだシーズン長いし。
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今季初J1

2012-05-27 00:21:36 | トリニータ
味スタに東京-浦和を観に行ってきました。願掛けです。去年の8月に国立に甲府-浦和を観に行った足でそのまま大分に行って、岡山戦に勝ったので、明日勝つための願掛けです。

今年は大分以外の試合に行く回数が激減していて、開幕から2ヶ月経ってようやく今季初のJ1観戦です。今回初めて味スタのホーム自由席のチケットを買ったんだけど、バックスタンドの縦位置も横位置もド真ん中のめちゃめちゃいい席で観させてくれてちょっと感激した。代表の試合で言えば、カテ1の席がたったの2,100円。角の一番観にくい席で2,500円も取る湘南はマジで見習え。


スタジアムの雰囲気はとても良かった。33千人も入るとさすがに盛り上がるし、やっぱり何と言っても浦和サポはスゴい。声の太さというか厚さというか、もうやっぱり別格ね。第三者からするとあの声がスタジアムの雰囲気を良くしてるのは間違いないと感じる。浦和サポが声を出し始めた瞬間にバックスタンドの東京サポが一斉に写真を撮り始めた時点でスタジアムのイニシャチブは浦和サポが握ってた。

試合が終わってからツイッターのTLを遡ってるといい試合だったとか、今季最高の試合とかいう評価が並んでたんだけど、個人的には凡戦だっと思う。最後は帳尻合わせのように盛り上がったけど、それまではミスミスの展開で、ただ一人権田だけが存在感を放ってた。





どっちのやりたいことが伝わってきたかというとやっぱり浦和だったと思う。象徴的なのが鈴木啓太。去年までは凡庸なアンカーの典型のような選手だったのに、今年は前を向いて縦パスをバンバン入れてる。監督交代でいい方向に変わった選手だと思う。浦和の方に未来を感じたのはラストプレー。正直J2に見慣れてしまうとアディショナルタイムも大詰めを迎えるとすぐに「放り込めー!」って思ってしまう。そこを焦らず大事にパスを繋いで右サイドを崩したシーンは素晴らしかったと思う。シュートは惜しくもポストを叩いたけど、あそこで全員が共通認識のもとに崩しに行ける浦和はスタイルが完成に近付きつつあると感じる。夏の移籍でいい1トップの選手が獲れたらひょっとするとひょっとするかもね。


一方東京はこの写真の通り、ルーカスと石川の両サイドハーフが浦和のWBの対応に追われて最終ラインに吸収されることも多く、攻守の切り替えがスムーズじゃなかった。けっこう走らされてた石川は少なくとも75分あたりで替えるべきだったと思う。まあ、それにしてもモリゲはまた一つ成長した感があるね。誰か高橋や槙野が何でモリゲを抑えて代表に選ばれるのか簡潔に説明していただけないでしょうかね。


司とモリゲ。二人とも今日はとても良かった。笑顔で軽く言葉を交わす二人の姿がちょっと嬉しかった。
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クラブ一丸で

2012-05-26 11:55:23 | トリニータ
千葉戦プレビューです。

昨日のエルゴラが郵便受けから抜き取られてて読めていないため、スタメン予想が分かりません。阪田がいるかいないかで大きく変わってくると思うので、阪田の体調が回復してることを願う。

さて千葉ですが、ここ2試合で10ゴールと攻撃陣が爆発。4月に勝ち点が伸びなかったが、5連勝でプレーオフ圏内まで盛り返してきた。試合は直近2試合の町田戦と熊本戦をチェック。この2試合を観てて感じた千葉戦でポイントとなりそうなのは「試合の入り方」と「球際」の2点。

この2試合はハッキリ言って試合としては壊れてしまってる。町田戦は前半3分、熊本戦は前半10分といづれも早い時間帯にスコアが動いたことでバランスが崩れていて、ゴール差ほどチーム力に差があったかと言うとそうでもない気がする。ゴラッソ的なゴール(特に藤田の熊本戦のゴールは素晴らしい。ただ圭介ならあそこでニアは絶対に抜かせないけどね。)も多く、内容以上に決定力過剰な面があると思う。まぁただそうは言っても千葉が普通に強いのは間違いない。特に怖いなと思うのはバイタルに侵入していく過程で、兵働がフラフラと中途半端なポジションに入ってきてから細かくパスを繋いで崩しにかかる。中央を割っていくこともあれば、真ん中から高く上がったSBに展開したりとバリエーションも豊富。相手に主導権を握らせず、勢いに乗せないためにも試合の入りは重要。拮抗した展開に持ち込めれば、2試合続けて千葉が厳しい試合展開をしていないことも大分に有利に働くはず。

ただ慎重に試合に入ればいいというものではないと思う。開幕戦で田坂さんが敗因に挙げた「スペースを埋めるだけの守備」になれば大量失点もあり得る。狭いエリアでも細かくスピーディーにパスを繋げてくる千葉。ディフェンスで後手を踏めば相手の思うつぼ。それで重要だと思うのが「球際」。相手を削るくらいの強い気持ちでガツガツいくことが重要だと思う。試合が始まって1発目のコンタクトプレーで「今日は絶対にやらせない!」っていうガツッとしたのが見たい。深谷がこれ得意だったと思う。ジュニーニョにやり過ぎて速攻で退場しちゃったこともあったけど。結局のところ、気持ちが見たい。

ただマジでつけ入る隙は十分にあると思う。熊本戦でも4点目が入った後の30分で完全に緩い試合をした千葉。そこで最も緩いプレーを見せたのがベテランの山口智。さらに千葉はセットプレー時、流行りのゾーンを採用。個人的にゾーンディフェンスはどうも好きになれないんだけど、モリシ、さんぺー、阪田、ドンミョンが揃えば破れそうな気がしてならない。そして何と言ってもオレたちには「伝説のキッカー」がいるからね。

「J1昇格支援金」発表後の千葉、ヴェルディの連戦。ピッチの中でも外でも今が正念場なのは間違いない。勝ちたい、勝たそう、勝つ、絶対に!
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J1昇格支援金について

2012-05-24 22:26:59 | トリニータ
ここ2日ほど大分サポーターの心を大きく揺り動かしている「J1昇格支援金」について自分の思いを書こうと思います。

09年のオフに本当に最悪のことまで想定しながらも、その後黒字化、胸スポと徐々にいいことが続き、残りの借金についてもどうにかなるんじゃないのって思いが心のどこかにあったことは否定出来ない。青野社長以下フロントが必死に動いてくれている一方で、嫌なことから自然と目を背けていたのは間違いない。そんな自分に今回の件は「そんなに甘くねーんだよ!」って冷や水をぶっかけられたような感じ。そりゃそうだよね。あれだけの借金がこんな短期間に消え去ってしまうわけがないんだよ。

サポーターや市民が支援することについての是非は正直分からない。ただ税金投入等でこのことを否定したい人は世間にいっぱいいるだろうから、せめてサポーターである自分くらいは黙って支援をさせていただくだけだ。正しいかなんて分からないよ、正解もないだろうし。だけど、ただ一つ言えることは大分トリニータがなくなってしまうことだけは困る。その一点のみ。

この3ヶ月(もちろんそれから先もだけど)は自分に出来ることを考えて、最大限に行動するつもりだけど、一つ願いたいことがある。それはチームの奮起。この借金はいつかは返済しないといけないわけだから、例え今回の支援が目標に達しなかったとしても来年以降も返し続けるしかないことは確か。だけど返済に成功する可能性が一番高いと思うのは、構想をぶち上げた今、その流れでそのままやりきってしまうことだと思う。その流れを作るために最も必要なことはチームの奮起。自分を含めてほとんどの人が何かしらを切り詰めて支援をするわけだから、そんな人たちの苦しい背中を押してくれるような試合を見せてほしいと思う。成績は残らない、だけど支援は続ける。これは本当に苦しいし、間違いなく大分トリニータの周囲に停滞ムードを呼び込んでしまうと思う。結局のところ大分トリニータはフットボールクラブなわけだから支援をしてもらうにはフットボールで魅せるしかないんだよ。

そういう意味で構想発表後の初っ端が宿敵の千葉だったことは幸運かもしれないね。大分トリニータがピッチの中でも外でも「やれる!」って雰囲気にするには絶好の相手だよ。思わずふらふらーっと5千円札を握りしめてしまいたくなるような試合を頼む!

今の素直な思いは何だかちょっと高揚してる。フットボールも借金も越えなきゃならない壁はとてつもなく高いんだけど、何となくやれそうだという漠然とした思いが気分を高揚させてるような気がする。予感を現実に。クラブもオレも具体的な行動あるのみ。
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ウイニングゴールに寄稿させていただきました

2012-05-23 22:38:22 | トリニータ
5月23日発売のウイニングゴールvol208に駄文ではございますが、寄稿させていただきました。



我らが「ミスタートリニータ」高松大樹が表紙の号に載せていただけるとは。光栄です。

「酉ブロ出張所」というトリニータ関連のブロガーが600字程度で思いの丈をぶちまけていいという素晴らしい企画。編集長よりご連絡をいただいて、二つ返事でお受けしました。ただいざ書き始めてみると、意外と書けない。あれっぽっちの文章でもかれこれ15時間ほどかかりました。実は2週間ほど前に提出しましたが、その提出を機にそれからしばらく体調不良でした。最初は仕事で疲れてるのかななんて思ってましたが、よくよく考えてみると文章を書くプレッシャーから解き放たれたのと同時に気が緩んだのかもしれない。最初のワクワク感からは信じられないくらいに最後はかなりのプレッシャーでした。まぁ、それでもいざ冊子となって出来あがってきたものを見ると嬉しいもんですね。ほんの少しの間ですが、作家さんもどきのような体験をさせていただいたウイニングゴールには本当に感謝です。


せっかくなのでウイニングゴールの宣伝でも。うちにある一番古いウイニングゴールです。Vol133、2006年の3月発売です。周作、若い!久々に読み返すとマグノのクラトリでの最後のイベントレポートとか、ワールドユース前の司、フク、モリゲの対談とか、色々と盛り沢山。寄稿した文章の内容とも重複しますが、ウインングゴールは大分に住んでいないサポーターとクラブを月に1回繋いでくれる大事な媒体。これからもずっと愛読させていただきます。

今回は大分トリニータ関連ブロガーということでご指名をいただきました。このブログを始めたのが、2007年のシーズン前。最初は続くかどうか半信半疑で始めたものの、もう6年目に突入しました。最初の頃の記事を読み返すと、よくこんな恥ずかしい文章を全世界に晒してたななんて思います。今も大差ないですけども。今では「試合を観る」→「ブログを書く」というサイクルが完全に自分の中で確立されて、書かなきゃ落ち着かないくらいにまでなりました。

このブログを通じて色々なことも学ばせてもらいました。菊地獲得について書いた記事のアクセス数が未だにこのブログの最高アクセス数です。思ったことを何でも書いていいんじゃないんだとあの時に痛切に思い知らされました。まぁ、それでも今でも基本的には思ったことそのままを書いてますけどもね。少しくらいは配慮するようにもなりました。ブログなんて完全に自己満足の世界ですけど、それでもやっぱり向こう側には読んでくれる人がいるわけで、そこを置き去りにしちゃいけないなと。

大分トリニータをサポートしていく上で、このブログは本当に重要なツールになった。いつまで続くかは分からないけど、転勤で仕事の内容も住む場所が変わっても続いたし、子どもが産まれて生活の流れが変わっても続いたので、大分トリニータが存続する限り、続けられるような気がします。ということで近いうちに支援金についても自分の思いを書こうかなと思います。

今週末は偶然にもホーム今季初参戦で、大分入りします。大分行ったら、最低でも3軒はローソン回ってウイニングゴールを買おうと思います。ついでに千葉サポの兄貴も日曜日に来分するので買わせようと思ってます。せっかくなので、たくさん売れますように。
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町田に感謝(15節町田戦)

2012-05-20 19:09:46 | マッチレポート12’
オレたちはまだまだだと思わせてくれた上に勝ち点3までくれた町田に感謝。前半からガツガツ来られると途端に自分たちがやりたいサッカーが出来なくなるところは未だに課題のままだけど、そんな状態で勝ち点3を取れていることは大きいと思う。

阪田の存在の大きさを痛感する試合となってしまった。サクもいいDFだと思うけど、どちらかというと「使われて」いい味を出すタイプだと思うので、あの位置だと若干不安定。放り込まれるロングボールに対して無類の強さを発揮し、今季はさらに鋭い読みを何度も見せている阪田。今日の試合を観てて替えのきかない選手になりつつあることを感じた。同時に不在時の怖さも。今日の欠場はケガじゃなくて風邪とのことで一安心。

全体的に運動量で圧倒されてしまったということもあったと思うけど、DFラインを中心にさすがにいじり過ぎて各所でノッキングを起こしていたような試合だった。器用に色々なことをこなせる土岐田だけど、スタメンでの復帰戦がいきなり逆サイドのポジションだとあれくらいの不安定感を出しちゃったとしてもやむを得なかったと思う。それと3バック対策として採用されたと思ってた2トップ2シャドーを今日も引き続き採用。流れを継続したいという田坂さんの思いがあったかもしれないけど、しっくりきてなかった。後半に3-4-3に戻してからは町田の運動量が落ちたこともあってスムーズに全体が動くようになったと思う。もう少し試合中に修正出来る力がつくといいなと思う。

さあ、次節は千葉。オレたちがこれだけ苦労した町田を6ゴールで粉砕。今日は3バックの熊本からも4ゴール。乗りに乗ってる千葉だけど、上位クラブにやすやすと勝ち点を渡すわけにはいかない。ましてやホーム。さてさてちょっくら研究でもしてみますかね。
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ホームは必勝

2012-05-19 11:04:52 | トリニータ
町田戦プレビューです。

町田は前節の千葉戦と少し前の京都戦を観ています。前節千葉戦は6失点で大敗を喫したものの世間ではそれほどネガティブな評価が多くないと感じます。採点はエルゴラしかみてませんが、6失点しているにもかかわらず、GK、DFに一人も4点台がついていない。それは町田がポゼッションサッカーを志向していて、先制を許す試合展開の中で前がかりにならざるを得なかったからというものが多い。試合を観ていて果たしてそうなのだろうかという思いを持った。

確かに町田は千葉相手にもほとんどの時間帯でボールを支配していて、崩しにもアイデアがある。成熟すればかなり手強い相手になる可能性を秘めていると感じるけど、そんな攻撃のポテンシャルに対してDFラインの完成度は非常に低い。今節のエルゴラのプレビューでは一度いまの戦術を捨てて守備から立て直しをと言われてしまうくらいのレベル。ちなみにDFラインの4枚はJFL時代の昨季から全く変わっていない。昨季の町田はスタジアムで5~6試合観ているので、そこそこ分かるけど、ポポが作っていた昨季のチームよりも今季のチームの方がポゼッション志向が強い。その影響をDF陣が受けているとも言えなくないけど、それにしてもDFラインでの単純なパス回しからの決定的なミスが散見される。そこを突かない手はない。うちのエースストライカーには前節のような失態を犯している暇は1秒たりともないことを十分に認識して試合に臨んでほしいと思う。

あと狙いたいのはやっぱりSBの裏。これはポポ時代からもそうだけど、SBがポゼッションに絡んで相当高い位置まで上がってくるシーンが頻繁に見られる。そういったシーンでボールが奪えた時に西や同サイドのWBがどれだけ素早くそのスペースに侵入出来るかがポイントだと思う。相手ながらこのSBが絡む攻撃はなかなか迫力とスピード感があっていい。言うなれば怖い。ちなみに千葉戦の録画を観てて気付いたんですが、町田の右SBの藤田泰成選手と高松は高校の同級生みたいですね。

要注意プレーヤーとしてあげたいのはFWの20番鈴木孝司選手。法政出身のルーキー。地味ですが、色々なことをそこそこ高いレベルでこなす。今季平本選手が調子がいいようですが、彼の前線での貢献が効いているような気がします。個人的には町田では勝又選手が好きなんですが、勝又選手を押しのけてレギュラーを張ってるだけあると思います。

これから昇格戦線を戦っていく上で下位に沈んでいるクラブとの試合は絶対に落とせない。こういう試合をしっかりとモノにして、上位クラブとのアウェイの試合では状況に応じては勝ち点1でも良しとする。この流れを維持出来れば、6位以内はキープ出来ると思う。で、もうちょっとチーム力が上がってくれば、あわよくば自動昇格圏内も狙ってみたりと。ただ今の大分はケガ人もほとんどなくチームの戦力値としてはほぼMAXの状態と言っていいと思う。間違いなく今後ケガ人も出るだろうし、そう考えると今のうちに勝ち点を稼いでおかないととも思う。大事なホーム2連戦。狙うは勝ち点6しかない。

ちなみに町田-千葉戦を観てて、気になったのは千葉が赤ソックスをやめてたこと。今年の千葉のユニの一番のポイントだったと思われる赤ソックス。町田の色との兼ね合いでやめたとは思えないので、相当に不評だったということか。
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よくある話で終わってしまった(14節湘南戦)

2012-05-14 00:23:34 | マッチレポート12’
やっぱりどう考えても勝てた試合だったと思うよ。それが2点目を奪えないうちに同点に追いつかれちゃうというサッカーではよくある話で終わってしまったのはなぜなのか。そこはしっかりとチームで共有しておいてほしいと思う。

今日が初先発だった夛田。彼について2つ書きたい。

まず一つ目はなぜ田坂さんは夛田を先発で使ったのか。夛田個人としては初先発という重圧に負けずに十分によくやってたとは思う。プレビューにも書いたけど、今日の試合は甲府戦の時と非常にシチュエーションが似てたと思う。甲府戦の時もそれまでベンチ入りもままならなかった後藤をいきなりスタメンで使った。後藤自身も今日の夛田同様、悪くはなかったけど、チームとしての結果には繋がらなかった。少し疑問に思うのはその後も後藤がスタメンはおろか、途中交代でも使われないこと。うがった見方をしてしまうと奇をてらった起用だったんじゃないのと思ってしまう。それで今日の夛田の起用。繰り返すけど、夛田自身の出来は初先発としては良かったと思う。ただ70分を過ぎて完全に走れなくなった夛田。本来であれば、90分走れる走力を持っていたとしても気負いやら何やらでこうなることくらいは想定の範囲内だったはず。ここでカードを1枚切らざるを得なくなったために、最後の最後で攻勢に出たい場面で高松という極上のカードを眠らせたまま戦わざるを得なかった。得点王とアシスト王を欠くスクランブル状態での試合。トレーニングは全く見てないけども、藤川でさえ今季初先発だったわけで、そこまでギャンブルをする必要があったのか少し疑問。もっと言ってしまえば、今日の田坂さんの采配には不満。

もう一つは後半最初のプレー。もう自分でも分かってるとは思うけど、モリシは要反省、超反省、猛反省。もちろんあそこを詰めてれば、楽に勝てた展開になったかもしれない。それも大きな問題だと思うけど、それよりも問題だと思うのは、夛田を信頼していないこと。多分あのシーンは夛田がこの試合で初めて仕掛けたシーン。もうモリシくらいの年齢や立場なんだったら、例えそのチャレンジがミスに終わったとしても夛田をフォローするくらいの姿勢を見せてほしいとこ。それをあんなジェスチャーされたら、どう思うよ。もうこれを取り返すのはゴールしかないよ。分かってるとは思うけど。

まあ、若干否定的なことを書いたけど、試合全体としては結果がついてこなかっただけで悪くはなかったと思う。ただやっぱり昇格目線でいくならこういう試合で勝ち点2を落としてたら厳しいと思う。サイドを中心に崩すシーンもいくつか作れてたし、上位クラブと対戦してるという怖さを試合中終始感じることはなかった。セットプレーも含めて狙った形でゴールを奪えてる感がある。

「下位に沈んでるクラブから勝ち点稼ぐ」→「上位クラブに挑戦」→「失敗」→「やり直し」。これでこのサイクルは2度目だと思うんだよね。そろそろこの壁を越えたいとこ。幸いにも次節は今日6失点でDFが崩壊した町田。でその次がまたホームでその町田を殴り倒した千葉。まずはきっちりと町田を叩いて、堂々と千葉に挑戦したいね。

で、そん時に福田の見解が正しいのか、オレたちの認識が正しいのか、ハッキリさせてやろうぜ。

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平時のサッカーに戻って

2012-05-12 22:21:58 | トリニータ
湘南戦プレビューです。

約1ヶ月前、同じように上位進出を狙って甲府と対戦し、善戦はしたものの0-1で敗れた。そこから6戦を3勝3分の負けなしで乗り切って、再度上位進出挑戦の権利を得た。相手は下降気味の湘南だけに何としても勝ちたい。

直近2節の甲府戦と松本戦を録画でチェックした。その前の2試合を連敗していて、さらにこの2試合ともに勝ち点1は1でも拾った感の強い勝ち点1のため、この流れのままで叩きたい。ただ序盤に湘南が走った際によく言われていたのは、あのサッカーは気温が上がってくれば続かないというもの。なのでこの連戦の結果はあんまり参考にならないかなと。中6日あいた明日連勝してたころの湘南に戻っても不思議はない。

甲府戦の得点シーンと失点シーンは明日の試合を予想するうえで非常に示唆に富んでいる。まずは湘南の得点シーン。湘南はとにかく縦パスが多い。どんどん縦にパスが入るので、前へ前へのスピード感は迫力がある。甲府戦でもバイタルに出された縦パスに甲府GKの荻選手が飛び出して対応しようとしたらボールがDFに当たり残ってしまい詰めた馬場選手に芸術的なループシュートを決められたもの。ここで思うのは縦へのパスが多いので、GKがDFラインの裏のスペースをカバーしようとする意識は非常に大事だということ。圭介もその辺はとてもいいものを持っているので、期待したいが、ただその反面甲府戦のような失点に繋がってしまう可能性も高い。

一方湘南の失点シーン。これがまたなかなかスゴい。湘南も3バックだけど、うちと同様何度かストッパーが積極的に上がっていくシーンがある。失点シーンは湘南は勝っている場面にもかかわらず右のストッパーがドリブルで果敢に攻め上がり、センターサークル付近で引っかけられて、左サイドに展開されたところから始まる。左サイドのストッパーが球際で負けてしまったため、止むなく中央の遠藤選手がカバーに行くも中央に折り返しのパスを出される。その先に待っていた光景は本当に目を疑うようなもの。何と湘南の選手が誰もいない。中央でパスを受けた高崎のトラップは100点満点で20点くらいしかつけられないようなひどいものだったにもかかわらず、誰もいないので余裕を持ってゴールに流し込む。あんなシーンを見せつけられたら監督もたまったもんじゃないと思う。リスクマネジメントなきリスクテイクは場合によってギャンブルと表現されることもあるかもしれないけど、あのシーンはただの「無茶」でしかない。遠藤選手は各方面で高評価のDFだけど、あのシーンでボランチに下がれ等のコーチングが出来ていないのは、やはりまだまだ若いと思う。つけ入るスキは十分にある。

それではどうするか。ポイントは「試合をスイングさせないこと」だと思う。「スイングする」とはプロレスでよく使われる言葉だけど、簡単に言うと、お互いの力がガッチリと噛み合い、熱戦になること。疲労もとれた湘南はホームでリスタートすべくノリノリのサッカーを展開してくると思われる。いかにそのテンションの高いサッカーにのらないかということ。大分は伝統的に相手の長所を消して、スイングしない試合を展開することを得意としている。チーム得点王とチームアシスト王が出られないのはやっぱり痛い。それでもうちには高松もモリシも村井も西もいる。試合をスイングさせないでも1発で試合を決められるタレントが揃ってる。先制点を許さず、我慢強くそういう展開に持っていけるかがポイントだと思う。J2で、あのスタで、さらに前売りでも2,500円もとるクラブに面白い試合を提供してやる必要なんかない。

ちなみにワタクシ現在体調が絶不調。福岡戦の頃からずっと喉が痛かったのが、昨日くらいからせきが止まらない。このままだと明日の参戦にも影響しかねないので、今日は大人しく早く寝ようと思います。10年以上風邪をひいたことがなく、健康が売りなだけに体調を崩すと弱気になってしまう。選手の皆さん、「勝ち点3」という何でも治る特効薬をお待ちしています。
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連戦を完勝で締めくくり(13節鳥取戦)

2012-05-06 23:56:35 | マッチレポート12’
ほぼ非の打ちどころのない勝利で本当にしんどかったであろう連戦を締めくくった。鳥取のコンディション不良によるところが大きかったと思われるけど、色々と試せたこともあり収穫の多い試合だったと思う。

まずは村井のシャドー起用。考えたことはなかったけど、メンバー表を見た時に「なるほど!」と思わず膝を打ちたくなる起用だった。トリニータの中盤の選手の中でも群を抜いてシュート力とシュート技術のある村井があそこに入れば、間違いなく得点力が上がるよね。ただこれが今まで思いつかなかったのって村井をボランチから外す選択肢がなかったからだと思うけど、タメの急成長のお陰でまた一つ起用の幅が広がった。今日も抜群の運動量と存在感だったタメ。後半ゴール前で高松に譲ったシーンは自分でシュートを打ってほしかった。この連戦をやり切ったことは若いタメにとって本当に大きな自信になったと思う。次節湘南戦はミッドフィールドでのせめぎ合いが試合のポイントになると思うので、タメにかかる期待は大きい。注目される試合だと思うし、バーンと光り輝いてほしい。村井の話に戻すけど、結局村井が先制点を取ったわけでこの起用は成功だったと思うし、継続起用の可能性が高いね。次節は伝説のキッカーが出られないので、プレースキッカーとしても期待のかかる村井には獅子奮迅の活躍をしてもらわなくちゃならない。連続ゴール&アシストを頼む。

それと今季まだ出場機会のなかった藤川を出場させたられたこと。次節さんぺーの場所に起用されるのは藤川の可能性が高い。今季初出場が大事な上位との決戦でさらにアウェイとなれば、固くなるなという方が無理があるので、今日出場出来たことは大きいと思う。短い時間ながらもシュートも打ったし、決定的なシーンにも絡めた。得点力としてはどうしてもさんぺーには見劣りしてしまうもののサイドプレーヤーが本職の藤川には精度の高いクロスがある。ターゲットマンが充実してる今の状況なら藤川のクロスは間違いなく活きる。こういうところで出てきた選手が活躍出来るかどうかでチームの底力が分かると思う。湘南戦は藤川に期待。左についてはスーパードンミョンがいるので何の心配もしていない。

そして何と言っても西。正直こんなに早くスタメンに復帰するとは思ってなかったけど、いきなりフルコンディションっぽいキレで安心した。まあ、状況判断については最悪の部類だったと思うけど、試合勘みたいなところもあると思うし、そこは徐々に改善されていくでしょ。バイタルのちょい手前で前を向いた時の推進力はやっぱり魅力的。コテ、キジ、後藤あたりを強烈に刺激してくれたと思うので、ここ数戦元気のない彼らの発奮材料にもなってほしい。

高松とモリシについては特に語ることもなし。彼らにとってゴールになるかどうかの最後の部分はちょっとした運みたいなもんだから、今日は高松の日で、モリシの日ではなかったというそれだけのことだと思う。モリシの貢献度については今さら言うまでもないことだから早く彼にゴールというご褒美が舞い降りてくることを願うだけ。オレはこの4連戦で360分間途中交代することなく走り切ったモリシに秘かにかつ猛烈に感動してる。神様、早くモリシにゴールを。それも20コくらいね。


1位 山形  10

1位 千葉  10

3位 水戸   9

3位 東京V  9

5位 大分   8

6位 京都   7

6位 岡山   7

6位 愛媛   7

この4連戦に限っての順位表。得失点までは面倒なので数えてません。無敗で乗り切ったことは素晴らしいんだけど、昇格目線でいけばギリギリのライン。やはりホーム熊本戦の取りこぼし感は拭えない。今季はミッドウィークに試合がある週があと3回ある。今回の結果をどう活かすか。夏以降の連戦はもっときついし、もっとしびれる。

とにかく超ハードスケジュールを大きなケガ人なく乗り切ったことは本当に良かった。選手たち、それからサポーターもおつかめさまでした。次は2位湘南。勝てばあれだけ独走してた感のある湘南と順位が入れ替わる。派手にぶっ倒して首位戦線に堂々と名乗りをあげるとしますか!
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スローインの重要性

2012-05-05 00:01:04 | トリニータ
連休中とはいえ、予定がない時間はほとんどサッカーを観てる。これはこれで幸せな時間。

鳥取戦プレビューです。

まずは最悪のタイミングでの対戦と言っても過言ではないと思う。スタッフはもちろん観てるとは思うけど、選手たちも前節の富山戦の映像はしっかりと観て、鳥取がどういうメンタリティで乗り込んでくるかということを認識して試合に臨んでほしいと思う。富山戦とその前の栃木戦の2試合を続けて映像で確認した。現在の鳥取はクラブ史上初の連勝を達成。さらに10節までで5しか積み上げられなかった勝ち点をここ2試合で一気に6も勝ち取るという絶好調の状況で大分にやってくる。いずれも1-0というスコアだけど、いい試合をしてる。

栃木戦はアウェイにもかかわらず、残り10分で足の止まった栃木に猛攻を仕掛けて最後に劇的弾をぶち込むというサポーターにはたまらない試合展開で勝利。そして連勝をかけた富山戦では中心選手である実信選手を前半のうちに負傷で欠きながらも美尾選手のゴールできっちりと勝ち切っている。なかなか勝てなかったチームが何をきっかけに良化したのかは正直2試合を観ただけでは分からなかった。ただ終盤になっても全く落ちない運動量は脅威だし、少なくとも順位通りに簡単に勝てるような相手ではない。

選手で一番目立つのは美尾選手。京都や甲府にいた頃はこんないい選手だったかなと思うくらいに躍動してる。ボランチの位置からゲームを作って、特に長い距離のパスが秀逸。もう一人のゲームメーカーの実信選手は富山戦で負傷退場したので、多分大分には来ないと思うけど、もしいたとしたら攻撃の起点が2つあり、相当厄介だなと思ってたので、正直ラッキー。攻から守への切り替えの部分を素早くして、美尾選手へのプレスは怠らずかつ厳しくいきたい。

鳥取はポゼッション主体のチーム。ボールもかなりしっかりと回せる。ホームとはいえ、もしかするとかなりの時間帯で試合の主導権を握られるかもしれない。あとはかなり逆サイドへの意識が高い。普通であればアーリークロスを入れたくなるようなポジションからもいったん逆サイドへ振って大きな展開を作るシーンがいくつかあった。特に左サイドで作ってから右に振られると右SBの尾崎選手はシュート技術がかなり高いので要注意。ミドルレンジからでもぶちかまさずに、無駄な力の抜けたシュートは精度が高い。

さて、今日はスローインについて書いてみたい。

個人的な思いとして、相手陣内深くに押し込んだ位置で得たスローインをどれだけ早く入れられるかが好不調のバロメーターだと思ってる。特にJ2ではリスタートからの得点が非常に多いけど、スローインも立派なリスタート。活かさない手はないと思うんだよね。

大分は比較的スローインが上手くないと思ってる。負けている試合終盤に相手陣内でのスローインなのに、なかなか受け手が来ずに、時間を消費するシーンをよく見る。そういうシーンを目にする試合は大抵勝てないことが多い。一方同じような位置からクイックでスローインを入れられた時は即チャンスに繋がるケースが多い。例えば昨日の後半も右サイドからクイックのスローインを入れて、コテがいい体勢でクロスを上げられるシーンがあった(クロスは明後日の方向に飛んでったけど)。クイックのスローインはCKやFKよりもよっぽど相手の守備陣形が整わないうちに攻め込めるわけでチャンスになりやすいわけだ。ただ、むやみやたらに早くスローインを入れればいいわけではなく、スローインもパスの一種なわけだから、出し手と受け手のイメージが共有されてなければならない。連戦も最終戦で体は相当に疲れているとは思うけど、サッカーを考える脳までが疲労で機能していないと選手同士のイメージがシンクロすることは無理だと思う。試合に対する集中力とも繋がってくると思うし、ある程度までは選手個々の意識で何とかなる部分だと思うので、これは次の鳥取戦に限った話じゃなく、注意して見ていきたい。

大分の試合だけじゃなく、リスタートで試合が決まるのをたくさん見かける。スローインから点が取れれば、こんなに楽なことはないと思うぞ。
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貯金全額引き出し(12節福岡戦)

2012-05-04 02:54:57 | マッチレポート12’
まあ、もう九州ダービーについては熊本戦の記事で色々と書いたので、もう何も言いません。普通の1試合として見ていきたいと思います。モヤモヤ感この上ないけども。

アウェイで京都を下すという非常に難しいタスクを遂行したにも関わらず、この2試合で簡単にそのアドバンテージを吐き出してしまうというね。例えば京都に負けたとしても、この2試合をきっちりと取っていれば、5位の座は守れていたわけだし。全ては昇格をゴールという視点で書きますけど、ヴェルディがアウェイで熊本をあっさりと下してるところを見ると、前節も今節もハッキリ言ってしまえば、順位が下のチームに対しての「取りこぼし」なんだよ。

福岡のプレーに比べて、うちの選手たちのプレーは「ちょこざい」に見えた。狭い局面でコネコネして結局シュートに繋げられないシーンが終盤多かった。濡れているピッチで何が起こるか分からないんだし、積極的にシュートを打っていこうくらいの指示は出てなかったんだろうか。対して福岡は右サイドの城後をどんどんスペースに走らせてダイナミックな展開が多かった。ほとんどが足元へのパスということがポイントだと思うんだけど、結局のところは運動量が少ないというところに繋がっていくと思う。

全体的に見れば、そこそこがんばってたと思うけど、とてもじゃないけど試合後に拍手をする気にはなれなかった。もうこれで鳥取戦は必ず勝たなくてはいけなくなってしまったわけだけど、それは自らがまいた種だから仕方ない。この連戦はある意味では平時のサッカーではないから、なおさら結果が重要。鳥取戦で勝ち点3が取れないようでは昇格は文字通り「夢物語」。いつも言ってるけど、引き分け続きは勝てば負けなしになるけど、負けた瞬間に引き分けまで全てまとめて否定されちゃうからね。UNOでいうとこのドロー2の累積みたいなもんだ。

いよいよ連戦ラスト。どうなりますやら。
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何もイメージ出来なかった

2012-05-02 11:46:10 | トリニータ
福岡戦プレビューです。

さすがに中2日で試合が続くと前の試合の消化が終わらないうちに次の試合がやってくるので、プレビューを書くのもしんどくなってくる。監督やコーチは時間がなくて本当に大変だろうと思う。

福岡の前節甲府戦を観ましたが、正直最近J2の試合の観すぎてることが影響してるのか、観てて何もうちとの試合をイメージ出来ることがなかった。まあ、そんな中でも必死に絞り出したポイントをいくつか。

まずは前の6人が非常に豪華。高橋泰、坂田、城後、成岡、末吉、鈴木惇で構成する前線はここ数試合固定されていて、能力、知名度のどちらをとってもJ2じゃ上位にくる面々だ。また怖いのは個でゴールを取り切れる能力のある選手たちなので、試合を優位に進めても、一撃で仕留められてしまう可能性が常にあること。甲府戦の城後のクロスから坂田のワンタッチゴールなんてシャレオツ過ぎて、観てて卒倒しそうでしたわ。誰をケアすればいいというわけではないので、尚更に厄介だ。あとは選手個人で見ていくとCBの古賀が数試合前から復帰してますな。甲府戦でもダヴィといい年ぶっこいて子どものケンカみたいなことしてて、名古屋時代に高松とやり合ってたことが懐かしく思い出されましたわ。

連戦だけにアグレッシブな展開になることは予想しづらく、熊本戦同様セットプレーが鍵を握ってくると思われる。福岡はセットプレー時にゾーンディフェンスを敷いてくる。最近けっこう採用するチームが増えてきてるけど、スペースで担当が割り振られてるので、やはり飛び込んでくる選手を捕まえづらそうにしてるのが気になった。いま大分でその動きで目立つのはやっぱりさんぺー。ただガミさん→さんぺーでもう2ゴールも取ってるだけにさすがに福岡もケアしてくるだろうから、そこをおとりにモリシ、高松、ドンミョン、阪田あたりを狙ってみるのも面白いかもしれない。ちなみ福岡はまだ今季セットプレーからの得点がないらしい。流れの中からだけで19得点も取ってることを評価するべきなのか、大事な得点源になり得るセットプレーのトレーニングが甘いのか、判断に迷うところではある。

話かわって、3-5-2なんてどうだろう。田坂さんのことだから明日もメンバーは必要最小限の変更に留めると思う。そんな中でも村井の存在はあの短い時間でも誰もが重要だと感じただろうし、スタメンで使いたいところだ。ただ一方ここ数試合のタメも出色の出来と言っていいくらいにボランチにフィットしている。このまま下げてしまうのはもったいない。京都戦でも熊本戦でもタメが中盤の密集を突破した際にチャンスに繋がってることが多かった印象がある。なので、フォーメーションを3-5-2にして、今まで通り宮沢村井のダブルボランチにトップ下タメというのはどうだろう。今のタメの運動量なら中盤のビルドアップに参加しながらチャンスには前線に飛び出していくということが十分に出来るだろうからフォーメーションを変えてまで起用する価値はあると思う。シャムスカ時代には大分の代名詞でもあった3-5-2。司や夢生、家長といった錚々たるアタッカーが務めてきたこのポジション。タメがその位置で躍動する姿にもう既にワクワク。

明日はこのGW中で唯一の現地参戦。2年前の悔しさを倍返しにして勝ちたい。
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