Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

自分たちのサッカー(26節徳島戦)

2011-08-28 23:09:07 | マッチレポート11’
よっしゃー、勝った!!

ハーフタイムを機に全く別のチームになった今日の試合。オレが監督なら「前節あれだけ戦えたのに、今日はなぜ出来ない!気合を入れろ!」みたいなことを言ったと思う。試合後のインタビューでモリシと前田は口を揃えて「自分たちのサッカーをしろ」と監督に言われたと言った。そして見事にサッカーが変わり、今シーズン初の逆転勝ち。改めて監督の手腕とそれを信じ切れる選手たちとの信頼関係を感じた。

ドンミョンについては一度までは目をつむりましょう。本人もやりたくてDFをやってるわけじゃないでしょうし、こういう類のミスが出ることはある程度までは想定してたし。まぁそうだとしてもひどいミスだけどね。それよりも苦言を呈したのは圭介。1試合であれだけのキックミスを繰り返したら次節替えられても仕方ないと思うぞ。

連勝で遂に目標の一桁順位に突入。嬉しいねぇ。こういう試合をものに出来たのは大きいと思うな。

次節モリシが出場停止。熊本戦でモリシ不在の課題に全く応えることが出来なかったチーム。あれから3週間。この機会がすぐに来ることは分かっていたはずだから、どう対応するかむしろ楽しみ。

それにしてもモリシと前田は本当にじゃんけんしたんだろうか。
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みちのくダービー

2011-08-28 15:50:55 | トリニータ
0泊2日でみちのくダービーを観に行ってきました。




行きは「はやぶさ」。来月の平常運転までは1日1便とのことで満席でした。少年が覗き込んでいるのは噂のグランクラスです。大宮を出たら仙台までノンストップなので2時間弱。弁当を食べ終わって落ち着いたと思ったらもう福島県に入ってしまっていたので、早過ぎてちょっと物足りなかった。




仙台からは仙石線に乗り換えて一路松島へ。写真は松島海岸駅でちょうど向かいに停まっていた石ノ森章太郎の「マンガッタンライナー」。


松島からは塩釜に戻る遊覧船に乗船。宮島、天橋立に続いて日本三景を踏破しました。ちなみに新日本三景は唯一耶馬渓にだけ行ったことがない。これだけ大分に縁の深い生活をしているにもかかわらず。今度はホーム戦の帰りにでも寄ってみるかな。


塩釜ではお寿司を食べて、塩釜神社を参拝して、ちょっと歩いて東北本線にルートを変えて仙台まで戻ってきました。




仙台から市営地下鉄に乗り換えて、ユアテックスタジアムへ。前に平ちゃんも言ってたけど、最寄りの泉中央駅に入る直前に車窓からスタジアム全景が見えてくる瞬間はたまらないね。他にも電車や高速がスタジアムに近づくところはあるけど、あそこまで迫力があるのはユアスタだけかもしれない。

スタジアムに入って一番驚いたのはコンコース一周をどちらのユニを着ててもOKということ。この日はダービーにも関わらず、青と金が入り混じってコンコースは大賑わいでした。ユアスタのコンコースは見所満載です。




2002のイタリア代表の豪華なことといったら。このチームが大分に来たんだからね。




九州Jサポの活動も大きく展示されてました。


ユアスタでカリーパンに出会えるとは。この日は「カキ入り」と「タンシチュー入り」を食べてみました。「カキ入り」は独特の生臭さが良くない方向に出てしまっていてちょっとダメ。「タンシチュー入り」は食べる前から思ってたんだけど、シチュー入りにこだわる必要があったのかなと。シチューをカレーに入れれば間違いなく食われてしまうと予想して食べたらやっぱりそのまんま。タン入りカレーパンでした。でもタンも大きくて美味しかったです。




アーセナルから送られたユニとメッセージ。ただナスリというのがちょっと泣けた。


過去にユアスタで行われた代表戦の写真も掲示されてました。写真は日本代表の内田篤人と東北代表の香川真司。香川がみやぎバルセロナ時代だから高校生の頃ですね。


スタジアム自体もとても素晴らしい。J1にいればもっと入れたくなくのかもしれないけど、2万人規模の専用スタジアムが一番程良いと思う。


意外と言ったら失礼ですけど、山形サポががんばってた。声も良く出てた。等々力に行っても思うんだけど、仙台サポはなぜゴール裏に陣取らないんだろう。昨日バックスタンドから観てて迫力を感じたのは圧倒的に山形サポだった。やっぱり正面から受けるのと横から受けるのは全くと言っていいくらい印象が違う。多分メインスタンドには仙台サポの迫力は伝わってると思うけど。ただ一番届けたいのはピッチ上の選手なわけだしね。オレの周りにいた着席タイプの仙台サポも同じように感じてたと思う。噂ほどの一体感や全体感は感じなかった。


試合は2-1で仙台が勝利。山形はああいう失点の仕方をしてたら勝ち点は積み上がらない。この日大宮が勝ったので、残留圏との差はさらに広がった。仙台よりもやりたいサッカーは良く分かったんだけど、いかんせんミスが多い。試合の一番最後に右サイドでこねくり回してパワープレーにすらいけなかったことが今の山形を象徴してるような気がした。ただ一人雅人だけは別次元の動き。大久保が全く機能していないこともあり、PK奪取も含めてまさに孤軍奮闘。絶望的ではあるけれど、07年の大分のように残留に導けるとしたらこの男しかいないということを強烈に印象づけたと思う。あとは長谷川悠の復帰が待たれる。




仙台は序盤に運良く2点取れたことと過密日程が関係したと思われるが、決して攻撃的ではない山形相手に終始引きっぱなし。引くと言うよりも自陣に張り付いているという方がいいくらいのリトリートっぷりのため効果的なカウンターも少なく、この勝ち点3はラッキーだったと思う。しっかりと休養をとった時にどんなサッカーをするのか、このままでいいはずはないと思う。

試合は期待外れだったけども、雰囲気は十分に楽しめたユアスタを後にして夜行バスで東京まで帰ってきました。久しぶりに夜行バスに乗ったけど意外とよく眠れた。丸一日24時間で仙台を堪能してきましたが、まだまだ随所に震災の影響を感じるところも多く、今回行った中では海岸沿いの塩釜で特に感じた。経済的な面でしかなかなか出来ていなけど、継続的な支援は絶対に必要だと改めて感じた。そして早いうちに大分がJ1としてこのスタジアムに来ることも期待したい。
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奇策0バックシステム(25節岡山戦)

2011-08-22 00:55:21 | マッチレポート11’
最初に言っておきますが、わたくし明日お休みでございます。もっと言ってしまうと明後日もその次もお休みです。喜びに浸りながら明日のことを考えなくていいこの幸せはたまらない。

今日は岡山の出来を考えるともっとサクッと勝ってもいい試合だったと思う。ただ、例えば開幕戦の日の自分に「8月21日のホーム岡山戦は3バックで、先発が土岐田とソンホとドンミョンなんだよ」と教えてあげたとしても絶対に信じないと思う。それくらいのメンバーでの先発だったわけで、例え相手がどうであれ今日の完封勝利は評価に値するものだと思う。

田坂監督も常々言っている通り、全員攻撃全員守備である以上は土岐田とソンホとドンミョンはDFでなくて10人の中で最も後ろにいる選手という理解でいいんじゃないだろうか。そう考えれば、色々な選手にチャンスが出てくるわけだし、今後さらに最悪の事態に陥ったとしても何とか対応出来るんじゃないかなと思う。「総力戦×走力戦」というキャッチコピーが言葉だけで終わっていなくていい。次節徳島の攻撃陣は岡山の比にならないくらい強力だと思うし、またがんばってほしい。

多くのトリニータサポーターが待っていたモリシのゴール。前節その存在の重要性を自らの不在をもって知らしめたモリシだが、今日同じ勝ち点3でもモリシのゴールでその勝ち点3が取れたことはチームにとってとても大きいと思う。インタビューやゴール裏での挨拶が今までのモリシに比べるとちょっと控えめで肩透かしを食ったような感じがしたけど、モリシも色々と考えてるんでしょう。とにかくカードをもらわずに何とか試合に出続けてほしい。今日のようにその献身的なプレーは必ず報われると信じて。まぎれもなく大分トリニータのエースはあなたなんだから。

今日もゴール裏で何とかがんばりきりました。後半何度も折れそうになる気持ちを、明らかに自分よりも年下だと思われるコールリーダーからの「がんばれ!」のゲキでギリギリのところで耐え、跳び続けられた。そんなオレも今週35才になりますが、まだまだがんばります。ちなみに誕生日は為田くんと一緒です。年はほぼ倍だけど。

個人的には総力戦以降のスタジアム戦績が3勝3分け。行けば負けないの今の状態は嬉しいんだけど、徳島戦は行けないので、必要以上に触れるのは止めときます。今日は1万人を超えた。やっぱり7.9の影響があるんじゃないかなと思う。いつもよりも3千人多い中で勝つことも出来た。いい流れだ。先月の湘南戦に勝った後に感じたことと同じなんだけど、ここからアウェイが3つも続くのが残念でならない。前回は1勝1分1敗で戻ってきたから、今回はその勝ち点4を上回って戻ってきたいね。で、鳥栖を叩く。

さ、寝よ。で、明日はスポパに行く!
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初なでしこ

2011-08-20 01:21:03 | トリニータ
なでしこのチャリティーマッチに行ってきました。時期的には強化試合の意味もあったんだよね。なでしこの試合は代表、リーグを問わず初めて観に行きました。にわかもにわかのいいとこです。でも自分みたいなにわかがどんどん観に行けばいいと思う。で、どんどんお金を落としていけばいい。今日も平日にもかかわらず、2万人以上が来てた。


小倉会長はドイツでも最高にいい気分にさせてもらったんだろうから、今後もなでしこの環境改善に最大限の努力をしてもらいたい。




バックスタンドは空きがあったけど、両ゴール裏はほぼ満席だった。


コンコースにはチャレンジリーグを含むなでしこリーグ全クラブのブースが設けられていて、けっこう盛況だった。露出を高めるという意味ではいいことだ。考えてみるとヴェルディや千葉、長野なんかは男子チームより女子チームの方が高いカテゴリーにいるなんていうちょっとした逆転現象が発生しているクラブもある。いつかはトリニータレディースも全国リーグに昇格してほしいと思う。


リーグ選抜側のゴール裏。色とりどりのユニが何となくお祭りっぽくていい。形をちょっと変えたオールスターみたいなもんだからね。けっこうよく声も出てた。

試合については特に語ることもありませんが、リーグ選抜の粘りが試合を面白くしてくれました。なでしこの3点目は完全に審判のチョンボなので、実質は引き分け。選手層も厚く、現行の代表メンバーもうかうかしてられてないといういい状態なんだろうね。


それにしても何を今さらかもしれないけど、川澄選手はいい選手ですね。かわいいことを置いといたとしても一番好きかもしれない。まず前線で運動量豊富っていうとこだけでツボなのに、動き出しの質もけっこう高いし、サイドでも勝負出来る。前線のスタメン争いはし烈だけどがんばってほしいな。

五輪予選は9月1日から。大変だとは思うけど、またあのW杯のような熱い試合が観られると思うと楽しみだ。がんばれ、なでしこ!





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蹴球夏休みスタート

2011-08-18 14:41:59 | トリニータ
世間より少し遅れて昨日から夏休みに入りました。後半は大分に行きますが、前半は相変わらずの単身赴任生活です。

夏休み初日は北関東方面へお出かけを予定してたところに偶然に職場で宇都宮での業務が発生。当然断ることは出来ましたけど、そのためだけに誰かが行くくらいならと請け負いました。朝出て11時頃には終わる軽い仕事だったので、何の迷いもなく餃子を食べました。




宇都宮の街は昇格に向けてムードが盛り上がってきてるといったとこでしょうかね。これから痺れる試合が続くのが羨ましい。今週末はホームにFC東京を迎えての決戦。盛り上がりそうですな。

宇都宮から車で30分程。次なる目的地は栃木市総合運動公園陸上競技場。JFL・栃木ウーヴァ-町田ゼルビアです。



14時という極めて非常識な時間にキックオフ。温度、湿度ともにサッカーをやるにはこれ以上ないという悪コンディションの中での試合でした。内容はともかく90分走りきった両チームの選手には心から拍手を送りたい。


ウーヴァサポ。


町田サポ。







試合消化数が少なかった町田はここで抜けだしときたかっただけにちょっと痛い敗戦に。試合を観に行く度に思うけど、JFLって大変なリーグだと思う。

実はこの4日前には西が丘に天皇杯東京都予選準決勝も観に行きました。



カードは町田ゼルビア-明治大学。ちなみにウーヴァは栃木県予選をスーパーシードのためミッドウィークに試合をやらずにいきなり決勝に駒を進めている。このコンディションの差が昨日の試合に少なからず影響したかなとも思う。




西が丘だとこんなに近くからポポさんの絶叫する姿を観察出来ます。


ポポさんと明治の神川監督。長友輩出以降すっかりと有名人になりましたな。

この日のスコアは3-1で町田が勝ちましたが、多分ユニバーシーアードで主力を抜かれてると思われる明治相手にパッとする内容ではありませんでした。

町田の試合は今季4戦観ましたが、内容の良くない試合が多い。先月末の松本戦は本当に痛快なサッカーを展開してたけど、今になって思い返すとあれは松本がガチンコ勝負を挑んできたからなのかなとも思う。明治やウーヴァのように力の差を最初から認めているような場合に窮屈なサッカーをしてしまっているような気がする。それと豊富な運動量を必要とするポポさんのポゼッションサッカーはこの時期にはちょっと厳しいよな。大分でも7月に就任して10月頃から成果が出始めたように、本領発揮は秋ごろなのかな。今年は遂にスタジアム問題にも目途がつきそうだし、ここで4位以内を死守しないわけにはいかない町田。オレはもう来年ポポさんと対戦するイメージが湧いてます。

さて、観ているだけなのにペットボトルを3本も空けてしまうような灼熱のスタンドをあとにして、今度は北関東自動車道を東へ向けて走ります。この北関東自動車道は景色がよく見えて、とても気持ちのいい高速でした。大洗で高速を下りて、国道51号線をひたすら南下。カシマスタジアムに向かうわけですが、何せカシマに北側から侵入して行くのなんて初めての経験なので、ちょっとワクワクします。太平洋が見渡せる場所もあり、ここでもいいドライブが出来ました。

試合は鹿島‐セレッソ。

もちろんお目当てはキヨ。


いいスルーパスを通したりもしてましたが、試合が続いてるせいかキレは感じられなかったですね。




大阪ダービーでのゴールも良かったし、ボギョンも去年より格段に成長してるね。この日に限ってはキヨよりも存在感があった。あっ、写真はないけど大海もがんばってました。大迫との鹿児島対決は迫力があってよかった。


ちなみにこの日の先制点はボギョン。去年来た時も全然関係ないチームの選手名が出てきたりしてましたが、カシマスタジアムの電光掲示板のオペレーションはちょっとお粗末。

前半の茂庭のキムチで苦しくなったセレッソですが、先制する等ギリギリまでがんばってはいましたが、やっぱり途中交代でしんぞー、ゆうぞーが出てきちゃうような鹿島は強い。さすがにここまで出遅れたし、優勝は無理だろうけど、ACLなら何とかしちゃうような気もする。

キヨは本当に海外移籍するんだろうか。楽しみなような、寂しいような、でもやっぱりチャレンジ出来るならしてきてほしいよね。

ということで夏休み初日から400㎞も走ってしまいました。今日はダルビッシュが先発するならマリンに行こうかなと思ってましたが、違ったので予定がなくなりました。実家にでも行くかな。
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ボトムオブ九州(24節熊本戦)

2011-08-13 21:24:25 | マッチレポート11’
順位的にもそうだが、内容もまさにボトムオブ九州。

ほとんど得点の匂いのしない熊本の攻撃に2失点してしまう守備、モリシ不在というこのゲーム最大のテーマに対しても明確な答えを見つけられず。

ただそれでも結果さえ持って帰ってくれば、OKの試合で最悪の終わり方。まるで2~3ヶ月前に戻ったような最悪の試合だった。

前節トリニータサポーターに強烈な印象を残した田坂監督の試合後のコメント。その「これくらいでいいや」をまさに地でいった先制点奪取後。無駄なカードも多く、何も評価の出来ない試合。

モリシのリーチ状態に変わりはなく、腰の状態もいつアウトになるか分からない。今日も新たにケガ人が出た。新たに突きつけられた課題は思いのほか高くて硬そうだ。

ま、結局のところオレがスタジアムに行かないと負けるってことだね。そういうことだね。よく分かったよ。オレもがんばる。
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バトQ未勝利脱出を目指して

2011-08-13 11:40:54 | トリニータ
さて単身赴任生活ももうすぐ1ヶ月になろうとしていて、週に2~3回洗濯する生活にも慣れてきました。帰ってきた時に部屋が汚いと奥さまに殴られるので、ギリギリのラインでキレイに保ちつつ生活しています。

さて、アウェイ熊本戦。

平塚から帰ってくる道すがら、たまらなく熊本に行きたくなり、お盆真っ最中でも何とかして熊本まで行ける方法はないか色々と画策してみましたが、どうしても4~5万必要だったので、やむなく断念しました。

大分トリニータがJ2に戦いの場を移してからの大きな楽しみの一つに九州アウェイがある。九州アウェイは楽しい!大勢で応援したいだけならホームに行けばいいだけの話だけど、2千人近くの人がこの90分のためだけに移動してきたのかと思うと、それだけでワクワクする。卑しい言い方をすればジャックしたという征服感も気持ちがいい。

九州のどのスタジアムに行っても、ほぼ大分サポがジャックするわけだが、逆にホームに九州のクラブを迎えるとたくさん来るかと言うとそうでもない。張り合いがないというのが、正直なところ。ただ中でも熊本にはポテンシャルを感じる。福岡にも鳥栖にも感じないポテンシャルを熊本には感じる。大銀ドームのアウェイ側スタンドを見た時に単純にそう思ったし、大分が総力戦を行っていた翌週に熊本も動員試合をやっていて2万5千人集まったそうだ。大分よりも歴史も短く、実績もない中でこれだけの人数を集めたことに単純に驚いた。

エジに章太は言うに及ばず、拓にキジと今までは一方的だった人的因縁も、今季遂に西弘則という逆の人的因縁も出来た。その西は初めての古巣戦でいきなりゴールと千両役者っぷりも存分に発揮。別にプロレスじゃないんだから、盛り上げるためだけに作り上げられた因縁なんて白けるだけだとは思うけど、熊本とはお互いにいい好敵手になれる気がする。これから時間をかけて、たくさんの試合を経て、「熊本にだけは負けたくない」という思いがクラブにもサポーターにも生まれてくるといいなと思う。

まぁ、絶対に勝つのは大分であることは言うまでもないんだが。

19時キックオフにもかかわらず、午前中からTL上は続々と熊本に向かうトリニータサポーターのつぶやきで溢れかえっている。この高揚感がいい。

岡中の神セーブ、豪雨落雷サスペンデッド、大輔の記念ゴールとKKでは今まで必ず何かしらのドラマティックなことが起きている。今夜もきっとただでは済まないはず。行けないのは本当に残念だけど、数千人のトリニータサポーターに念は送りました。

絶対勝つ!!
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永芳選手が新加入

2011-08-10 23:41:59 | トリニータ
いやー、日韓戦面白かった。お盆も近くて仕事も忙しくなかったため、早く帰ってこれたので、しっかりと堪能することが出来た。しかしキヨが周作よりも、夢生よりも、モリゲよりも早くA代表でインパクトを残すなんて夢にも思わなかったな。オレ、今晩09年の28番ユニ着て寝るんだ。あのユニ買ったことホントに誇りに思う。今日の日刊の1面もキヨだった。下手すりゃ、来月日本にいないかもね。24日の三ツ沢のチケット買ってある。しっかりと目に焼き付けてくるんだ、オレたちのキヨを。

話が違う方向から始まってしまいましたが、本日何と新加入選手の発表が!

先日の丹野の場合はえーりんのケガやGKというポジションからあり得ることと思ってたけど、今回はMF。それも同じカテゴリーの岐阜から。

永芳選手。名前を言われれば、所属と顔くらいは思い浮かぶもののプレースタイルまでは分からないので、調べてみました。主戦場はボランチのようです。うちとの開幕戦には先発で出てたみたいだけど、最近はほとんど途中出場。ただ7月の初めには京都相手に劇的なゴールを決めたりしてるね。今のうちで言うと志有人くらいの位置づけなのかな。とにかく青いユニを着る決意をしてくれたからには全力で応援するよ。

とにかくフィールドプレーヤーの新加入があったことに驚いた。先日、サブの練習試合を観に行った時に、決して選手層は薄くはないなと思ったばかりだけになおさら。ボランチは現在キャプテンと裕大で完全に固定してるだけにポジションを奪うのは簡単じゃないけど、永芳選手にもがんばってほしいし、それがチーム力の向上につながる。

去年の夏は補強なんてしなくていいと荒んだ気持ちだったけど、今になって考えると土岐田、益山、河原といい補強だったんだよな。河原が素晴らしかったのは言わずもがなだけど、いま土岐田がいない大分はちょっと想像出来ない。土岐田がカレー券あと2枚で2回休みという現状は蓋をしてさらに地中奥深くに埋めて忘れてしまいたいくらいだ。

アウェイでのフルベンチが叶わないチーム事情から大分で出場機会を掴むのはけっこう大変だと思う。でも田坂監督は本当に素晴らしい監督だから信じてがむしゃらにやって食い込んできてほしい。

ようこそ、永芳選手。がんばれ、永芳選手!
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写真で振り返る長かった一日

2011-08-08 23:30:04 | トリニータ
昨晩はあまりにも疲れ過ぎて、写真をアップする気になれなかったので、本日改めてエントリー。大したもんじゃないですけど。

昨日はとにかく一日長かった。平塚で試合があるならそれだけで終わらせちゃもったいないってどうしても思ってしまう性分なので仕方なし。


ということでキックオフ12時間以上前に出発して、ロマンスカーに乗って箱根に行ってきました。箱根に行きたかったのか、ロマンスカーに乗りたかったのかと聞かれれば、8割方ロマンスカーに乗りたかったと答える程度の「ちょい鉄」です。まぁ、町田過ぎてくらいからほとんど寝てましたけど。


登山鉄道を宮の下で降りて、渡邉ベーカリーのシチューパン。食後の運動に箱根駅伝の5区を体感してみようと国道を徒歩で歩き始めてみましたが、バス亭一つ分くらいであっさり断念。登山鉄道もいいけど、毎年正月テレビで見てる景色を間近で体感出来るバスで登っていくのもいいなと思った。恵明学園のカーブなんてそりゃコケるよって感じだもんな。


ということで芦ノ湖のほとりにあるミュージアムにも行ってみました。あの谷口浩美が6区のスペシャリストだったというのは知らなかったな。


箱根に行ったのは小学校5年生の林間学校以来なので、かれこれ四半世紀ぶりくらい。天気は微妙な感じがずっと続いてました。


駒ケ岳山頂に上がるも霧で富士山拝めず。上から見る芦ノ湖は摩周湖のようでしたね、霧に煙ってるところなんかも。


電車のすき間から小田原城。



スタジアムに着いてからは小雨パラパラで、カメラを出したくなかったので、写真はわずか。ピッチの仕上がりの良さとビジョンの美しさは特筆もの。スタジアムDJはちょっとあり得ないね。


結局、総行程17時間。奥さまの不在をいいことにこれ全部を一人で回ってんだからもの好きもいいとこだと自分でも改めて思う。富山遠征、鳥取遠征、札幌遠征もそれぞれ結構時間の融通がきくから何するか今から楽しみ。
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「課題→対策→解決」(3節湘南戦)

2011-08-08 01:38:36 | マッチレポート11’
夢のような5連戦が終わってしまった。諸々のわがままを言わせてもらって総力戦から始まった「東京・神奈川5連戦」を全てスタジアムで戦わせてもらった。その間、負けなしの2勝3分、奪ったゴールは9。今日は拙い試合運びだったかもしれないけど、それでも勝ち点1はもぎ取った。比較対象を2ヶ月前の千葉戦@フクアリとすれば、全く同じ試合展開でついでに数的不利にまでなって持ちこたえたことを成長とすることでOKなんじゃなかろうか。あそこで盛大にヤジる意味が分からん・・。この1ヶ月間本当に気持ち良く過ごさせてくれたチームにそんなこと言う気にはとてもじゃないがなれない。

またもや関東アウェイで前田さんが輝く。高い位置で奪った裕大とほぼズレのないパスを送ったモリシも素晴らしかったが、最後に決めるのは前田さんなんだな。何かもう多分決めるだろうなぐらいに見てたもんね。頼もしいね。まだ北関東3つと国立が残ってるから最低でもあと4ゴールは確定だね。でもホームで決めるのは絶対にもっと気持ちいいはずだから、次節からのホーム2連戦でもよろしく頼むぜ!

タイトルの通り、また田坂さんも以前言ってた通り、毎試合課題が出てくるんだよね。でもそれに対して、努力して解決しようとしているのが手にとるように分かるから、一緒に前を向ける。さしあたっての課題はモリシ不在時をどうするかだね。3-4-3になってからモリシがあんまりサイドに流れなくなり、真ん中でしっかりとタメを作ってくれていた。ここ数試合で西や前田のゴールが多いのはモリシの献身によるところがかなり大きいと思う。次々節・岡山戦には帰ってくるけど、リーチ状態にはかわりなくすぐにまた不在試合はやってくる。単純にドンミョンを置くのか、さんぺーを前に持ってくるか。いずれにせよ、怖くもあり、楽しみでもあり。まぁただ問題や課題を楽しみと思える時点でチームの状態はいいんじゃないのかな。

あー、熊本行きてー!!千円高速続いてたら車で必死こいてでも行くんだけどな。
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松田選手のご冥福をお祈りいたします。

2011-08-04 23:06:58 | トリニータ
先週の土曜日は町田-松本と横浜FM-大宮の試合をスタジアムに観に行った。特に理由はなく、一日でハシゴ出来るからというくらいにしか考えていなかった。

松本と横浜FM、言わずと知れた松田選手が在籍したチーム。横浜の社長のコメントによれば松田選手は土曜日、日産スタジアムに横浜の応援に駆けつけていたらしい。ということは当然野津田での試合後だろうから、まさに自分と全く同じルートでハシゴしてたっていうことだ。

それからたった3日後に倒れて、そして2日後の今日に旅立った。

その日の自分のブログにも松田選手の文字が載っている。とても偶然とは思えない。そして未だに信じられない。さらに松田選手とは同い年でもあった。

代表でバリバリやってた頃やマリノスが強かった頃の松田選手は好きな選手ではなかった。松田選手に好感を持つようになったのは、09年に大分が底なし沼にハマった時、ホームにやって来た彼は「ここから這い上がるかどうかはお前次第だ」みたいなコメントをモリゲにかけてくれた。そしてというか、しかしというか、あの試合で決勝ゴールを決めた田中祐介選手へ素晴らしいラストパスを送ったのは松田選手だったはず。勝負への厳しさと心優しい一面を同時にピッチ上で見せる素晴らしい選手だと思った。

そしていま、「季刊エルゴラ2011春」を読み返しています。

2011シーズンスタート直後、震災発生直前に発売されたこの特集号の表紙を飾っているのは松田選手だ。この時点でこの選択をしたエルゴラはスゴいと単純に思う。このインタビュー中の主務の大谷さんとのやり取りを読んで、松田選手のことが本当に好きになった。





志半ばでこの世を去ることになった無念さは計り知れないものがあると思います。日本サッカー界としては大切な人材を失うことになってしまったけれど、いつの日か松田選手が踏んだW杯ベスト16を超える結果を天国の彼に報告したいものです。

心からご冥福をお祈りいたします。
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アウェイの神様(23節東京V戦)

2011-08-01 00:10:02 | マッチレポート11’
前田さんはアウェイの神様なんである。それも関東限定なんである。

横浜FC戦の後のエントリーで累積でホームゲームをお休みする前田さんはこの日のために英気を養っているに違いないと書いた。冗談のつもりだったんだけど、どうやら本気だったみたいだ。じゃなきゃあの前田さんがヘディングでゴールを決めるなんて!

前田さん、次節も関東アウェイです!心置きなくハットぐらいしてくれてもいいですよ!

ジョンハンのゴールも、もちろん前田のゴールも素晴らしかった。でも今のトリニータは本当に全員のがんばってる感が伝わってくる。点こそないけど、ここ数試合の得点はモリシが潰れ役を一身に引き受けてくれてるからっていうのが多い。モリシは得点がないことを気にせず、今のプレー水準を持続してほしい。田坂さんはその辺はきちっと評価してくれてそうだから心配はいらないと思うけど。

ヴェルディは個人の能力の高い選手が多く、危ないシーンは多かった。さすがに湘南戦のように試合終了まで主導権握りっぱなしってわけにはいかず、最後は蹴り返すので精一杯になってしまってた。でもそれは前半に攻撃力ではうちより勝るヴェルディに対して殴り合いを挑みにいった結果の話。そこでしっかりと点も獲って、バタバタはしたけどちゃんと試合もしめた。もうこれでチームが完全に階段を一つ上がったということでいいでしょう。これを続けていこう。きっとまた必ず課題が出てくるから、出たら一から取り組めばいい話。

今日で4試合連続参戦。結果が出ているからってのはもちろんあるけど、最近のゴール裏の雰囲気がとってもいいと思う。味スタでお馴染になったソンホの後輩たちも良かったし、終盤きつくなってきた時に前から「がんばれ、がんばれ!」って言われると不思議とまだ跳べる。明日、いや明後日までのふくらはぎ痛はこれで決定だけど、でも痛む度にこの勝利を思い出すから何とも思わない。

いいなぁ、チームの成長過程に立ち会えるのは本当に幸せな気分になれる。今の大分トリニータは本当にいいチームになりつつあると思う。

次節平塚も参戦。東京・神奈川5連戦の最終戦。田坂さんと阪田の凱旋試合をしっかりとサポートする。で、勝つ!!



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