Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

2018大分トリニータアウォーズ

2018-12-09 01:45:04 | トリニータ
もう何度目かになる大分トリニータアウォーズですが、いつも迷う。別にそれで何が決まるわけでもないのに猛烈に迷う。特に今シーズンのように昇格という素晴らしい結果が出たシーズンはみんながいいから余計に迷う。結局のところ何か数値を取ってるわけでもなく、印象論でしかないわけで、完全なお楽しみ記事。こんな風に考えてる奴もいるんだなくらいで読んでいただければ幸いです。


【ベストゲーム・圧勝編】

ベストゲームはどういう観点で切り取るかによって分かれると思うんだけど、スコアで圧倒した試合なのか、内容は別にして価値のあるゲームだったのかで分けてみました。まずはスコアで圧倒したベストゲーム。
第7節 ホーム千葉戦
J2の最多ゴールクラブとなるほどに多くのゴールを決めた今シーズン。4ゴール以上決めた試合が何と8試合もあった。田中達也が「何も出来なかった」とこぼしてしまうくらいにホーム新潟戦も完勝だったけど、長年の呪縛から解き放たれたと思ったらいきなりの4ゴール圧勝という振り幅デカすぎなホーム千葉戦をベストゲーム・圧勝編に選んだ。選手はどうかは分からないけど、サポーター的にはあっさりと千葉越えを果たしたことで「今年はいけるんじゃないか」という思いを持てたこの序盤の圧勝劇は本当に大きかったと思ってる。


【ベストゲーム・価値編】

第41節 ホーム金沢戦
今季唯一参戦したホームゲームで、「ホームゲームってこんなに楽しかったっけ?」と思うくらいに満足な遠征だったので、もうこれ以外を選ぶのは無理。試合前からスタジアム全体が期待に満ちた高揚感に包まれていて、さらに素敵なライブがあったり、そして何よりも試合。内容や見所から言えばもっと充実した試合はあったと思うけど、苦しんで苦しんで最後にこじ開けた川西のゴールの価値は本当に無限大。あの時の歓喜は大げさじゃなく、山形で昇格が決まった瞬間よりも嬉しかったんじゃないかといま思い返してもそう感じてる。


【ベストゴール・個人編】

ベストゴールは毎年恒例個人編と組織編に分けて発表。ただ今シーズンは76もゴールが決まったので、1つを選ぶのが難しい。従いまして今回はトップ3とさせていただきました。

第3位 第5節 ホーム水戸戦 林容平
このゴールは怜さんのアシストまでセットでの選出。このゴール実はめちゃくちゃ好み。まずシンプルに縦に仕掛ける怜さんの突破。これを頻繁にやるようになって怜さんは一皮むけたと思ってる。この時の突破もエンドラインちょうどまでボールを持ち出してマイナスのクロス。誰にでも出来ることじゃないからどんどんやってほしいと思ってる。ただクロスは中の林にややつまり気味に入ってしまったけど、それをフカさず、当たり損ねず、見事にニアに突き刺した林のシュート技術がたまらなく好み。ペナ内に入り込んでいく前に相手DFともつれてコケてるんだけど、すぐに立ち上がり走り出す林のひたむきさもまた好み。


第2位 第28節 ホーム岡山戦 後藤優介(1点目)
このゴールは本来ならベストに選ばれてもおかしくない要素が詰まってたゴールだったけど、1位に選ばれたゴールがすご過ぎて惜しくも2位。この岡山戦は最終的には4−1の完勝に終わるわけだけど、タラタラと試合を決め切れないうちに同点に追いつかれてしまった。そのことに腹が立っていたので、実はこのゴールが決まった時もあんまり素直に喜べてなかった。ただ後から見返せば見返すほどに豪快さ、精度、そして勝ち点をもたらした価値とシーズンベストに選ばれておかしくないゴールだったと思うわけなんだけど、しつこいけど1位がすご過ぎた。


第1位 第6節 アウェイ讃岐戦 宮阪政樹
ごいごいすー。これはもうごいごいすー以外の何物でもない。これをスタジアムで見られた人は一生もんだよね。心から羨ましい。今回の諸々の選出をするためにもう一度(正確には何度も)このゴールを見返したんだけど、その軌道じゃないと決まらないという軌道を50m以上ある距離から撃ち抜いてるんだよね。こういうゴールをたまにラッキーっぽく評価してしまうことがあるけど、そんなことは絶対にない。技術、視野、メンタル全てのプロの技が凝縮されたシーズンベストに選出されるのにふさわしいゴール。いやー、ごいごいすー。

ちなみに個人編で選んだ選手は全員今シーズンは不完全燃焼だったと思われる。でも個人的にはこの3人には来季必ず巻き返してほしいと思ってる。3人が3人ともよりJ1向きだと思ってる。契約のことはどうすることも出来ないけど、この3人は来季も大分にいてほしい。特に林はJ1向き。


【ベストゴール・組織編】

第3位 第42節 アウェイ山形戦 星雄次
右で突破して左が詰める。最後の最後も今シーズンを象徴するようなゴールだったと思う。岩田が右CBに定着してからは怜さんとのセットでその機動力を活かして、このゴールのようにもう1列前の選手を使いながら右サイドを突破、中に複数枚入ってきてDF陣を混乱させて、大外で仕留める。理にかなった素晴らしいゴール。流れの中から右CBの岩田がラストパスを送ってダイレクトで左WBの星が決める。文字だけで読むとどんなすごいゴールなのかと思ってしまうけど、今シーズンの大分の必殺パターンだったように思う。


第2位 第38節 アウェイ千葉戦 三平和司(2点目)
このゴールをシーズンベストに選ぶ人も多いかと思う。現地でゴール裏から見てるとこの時のパスワークはよく左右にスピード感のあるテンポで回ってて「いいぞ、いいぞ」と思ってるうちに最後まで崩し切ってしまった感じだった。ただ冷静になるとあの位置で中途半端な特攻気味のハイプレスを仕掛けてる千葉が必要以上にこのゴールを美化してくれちゃってる感はあるなと思って、2位に下げた。ただ関わった人数、繋いだパスの数を考えると、これは本当にいいゴールだった。来シーズンに向けてスピード感のあるパスワークとか、パススピードの向上って結構大きなポイントだと思っていて、このゴールはそういう意味でJ1でどれだけやれるかのいい指針になってるように思う。


第1位 第20節 ホーム福岡戦 藤本憲明
展開自体は2位のさんぺーのゴールと似てると思うんだけど、奪ってから速い、左右の揺さぶりがある、ニアでズドンが個人的に好みという点で第1位とさせていただきました。奪ってからすぐに右に流れた藤本にパスが出た時点である程度福岡のDF陣が混乱していて、そこからさらにドリブルで藤本が真ん中に侵入していったため福岡DF陣も中に密集してきた。このゴールのポイントってここからにあると思っていて、そこから真ん中を割ろうとしにいったんじゃなくて馬場を経由してもう一度右に出したことで密集してた福岡DF陣がまたふんわりと広がっていって誰が誰を捕まえるのかが曖昧になっていた。そこで素晴らしいタイミングでニアに入り込んだ藤本のヘッドが炸裂。出来る限り俯瞰で見てみるとゴールまでの流れが如何にいいかがよく分かる。豪快な個のゴールもいいけど、やっぱり組織で崩した時の充実感というか、爽快感というかはサッカーの醍醐味の一つだよなと改めて思った。


【Player of the Season】

まずはノリさんはもう殿堂入りです。J2に昇格して始まったフルタイム出場を84試合続けて、その記録がストップする理由がJ1昇格ってかっこいいにも程があるでしょ。よってノリさんは殿堂入りのため今回のランクインはありません。それと3位までだったら岩田を入れたかったんだけど、やっぱりシーズンフル稼働じゃなかったとこで割り引かせてもらった。J1で暴れてもらおう。


第3位 馬場賢治
前にも少し書いたけど、馬場が移籍の理由を話した時に「少しでもJ1昇格に近いクラブに」という主旨のコメントをしていて、嬉しい反面うちはそこまでのクラブじゃないと思ったのをハッキリと覚えてる。それをキャリア初のハットトリックやキャリアハイの12ゴールと文句のつけようのない活躍の上にシーズン途中からはキャプテンも務めた。『有言実行』とはこういうことを言うんだなと本当に脱帽という思いを馬場には持っている。よく考えてるんだろうなというのは試合中のちょっとした所作にも表れてるし、チームの精神的な柱としての役目も果たしてくれてたと思う。大変失礼な話だけど、移籍が決まった時はここまでの活躍は想像していなかった。J1では古巣の神戸とも湘南とも対戦がある。来シーズンも頼むぞ、漢・馬場賢治。


第2位 高木駿
第41節のホーム金沢戦で1年半ぶりにホームに行って、バックスタンドの「前に蹴らんか」おじさんたちがの姿がなくなっている様子を見て、片野坂さんが勝ったんだなと思ったし、高木が勝ったんだなと思った。高木も決してミスをしないわけじゃないし、今でも失点に直結するミスをしてる。ただ片野坂さんの求める高い理想にチャレンジしてる姿勢を応援したいとずっと思ってきたし、GKのレベルが引き上がることが片野坂さんの目指すサッカーのレベルをより上げることに繋がるとずっと思ってきた。高木はそれに応えようとシーズンを通してチャレンジングなマインドを忘れることは一度としてなかった。個人的にはそれだけで評価をしたいくらいだと思ってる。さらに高木に頼もしさを感じるのは、例えばミスをしたとしても誤解を恐れずに言うと「平気な顔」をしてることだ。もしかすると腹の中では「やべえ、やべえ」くらいには思ってるのかもしれないけど、「ちょっと引きつけ過ぎたかな」とか「まあ、ミスくらいあるっしょ」くらいの表情で次のプレーに移るので、チームも必要以上に動揺しない。これって最後方に構えてるGKにとってけっこう重要な資質だと思う。少し前に書いたけど、42試合フル出場を果たしたことで大分トリニータ史上1シーズンの最長時間出場選手となった。そういう意味では歴史にも名を刻んだわけだね。


第1位 松本怜
もう何ヶ月も前から公言してきたのでこの選出以外はあり得ない。序盤から「史上最高の怜さん」を見せ続けて、そして最後まで「史上最高の怜さん」で走り抜いた。昨シーズンくらいからスピードだけじゃなくて凄みみたいなのを帯び始めてきたなというのは感じていたんだけど、今シーズンはその度合いがさらに強くなったと感じた。ホーム水戸戦のゴールのところでも書いたけど、単純な縦の仕掛けの回数が以前よりも増えた印象がある。それって「自分がやりたいプレー」よりも「相手が嫌がるプレー」を優先してるからだと勝手に解釈してる。怜さんにずっと感じてた物足りなさってズバリその部分だったし、「やれるのに何でやらないの?」が個人的な怜さんに対する評価で、それはずっとずっと長いことそう思ってきた。それが昨シーズンくらいからその部分を完全に突き破った感がある。数字にも如実に表れてるし、特にゴールは顕著に増えた。先日無事に来シーズンの契約更新を発表してくれた。これでJ1→J2→J3→J2→J1のV字回復全てを体験という大分での7シーズン目を迎えることになる。これも何度も言ってる持論だけど、大分では5シーズンを超えて在籍した選手はレジェンドだから。スタジアム前に銅像を建てて崇拝されるレベルだから。哲平さんの「ウルトラ7」を超える「レジェンド7」の誕生。「史上最高の怜さん」の続きが見たい。不完全燃焼だった6年前の悔しさを改めて晴らしてほしい。怜さんには本当に期待してるし、楽しみ。来シーズン背負う番号はもう決まった。



ということで全ての賞の発表が終了。この記事書くのに3時間超え。さすがに疲れたけど、楽しかった。これだけ素晴らしかったシーズンを振り返るのが楽しくないわけがない。選手も監督も今はゆっくり休んで1年間の激闘の疲れを癒してほしい。そしてまた来シーズン楽しいサッカーを見せてほしい。高望みをするつもりはないけど、「大分がなんかすごいサッカーやってるぞ」くらいでいいからちょっと日本サッカー界をざわつかせてやろうよ。1年間本当にお疲れさまでした。そして楽しいシーズンを送らせてくれて本当にありがとうございました!!
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2018Iリーグ全日本大学サッカーフェスティバル

2018-12-02 11:17:16 | トリニータ





昨日はずっと行きたいと思いつつ、これまでは月−金開催でハードルが高かった全日本大学サッカーフェスティバルへ行ってきた。場所は仙台からローカル線で1時間ほど石巻方面に行った松島フットボールセンター。ハイブリッドターフが2面あって、A面はスタンド付きで観やすいんだけど、B面はネット越し。クラブハウスもあってなかなか立派な施設。

Iリーグは多くの選手に出場機会を与えるために開催されている。トップチームに絡めない3〜4年生で構成している学校もあれば、高校時代はバリバリの有名選手のルーキーばかりで構成してる学校もあったりと色々。



メンバーが一番豪華なのは明治。スタメンのほとんどが2種時代から知っている選手。このチームで評価された選手が来季のトップチームに絡んでいけるんだろうね。




大分U−18がプレミアに所属していた頃に対戦相手で本当に良い選手だなと思っていた杉浦文哉(名古屋U−18 1年)。何か一つ武器があれば相当恐い選手になれると思う。



右SBの岡庭愁人(FC東京U−18 1年)は2種時代は確かキャプテンで、J3にもそこそこ出場してたと記憶している。ポジション、ルックス、所属等目指しているのはトルコにいるあの人なんでしょう。



稲見哲行(矢板中央 1年)も中盤で存在感があった。



後半一気の6ゴールでIPU環太平洋大を粉砕した国士舘の右田翔(長崎総科 2年)も高校時代に見せていた鋭さを右サイドで出せていた。国士舘は来季2部なのでトップチームのメンバー争いに絡んでこれるか。



その7失点したチームのGKを挙げるのもアレだけど、大西輝(明徳義塾 4年)はキックオフ後最初のキックで相手から「足あるぞ!」と言わせたくらいにキックが高精度だった。





明治同様に豪華メンバーを送り込んできたのは法政。中でも抜群だったのが田部井涼(前橋育英 1年)。選手権優勝メンバーなので当然と言えば当然かもしれないけど、生粋のゲームメーカー然とした雰囲気が素晴らしい。キックの精度が高い、視野が広い、パスだけじゃない攻撃の構築パターンといい選手になりそうな雰囲気がプンプンしていた。



ちなみに得点王の飯島陸(前橋育英 1年)はサブ。ほんの11ヶ月前に選手権得点王だった選手がIリーグでサブ。



お姉ちゃんがテレビに出てる人として扱われがちな松井蓮之(矢板中央 1年)。ボランチくらいのイメージだったけどCB。同期の簑田広大がトップチームに絡んでいるので彼も上がっていきたいはず。



法政と対戦した阪南の本石捺(佐野日大 2年)は面白いフィードが出せる左利きのCB。佐野日大が選手権ベスト4に入った時のメンバーだね。


ちなみにこの大会には大分U−18のOBたちも多く登録されてる。


IPU環太平洋大の夏富悠仁(4年)は大分時代の雰囲気そのままにプリンス的でかつファンタジスタ的。国士舘のゴリゴリのつぶしに耐えながら何度も決定的なパスを出そうとしてた。



IPU環太平洋大には多くのOBが進学してるけど、1学年下の岡将大(3年)は1トップでフル出場。身長があるタイプじゃないから空中戦ではほぼほぼ跳ね返れてたけど、スペースを見つけては飛び出して、狭いエリアで落としてチャンスメイクという局面では輝いてた。この辺のメンバーとは4年前のクラ選の時に前橋工業のグラウンドで試合中に一緒にテントを抑えて竜巻もどきをやり過ごしたのがいい思い出。





進学先として最も多いであろう福岡大はGKのサブに津村和希(1年)。



酒井将輝(1年)は帯同もメンバー外。



ということでこの時期に大学サッカーを1日に3試合も堪能出来るという贅沢をしてきました。しかし東北の冬は寒かった。第3試合のキックオフが15時10分。冬至が近く日没の早い東北だと後半始まる頃には薄暗くなってきて本当に寒かった。座って観てるのが辛くなってきたので、少し体を動かしながら観てた。



松島フットボールセンターの最寄りの陸前富山駅はこんな海のそばの素敵な駅。少し見にくいけど、真ん中に停車してる仙石線が写っているのが見えるでしょうか。


ただ日が沈むとこんな寂しい感じに。そろそろJクラブのアウェイツーリズムにも飽きてきた昨今、日帰りだったけど久々にフットボールツーリズムを体感出来る楽しい旅でした。


さて、大学サッカーもあとはインカレでシーズン終了。最後のお楽しみです。
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心穏やかなサッカー観戦の週末

2018-11-25 13:02:28 | トリニータ
トリニータの自動昇格のおかげで11月に優雅な気持ちで大好きなサッカー観戦に明け暮れられるという幸せ。改めて本当にありがとう。





3連休初日は例年通り地域CLの観戦にゼットエーオリプリ(市原)へ。決勝ラウンドが3年連続で市原開催となった3年目。結局毎年来てますな。今年は初めて電車で行ったんだけど、五井駅からスタジアムまでどうやって行こう(徒歩だと約30分)かと思案してたところ、うまくタクシーに同乗させていただくことが出来た。乗るやいなや多分FC刈谷サポと思われる女性が「オリリまで」と行き先を告げた時には吹き出しそうになったけど、せっかく同乗させていただいたので助手席で咳き込みながら誤摩化しましたよ。





第1試合はFC刈谷と鈴鹿アンリミテッド。水曜日の第1節で勝利している鈴鹿はこの試合勝てば昇格が決定。2年前にまさにこの市原の地で同県のライバル・ヴィアティン三重に競り負け悔しい思いをし、エガちゃんが所属した昨シーズンは東海リーグを勝ち上がるもCLでは1次ラウンドで敗退。まさに「三度目の正直」の強い思いでこの大会に臨んでいたであろうことは容易に想像がつく。刈谷サポはトロンボーンが2本来てて、オリジナリティ溢れるなかなかいい応援だった。



決勝点となった豪快なボレーを叩き込んだエフライン・リンタロウ。去年の1次ラウンドの時と比較すると体も厚みが増したような感じだし、何よりも存在感が圧倒的で一気に成長している印象だった。



和田昌裕ジュニアの和田篤紀。京都退団後の動向は知らなかったけど、鈴鹿で中心選手になってた。



そして決して喜ばしいことではない話題ですっかり有名人になってしまった藤井竜。この日はCKを頭で決めて貴重な先制点を奪う等大活躍。守備でもしっかりと最終ラインを統率。これはチームに欠かせない選手だなというのは1試合観ただけで分かった。助けれてくれた社長には感謝してもしきれないね。



これだけのタレントに象徴されるように鈴鹿は強かった。昇格に値するチームだったと思う。終盤の刈谷の猛攻も1点で凌いで見事に昇格を決めた。





苦しんだだけに喜びもひとしおでしょうな。来シーズンのJFL三重ダービーは激戦必至。注目ですな。


今季は関東リーグの栃木ウーヴァが地域リーグでは反則級の補強を行い、想像通りに関東リーグを圧勝で勝ち抜いた。9月に初めて観た時は岩政擁する東京ユナイテッドを全く相手にしない完勝で、これはもうJFLに認定昇格でいいんじゃないだろうかと思うくらいに強かった。それは冗談としても普通にやればCLも勝ち抜くだろうと思ってけど、結局1次ラウンドで敗戦。まあサッカーだから何が起こるかは分からないんだけど、地域リーグの難しいところは、来シーズンも今シーズンと同じだけの陣容を確保出来る保証が全くないことだ。それゆえに3年連続でこの舞台に戦える陣容で臨んできた鈴鹿のクラブ運営は素晴らしいと思った。三重と鈴鹿。どちらが先に「J」の舞台にたどり着くのか。注目だ。





第2試合は松江シティとJ.FC MIYAZAKI。





宮崎については正直かろうじて名前を知っているくらいで、まさかCLの決勝ラウンドまで勝ち上がってくるとは思っていなかった。昇格の先にあるJFLには既に昨シーズン昇格したテゲバジャーロとホンダロックと宮崎県のクラブが2つもある宮崎県はもう数えるほどとなってしまった「J無し県」なわけだけど、J.FC MIYAZAKIのようなクラブがしっかりと勝ち上がってくるところを見ると、底上げをしようとはしてるんだろうね。宮崎は監督が与那城ジョージで、選手には黒津勝もいて、勝ち上がってきたのが納得なサッカーは展開していた。



対する松江も昨シーズンに続いてのCL。宮崎県同様に島根県も「J無し県」。県サッカー関係者の思いも強いものがあるんだろうね。



試合は2−1で松江が宮崎を振り切って最終節に自力での昇格を手繰り寄せた。もう何十試合も地域CLの試合を観てきたけど、サッカーとして面白い試合に巡り会うことは皆無と言っても過言ではないくらいに試合はつまらない。ただ毎年観に行きたくなるのはかかっているものがそれを遥かに凌ぐくらいに重たいから。だから自然とセットプレーの重要性が増す。この日の2試合で決まった6ゴール中5ゴールがセットプレーだった。


この記事をアップした頃には最後の1枠が刈谷か松江か決まっている頃だと思う。どちらのクラブにも頑張ってほしい。




連休中日の昨日は大学サッカーの最終節へ。この日は各会場の第1試合が2部、第2試合が1部という構成に。これは面白いなと思った。ちなみに自分が行った保土ヶ谷会場は昇格がかかっていたこともあったかと思うが、第1試合の2部の試合の方が圧倒的にお客さんが多かった。その第1試合は2位の立正大学と3位の日体大。勝ち点の差は3なので日体大も勝てば追いつくが、得失点差が14も離れているので、実質的には立正大の昇格は決まっていた。今シーズンは自らの体験として得失点差の重要性を実感したばかりだけど、ここでも同様のことが起きた。そして試合は意地を見せた日体大が3ゴールを奪い勝ち点では追いつくも、その得失点差で立正大が昇格を決めた。



日体大の平川元樹(札幌U−18 4年)と立正大の岡村大八(前橋育英 4年)は陸でも空でも迫力あるバトルを繰り返して、見応えがあった。



関戸裕希(前橋育英 4年)が決めた3点目の左足のゴールは本当に見事だった。意地の一撃と表現するのにふさわしい素晴らしい一振りだった。



現実的ではないと分かっていながらも勇敢にゴールを狙い続けた日体大の奮闘に試合後は拍手を送りました。





立正大は2部昇格からわずか2シーズンで同校初の1部昇格を決めた。「2部昇格からわずか2シーズンで1部昇格」というとまさに今シーズンのトリニータと同じわけだけど、偶然なことに2年前に鳥取でトリニータがJ2昇格を決めた前日に栃木総合で関東昇格戦で立正大が関東2部昇格を決めた試合を観てるんだよね。トリニータを見ていても2シーズンで2段階昇格って素晴らしいことだと思うわけだから同校史上初というおまけもついてくる立正大の1部昇格は快挙だと思うんだよね。昨シーズン桐生一の左サイドで輝きを放っていた田中宏武も1年から出場機会を掴んでるようだし、来シーズンの1部での活躍も楽しみだ。

ちなみその裏ではさんぺーの母校である神奈川大がまさかの県リーグ降格。さんぺーだけでなく現日本代表の伊藤純也も輩出している名門。その神奈川大は立正大が2部昇格を決めた2年前の最終節にあと残り1分で1部昇格というところまでこぎ着けていて最後の最後に東洋大にひっくり返されて昇格を逃している。あれから2年で1部へ上がる立正大と県リーグへ降格する神奈川大。これほどまでの明暗もなかなかない。それと昨日柏の降格が決まったわけだけど、その2年前の立正大が昇格を決めた関東昇格戦の第2試合で日大に破れ昇格を逃した産能大(来シーズン関東2部昇格)の監督をやっていたのが加藤望。今シーズン新潟の監督をやっていた鈴木監督もそうだけど、選手だけでなく監督たちが大学サッカーの現場でどんな仕事をしてるのかをもっとよく見た方がいいんじゃないかと思うよ。もちろん監督の力だけが全てではないけど、関東2部への昇格に失敗する監督に日本サッカーのトップディヴィジョンの降格争い真っ只中のクラブを託すのはギャンブルが過ぎる。





第2試合は既に降格の決まっている東京国際大と桐蔭横浜大。桐蔭の来季は鳥海芳樹(桐光学園 2年)と橘田健人(神村学園 2年)がゲームメイクする形になると思うけど、この新3年コンビはけっこう楽しみにしてる。



高さという絶対の武器でポイントになり続けた菅原圭介(ふじみ野高 4年)。見る度に高さを活かす術を覚えていくようでいい選手だったと思う。



twitterで「#哲平さんに推薦したいシリーズ」というハッシュタグで何人か大学サッカーからピックアップしてきたんだけど、明治の上夷克典(鹿児島城西 4年)は京都へ、中原輝(ルーテル学院 4年)は熊本へ、そして残るこの山下優人(青森山田 4年)だけが今のところまだ発表がない。もちろんプロ入りの意向があるかどうかも分からないんだけど、桐蔭はインカレの出場権がないので、実戦でのアピールの場はこれが最後。正確なキックと落ち着き、視野の広さ等いい選手だと思うんだけど、派手さがない分なかなか目に留まらないのかなと思う。



降格が決まってしまった東京国際大は部員数が430名ともしかすると日本で一番でかいサッカー部かもしれない。そんな学校でも長くは1部に留まれない競争。本当に厳しいなと思う。降格はしてしまったけど、東京国際大はタレントも多く来シーズンも注目してる。大分U−18コンビも4年生になるし、ピーター宇高もそろそろ本格化してほしい。そして今シーズンの後期から一気に出場機会を増やした伊能玲生(瀬戸内高 2年)にも注目してる。



この影の長さが冬の到来を告げておりますなぁ。帰り道は最終節後ということもあって何となくしんみりとした気持ちに。



そして最後に帰宅前に横河電機グラウンドでT1リーグ最終節を観た。今年引っ越しをしたことで一気に身近になった東京武蔵野シティ。特にU−18はカウントしてみたら今シーズン13試合観戦していて何と大分トリニータのトップチーム(12試合)を超えて一番の観戦数だった。そんなチームだっただけに最終節はちょっと気持ちを入れながら観てた。今シーズンのT1リーグは空前の大混戦となっていて、武蔵野もほんの3節ほど前まで優勝の可能性を残していたにも関わらず、最終節を前にして残留をかける状況となってしまった。結果は関東一の10番のゴラッソに沈む形で敗戦となってしまったけれども、他力本願ながら出来れば来季もT1に残れるといいね。本当にたくさん楽しませてもらったので、このチームがこれで最後というのは寂しい。試合がない練習の日にグラウンドを通りかかると姿が見えなくても、「あ、渥美くんのコーチングだな」って分かるくらいに特徴的なハスキーボイスがもうこのグラウンドでは聞けないのかと思うと本当に寂しい。グラウンドの関係で公式戦はほとんどが19時キックオフで自分の技術では写真がうまく撮れなかった。来シーズンまでには何とか撮れるようにしたいなと一つ目標が出来ました。最後の引退セレモニーは感極まるものがあって、本当に素晴らしかった。それとこの年代にとって女子が観にきてくれることがどれくらい大事なのかということを再認識した大盛況のT1最終節でした。



ということでサッカー観戦的には大満足の3連休。今朝はスパーズが完勝で無敗のチェルシーに土をつけたし、言うことなし。ラストはJ1参入POで締めますかね。スタジアム的にはNACKに上がってきてほしいけど、町田を抑えてくれた直人を猛烈に応援しようと思う。
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大願成就 J1昇格!(42節山形戦)

2018-11-18 22:36:17 | マッチレポート18’
町田が同点に追いついたところまでは知っていた。ただ山形に同点ゴールを決められてからの数分間は放心したような状態になってしまって正直よく覚えていない。だから目の前の試合で試合終了の笛が吹かれても数秒は試合が終わったことにすら気付かなかったくらいだった。それから慌ててスマホで他会場の結果を確認しようと思ったけど、何百人もの大分サポーターが同じことを考えてるわけで当然のことながらスマホはウンともスンともいわない。もどかしい時間が1〜2分は続いただろうか。ピッチから見て、ゴール裏の左側上部からの「(町田の試合が)終わった!」の一声をきっかけにさざ波のようにゴール裏全体に喜びが伝播していった様子は本当に表現するのが難しいくらい素晴らしい瞬間だった。ただ3年前の町田の「ぬか喜び事件(通称:南長野の悲劇)」も確かサポーターの先走りがきっかけだったはずだから一応自分の目で見るまではと思ってたんだけど、もう歓喜の波に飲み込まれてそんな考えは一瞬で吹き飛んだ。例えぬか喜びでも「この最高の歓喜の波に乗っかりたい!」という欲望があっさりと勝ってしまった。昇格出来たからこそ言えることだけど、終了の笛と同時に喜ぶよりも実は貴重な体験をしたんじゃないかと今だから思える。





ここ数試合から予想していた通りの硬い試合となった。そしてお互いミスの多いサッカーの見所としては少ない試合だったと思う。特にラストパスの部分が全然合わなかった。ただもうそこは織り込み済みというか、そんな緊張状態でいつも通りが出せない中でも相手を上回れるかというところがポイントだと割り切れるようになってたし、先制点はまさにそんな形だったと思う。機動力で圧倒出来る右サイドを縦に突破してからのクロスに大外の星が詰める。今季何度も見せてきた必殺パターンとも呼べる形で仕留めた。そこまでの山形の出来を考えてもこれで勝てるだろうと簡単に考えてたけど、そう簡単ではなかった。硬さというかギクシャクというかそんな感じはいつまでも改善しなかったし、もっと思い切りの良さを見せた方が間違いなく山形は恐かったはず。


いつも通りじゃないなと思った最たる例はキックオフから何度も滑っては動き出しに失敗してた藤本が85分になってようやくスパイクを代えようとしてたこと。さすがに遅すぎると思ったし、その前に代えるタイミングいくらでもあったでしょうよと突っ込みたかった。そんなとこも試合の重要性に飲み込まれてたんじゃないかなと思う理由の一つだ。終盤に近付くにつれ山形に決定機を作られ始めてたことを考えると、ドローという結果は妥当だったと思う。確かにあと数分で優勝出来ていたと考えるともったいないことをしたと思うけど、この試合に関してはドローが妥当な結果だったと思う。



同級生の2人。


馬場ダッシュ。Bダッシュ。


硬くなっていつも通りが出せなかろうが、勝ち点で追いつかれようが、自動昇格が我々の手元にあることこそがまさに「積み上げ」の成果だ。かつては守備の固さを売りにしていた時代もあったクラブが今やリーグNo.1の攻撃力を誇り、そして得失点差で自動昇格か手動昇格かという天国と地獄の境目を制することになるとは10年前は本当に夢にも思わなかった。とにかく能動的なサッカーにこだわり、対策をされてもされてもニュアンスは変えながらも骨子となる部分だけは絶対にぶらさずにやり続けた結果がこの日の大きな成果となったわけだ。リーグの順位を決めるのは勝ち点の数で間違いない。それでも他のクラブを圧倒的に凌ぐ(千葉は得失点差がプラスじゃないので参考外)76回もの歓喜をサポーターにもたらしてくれた我らが大分トリニータが優勝だと個人的には思っている。



そして、嬉しくて嬉しくて言葉に出来ない最高の瞬間を残ってる写真で振り返る。もうめちゃくちゃにシャッター切りまくったんだけど、嬉しくて嬉しくて震えてたから被写体の皆様に土下座レベルの写真がほとんどで自分でもガッカリ。その中でもかろうじて生きてた写真です!




本当に岡野こけてた!








さんぺーのエモーショナルな表情も最高だけど、その後ろで顔を手で覆いながら崩れ落ちる前田の姿に涙腺崩壊。




いつもはクールなコテがこんな表情で走り出しちゃうくらいに昇格って嬉しい!






ここも同級生。2人とも最高の表情!


怜さん泣いて、


前田も泣いて、


林もフクも泣いて、


ノリさんも泣いちゃう!昇格ってそれくらいの一大事!


川西は何となく分かるんだけど、高木が冷静だったのが意外だった。フルタイム出場おめでとう!素晴らしい記録だ!








そしてこの人を抜きにはこの昇格は絶対に語れない。我らが片さん。この3年間で残してきた数字だけを見ていたとしても「名将」と言って何の違和感もないわけだけど、片さんにはそれ以上の本当の価値があることを我々サポーターは随所に見てきたように思う。所属した全ての選手が満足なシーズンを送ることなんてまず不可能なわけだけど、前節の川西の素晴らしいゴールに象徴されるように言葉だけじゃない一体感が常にこのチームからは感じ取ることが出来た。そこには「頑張っていれば、監督が必ず見ていてくれる」という選手と監督との間の信頼関係があったはずだし、片野坂さんのチームマネジメントの確かさを物語っている。そして成績や順位の良いクラブを応援出来ることはサポーターにとってこの上ない喜びだけど、自分が応援しているチームが「クリーン」であることがこんなにも誇らしいことなんだということを片野坂さんに教えてもらったと思う。片野坂さんが指揮をするようになってから感じたのはカードをもらう回数が圧倒的に減ったこともそうだけど、ファールを受けた時もあまり相手に対して文句を言わなくなったこともあると思う。大分の選手が汚いプレーでファールを受けたりすると脊髄反射的に「オイコラ、何しとんねん、ボケがっ!!」くらいのことを上品に叫んでしまうこともあるんだけど、ファールを受けた当の本人が何事もなかったようにスッと立ち上がって相手の握手を受け入れてるのを見て、たまらなく恥ずかしくなるなんてことは1度や2度じゃなかった。これは間違いなく片野坂さんから徹底されてたと思うし、見えないところでレフリーを大分寄りに取り込めてたという効果もあったと思うよ。


あんなに真面目そうなのに最後にトラメガで爆笑まで取ってくのとかズルい!


前の記事でも書いたけど、山形はとにかくアウェイサポーターが集まらないという印象だった。しかし昨日はすごかった。日本にある全てのスタグルの中で一番好きな「いも煮」を試合前に堪能して余裕かまして開門15分ほど前にアウェイ側入場口に行って唖然とした。ここは本当に山形なのかというくらいの行列。行列は隣のサブグラウンドの外周にまで届いて最終的には1/4周くらいまでに達してた。例年だと100人いるかいないかくらいだったから、ざっと10倍はいたんじゃないかな。この大分県民による民族大移動が数年に一回のペースで行われているのは、大分県民のルーツを辿ると遊牧民族だったんじゃないかという理由でしか説明がつかない。良い意味でも悪い意味でも大分トリニータが一つのカテゴリーに落ち着かないこともそれで説明がつく。


フクのさんぺーを見つめる「何だこのおっさん」的な視線が最高!




twitterにも書いたけど、去年の4月の第7節でNDスタを訪れた際にディーオくんが「大分さん、J2にお帰り!!」の手書きボードをアウェイゴール裏で見せてくれた。あれからわずか1年半でJ1昇格とか本当に夢のようだ。先週のホーム最終戦の帰りに大分空港のロビーで座ってる時にふと3年前のことを思い出した。入替戦の2ndレグに負けて降格が決まり悲しいというよりも何も考えられないような状態でロビーに座ってた。そんな放心状態の自分越しに昇格を決めた町田の選手とサポーターがキャッキャッと喜びを分かち合っていて、耐え難い状況だったわけだけど立ち上がる元気もなく目を閉じて寝たふりをした。あの屈辱的な思いからわずか3年でJ1昇格。あの時寝たふりをしていた自分に「3年でJ1行けるから今は頑張れ」と声をかけても、「は、J2昇格の間違いだろ?」と返されるんじゃないかと思うし、それが普通のように思う。それくらいに本当に素晴らしいことをやってのけたんだなと改めて思う。2012年のことも、2014年のことも、2017年のこともあるからシーズンが始める前は自動昇格なんて遥か遠い夢のことのように思ってた。昇格出来るんならPOで全然構わないしくらいに思ってた。そんな高い目標を苦しみながらも達成してくれたチームとクラブを本当に誇りに思うし、人生で何度目かの「このクラブをサポートしてきて本当に良かった」という思いにじんわりとひたっている。


この記事は第42節のマッチレポートなので、シーズン総括的な記事はまた改めて書くとして、6年前にJ1昇格を決めた時の記事をもう一度読み返してみた。そこに書いてあった一文が、「昇格は喜びや期待と同時に地獄への第一歩かもしれないという思いはある。」というもの。この6年で自分も成長した。別府を愛する人間として、地獄をも楽しめる術を加齢とともに身につけたと思ってるから恐いものは何もない(ちょっと強がり)!さあ、待ってろJ1!J2最強の攻撃軍団(こう言えることが幸せ)が殴り込むぜ!


大分トリニータに関わる全ての皆様、本当におめでとうございました!最高のシーズンをありがとうございました!来年はパナスタ行きたい!
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残り1つ絶対勝つ! 「積み上げを誇ろう」

2018-11-15 00:27:24 | トリニータ
いよいよ。もうソワソワどころの騒ぎじゃない。ジッとしてるともう不安で不安で仕方ないので、暇つぶしではなく不安つぶしに山形の試合を見逃し配信で観てる。それはもうスカウティングしてやろうなんて崇高なもんじゃなくて、ちょっとでも山形がしょぼいプレーを見せたら、それを見て安堵するような一種の精神安定剤のようなもの。こんな思いを出来るのは限られたクラブのサポーターのみで本当は幸せなことなのかもしれないけど、本音は恐くて仕方ない。週末が来るのが恐くて恐くて恐くて、そして少しだけ楽しみ。ここまで来ると正直もう強がれない。


山形の直近3節、ホーム水戸戦、アウェイ岐阜戦、アウェイ大宮戦を観た。山形は今のうちと同じ3−4−3が基本フォーメーション。ただ決定的に違うのはそのフォーメーションに収まる選手が全く固定されていないこと。直近3試合を観ただけじゃ今週末のスタメンを予想するのは難しい。間違いなく当てられるのはGKの櫛引くらい。スタメンを読めない難しさがある反面、それって最終節にしてまだチームが試行段階であることの何よりの証左だし、直近10試合で1勝5分4敗という成績を見ても、普通にやれば勝てる相手であることは間違いない。3バックの中央を務める栗山は今季41試合中36試合にスタメン出場といううちで言えばノリさんに当たる紛れもないDFラインの背骨だ。大宮戦を観た方なら分かると思うが、本当にどうでもいいシーンで背中を向けてる相手FWに対してバックチャージをかましてイエローをもらい、累積で今週末の試合が出場停止となった。うちにとってこんな猛烈な追い風ないよ。CBの右に入る大卒ルーキーの熊本雄太は前節の大宮戦は岩田智輝ばりに最終ラインから積極的にオーバーラップを何度も仕掛けてたけど、正直に言って本業でのポジショニングが怪しい。大宮の決勝ゴールとなったシーンは熊本の背後を取られての失点だったわけだけど、何度見返してもなぜそこにスペースを空けているのか全くもって理解出来ない。左のCBに入るであろう松本怜大はうちの怜さんのニセモノだし、DFラインは正直ザルいぞ。おっと、うっかり強がってしまった。


強がるつもりはないんだけど、書けば書くほど勝てる気がしてならないのが今の山形。ただね、本当の敵は別のところにいるような気がしてる。今週に入ってにわかに再燃した「秋天の陽炎」ブーム。1999年当時はまさか自分が大分に住むことになるとは夢にも思ってなかった頃だし、当然のことながらリアルタイムでは知らない。でもそれってもはや歴史上の出来事のようなもんで今のトリニータの選手なんて大半が「秋天の陽炎」を読んだことないでしょ。だから心配する必要なんてなし。それよりももっとリアルなのは、2012シーズンの最終節の方が今のシチュエーションに近かったんじゃないかな。他力ながら勝てば自動昇格の可能性を残して乗り込んだアルウィンでの松本戦。ホームで連勝して、まず大丈夫だろうと意気揚々と乗り込んだ松本は雨が降り本当に寒かった。公式記録を確認すると、当時の気温は7.3℃。そして今週末の山形も雨予報で最高気温13℃、最低気温6℃の予報。大分よりも5℃近く気温が下がるわけで、ただでさえ硬くなるシチュエーションでさらに体が動かなくなることが予想される。ここ2試合を観てて分かったことはもう間違いなく選手たちは緊張するし、いつも通りの力を出すことは無理。だから本当の敵は自分たち自身だし、スタッフやサポーターがどうやってその緊張を出来る限り取り除いてやるかが重要なんじゃないかと思う。それと金沢戦の川西のようにベンチスタートで比較的冷静に試合を観られる選手たちが途中出場で閉塞感をぶち破れるかなんじゃないかと思う。例えば山形が構えて入ってくるのか、前から潰しにくるのかなんて正直読めるわけない。でも山形よりも遥かに恐い自分たち自身という敵に対しては色々な対処の取り方があるんじゃないかな。そしてそれって1人でも多くのサポーターがスタジアムに駆けつけることで何とかなるんじゃないかと思ってる。NDスタは日本全国のどこよりも大分のアウェイサポが集まらないスタジアムだと思う。大分から遠いのは当然のことながら、関東からもそこそこ距離があってかつ仙台や札幌ほど都会ではないという立地条件が影響してるとは思う。ただ今回は特別だよ。選手たちも「山形まで来てほしい」と明言してる。もし迷ってる人がいるなら、万難を排してとは言わない、ちょっとくらいの難ならば何とかして駆けつけようよ。今のチームはそれに応えてくれるだけのチームだと思うよ。


多分今の今も片野坂さんは山形戦で誰を起用しようか頭を悩ませてると思う。特に川西の起用については悩んでるんじゃないかな。

「ちょっと練習試合などでああいうところでのワンツーやコンビネーションで崩しをするなど、こだわりすぎているところもあったのだが・・・」(金沢戦後の片野坂監督)

「自分は点を取るタイプではないと思っているし、今回はああやってコースが空いたから打ったが、もっといい選手、点を取るタイプの選手がいたらパスを出してあげたいと思う」(金沢戦後の川西)

こんな切ないすれ違いある?別に片野坂さんにどうこう言うつもりもないし、川西にああして欲しいとかこうして欲しいとか言うつもりもないけど、監督と選手って2年も一緒にやっててもこんな微妙なすれ違い方するんだと思うと本当に難しいなと思う。どういう結果になるかは分からないし、もしかすると試合後に「この選手を使っておけば」とか思うのかもしれないけど、もはやそういう段階ではなくなったと思う。片野坂さんが「30人全員で」と言うからにはそれを信用するだけ。例え高木駿がボランチでスタメン出場したとしてもそれを信じて応援出来るくらいの覚悟は決まったよ。川西が前節の決勝ゴールを決めた時点でそれくらいの覚悟を持たせてくれたよ、片野坂さんは。


「積み上げ」っていう言葉は片野坂さん就任以来ずっとこのチームのキーワードであり続けたと思う。J3の序盤は本当にどうなっちゃうのかと思うこともあったけど、少しずつ少しずつ成長していってそして片野坂体制3年目の最終節でまさにその「積み上げ」を実感出来る状況となった。土曜日の15時50分頃、スマホで他会場の経過を気にせずに目の前の試合に集中出来るのは松本と我々大分だけ。前節まで同じ勝ち点の町田に自力がなく、我々に自力が残されてるのは、得失点差という41試合をかけて積み上げてきたこのチームの「積み上げ」に他ならない。これは本当に誇っていいことだ。この自分たちで作り出したアドバンテージを最大限に活用して昇格を摑み取ったろうよ。


土曜日は16時に試合終了なので無理しなくても十分にその日に帰宅出来る時間だけど、山形にホテルを予約しました。なぜならもう「そのつもり」だから。山形牛とか米沢牛とかのすき焼きとかステーキのお店も探してます。なぜならもう「そのつもり」だから。淡い「そのつもり」は開幕した2月からずっと抱いてきた。ハッキリと「そのつもり」が輪郭を現してから1ヶ月ほどだろうか。そしてついに「そのつもり」が現実のモノとなろうとしてる。泣いても笑っても残された時間は90分。いよいよ。
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川西、抱いてくれ!(41節金沢戦)

2018-11-11 02:17:09 | マッチレポート18’


決勝ゴールが決まった時も、試合が終わった時も、何とかギリギリのところでこらえてた涙腺も、試合後のインタビューで「修さんや容平と腐らずやろうと声を掛け合っていた」と川西の口から発せられたところがもう限界で完全に決壊した。その直後に嫁さんから「DAZNに映ったよ」というコメントとともに放心状態のおっさんが映されたメールが送られてきてあっさりと冷めたわけだけど....



慎重に入りたい気持ちとこのゲームの重要性が影響したと思われる極度の緊張があった大分と、大分のボランチと右サイドを特にケアしてきた金沢。両軍のそんな状況が色濃く反映された前半はそれはそれはカチンコチンの試合となった。前半41分に前田を経由して右サイドから崩していった攻撃が出るまでハッキリ言って何もやってなかったと言っても過言ではないくらいカチンコチンだった。金沢が全体的に引き気味なのと、ボランチにボールを入れさせないポジショニングを取ってくるため効果的な縦へのパスは皆無だった。また岩田−怜さん−清本と機動力トリオを縦に並べた右サイドは、密集したディフェンスで対応してくるためスペースがなく良さが出せなかった。的当てゲームでもしてんのかなってくらい目の前の選手にボールをぶつけ続けた怜さんと岩田。緊張してると遠くが見えなくなるとよく言われるけど、星の周りには広大なスペースがあったからもう少し遠くが見えてたら、逆サイドへ展開出来たんだろうけどね。この状況で緊張するなってのは無理があるのは十分に分かってるんだけど、緊張や慎重さがインテンシティの低さを呼び込んでしまっているように思えてならない。前半はほとんどの選手が寄せるだけのディフェンスに終始していて物足りなかった。相手の足元まで奪い切りにいこうとしてたのは前田くらい。この部分は緊張とかと切り離して出来るはずだから、もっと意識を変えてほしい。


今日の清本の先発起用はプレースキッカーとしての役割を果たしてほしかったという意図があったと思う。清本に限らずその能力のある選手の起用はもっとあるべきと思ってきたし、それは前節の敗戦でより強く感じてた。そして今日の清本の起用は当たった。カチンコチンだった前半終了からわずか3分でゴールを決められるセットプレーってやっぱり偉大だし、もっと大事にしてほしい。



ハーフタイム中にこの閉塞感をぶち破ってくれるのは誰だろう、そしてそういう選手にこそ本当の価値があると思ってた。しかしそれがまさか川西になるとは全く思ってなかった。それは川西の能力云々ではなく、ここ最近ずっと出場機会がなく、前節やっと久々のベンチ入りしたばかりという状況だったから。それと交代がマルちゃんだったというところも大きなポイントだった。片野坂サッカーにおいてマルちゃんはほぼほぼ聖域となっていたし、この重要な局面でまさか代えてくるとは思わなかった。ただ今日は前半にターン1発で振り切られたり、そもそもほとんどボールを受けられなかったりといい出来ではなかった。ただ片野坂さんは思い切ったなと交代の時は思った。

個人的にずっと川西のことを「和製ムサ・デンベレ」と表現してきた。プレミアリーグの場合、Jリーグの比じゃないレベルの格差社会で、攻めるチームと引きこもるチームの棲み分けが明確になされている。バイタルエリアより後ろに11人全員で籠城してひたすら守り続けるなんて試合もざらだ。そこで自分が贔屓にしているトッテナム・ホットスパー(一応攻める側)のムサ・デンベレ(ベルギー代表)が見せるプレースタイルと川西のプレースタイルが本当によく似ている。まさに今日のゴールシーンなんてそのまんま。スピードで振り切るわけじゃなく、相手に寄せられても深い懐で相手の圧を吸収して無効化させて前に出る。ドリブルで1枚はがしてしまえば、あとはスライドしてくる相手にズレが生じ続ける。そうやって何度も分厚いディフェンスのゴールをこじ開けてきた。今日の川西のゴールシーンは何度見てもデンベレのドリブルに見えて仕方ないんだけど、シュートに関しては本家デンベレよりも強烈だったかもしれない。今のチームが良くない時にいつも足りないなと感じるのが「ドリブル」と「勇気」。そのどちらも満たしてフィニッシュまで完璧だった一撃。本当に感動した。




梅鉢と川西は山形繋がり。前節まで金沢のボランチは梅鉢が出ていたけど、今日は大橋にスイッチされてた。前節の横浜FC戦でセットプレーに弱さを見せた大分対策として梅鉢よりも6cm身長の高い大橋を起用したんじゃないかなと思ってる。ただ決勝点のシーンで川西とマッチアップし、そして振り切られたのはその大橋。あそこで山形時代から川西のことをよく知る梅鉢なら対応出来てたんじゃないかなと思うと、勝負の分かれ目はどこに存在してるのか分からないもんだなとも思う。


控えのGK田尻とはガンバ時代かな。



金沢は予想通りに嫌らしいチームだったけど、この苦戦の要因は「勝たなければならない大分」と「勝たなくてもいい金沢」の微妙なバランスが生み出したものに過ぎないと思ってる。見事に我々のやりたいことをつぶしてきたわけだけど、やってることは極限まで振り切ったリアクションサッカーでしかない。あれでは勝つことはまず難しいだろうし、やれて勝ち点1まで。だからこの順位だし、そのサッカーに引きずり込まれずにぶち破ったうちの選手たちを本当に評価したい。



今日は決勝ゴールではなかったけど、勝ち点3を必ず呼び込むノリさんヘッダー。ディフェンス面でも自分よりも身長の高い垣田とよく競り合って自由にさせなかった。そして次節フル出場を果たせば、2年連続フルタイム出場、3年連続全試合出場となる。本当に立派。ディフェンダーとしてリスクあるスタイルに挑戦して、片野坂さんの要求に応え続けてる。クリーンで冷静でケガもしない。本当に素晴らしいディフェンダーに成長しました。



フルタイム出場でいえば、高木もそう。個人調べに間違いがなければ大分トリニータのGKでフルタイム出場を果たしたのは、2009年の周作以来2人目となる。出場時間でいうと、2002年に岡中が記録した42試合3,726分を超えて史上最長時間出場となる。ノリさん同様に一般的なGK以上のタスクを常に求められ、それに果敢にチャレンジしている高木はもっと評価されていい。それと高木の素晴らしいところにサポーターとの接し方がある。ここ1ヶ月関東での試合が続いたので、じっくりと見させてもらったけど、練習が始まる前も高木はすぐに挨拶せずにサポーターの前でじっくりと応援の声を聞いてからアップに入る。サポーターからすると届いてるなって感じるし、応援のしがいがある。失点した試合等自らが納得してない試合の後は例えチームが勝利してもあまりはしゃがない。フクアリでの快勝の試合後、選手たちがゴール裏に来てくれた時、キャプテンのノリさんがメインスタンド寄りに行き過ぎたため、バランスが悪かった整列を最後尾から修正していたのも高木だった。味スタでのもっと近くに来てほしい要求だったり、高木は本当に応援したくなる選手だ。フルタイム出場は是非ともやり切ってほしい。



ホーム最終戦恒例のGKチーム全員集合。これグッとくるよね。





タオルマフラーは単純だけど、密集するとけっこう訴えかけてくる力が強くて好き。コレオは太陽の光がキレイに当たってキラキラして美しかった。どちらも選手には間違いなく届いたはずだ。



これまで生歌はもちろんのこと、CDやラジオでもほとんど聞いたことがなかったんだけど、阿部真央さんのライブが素晴らしかった。プロのシンガーさんにこんなこと言うのは大変失礼だとは思うけど、「歌がうまい」。3曲聴いた感想はこれに尽きる。大分出身という親近感もあるし、これからちゃんと聴いてみようかなと思う。



これが噂の指原さんのパトロンたちからニータンへの贈り物。素敵なデザインもさることながら、台車に目をつけるというセンスが素晴らしい。2試合続けて来てくれた阿部真央さんもそうだけど、指原さんにも本当に感謝しかないなといつも思う。公式やサポがどんだけ頑張っても届けられない層に大分トリニータというクラブを知らしめてくれてる効果は数値じゃ計り知れないものがあるよね。











スポンサー幕が勢揃い。







ホーム最終戦を素晴らしい雰囲気で終えられて本当に良かった。この雰囲気で臨めるラスト1。精神的に楽しいことばかりじゃないけど、このヒリヒリとした状態で過ごせるのもあと少し。この状況を幸せと思って、運命のラスト1に備えたい。














何やかんやと行く機会がなく、ホーム遠征は何と昨年の名古屋戦以来1年半ぶりだった。最終戦でシーズンパスを初めて使い、最終戦の日にグッズ売り場で「イヤーブックありますか?」と聞いたら、あっさり「もうなくなりました」と返されたり、いつの間にかシャトルバスの乗り場が変わってたりと色々と新鮮で、改めてやっぱりホームはいいなと実感した次第。試合前は個人的には恒例の別府の温泉へ。これくらいまで気温が下がってくると本当に気持ちいいし、早起きでぐったりとした体調で行くとなおさらにいい。今日は時間がなかったから1つしか行かなかったけど、出来ればハシゴしたいんだよね。温泉の後、別府の街をフラフラとしたんだけど、けっこうそこかしこにフォトジェニックなところがあるんだよね。やっぱり別府は好きな街だと再認識。



そして「大分銀行ドーム」にお別れをしてきました。あと90分で今シーズンは終わりだから、次来る時は「昭和電工ドーム大分」だね。
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残り2つ絶対勝つ! 「いい意味で大丈夫」

2018-11-06 00:01:27 | トリニータ
横浜FC戦の翌日の今日は有給を取っていて、特段することもなく、ただ週末の金沢戦のことを考えると居ても立ってもいられなくなり、貪るように金沢戦の試合を観てた。ちなみに町田戦の翌日も有給を取っていて、次の日のことを考えて試合に臨んでいるようじゃサポートするクラブも勝てるわけないよなと猛省中。でも今季はもう土曜日開催しかないから月曜日に休む必要ないんだ。とか言いながら山形戦の前日に休もうと考えているのはどうしたもんか。


前節のホーム大宮戦と前々節のアウェイ福岡戦を観た。2試合を観た後に、3バックのチームとの対戦も観ておきたいなと思い、37節まで遡りホーム松本戦も観た。ここまで書いただけで分かるとおり、金沢はここ5試合のうち3試合がトップ7のクラブとの対戦で、さらに次がうちということで直近6試合で4試合目のトップ7との対戦ということになる。松本には0−2で負けているものの、福岡、大宮とはそれぞれ引き分けている。


金沢のフォーメーションはオーソドックスな4−4−2。少し前までは順天堂の大卒ルーキー毛利駿也がレギュラーを奪取したと思ってたけど、今は石田崚真が右SBのレギュラーのようだ。それと左SHが加藤大樹だったり、金子昌広だったりするくらいで基本のメンバーを毎節大きくは動かさない。現在14位という位置のチームとして見るととてもいいサッカーをしてる。松本には完敗だったけど、福岡、大宮に対しては勝ってもおかしくない内容だったし警戒は必要だ。前半戦の対戦の時はマンマーク気味の布陣を敷いてきたり何をするかよく分からないという印象だった柳下監督の采配も今はあまりトリッキーなことをしてくるようには見えない。前線は元気にプレッシングに突っ込んでいき、ボランチの藤村がしきりに最終ラインにラインを上げて連動してこいと促すシーンがあるんだけど、そこに一体感はあまりなく中盤にそれはそれは美味しそうなスペースがポッカリと空くことが多い。特に前節の大宮戦は多かった。今季の大分をずっと見てると高木だったらそこの美味しそうなスペースにスパッとミドルパスを通してビッグチャンス到来って感じちゃうんだけど、大宮の塩田のキックがしょっぱいもんで、ビッグチャンスをみすみす逃していることが多く、もったいないなと思いながら見ていた。最終ラインの裏よりは前線と最終ラインとの間に隙がありそうなので、馬場やコテ、さんぺーあたりがキープレイヤーとなりそうな感じがある。ただその場合も最前線には藤本か伊佐を張ることを忘れずに。


セットプレーも分かりやすく強い。まずボランチの藤村慶太がいいボールを蹴る。仙台から期限付き移籍をしている藤村はこれまであまり見る機会がなかったんだけど、なかなかいいプレースキックを持っている。そして中で待つターゲットが軒並みデカい。庄司、山本の両CBとCFの垣田はいずれも185cmオーバー。さらに終盤には途中交代で佐藤洸一も入ってくる。セットプレーは前節痛い目にあったばかりなので、十分に警戒したいところだけど、うちはそもそもスタメンに180cm超のフィールドプレーヤーを3枚以上揃えることが現時点では難しい。対処としては押し込みまくって自陣から遠ざけることでセットプレーの本数自体を少なくするしか方法はないと思う。もしくは1失点までは織り込み済みで複数ゴールを狙いにいくか。ここまで来てセットプレーだけに屈するような終わり方はしたくない。とにかく押し込みまくってずっと相手陣内で試合を進める。これしかない。


松本がどうやって完勝したかと言うと、金沢を上回るフィジカルの強さで球際を制して、あとはロングボールで押し込んでセカンドボールの回収に全力を注ぐ。そんないかにも松本らしいシンプルなやり方。ただそれをうちが真似出来るかと言えば、ある程度までは出来ても町田戦や横浜FC戦での弱さを目の当たりにしてしまった今、その部分での期待はあまり出来なさそうだと思ってる。やはりしっかりとパスを回して、相手の寄せが速いと2つ先、3つ先の展開が見えなくなってしまうことを十分に意識して、相手を外すことに集中したい。もうそうやって40試合積み重ねてきたわけだからそこでとことん勝負するんだよ。ちなみに松本の場合、金沢は究極のカモらしくJFL時代から数えて10連勝で一度も負けたことがないらしい。さらにここ2年の4回の対戦では合計15得点、無失点といううちと千葉どころじゃない主従関係が築かれていて、もはや参考にもならないレベル。ということで金沢は普通に戦えばまあまあ強いと思っといた方がいいようだ。


40節が終わって累積警告による出場停止のリーチ者なしとなった。これは本当に素晴らしいことだよ。Jリーグでは試合前にフェアプレーを促す映像が流れて色んな選手が出てくるけど、これもう大分の選手だけで映像作ってもいいんじゃねくらいで素晴らしいことだよ。ましてやそれで成績もついてきてる。これをモデルケースとしてチームマネジメントのあり方をJリーグは大分まで来てしっかりと学んだ方がいいよ。他の模範となるクラブとしてね。だから昇格させてね。と、こんなことを言っておきながらなんだけど、40節終了時点でリーチ者なしということは次の金沢戦で出た選手全員イエローもらっても大丈夫ってことだからね。さっきは球際勝負には持ち込みたくないみたいなこと書いたけど、退場しない程度に思う存分ガツガツいっていいからね。遠慮はいらんよ、ここまでちゃんとしてきたんだから。


対戦相手をリスペクトすることは大事だ。なめてかかってはいけない。金沢も山形も難しい相手だ。簡単な相手なんて一つもない。

これら全てがその通りだと思う。でも個人的にはそういう姿勢ばかりが強調されることに少しの違和感を感じてきた。例えば金沢は現在14位だ。確かに直近の試合を観てるととてもいいサッカーをしている。でもこの長いシーズンを通してほとんどの期間を11〜15位くらいのボトムハーフをフラフラしてたのには必ず理由があって、警戒なんてそこそこにずっと首位争いしてきた我々のサッカーの方が優れているんだくらいの少々傲慢な姿勢で臨んでもいいとすら個人的には思ってる。そんな違和感の一片をスッキリとさせてくれることを馬場さんが昨日の試合後にコメントしてる。

金沢はややこしいし、山形も難しい。僕も昨季までは追う側にいたが、追う側の「上を食ってやる」という思いはプラスに働くことが多い。それでも上位チームがしっかり勝つというやられ方を、僕は何回もしてきた。だから、ややこしい相手ではあるが、いい意味で大丈夫だと僕は思っている。あとはしっかり準備するしかない。

本当にこの通りだと思う。「いい意味で大丈夫」。このスタンスだよ。自信を持って臨めば絶対に勝てる。このサッカーに魅了されてきた人間が言うんだから間違いない。残り2つ絶対勝つ!
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そんなに甘くはない(40節横浜FC戦)

2018-11-05 09:25:47 | マッチレポート18’
昨日は横浜から帰ってきてずっとダルくて何もする気が起きなかった。先週ずっとソワソワし続けた大一番が終わった反動なのかなと最初は思ってたんだけど、どうも風邪っぽいらしくて早々に床についた。幸いにも今日を休みにしておいたからゆっくり寝られたので、完全に回復した。張りつめてたのと雨の中での応援がダメージとして残ったんだろうなと思ってる。そう考えると、このプレッシャーと毎週戦っている選手たちには本当に頭が下がる。


ほとんど想定していなかったレベルでの完敗だった。藤本の不帯同の理由は分からないけど、結果的にはさんぺー・コテ・馬場の前線3枚のチョイスは失敗だった。3人が3人とも気が利くタイプだけにバランスが整い過ぎて恐さがなかったというイメージ。その違和感は片野坂さんも感じたんだろうけど、自分がイメージしていたよりも遥かに早く伊佐の投入となり、そしてそれが劇的改善を生んだ。後半序盤の攻勢と先制点は伊佐の「個」が呼び込んだものに他ならない。これだけ全員が調子がいいと選手選考は難しいけど、昨日の試合を観て藤本か伊佐は先発から絶対に外せないなと感じた。最前線に速さや強さでポイントとなれる選手がいる方がより化学反応は起こりやすい。


相手の寄せの速さが最後まで続いたこととデュエルで劣勢だったことで試合全体としては押し込まれた印象となってしまったわけだけど、それって結局町田戦の敗戦の印象と変わらない。前半の選手たちの硬さは尋常じゃなかったし、特にフクは縦へのフィードが全てミスになったと言っても過言ではないくらい最後の最後まで試合に入れていなかった。その硬さが失点を招いたわけじゃないけど、思いっきりの良さがほとんど出てこなかった前半だった。ただ冒頭にも書いたけど、相当なプレッシャーと戦ってるんだろうし、そこを「何とかして」と言うのは酷なことは百も承知で、あえて「何とかして」と言っておく。


同点にされたゴールは仕方ないとして、試合を分けたのはセットプレーだった。まあずっと言い続けてきたことだけど、我々は今シーズンはセットプレーに関しては「捨ててきた」わけで、その報いがこの大一番に出たということ。昨日勝っていれば自動昇格をぐっと引き寄せられたことと同様に、そんなに甘くはないということ。レドミのキックの素晴らしさは精度もさることながらボールのスピードが速いことだと思う。あれだけ速いと対応する方も難しいし、例え狙ったところにボールがいかなくても何となく入ってしまうかもという無言の恐ろしさがある。もちろんそこまでのキッカーを確保することは難しいけど、そうは言ってもうちには期待感のあるキッカーがいない、いや、いるのかもしれないけどメンバー入り出来ていない。昨日の試合後に片野坂さんが「J1に上がったら...」という話をしてたけど、今シーズンはもう遅くても次のシーズンに向けて一番の課題はここだということをこの大一番を落とすことで思い知らされたわけだ。支払った授業料はあまりにも高いわけで、必ず改善してほしい。1本は仕方ないにしても、6分後にもう1本はやられ過ぎた。アレでこの試合の可能性は潰えた。


まあでも40節まで終わって残り2試合となったところで「自力」を持ってる時点で圧倒的に優位なことは間違いない。残り5試合の時点での「残り全部勝つ」は現実的じゃなくても、「残り2試合全部勝つ」は現実的だし、最終節のヴェルディ−町田の結果次第では1つは引き分けてもいいと考えるとやはり圧倒的に優位だ。ここはプレッシャーじゃなくて自信とするところだし、自動昇格がこんなにも現実的になってきている状況を選手たちには楽しんでほしいと思う。ただ逆に言うと松本戦に勝利したことで大分を取り巻く環境はほとんどが自動昇格を強く意識することとなった。2012シーズンの京都の例を挙げるまでもなく、最終盤での「自動昇格圏」から「PO圏」への陥落は大きな絶望であり、そこからもう一度メンタル面を立て直す時間はないに等しい。プレーオフを「まだチャンスがある」と前向きに捉えられるのは、40節終了時点でもPO圏を確定させてない大宮のようなチームだけだと思う。だからこそ石にかじりつてでも自動昇格。何が何でも自動昇格。PO圏内を確定させた今だからこそあえて言う。

今シーズンはあと180分で終わらせる!!

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天王山を制する(39節松本戦)

2018-10-29 23:25:05 | マッチレポート18’
試合後の反町監督のインタビューで話された「恐がってしまった」という一言に尽きる試合だったんじゃないだろうか。スコア以上の完勝だったし、文句のつけようのない首位奪還ゲームだった。なぜ松本の選手たちは恐がってしまったのか。プロレスでは最初のロックアップで相手の力量が分かるとよく言われる。松本の選手たちも反町監督から大分の攻略について十分に情報は入れられてたはずだとは思うけども、キックオフの笛が鳴り、いざ手合わせをしてみて感覚的に「恐いな」と感じてしまったのだと思う。これこそがまさに今の我々の強さを象徴する現象だと思う。間合いで相手をビビらせ、腰を引かせる。戦う前から戦わせない。いよいよホンモノかもしれない。


トリテンを読むと、松本はリトリートしてきたと書いてあったけど、試合を観ていてあまりそういう印象はなかった。ただプレスのかけ方が中途半端だなと思ってた。そこそこ高いところから前の3枚が圧力をかけに来るけど、奪いに来る勢いはないし、自信をつけつつある今の我々のパスワークの前では、それくらいのプレッシングならむしろ好都合だった。結局それが相手陣内に張り付かせる要因になったと思うし、それがリトリートということなのかなと解釈してる。ただこれも前節千葉の突撃プレッシングを体感して、それをいなせてたからこそ感じられることなのかもしれないね。そう考えると本当に1試合1試合成長してると思うよ。


当日のスタジアムが本当に素晴らしい雰囲気だったんだろうということは画面を通してでも伝わってきた。選手たちが頑張っていい成績を残す→お客さんが増えてスタジアムの雰囲気が良くなるっていうのは本当に好循環だと思うんだよね。日曜開催の14時キックオフでその日のうちに松本まで帰るのがほぼ無理な中で800人が襲来する松本サポーターの動員力もさすが。何度か書いたけど、ゴールが決まった瞬間のリプレイで背景のスタンドが爆発する様子の映像が好き。ピッチとスタンドが連動するあの瞬間が大好き。さんぺーのゴールの瞬間にバックスタンドを埋めたお客さんが総立ちになるあの感じがたまらなく好き。6年前に昇格したシーズンのホーム最終節山形戦は確か17千人入った記憶がある。金沢戦は出来ればそれを超えたい。皆さんがあまりにも「まだ何も決まってない」とか、「目の前の試合に集中」とか言うもんだから逆張りしてみて、皮算用of皮算用をしてみる。次節、大分(大分勝利)横浜FC、松本(ドロー)東京V、町田(ドロー)福岡という極めて現実的な結果に終わったとすると、次々節金沢戦に勝てば自動昇格決定というシチュエーションになる。今週末何とか頑張ってこのシチュエーションに持ち込んで、ホーム最終戦は2万人集めたい。ここまで頑張った選手たちへのご褒美として素晴らしい雰囲気でやらせてあげたい。微力だけど2万分の1のお手伝いはするつもり。


こう毎週末ごとに刺激的な試合が用意されてて、そしてその都度喜ばせてくれるもんだから、幸せすぎるわけですよ。でも不思議と満腹にはならない。まだまだ刺激物を食べ続けたい。昇格、そしてJ2優勝という最高のメインディッシュにたどり着くまで食べ続けたい。今週も腹を空かせてスタジアムへ。ニッパツのアウェイ席パンパンにして選手を後押ししようぜ!!






(正直何を書いていいのかよく分からなくなってきてる。やっぱ当日中に書かなきゃダメだ。)
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2018 Jユースカップ 時之栖セントラル開催

2018-10-29 00:39:24 | トリニータ
個人的にユース年代の大会がセントラル開催されるのがたまらなく好き。全国大会感があって好き。だからクラ選が好きだし、Jユースカップも3回戦まで上がってくると毎年時之栖でのセントラル開催になり、ここまで大分に上がってきてほしいといつも願っている。そして今年3年ぶりに大分トリニータU−18が2回戦を突破し、ここまでたどり着いた。まずはそのことに「ありがとう」と言いたい。九州に住んでないとなかなかユースの試合を観ることが出来ないし、今季はこれで3試合目。これだけたくさんの試合を観られるくらいに勝ち上がってきてくれたことにお礼が言いたい。



対戦相手はアルビレックス新潟U-18。来季のトップ昇格が発表されてる本間至恩(既にJ2デビュー、初ゴール済)、岡本將成、藤田和輝全員が先発してくるという本気度。大分はキックオフから一気にラッシュをかけ、ビッグチャンスを何度も作り出し新潟を押し込んだ。右からのクロスに三好くんがダイレクトで合わせてクロスバーを叩いたシュートが一番惜しかった。しかしゴールを決め切れないと、徐々に大分の運動量が落ちてくる。さらに今日は素晴らしい天然芝だったわけだけど、見た目にやや深そうに感じた。大分が飛ばして入った影響もあったとは思うけど、重そうに走る選手が多かったし、パスが短く止まってしまってカットされるシーンは結局90分間通して改善することは出来なかった。新潟が普段どんなピッチで練習してるかは分からないけど、天然芝へのアジャストは新潟の方が出来ていた。結局は0-1で敗れるんだけど、その決勝点もスルーパスが一瞬流れそうだと思ったのに追いつかれて逆サイドのポスト内側を叩く見事なシュートを決められてしまったというもの。力量の差自体はそこまで感じなかったので、やっぱりもったいなかったという印象が残ってしまった。



先日負傷してしまった高畑くんのユニフォームを掲げる日高くんかな。















前半はきっちりと封じ込めた本間至恩も、後半にスペースが出来始めると恐さを発揮。何度かゴールに迫られた。もう既にトップチームでもゴールを決めてるわけだけど、サイズ感からいって当面目指すのは讃岐の佐々木匠みたいなプレースタイルかな。





この試合を引き締めた内容にしたのは大分の木戸くんと新潟の藤田くんの両GK。大分は後半前がかりにならざるを得ず、その代償としてビッグチャンスも作られた。そこで飛び出した2つの木戸くんのビッグセーブ。この2つのうち1つでもなければそこで試合は終わっていたと思う。そして本当に素晴らしかった新潟の藤田くん。トップ昇格するだけあって安定感が抜群。特にクロスボールの処理が的確でミスがない。少し緩めのクロスを入れようもんなら全てキャッチされてしまう。前半にキックを引っかけてしまうミスが2本ほどあったけど、セービングの部分では素晴らしいプレーぶりだった。





敗戦は残念だったけど、今年のチームは本当にいいチームだったと思うよ。キックオフ直後に3バックの右(トップチームだと岩田の位置)の三木くんが攻撃時に猛烈にオーバーラップを仕掛けるシーンがあって、「それだよ、それそれ!!」と思わず力が入った。Jユースのメリットってやっぱり素晴らしいお手本がすぐ近くにいることだと思う。そういうところがしっかりと落とし込まれてるチームだなと感じた。もうこのチームでやる試合も数えるほどだと思うけど、悔いの残らないようにやり切ってほしい。そしてもし大学でもサッカーを続けるのなら、成長していつか大分に帰ってきてくれたら嬉しい。選手の皆さん、お疲れさまでした。そして、ありがとう!




2試合目は隣のピッチで札幌−長崎を観た。長崎が思いのほかいいチームだった。札幌のCBに誰が見ても一目でいい選手だと分かる選手がいた。メンバー表もプログラムもないので、帰ってきてから調べたら中村桐耶くんのようだ。札幌で1人トップ昇格する選手がいるのは気付いていたんだけど、なぜか勝手に前目の選手と思い込んでたのでまさか大型CBだったとは。ただプレーを見れば昇格内定は大きく頷けるものだ。186cmとサイズ感で圧倒するシーンも多数あるけど、それよりも良かったのは決勝点となったPKに繋がった中距離のフィードの精度。スピード、高さ、距離全てがパーフェクト。このサイズであの水準のフィードが常に出せるようだと相当いい選手になりそう。若干線が細いけど、まあそこはこれからの部分だ。



長崎の10番も良かった。弾けるように動き出す躍動感が魅力的。



時之栖で2試合観て、その後東名の大渋滞に巻き込まれながらも、何とか帰宅。試合は見逃し配信で観ましたが、ちょっとこの時間からまとめる自信はないので、マッチレポートは明日に。
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今シーズンJ2最大のビッグマッチを迎えて

2018-10-27 22:21:42 | トリニータ
何かに書いてあったけど、何の誇張もなく今シーズンJ2最大のビッグマッチであることは間違いない。残り4試合のタイミングでリーグ最小失点の首位・松本とリーグ最多得点の2位・大分が勝ち点1差で直接対決。そして我々のホームゲーム。こんな素晴らしいシチュエーションを用意してくれたスタッフ、選手たちにまずは感謝したい。結果は恐れず、ノビノビと思い切ってやってほしい。こんな試合がお住まいの街でやってるのにテレビで観てる場合じゃないですよ、そこのアナタ!明日は大銀ドームに駆けつけましょう!


予想通りと言えば予想通りだけど、ク◯メガネこと通称反町監督は情報戦を仕掛けてきた。地元記者を使って前田大然とセルジーニョに大分戦欠場の可能性との情報を出してきた。エルゴラの予想スタメンも一応前田とセルジーニョがスタメンになってるけど、( )で岩上と石原としている。上等だよ、反町監督はそうじゃなきゃ。首位としての堂々たる姿勢なんてク◯食らえ、相手を欺くためなら何でもやる。そうじゃなきゃ。ただ反町監督の仕掛けが残念なのはセルジーニョはよく分からんけど、前田については出てきてもらった方が大分としては良さそうだということ。これは後述。反町監督の情報戦ばかりがクローズアップされるけど、エルゴラのプレビュー書いてるひぐらしさんもこういう特別な試合に限らず、常に今節の予想スタメンと前節のスタメンがイコールだからね。「おい、ちゃんと情報くれよ」という思いもあるけど、見方を変えればこれも高度な情報戦の一つ。「ハイハイ、反町反町」と鼻で笑ってしまうような情報戦の松本と、メディアまでを巻き込んだ一体感を示した大分。既に前哨戦では大分が圧勝だ。


松本は前節20位の岐阜とホームで対戦してスコアレスドロー。キックオフから猛然と襲いかかりゴールは時間の問題と思われるような勢いだったけど、ギリギリで凌がれると前半の終盤頃からは岐阜も盛り返し、そこからは試合終了まで一進一退。松本がバテたのか、岐阜が慣れたのかは判別しにくいけど、いずれにしても「松本強し」の印象の残る試合ではなかった。J2のクラブを大きなカテゴリーで分けると、大分と岐阜は同じカテゴリーに属すると思う。その岐阜と大分相手に反町監督の今季の対戦成績は1分2敗。つまり勝っていない。簡単に言えば我々は反町監督が苦手にしているタイプのチームということが出来る。さらに相性という点で付け加えれば、片野坂さん自身にもダブルも被ダブルも多いという傾向がある。つまり得意なタイプには付け入る隙を与えずキッチリと2つともモノにする一方で、苦手はなかなか攻略出来ないという。ということは前半戦で完勝を収めてる松本には大分側から見ても、松本側から見ても、我々の勝利で終わりそうなベースがあるということ。もちろん首位でいながら奇襲を仕掛けることくらい反町監督なら何とも思わなそうだから、これまでとは全くテイストの違う試合になったとしても不思議ではないけど。


ということで前述の前田大然だけど、分かりやすい特徴として「速い」。これに尽きる。水戸在籍時代にもうちはやられたけど、本当にそれだけで武器と言えるくらいに速い。その速さを活かすためにはやっぱり前から激しくプレスをかけてくることが予想される。ドローはともに順位を下げる可能性があるからどちらも避けたいところだけど、順位を下げても自動昇格圏の松本と順位が下がれば自動昇格圏から弾き出される大分とではその意味合いは大きく異なる。予想は難しいところだけど、やはり前から来てくれる方が大分としては勝つ可能性は高まると思う。そう考えれば前田大然は出てきてくれた方が大分にとってはいい。つまり反町ダサいということ。


町田戦の前も、千葉戦の前もそれなりにドキドキしながら待ってたけど、今週はやっぱりそれらの比じゃないくらいにソワソワしてた。正直仕事に支障が出るくらいソワソワしてた。ただ何と言うか心配でソワソワしてるわけじゃなくて、楽しみでソワソワしてた感じが強い。それはやっぱりチームの充実の仕上がりを目の当たりにしてきてるからだと思う。「うちの子たちやれるかな?」じゃなくて、「うちの子たちのサッカー見てよ!」そんな気持ちが強いかな。もちろん「勝ってほしい」とか、「勝ったら◯◯位」とか、「勝てば◯◯」とか色んな自分の思いはあるけど、もうここまで来たら選手たちは自分のために戦ってほしい。サポーターとしては21回も勝ってくれてもう十分に楽しませてもらった。ここから先はおまけ。頑張ってきた選手たちが最後どうしたいか、悔いが残らないようにはどうしたらいいか、そこだけを考えて自分のためにやってほしい。その先で選手たちが喜ぶ姿が見られたら、嬉しさを共有してもらえたらどんなに素晴らしいだろうか。


明日はユースの応援に時之栖に行ってるので、リアルタイムでは観られない。ユースっ子たちの後押しをしながら、富士の麓で吉報を待ってる。今日は寝られるかな?
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27番による27秒弾(38節千葉戦)

2018-10-22 00:05:09 | マッチレポート18’
千葉に!

ダブルを!!

食らわせて!!!

昇格出来ないわけがない!!!!


千葉からシーズン2勝をもぎ取ったのは2012年以来ですよ。そして2012年のフクアリも第38節、今季もフクアリは第38節。もうそういうことですよ。







ヒメ以外は誰も予想しなかったであろうキックオフ27秒での先制ゴール。数日前にtwitterに流れてきた「先制を奪った試合での平均勝ち点」が大分は2.72点でJ2トップらしい。そのデータが証明するようにこのゴールで試合は一気に楽になったし、その後一度は追いつかれるもののこの大事なゲームでの何となく嫌な重苦しい雰囲気は吹き飛んだように思う。相手のGKのミスは確かにあったのかもしれないけど、さんぺーの様子見ではない気持ちのこもった試合の入り方でこのゲームの流れを一気に呼び込んだ。


2点目はもう完全に藤本の「個」。千葉の近藤に関してはホームでの対戦の時からもう機動力が抜群に高いうちのFW陣の対応は難しいと思っていたけど、その通りのプレーを見せてくれた。相手GKにイエローを出させたシーンといい、さんぺーへのアシストといい出色の出来だった。


3点目は今季のベストゴール(組織編)候補にノミネート決定。勝負の縦パスを出すまで最終ラインで大きく左右に2往復くらいさせて少しずつ千葉のスライドをズラしつつ、藤本が落としてからの前3枚の崩しは本当に見事だった。決まった瞬間に比喩ではなく、猛烈に鳥肌が立った。相手CKからのシュートを高木がキャッチしてDFラインにスローイングで付けてからさんぺーのシュートまで繋いだパスの数は18本。片野坂サッカー結実の瞬間と表現しても決して言い過ぎではないゴールだったと思ってる。今日の馬場とコテの不帯同の理由は分からないけど、町田戦(馬場・コテ・伊佐)から千葉戦(さんぺー・藤本・伸太郎)は前の3枚が総取っ替えとなった。負けはしたけど町田戦も2ゴール決めていて決して悪くはなかった。本来であればそんな状況で総取っ替えになったら不安を感じるものだけど、何なんだろうかこの層の厚さは。少しの移籍もあり人数は変わったけど、「30人全員で」という言葉はただのスローガンではなくなり、今季の大分トリニータを端的にかつ正確に表現するフレーズになったと思う。これは本当にすごいことだと思う。


4点目は「走力」。怜さんからの優しさの欠片もないドSパスにCBの岩田が猛然と追いかける。長い距離をフォローしてきた伊佐についてこれる千葉の選手は1人もいなかった。そして仕上げは大外を一気に駆け上がってきた星の触るだけのシュート。80分を過ぎてからこれだけ多くの選手がこれだけ激しく走れるチームは強いよ。やっぱり恐かったタメの途中投入。スペースをなくさせるというチーム戦術によりタメのいいところを出させなかったのが一番大きかったけど、それでもユースの大先輩であるタメをきっちり抑え、そして今日も爆走し続けた岩田。その躍動ぶりに感動すら覚える。


それにしても相手GKのミスによる先制点とか、伊佐アシストの星ゴールとか、4ゴールとかホーム千葉戦とあまりにも似過ぎていてちょっとびびりますな。ただこれは偶然ではなく、今の千葉がやってるサッカーと片野坂さんが目指しているサッカーの相性によるところが大きいと思う。ホームゲームの時もボールを保持する時間は千葉の方が長くどちらかと言えば主導権は千葉が握っていた。今日も千葉が60%を超えるボールポゼッションだったけど、結局は完勝。千葉以外でうちからこれだけ主導権を握れるサッカーをやっているのって岐阜くらいなもの。その2クラブから今季〆て勝ち点12。これは相性と力量以外の何物でもない。もう変なジンクスも気にする必要なんてない。ここまで積み上げてきたサッカーを信じて突き進むだけ。オレたちはやれる!!


今日の試合で勝利数は全試合数の半分にあたる21勝に到達。J2で2番目にゴール数の多い千葉に打ち勝って決めた4ゴールを上乗せして総ゴール数も71まで伸びた。もちろんJ2で堂々のNo.1だ。今季の結末がどうなるかは分からない。それでもこの数字を見るだけで、今季はクラブとしてのチーム作りは成功だったと言っていいと思う。例え昇格出来なかったとしても、その事実だけでこれらの素晴らしい数字を腐す理由にはならない。もう結果を恐がる必要なんてない。ここまで積み上げてきたサッカーを信じて突き進むだけ。オレたちはやれる!!












本当に何なんスかね、この人の面白さはww



熊谷千葉市長と書くとややこしい。千葉市の熊谷市長。twitter上でもちょこちょこお見かけしますが、挨拶が分かりやすくてとても上手。頭の良さそうな市長ですな。




タメとヒメ。


タメと伸太郎。


タメと吉坂コーチ。


マルちゃんと菅原コーチ。


高木と矢田旭。こっちは明大の先輩後輩かな。

ちなみにDAZNの中継で熊谷アンドリューと星が試合後にしゃべってるシーンが映ってたけど、2人はマリノスユースで一緒だったんだね。2010シーズンのアウェイ水戸戦(落雷で試合途中で中止になったあの試合)の前に当時のJヴィレッジにクラ選を観に行った。その時の大分の対戦相手がマリノスで当時の中心選手が熊谷アンドリューだったからもしかしてと思って調べてみたらやっぱりいた。星も伸太郎も茂平も喜田拓也も高野遼も鈴木雄斗もいるね。


そして今日はユースも遂に遂に念願のセレッソ越えを果たす。このJユースカップの組合せが決まった瞬間から運命的だと思ってきた。やってくれると信じてはいたけど、遂にやってくれた。3年前のあの0−7の大敗から見事な成長だ。3回戦はアルビレックス新潟。本間至恩は出てるのかな。3年前のシュンツバ世代も時之栖→カシマ→味スタ西と一気に駆け抜けた。あの快進撃をもう一度。来週の松本戦は間違いなく大事なゲームになるだろうと思ってたし、実際にそうなったんだけど、2ヶ月ほど前にチケットを買おうとした時にちょっと高くてホーム最終戦にしてしまったために不参戦。かわりにユースを応援してきます。またこの世代のセントラル開催が見られるのは本当に嬉しい。


来週はトップチームもユースもビッグマッチ。どっちも大きな目標に向かって、ここまで積み上げてきたサッカーを信じて突き進むだけ。オレたちはやれる!!
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立ち上がれ、伊佐耕平!(37節町田戦)

2018-10-14 23:39:04 | マッチレポート18’

町田はサイバーエージェントの傘下に入ってお金持ちになったらまずスタジアムの時計を買ってもらってください。試合時間が見えない席があるスタジアムとかマジ終わってるから。しかし町田もいつまでもお客さん少ないね。


この試合のキープレイヤーは伊佐になるとずっと言い続けてきた。そしてその通りになった。町田は町田のままで、大分は大分のままだった。だから伊佐がキープレイヤーとなる試合の流れは必然だった。そしてキープレイヤーとなった伊佐が決定機を2つ続けて外したことで町田に勝ち点3が入ることとなった。厳しい言い方になるけど、伊佐の決定機逸がこの試合の趨勢を分けたことは間違いない。1本は仕方ないにしても、2本外したらダメだ。そしてその後取り返したのなら話は別だけど。それも出来なかった。伊佐が決めていれば勝っていた。本人もそれは痛感していると思うけど、伊佐が決めていれば勝っていた。そういう試合だった。



試合前のアップの時に町田の相馬監督はピッチレベルに出てきて、大分の練習をずっと見ていた。それはそれは嫌らしい目つきで食い入るように見ていた。ギリギリまで相手を徹底的に分析してやろうというその姿勢を「ちょっと嫌だな」と感じたし、そしてそれは後半からの町田の修正に見事に表れたと思う。最後はベロカルの個に屈した形となったけど、後半キックオフからセカンドボールの回収率が劇的に落ちて明らかに押し込まれ続けた状況を片野坂さんはどう打開するつもりだったんだろうか。答えは「我慢」だったんだろうか。自分もスタンドではそうだと思っていた。どこかで町田の圧力は弱まるはずだし、もう少しの辛抱だと思ってた。でも結局は一度も押し返すことのないままにベロカルの個に屈した。そしてそれが決勝点となった。スローイン1本でやられるマルちゃんの淡白すぎる守備にも多いに問題はあるけど、それは今に始まったことじゃない。片野坂さんがあの20分くらいの苦しい状況をどう考えていたのか知りたい。


片野坂さんは練習場では本当に素晴らしい指揮官なんだろうと思う。自分の信じたやり方を辛抱強く落とし込み、そして求心力も保ち続けている。それは3年目の今季にこうやって花を開こうとしていることが何よりの証左だ。ただスタジアムでちょっとクセのある相手指揮官との駆け引きになると少し見劣りする感があるのは否めない。あまりにも愚直すぎるというか、正攻法すぎるというか。これも度々言ってるけど、だからこその自動昇格なんだ。トリッキーな化かし合いが横行するプレーオフのような試合にオレたちの大事な指揮官を引っ張り出しちゃダメだ。オレたちの指揮官が素晴らしいということを証明するために自動昇格しかないんだ。このサッカーを信じて昇格したいと思ったわけだから、たった1つの敗戦くらいで心折られてたまるか。


前半のスッカスカのライン裏をズッタズタのボッコボコにされても45分は手を入れようとしない相馬監督からも少々の狂気を感じるわけだけど、現代サッカーにおいてCK等のセットプレーをチャンスと捉えず、ただのリスタートとしてしか考えていない片野坂さんからも狂気を感じる。ごっちゃんも宮阪もスタメンから外れるようになって期待感のあるキッカーがいなくなった大分のCKやFKから得点のニオイは消え失せている。自陣でほんのわずかな接触でファールを取られただけなのに、「入るかも」という期待感のあるチャンスに全てしてくる町田とはそこが決定的に違う。さらにセットプレーがストロングポイントという対戦相手のスカウティングを逆手に取るサインプレーで劣勢の試合であっさりと先制してしまうそのスタイルには「幅と奥行き」を感じる。選手の物理的な立ち位置では「幅と奥行き」のないサッカーを展開するのに、監督の思考の中では「幅と奥行き」を感じるサッカーを展開している。もう残りたったの5試合だけど、やっぱり今日の試合は今季ここまで感じてきたプレッシャーとは1つも2つもレベルが違ってたように思う。選手もそう感じてたんじゃないかな。それがこの後も続くわけで、そんなヒリヒリとした状態で相手のわずかなスキでも手繰りよせるような戦い方をしなければならないのに、大事なセットプレーを「捨て」同然に扱ってるのはどうかと思う。試合前のアップで宮阪のFK練習を見てたけど、狙っているところへの精度がやっぱりすごい。別に「宮阪を使え」ということが言いたいわけではないんだけど、今日の試合を観てて、大事に崩してギリギリのところで町田が体を投げ出してCKになってもそこで攻撃が終了したも同然の大分と、まだ何も攻め込んでない場所でちょっとしたファールをもらっただけでチャンスにしてしまう町田との格差に少しの理不尽さを感じたから。まあ、でももう今さら遅いか。


伊佐、馬場、伊佐、コテでホームの時と同様に町田が立て直す前に前半で試合を決めておけば良かっただけの試合だったと思ってる。もっと平時の試合であれば、伊佐が決め切れなかった部分を周りで取り返してやればいいだけの話で、それだけの得点力もあるチームだ。だけど、今はもう平時じゃない。可能性のあるチーム全てが目の色を変えて昇格を掴み取りにきている「有事」だ。あれだけの決定機で決め切れなかったら、そりゃ相手も勝たしてくれない。優しい言葉で擁護するつもりはないし、次節からもう出場機会もないかもしれない。でもオレは最後まで信じる。残り5試合、もっともっと苦しい局面がやってくるはず。その時にこの試合を帳消しにする、そしてチームを救う、J1昇格を決めるゴールを決めてくれ。立ち上がれ、伊佐耕平!


そしてまたソワソワする1週間が始まる。とりあえず町田をボロボロの状態にしておいたから、中2日のホームゲームだし、頼むよ山口さん。




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小島亨介選手、ようこそ大分へ!

2018-10-13 23:11:27 | トリニータ
早稲田大学 小島亨介選手 来季新加入内定のお知らせ

仕事の移動中にこのニュースを見た瞬間の素直な感想は「驚き」だった。プレースタイルやら、スタッツやら評価するポイントは色々とあるから実力面での評価は人それぞれだろうけど、実績面でいったら何の文句も付けられないレベルで今季大学No.1GKだ。関東大学リーグはかなりしっかりと見ていると自負しているけど、小島選手に関しては正直に言ってリーグ戦での印象が極めて薄い。それは試合に出ていないというよりも、代表の活動が忙しくてそれどころじゃないという印象だった。今年はエースGKとしてしっかりとリーグ戦に絡んでるけど、2部だった昨季はほとんど見かけなかった感じがする。去年はU−20W杯とユニバーシアード、今年はアジア大会とアンダー代表のほとんどの大会に選出されてきた。そんな周囲からの注目を集めまくっていたであろう選手が大分に来たわけだから、喜びよりも先に驚きが来た。



唯一あった2部時代(3年)の写真がこの国士舘・鶴川グラウンドでの国士舘大戦の試合。この試合は確か現甲府の荒木翔に決められて負けた。







3年生時で一番印象に残っているは個人的にはやっぱりユニバーシアード。大学とはいえ、日本代表の試合を初めて海外で見たからこのユニバ代表には思い入れが強い。そんな代表の選手が新卒で大分に加入してくれて本当に嬉しい。2枚目の整列写真のメンバーの豪華なこと。右から重廣(京都)、鈴木(ドイツで修行中という噂)、松田(湘南)、旗手(川崎内定)、岩武(浦和)、小池(シントトロイデン)、小島(大分)、戸嶋(新潟)、宮(神戸)、守田(川崎)、中野(磐田)。やっぱこの中の選手が来たのすげぇわ。





今年の春に行われたデンソーカップ日韓定期戦。上田綺世とアピアタウィアと並んでる写真は確か何かの代表選出の紹介だった記憶。ちなみにキョンゴンはこの1年前の大会に韓国選抜として選出されてたはず。



これは多分今季の前期の試合。





先月の後期開幕戦・明治戦。今季の早稲田の主将は町田に内定している岡田優希なんだけど、この試合はベンチスタートだったためゲームキャプテンを小島選手がやって、明治の主将の岩武くんとがっちり握手。ちなみにこの試合は6ゴール決められて惨敗するんだけど、次の試合以降持ち直して、残り6試合で2位に勝ち点9差をつける独走状態の早稲田。2部・1部連続優勝はほぼほぼ手中に収めたと思われる。早稲田の今週のリーグ戦は今日終わっているので、明日の町田戦はもしかすると岡田と一緒に観にくるかもね。


小島選手が何を思って、どういう考えで大分を選んだのかは分からないけど、本人が名言している東京オリンピックの代表には絶対になってほしいと思う。それは本当に心の底から応援したい。ただ少し気になるのは、名古屋サポーターとか、大学サッカーファンの人たちの発言でちょこちょこ見かける「大分だったらすぐに出場機会あるだろうし」というもの。「なめんなよ」と言いたいし、本人だってそんな甘い考えはまずないはず。ただ一つ言えるのはリーグ戦が延々と休みなく続くJ2よりはルヴァン等もあるJ1の方が出場の可能性は高そうだということくらいだよ。J2屈指の攻撃型GKをなめんなよ。


ということで明日は大一番・アウェイ町田戦。本当に久しぶりにこの1週間はそわそわしながら週末を待った。前日から早くも緊張してると言っても過言ではない。こんなのがあと1ヶ月半も続くのかと思うと、嬉しい反面しんどい反面、でもやっぱり嬉しくて楽しみ。多分興奮気味でしばらく寝られないと思うけど、明日に備えよう。勝ちたい。
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高畑くん、トップチーム昇格おめでとう!

2018-10-09 21:49:57 | トリニータ
大分トリニータU-18 高畑奎汰選手 トップチーム昇格内定のお知らせ


高畑くん、トップチーム昇格おめでとう!時期的に発表があるとすればそろそろかなと思ってたけど、また1人下部組織からプロ選手となることが出来て本当に良かった。厳しい世界だとは思うけど、たくさんの先輩たちと切磋琢磨して大分を代表するような選手になってほしい。


高畑くんは1年の頃から左SBとしてコンスタントに出場機会を得ていたので、年に1〜2試合程度しかユースの試合を観られない自分でも何度もプレーを見ることが出来た。高畑くんが1年の頃は大分U−18もプレミアリーグに所属していたから、早くから試合に出ることでいい経験が積めたんじゃないかな。トップチームの左WBのレギュラーが右利きであることに代表されるように全体的に左利きの選手が手薄気味だし、左サイドのスペシャリストとしての期待がかかる。



【中学3年生】





高円宮杯 全日本ユース(U−15)選手権大会 1回戦 VS大宮アルディージャ ジュニアユース

中学年代の写真が全然なかった。セットプレーのキッカーの8番が高畑くん。この試合の先制点を決めたのが高畑くんで、歓喜の輪の中心にいるオレンジ色のスパイクの選手のはずなんだけど、主役の顔だけが見えない....



【高校1年生】



プレミアリーグWEST 第11節 VS京都サンガ U-18




プレミアリーグWEST 第14節 VS名古屋グランパスU18


【高校2年生】







日本クラブユースサッカー選手権大会 グループリーグ VS川崎フロンターレU-18


【高校3年生】











日本クラブユースサッカー選手権大会 グループリーグ VS横浜F・マリノスユース  VS名古屋グランパスU18

背番号8が高畑くん。


こうやってつぶさに成長を追えるのも下部組織を応援する楽しみの一つ。ということで今週末はJユースカップ1回戦・VSツエーゲン金沢U-18戦。高校3年生にとっては最後の全国の舞台。金沢はプリンスリーグの下の県リーグの所属ながら既に石川県リーグを無敗で優勝を決めている。さらに先週まで行われていた国体・少年の部で得点王となった駒沢くんは金沢U-18の所属だ。まだ1年生なので出場するかは不明だけど、見られれば個人的には結構貴重な機会だと思う。そしてその1回戦を突破すればシードで待つのはセレッソ大阪U-18。もうこの年代は全国の舞台でことごとくセレッソに苦杯をなめさせられてきた。でもこの組合せには運命的なものを感じる。とは言え、まずは1回戦。土曜日なので、町田遠征に行かれる方でも応援に行けますよ。

大分の未来たちを「しらしんけん」応援しましょう!
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