Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

後半戦開幕、今度はつまずかないように

2012-06-30 23:28:13 | トリニータ
富山戦プレビューです。

前節の富山-熊本を録画でチェック。いきなり話は逸れますが、前節の北九州戦のプレビューを書くために観たのが、北九州-熊本。たまたまですが、2節続けて熊本の試合を観ることに。熊本は現在勝ち点23で今後昇格争いに絡んでくるのは難しいポジションだとは思うけど、後半厄介な相手になりそうな雰囲気がプンプンしてる。北九州戦の2点目は本当に美しく崩したゴールだし、藤本の復帰や北嶋の加入等単純に戦力の上積みもあり、勝ち点を伸ばしてきそうだ。武富選手は来年は柏じゃないかもしれないけど、多分J1にいるだろうね。間違いなく高木監督がやりたいサッカーの完成度は高まりつつあると思うので、今節は早速ホームで千葉から勝ち点取ってくれちゃっていいんだよ。

さて、本題に戻して富山の話を。富山-熊本は3バック同士の対戦で、本来であれば大分との試合を予想する上では参考になるはずなんだけど、この試合はファーストプレーで熊本がCKを獲得して、そのCKで先制。富山は現在4連敗中で、勝てないチームの典型のような失点の仕方で自ら試合展開を苦しくしてしまっている。ゲームプランの修正を余儀なくされただけでなく、選手のメンタルコンディションも間違いなく落ちてしまっていたように感じた。そして前半のうちに武富選手の個に屈する形でさらに失点。後半もどちらかと言えば、熊本攻勢の試合展開がずっと続き、富山はどういうサッカーをしたいのかが全く伝わってこなかった。

本来大黒柱になるはずの黒部選手や苔口選手が負傷で離脱しており、メンバー的にも苦しいのかもしれないけども、それはうちには関係ないこと。色々なことが起こり得るし、サッカーに絶対はないけど、それでも明日は勝ち点3は絶対に取らなければならない。ホームでもあるし、それくらいのチーム力の差が富山とはあると感じた。

ゲーム展開としては熊本がやったように早い時間に点を取って、富山のメンタルを折ってしまいたい。そうすれば、今後相当重要になってくる勝ち点差に貢献出来るような試合にすることも可能だと思う。ちょっと余談ではあるけども、富山は今季スカパーのベストゴールに既に三度も選出されている。それも全てアウェイでのゴールらしい。富山は今季アウェイで12試合やっており、そのうち3試合でベストゴールに選ばれるようなスーパーゴールを決めている。たまたまかもしれないけど、アウェイで開き直った方が思い切ったシュートが打てるのかもしれないし、さすがに三度もあれば、偶然性は低くなってると思う。富山の現在の状態を考えると、かなり高い確率で引き分け狙いの試合をしてくるわけで、そういう試合展開の中での1発は気を付けなければならない。さらに熊本戦には出場停止で出ていなかったけど、明日はあの富山のスーパーエース福田俊介選手が帰ってくる。前半戦で大分を相手にPKを除いて複数ゴールを決めたのは福田俊介選手と草津のヘベルチ選手だけだ。これは要注意だ。いや、要注意というよりもチンチンにしてやらねえと気が済まねえ。本業の方でボロボロにしてやって、攻撃どころじゃなくしてやろう。

まあ、冗談はさておき、本当に注意したいのはソ・ヨンドク選手。シャドーに入ってた時はいい選手だなと思ってたけど、どうやら今はチーム事情なのかWBに入っている。WBはかなり自己犠牲の精神のいるポジションだし、ちょっといいところが消えちゃってる感じではある。ただカットインしてくるシーンなどはけっこう雰囲気があって気を付けたい。上記の3つのベストゴールのうち1つはアルウィンで彼が決めたブレ球ミドル。あれはいいシュートだった。その辺も含めてケアしておきたい選手。

さて一方我が大分。結局ドンミョンは全治5ヶ月。今季はほぼ絶望と思われる。本当に残念。複数ポジションをこなせる彼の存在はフルベンチに出来ないアウェイで特に重要だった。いま出来ることは早期の回復を祈ることしかないけども、これを選手たちもサポーターも発奮材料に出来れば彼のためにもなると思う。今こそ選手層の厚さを見せる時。それでは誰がドンミョンのところに入るのか。エルゴラでは伝説さんを1列上げて、左CBにヤスという予想。個人的にこれでいってほしいと思ってたので、予想通りであれば嬉しい。ただ伝説さんを左CBに残したままWBにジョンハンや夛田という選択肢もある。次々節の湘南戦では伝説さんとさんぺーがまたしても大人の事情で出られないわけで、WBの控えのレベルアップは必須かつ喫緊の課題だ。それ以外のポジションでは3バック同士の対戦ということで湘南戦同様に田坂さんは2トップ2シャドーにしてくることが濃厚。前半戦総括にも書いたけど、せっかく2トップにするんだから先発はモリシ&高松でいってほしい。ここ数試合高松をだいぶ温存出来たこともあるし、やっぱり残り10分程度しか使わないのはもったいないと思う。個人的には今後の課題と思っている「攻撃のスイッチとしての縦パス」のいい解決方法にこの2トップならなるんじゃないかなと期待してる。

1試合あたりの平均失点が0.86点の大分。一方1試合あたりの平均得点が0.76点の富山。やることやれば、連勝および完封試合の記録を5に伸ばせることはデータが証明してる。自信を持ってかつ慢心を排除して試合に臨むのみ。絶対に勝てる!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012シーズン前半戦総括 後半戦展望

2012-06-26 21:45:55 | トリニータ
昨日から会社の研修施設に監禁されているため、もう丸一日以上シャバの空気を吸ってないです。研修中は飲みにも出られないので、夜が暇のため連日の更新です。

先週末のアウェイ・ギラヴァンツ北九州戦で今シーズンのちょうど半分が終了。12勝4分5敗で勝ち点40。順位は5位ながらも首位との勝ち点差1、そして自動昇格圏との勝ち点差なし。この成績は大分トリニータサポーターとして主観的に見て、とても上出来だと思う。

なかなか難しいですが、ちょっと客観的に見ていこうと思う。前徳島監督の美濃部さんの言葉を今回は2つほど引用します。監督時代の小銭の話ですっかりとりこになり、最近は美濃部さんのツイートにもハマり気味です。美濃部さんは昨シーズン、徳島ヴォルティスを率いて最終節まで昇格争いを演じ、最後の最後で力尽きた経験を持つだけに、ある意味では最も昇格争いの厳しさを知ると言っても過言ではないと思う。その美濃部さん曰く「昇格するには毎試合勝ち点2ペースでいくこと」らしい。ところが今季のJ2は半分を終了した時点で1位の山形が勝ち点41なので、21試合×2=勝ち点42に到達したチームがいない。ちなみに美濃部さんが言ってるのは自動昇格が3チームの時代の話なので、そう考えても21試合を終えて勝ち点40はやはり上出来だと思う。

大雑把な前半戦の印象は「内容以上に勝ち点が取れた」というのが大勢の意見だと思う。自分もそう思う。個別に見ていくと、4節岡山戦、15節町田戦、20節水戸戦。この3試合はよく勝ち点3が取れたもんだなと思う。いづれもセットプレーから勝ち点をもぎ取ったわけだけど、勝ってるわけでそこまで否定的な印象もない。鹿島を代表格に勝てるチームはセットプレーは強いもんだと思うし、セットプレーでしか点が取れないと切り捨てるよりも、高い確率で点を取れる術があると評価する方がいいと思う。

もう一つ特筆すべき点としてあるのは、試合終盤に決壊しなくなったこと。去年はこれでもかというくらい試合終盤に決定的な失点を繰り返した。これは田坂イズムの浸透なのか、個々のレベルアップなのかは分からないけど、きっちりと試合を締められるようになったことで勝ち点も積み上がった。代表的なのはやはりヤス。昨季アウェイ熊本戦で最後の最後で空振りから決勝ゴールをぶち込まれ、その後ほぼ田坂さんから干される形となったヤス。フィードの精度とか色々と課題はあるものの持ち味の走力を武器に今年は数段レベルが上がっている。そしてレギュラー奪取まではいかないものの、あのヤスがクローザ-を務めているっていうんだから驚きだ。ドンミョンのケガの具合がどれくらいなのか現時点では分からない。悲しい。あれだけ献身的にがんばってたドンミョンにもっと輝かせてあげたかっただけに悲しい。でも、ここはヤスを信じたい。ここでヤスがバーンといけるのこそが大分トリニータだと思うよ、表現が抽象的だけど、バーンとね、そんな感じ。

具体的な戦術で見ると、サイド攻撃の過程に問題があるのかなと思う。サイド攻撃は3バックシステムを敷く大分トリニータにとって重要な戦術。確かにサイド攻撃の数は多いと思うけど、サイド攻撃の作り方が右なら右、左なら左の選手だけで作ってるように感じる。サイドラインに挟み込まれて窮屈になってボールをロストしてるシーンが散見される。田坂さんはここ数試合ジョンヒョンをボランチとして起用し続けたけど、起用の理由として「縦にパスが入れられる」と言っていた。ここからは思いっきり推測になるけど、田坂さんとしてはサイド攻撃にもっと迫力を持たせるには、一度中央を経由したいと思ってると思うんだよね。くさびを入れてある程度DFを寄せてからサイドに振れれば、もっとスムーズにサイドの選手がクロスを入れられると。そういう攻撃をしたくてジョンヒョンを起用してたんじゃないかなと思ってる。もちろんそれはいいと思うんだけど、であれば個人的には2トップにしたらどうだろうと思ってる。今の1トップのまま、ロングボールのターゲットもモリシ、くさびのターゲットもモリシだとちょっとやること多すぎるような気がする。3-5-2のトップ下を置くシステムにすれば上記の個人的な妄想はスムーズになると思うんだよね。はい以上、個人的な妄想でした。いずれにしても攻撃のスイッチになる縦パスは非常に重要なポイントになると思う。田坂さんはどう手を打ってくるか。

さて、ここからは後半戦の展望。ものすごく簡単に言ってしまえば、前半戦と同じだけ勝ち点が取れれば、PO圏内は確保出来ると思う。自動昇格圏は相手次第といったとこでしょうか。それじゃ、後半戦に勝ち点40が取れるかと言うと、取れてもおかしくないし、取れなくてもおかしくないと思う。

まず取れると思う理由としては田坂さんをはじめ、選手も完成度に納得しておらず、今以上のサッカーをする可能性が十分にあること。前半戦に出来なかったこととして上位クラブに勝てなかったことがある。大分より上の4クラブから取れた勝ち点がわずかに1。直接対決は勝ち点を取るだけでなく同時にライバルクラブの勝ち点をはぎ取ることが出来るだけに効果は絶大。ここは後半戦を戦う上で大きな課題であり、楽しみでもある。これが出来れば40以上の勝ち点が取れてもおかしくない。

一方で取れそうにない理由として、これは美濃部さんも経験がないことだけど、JFLへの降格の可能性が今季のJ2にはあること。全てのクラブに経験がないため今のところ現実感がなく、J1の降格危機に瀕しているクラブに比べてJ2の下位クラブにはそんな雰囲気をあまり感じない。ただシーズン終盤が迫ってくれば、意識せざるを得なくなってくるだろうし、つまりは下位クラブとの対戦でも勝ち点が計算しにくくなってくるということ。上位4クラブに勝ち点1だったのに対して、下位4クラブからは勝ち点12。なりふり構わず勝ち点を取りに来る下位クラブから同じように勝ち点が取れるかは非常に難しいところだ。

最後に2つ目の美濃部さんの言葉。「ここから夏場の10試合で抜け出すチームが強いということ」。確かにJ1でもJ2でも夏場に突っ走るチームと失速するチームが必ず出てくる。今季のJ2は11月上旬でレギュラーシーズンが終了してしまうから、夏場に失速すると立て直してる時間がなく、致命傷になりかねない。8月終わりから9月にかけては東京V、岡山、甲府、京都というこれ以上ない刺激的な4連戦もある。まさに「勝負の夏」「試練の夏」「運命の夏」。夏が明けた頃にはどうなってるんだろうか・・。

あかん、暇なのをいいことにツラツラとわけ分からんこと書き過ぎた。まずは今週末、後半戦初戦の富山戦。勝てば5連勝。「5連勝」って何やら甘美な響きだなぁ。明日でこの監禁生活からも解放されるので、帰ったら富山の試合をチェックしてまたプレビューでも書きたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サポーターの勝利(21節北九州戦)

2012-06-25 23:44:03 | マッチレポート12’
もちろん選手もがんばった。それはもちろんなんだけど、昨日の勝利に関してはサポーターの勝利だったと言っていいんじゃないかな。これだけ待たされて、さらにあの風雨。それでも千人以上のサポーターが駆けつけて、90分間歌い続けた。初っ端の圭介チャントはめちゃめちゃ声が出ててスゴかった。まだ体が温まってなくて気後れ気味だった自分もあの声量にうまく乗っけてってもらった感じだった。今までも九州のアウェイゲームで何度もホームジャックはしてきたけど、ゴール裏の人数では圧倒するもののスタジアム全体ではやっぱりホームチームの色を着た人数の方が多かったと思う(当たり前だけど)。ただ昨日はスタジアム全体の絶対数で青い人の方が多かった。多分昨日北九州サポのみの動員は3桁だったと思うよ。そんなサポーターの熱に選手たちも熱いゲームで応えてくれた。ナイスゲームだったと思う。

連敗となったヴェルディ戦の後に、自分はここから折り返しまでの4試合は全部順位が下のチームなので、最低でも勝ち点9~10取ってほしいと書いた。しかし見事なまでに上を行かれた。勝ち点12はもちろん素晴らしいんだけど、失点0はスゴいよ。もう400分近く無失点だからね。下世話な話をしたいわけじゃないんだけど、ヴェルディ戦の後に昇格支援金の話を持ち出して選手の結束を訴えたという田坂監督。そしてそれにここまで応えてくれてる選手たちに今度はサポーターとして何が出来るのかを考えたら、答えは一つしかない。試合中の全力サポートはもちろんとしてね。奥さまには何の相談もしてないけど、とにかくやれるところまでやる。

敵将について。ホームで0-2なんて誰がどう考えたって完敗なんだから潔く負けを認めろ。あらゆる面で勝利したオレたちが「放棄する」なんて言葉でdisられる筋合いはどこにもない。まあ、これは彼に限ったことじゃないけど、「自分たちのサッカー」って言っとけば負けたことの免罪符になると思ってる人多すぎだと思う。昨日の試合について言えば、北九州の失点はどんな時でも「自分たちのサッカー」を貫き通すという戦略面の話の前に、リスクマネジメントが全く出来ていないっていう戦術面の話だぜ。GKの転がしたボールが水たまりにつかまったのは不運だったかもしれないけど、また同じ場所にボールを返してる時点でDFラインへの指示がどんなもんだったのか知りたいですわ。ハーフタイム終わって、大分の選手たちは円陣組む前に自陣バイタルエリアあたりの水のたまり具合を全員で確認してたよ。そういうことなんじゃないのかな。

話がそれました。昨日は折尾の駅についてもあまりの雨でせっかく九州まで試合を観に来たのに、一向にテンションが上がらずにいました。コールが始まるまでは本当に寒かったし、これで負けようもんならみたいなことも頭をよぎる次第で、いいイメージが全くわかなかった。でも最初に書いた通り、圭介チャントが始まったら全てぶっ飛んだ。ずぶ濡れになっていくことに誰一人として文句を言わず、むしろ楽しんでる雰囲気さえあって、ヤケクソだったのかもしれないけど、あまりにも愛すべきバカが多いんで、試合が始まるまでには「絶対に勝てる」って思えるようになってたね、自然と。

勝つって嬉しい。今の大分トリニータは選手もスタッフもサポーターも、勝つことを第一優先に一致団結出来てると思う。このいい流れをまだまだ続けたい。今回は本当にいい思い出になる遠征になりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先頭集団に食らいついて平和島に到達

2012-06-23 02:14:28 | トリニータ
北九州戦プレビューです。平和島とはコースが変わる前の東京国際マラソンの折り返し地点。実家が近かったからよく平和島近辺の沿道に応援に行った。

いよいよ前半戦最終戦。これで一巡目は終了。オーラスの相手はクラブ創設以来勝ったことのない、そういう意味では千葉以上に相性の悪いとも言えるギラヴァンツ北九州。前節の熊本-北九州を録画でチェックしました。この試合のスコアは2-2のドローだったんだけど、圧倒的に熊本が押していて、北九州は正直勝ち点1を拾った感のある試合だった。この試合を観た中からいくつかポイントになりそうなことを書こうと思う。ただ大前提として連戦の最終戦だったために北九州の体が重かったかもしれないという可能性があり、それが1週間休めた今節に見違えるような動きを見せるかもしれないということは心に留めておかなければならない。

まず北九州といえば、激しいフィジカルコンタクト。やり過ぎの感は否めず、好意的に受け入れることの出来ない類の特徴ではあるけれど、熊本戦を観る限り、そのガツガツとした肉弾戦は鳴りを潜めていた。厳しいプレッシングをかいくぐることがなかなか出来ない大分にとってあれくらいの当たりに終始してくれれば、かなり思い通りに試合を進めることが出来るんじゃないかなと思う。

前節の試合後に熊本の高木監督は北九州のSBの裏が狙いどころだというコメントをしていて、これは試合を観ると本当にその通りでびっくりする。北九州の基本フォーメーションは4バックににもかかわらず、なぜか熊本が攻撃に転じた際に北九州の両SBがお留守になっていることが多い。これは何度かそのシーンを観返してみると、熊本の3トップの両ワイド(武富、五領)にそれぞれマーカーとして付いていたSBがFWが中に動いていくのに付いていってしまっているためにそういう現象が起きているようだ。決めごとなのかは不明だけど、北九州の最終ラインは選手の受け渡しがあまりうまくないとお見受けした。まあ、でもさすがにオレでも分かるような初歩的なことは修正してくると思うから、そうそう自由に侵入していくことは出来なそうだ。この日は長野選手とキローラン木鈴選手がCBでコンビを組んでいたけど、今節は出場停止から小森田選手が戻ってくるので、組合せは変わる可能性が高いと思う。それにしてもあのコモがCBですってよ、ベルガーさん。

選手個人で見ていくと怖いのは端戸(はなと)選手。今年横浜から移籍してきたヤングプレーヤーだけど、速攻の起点になったりとスピードがある上にパサーとしてのセンスも良さそうだ。キャプテンの木村選手のプレースキックもうちの伝説さんとまでは言わないけど、いい球筋でスピードのあるボールを入れてきて得点に直結しそうな雰囲気がある。

一方、大分側から見るとどうか。上記の通り、引き続き北九州のSBに穴があるとすれば、現在モリシを中心に多用しているサイドチェンジが有効なんじゃないかなと思う。さらに1列目の選手やWBが作ってくれるであろうSBの裏側のスペースに土岐田や伝説さんが飛び出していけるかもポイントになってくると思う。エルゴラのスタメン予想は西→ジョンハン、さらにジョンヒョンはスタメン継続となっている。個人的にはヤスを使ってほしいという願望はあるんだけど、かと言って今のスタメン層にそこまで外していいと思う選手も見当たらず、悩ましいというか、嬉しい悲鳴というか。田坂さんも毎試合相当悩んでるんだろうなと思う。

さ、今季2度目の4連勝へのチャレンジ。前回はアウェイ甲府で連勝を止められたけど、今回はどうなるか。4連勝したいな。4連勝って響きがいいな。来週の今頃には5連勝がどうのとか言ってたいな。これだけ「連勝」って言葉を並べたから連勝を継続出来るでしょ。4連勝、4試合連続完封のおまけ付きでお願いしゃーーっす!!

日曜日、本城行くで。雨らしいけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昇格には運や勢いが必要だと思う(20節水戸戦)

2012-06-17 23:23:09 | マッチレポート12’
一昨年の福岡や去年の鳥栖を見ていて、ダークホース的なクラブが昇格するには運や勢いが必要だと感じていた。ただ今の大分に本当の運や勢いがあるかどうかはまだ分からないので、タイトルには「だと思う」という曖昧な言葉を付けておいた。

いやぁ、よく勝ったよなあ。岡山戦とか町田戦とかこういう試合が今季は多いけど、そんな中でも今日は本当によく勝ったと思う。蒸し風呂のようなスタジアム、片道7時間の遠路、レギュラーCBの欠場、そんなもん全てを跳ね返すくらいよく走っていた水戸。オフサイドにはなったけど、島田選手のシュートがゴールに突き刺さった瞬間に勝ち点3どころか勝ち点1すらイメージ出来なかった。そんな試合でもぎ取った勝ち点3の価値は途方もない。どれくらいかは分からないけど、運があったことは間違いない。

連戦の最終戦だし、内容とかどうでもいいよ。そんなことは監督も選手もサポーターも焼肉屋もみんな分かってるよ。考えようによっては良くない内容の試合を3つ続けて3連勝出来ちゃうことの方がスゴいと思うんだよね。この内容で上位クラブと当たった時にどうなるのかっていうのはもちろん課題だとは思うけど、しばらく上位陣との対戦がないだけにここでわっさわっさと勝ち点を稼いでおきたい。

順調に勝ち点を積み重ねていくチームとは対照的に今日は64百人しか入らなかったという動員がとても心配。アウェイ側の動員は今年はどこも軒並み来ないからあんまり理由にはならないと思うし、大分で何か大きなイベントとかでもあったんだろうか。スポンサー動員があったらしいけど、今日のJFLでV・ファーレン長崎は7千人オーバーを集めたとのこと。この数字が単発で終わればいいけど、ちょっと気になる。

さて、次節で前半戦が終了。詳細の総括は北九州戦が終わってからしようと思うけど、期待以上の勝ち点が取れた要因の一つに怪我人の少なさがあると思う。トレーニングが見られないので、詳しい情報は分からないけど、現在実質怪我人ゼロ。こんなことってそうそうないと思うし、現在そんなクラブがJ2で他にあるだろうか。ただこれから夏場のしんどい試合が続いていく中でこのままの怪我人ゼロの状態を継続するのは不可能に近いと思うから、非常事態のシミュレーションも必要だと思う。いずれにしても最高の状態で前半戦最終戦(勝つまでは死んでもバトQとか九州ダービーとか言わない)を迎えられそう。4連勝やってやろうぜ!

もう言わないと決めたんだけど、今日も最後はTOSについて。オレの怒りもそうだけど、モリシがかわいそうなんで、一言。試合終盤のモリシの超ロングシュート。あれに全くついていけない中継チームが大分トリニータの制作権を持っていることが嘆かわしい。本当に1試合でいいからOBSとかOABにやらせて比較してみたらどうだろう。超ロングシュートの見せ場はシュート地点からゴールまでの距離感だったり、キーパーの位置取りだったりなわけで、あの場面で何度も画面を切り替えるのは素人同然。後半始まってすぐの両ベンチ前でのやり合いのシーンでもアップ映像ばっかり使うから、何が起こってるのかさっぱり分からない。あれじゃ、テレビ観てる人からしたら柱谷監督がピエロだよ。サッカーは基本的にボールがオンの時はアップ映像を使う必要ないんだから、いい加減覚えろよ。ディレクター的な人から画面を変えるボタンみたいのがあるんだったら取り上げてほしいわ、マジで。意見しても無視するし、最低だわ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さあ、3連勝だ!

2012-06-16 13:59:13 | トリニータ
水戸戦プレビューです。

3連戦の最後、3連勝をかけたホームゲーム。今節は1位と2位の直接対決があるだけに自動昇格圏に近付くためにも是非とも勝ちたい試合。

前節の水戸-甲府を録画でチェック。観た感想としては非常に評価の難しい試合ではあるものの、1-3というスコアから連想される完敗感はなかった。不運な失点が多く、甲府とほぼ同じくらいのチーム力ととらえておいた方がよさそうだ。水戸の攻撃はこれといった特徴あるパターンはなく、一言で言えば、ハードワークからの高い位置でのボール奪取に一番可能性がありそう。特に1トップの鈴木隆行選手の貢献度は高い。顔を出すエリアも広く、力強いポストプレーは脅威。今の大分は千葉戦くらいからしっかりと前線で起点を作られると、危ないシーンに繋がることが多いような気がしていて、そういう意味でも鈴木選手のポストプレーはちょっとイヤだ。しかし最後にゴールしたのは何と3月17日ということで、かれこれ3ヶ月ゴールがないということになる。これはどう考えるべきなんだろうか。いずれにしても要注意選手には違いない。あとは15番の島田選手に注目してる。今季の序盤に水戸の試合を観てて、いい選手だなと思った。昨季までは全く知らない選手だったけど、スピードに乗った突破とシュート意識の高さは素晴らしい。2列目の左に入るので、対峙する大分の右のCBは十分に注意してほしい。

守備面に目を移すと、水戸は今節CB二人が出場停止。塩谷選手は今季全試合スタメン出場している守備の要だけにこれだけでも大きい。その上に尾本選手も出場停止。誰がスタメンで出てくるのかは分からないが、一人はキム・ヨンギ選手と思われる。今季半分以上の試合にスタメン出場しているものの甲府戦では最後に失点に直結する空振りをしてしまう等塩谷選手と比較した際のレベルダウンの感は否めない。相手の出場停止に喜んでるようでは情けないという意見もあるかもしれないけど、徹底して結果にこだわるためにはほんのちょっとのアドバンテージにでも付け込むスタンスくらいでちょうどいいくらいだと思う。今の大分にはとにかく結果だよ。ピッチの中でも外でも。

水戸の試合に臨む姿勢として素晴らしいなと思ったことがある。失点をした直後の攻撃は必ずと言っていいくらい一気に攻勢を強めてくる。憶測に過ぎないけど、これは失点をした時こそ下を向くなという柱谷監督の指示だと思う。もし先制を出来たなら、その後のキックオフ直後は十分に注意したい。開幕戦の二の舞だけは絶対にしちゃいけない。

相手のCBのスタメンが分からないだけでなく、大分のボランチのスタメンも読めない。出場停止からキャプテンが復帰してくるけど、前節苦しみながらも十代ボランチコンビは横浜FCの完封に大いに貢献した。いい勝ち方だっただけにいじりづらいだろうし、もちろん村井さんもいる。水戸の4-2-3-1に対応する形にしてくるかもしれない。田坂さんの打ち手にも注目。

連敗で落ちかけたムードも連勝で持ち直した。6位とはいえ、自動昇格圏までは勝ち点差わずかに3。今節から18時以降のキックオフになり、いよいよ夏のサッカーが始まる。水戸のハードワークに負けない運動量を見せて、3連勝を掴み取りたい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何度も振り返った(19節横浜FC戦)

2012-06-15 01:16:58 | マッチレポート12’
大分のゴール裏の後ろにあった時計を試合中に何度も振り返った。特に先制点を取った後は少なく数えても20回は振り返った。ふと気付くと赤面ものの「お祈りポーズ」をしてることも一度や二度じゃなかった。こういう試合が好きだ。3-0で圧倒する試合よりも不格好でもいいから体を投げ出して守り抜くこんな試合が好きだ。

昨日は試合前にスカパーの取材を受けた。最初はありきたりの質問だったんだけど、唐突に「西選手についてどう思われますか?」と聞かれて「へ?」って思ったんだけど、中継を観たらアツが注目選手に挙げてたんだね。そしたらあの決勝アシスト。アツ、なかなかいい目してんじゃん。他にも「今日は十代のボランチコンビですけど、どうですか?」なんて挑発的な質問もされたんで、「楽しみしかないですけど、何か?」と沸点に達しかけた怒りを満面の笑みに隠して答えてやったぜ。うちの十代ナメんじゃねえ!


前半にライン裏に抜け出したカイオとの一対一を制した圭介。去年のニッパツ、そのカイオとほとんど同じような一対一のシーンがあって、その時はPKを取られて失点した。圭介の成長が感じられるシーンだったと思う。試合中にGKのチャントが出るのが好きだ。昨日、試合中に圭介のチャントが出たタイミングが素晴らしく、あれで圭介もノってったように感じた。頼もしい。


さすがに6連勝してるだけあっていいサッカーをしてた横浜FC。それだけにこの勝利には価値がある。連戦はとにかく結果が最優先。少しずつ選手を回しながら勝ち点を積み重ねられてるのも大きいと思う。

勝ってもすぐには順位が上がらなくなってきた。徐々に真の昇格争いになりつつあることを実感する。苦しいながらも充実感みたいなのも感じる。選手もそうであってくれると嬉しい。次節水戸はレギュラークラスのCBが二人出場停止。これを活かさない手はない。ほんのちょっとのアドバンテージでも勝ち点に結びつかせる気持ちがこれから重要になってくると思う。

もう3日後には次の試合がやってくる。冷静に考えても3連勝やれると思う。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エースのお仕事(18節松本戦)

2012-06-10 00:06:35 | マッチレポート12’

エースが松本を一飲みですよ。


モリシ、ナイスゴール。特に2点目のゴールが良かったと思う。暑くてかなりきついコンディションでの試合。あの時間帯にきっちりとGKにプレッシャーに行ってたことのご褒美があのゴールだね。これで平塚でのみそぎも済んだし、量産といきますか。


開幕戦以来のスタメンでちょっとしっくりきてなかったジョンヒョン。前半の途中で試合が止まったところでベンチがジョンヒョンに何かを伝えようとしてたのが、うまく伝わらないのを見て、モリシが自ら伝令役を買って出てた。韓国好きのモリシだけに韓国語が話せるのかもしれないけど、それだけじゃなくてジョンヒョンの緊張をほぐすように肩をポンポンと叩いて試合に戻させたシーンが印象的だった。ゴールという結果だけでなくて、立場でも真のエースになろうとしてるモリシ。この試合をきっかけにして、ふっ切ってほしい。

ジョンヒョンはまだいいとこが出せてないかな。今日のプレーならタメの方がいいと思う。タメも少し外から見て、自分のいいとこ悪いとこが分かったかな。次節はキャプテンの有給もあって出場するだろうから期待。


暑さが原因だと思うけど、後半から松本より先に足が止まり始めて、試合内容を改善することは出来なかった。まあでも、内容云々よりも結果が大事だというのは今季何度も思い知らされてきたから、2-0で勝てれば、文句の付けようないと思う。この写真は最初、ガミさんやサクの笑顔がいいなと思ったんだけど、よく見るとヘトヘトのドンミョンを鳥人が労ってるとこの方が良く見えてきた。今日もドンミョンは走りまくった。慣れない左サイドで上下動を繰り返してから試合終盤に前線にポジションチェンジして今度は献身的にフォアチェック。決定機は決めてほしかったけど、あそこで精度が下がっちゃうのは仕方ないのかなとも思う。


ヤスがいいと思う。去年、試合をきっちりとクローズ出来ずに田坂さんの怒りを買ったヤスが今年はクローザ-の役目を担ってるのが、ちょっと感慨深い。空中戦に強くて走れる、そして去年よりも軽いプレーが少なくなった。ヤスがレギュラーを狙える位置にいるのは、選手層という意味でも大きいけど、サポ目線からも嬉しいもんだ。


松本サポ。大勢お越しいただきました。よく声も出てましたね。


SEE OFFは完封させていただきました。最終節アルウィンでもうちが歌わせていただきますよ。


この幕は新調されましたね。「頂」に「J」が配置された以前の幕はスタジアムで見る度に赤と白の丸が取れたりして劣化してたもんね。




のざーさん、見えちゃうよ。


選手と一緒にゴール裏にあいさつに行く反町監督。ちなみにヒーローインタビューでモリシが反町監督にキツい一言を浴びせた時、反町監督はまだベンチにいました。あの言葉をどう聞いたでしょうかね。個人的には五輪監督としての反町監督はモリゲを重用してくれたから好きでしたけどね。




この日は「南九州コカコーラ創立50周年記念サンクスマッチ」。もちろんどのスポンサーにも感謝なんだけど、南九州コカコーラは何ともう14年も大分のスポンサーをしてくれてるらしい。大分トリニティ時代からだっていうから素晴らしいよね。大事な試合で勝てて良かったと思う。





これで9勝4分5敗で再びPO圏に返り咲き。それにしても今いる6~7位というポジションは本当に今の大分にぴったりのポジションだなと思う。開幕戦を例外とすれば、負けたのが山形、甲府、千葉、東京Vと見事なまでに上位陣ばかり。ただ裏を返せば、下位に対しての取りこぼしもない。実力通りの試合を出来ていることは地力が付いてることの証拠だと思うし、いいことだと思う。ただシーズン終盤までこの位置に居続けると勝ち点1で「dead or alive」状態になりかねない。田坂さんが言ってた通り、この位置をキープしつつ、夏を越した頃には上位陣を倒せる力を付けて、一気に抜け出したいとこだ。

次節横浜FC戦は順位は下とはいえ、現在6連勝中で上位陣と実力的には大差ないでしょう。中3日でアウェイに乗り込むという厳しい条件でもあり、現在地を確かめるのに絶好の相手。絶対に勝ちたい。

オレ、水曜日半休取ったから。だから平日だけど、選手の皆さん、一緒に戦うよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラジルW杯アジア最終予選

2012-06-04 01:17:58 | トリニータ
さいスタにブラジルW杯アジア最終予選の初戦・オマーン戦を観に行ってきました。代表戦は2010年のハラヒロミジャパン以来約2年ぶり、W杯の最終予選となるとフランスW杯最終予選まで遡るので、何と15年ぶり。





代表選、特にW杯予選はほとんど平日に行われるけど、今回は日曜日開催ということもあって、本当にお客さんがたくさん入ってた。63千人オーバーでさいスタの新記録だったらしい。一緒に行った浦和サポの後輩が、見慣れてるはずのスタジアムがどんどん埋まってくのを見て、ちょっとびびってたので、それくらい入ってたということでしょう。


久々の代表選でちょっとテンション上がっちゃって、うっかりユニ買っちゃいました。それも△の4番。キヨとか周作のがあれば、迷わず買ったんだけどねぇ。




何とか周作に出番回ってこないかなと思うも、それは日本にとっては良くない状況だろうし、もどかしいね。




キヨはあのシュート惜しかった。攻撃的なMFの1番手のカードとして考えられてるってだけでスゴいと思う。初ゴールは時間の問題だよ。


今日は正直相手に物足りなさを感じたけど、アルハブシを見られただけで2割くらいお得感があった試合だったと思う。本田とキヨのシュートを立て続けに止めたシーンをはじめ、これがプレミアのレギュラークラスのGKだというとこを見せつけてくれた。正直に告白すると試合前のピッチ練習に出てきた時に周作や川島よりもアルハブシに視線が釘付けになってしまった。とにかく体がでかくて存在感がある。小走りに出てきてびっしりと青で埋まったゴール裏に手を振ってたのを見て、こりゃ何か違うぞと思った。


アメリカ大会やフランス大会の頃に比べると本当にこれが最終予選なのかと思うほどに力の差はあった。あの頃のようなヒリヒリとした最終予選をまた体験したいと思う一方、確実に本大会に出られる今の方が幸せなんだろうね。まあ、アジアに4.5枠は多すぎると思う。

いい気分転換になりました。自分のクラブのリーグ戦の結果に一喜一憂するのもいいけど、たまには代表選もいいね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脱甘(パクリ)(17節東京V戦)

2012-06-03 10:10:29 | マッチレポート12’
田坂さんは試合後、自分の責任だというコメントをしたようだけど、その通りだと思う。選手もそうだったけど、前節昇格のライバルとの直接対決にホームで0-2の完敗を喫してるにもかかわらず、ポジティブなコメントを出したのはどうかと思う。前節同じようにあまり良くない試合をしたヴェルディに比べて危機感の感じられない試合をしてしまったのは、前節に対する自己評価が甘すぎたように思う。結果の伴わない「自分たちのサッカー」なんて理想でもなんでもなく自己満足に過ぎない。自己満足を完遂して昇格出来るほどJ2は甘いリーグじゃない。理想をかなぐり捨ててでも勝ち点にこだわる姿勢をもっと見せてほしい。

試合については結果を知ってから録画を観たので、言えることは何もない。ただセットプレーについては自滅の感が強い。明らかに壁に人数が入り過ぎていて、壁の右側が蹴る前から数的不利になっていた。一度は圭介が指摘して修正したものの、それを見てヴェルディがもう一人入れてきたことに誰も反応しなかったのは何でなんだろう。実況はそれをトリックプレーと言ってたけど、あんなのトリックプレーでも何でもなく、人数が多いとこにボールを入れるのは当たり前だよ。そりゃボールも人数が多い方のチームにこぼれるわな。必然の失点。

選手起用についてもテコ入れのいいタイミングなんじゃないだろうか。開幕から3ヶ月が経過してコンディショニングにもバラつきが出始めてる印象だし、何でもかんでも超攻撃的布陣でいけばいいってもんじゃないことをこの2戦でイヤというほど思い知らされただろうしね。個人的にはプレビューの時点からジョンハンのWBには疑問を感じてたけど、ヤスが復帰してると分かってたらなおさらだった。

まあグダグダ言っても負けたことは事実だからもう切り替えるしかないね。支援金の次の途中経過がちょっと気になるけど、もう勝っていく以外に残された道はない。全てのクラブとの一通りの対戦が終わる折り返し地点までもうあと4戦しかない。幸いにも残り4戦は全て順位が下のクラブ。机上の計算が何の意味もないことは百も承知だけど、ここで最低でも勝ち点9~10は取りたい。

さて、オレも切り替え。今日はさいスタ行きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

共通項の多い二人

2012-06-01 23:14:02 | トリニータ
東京V戦プレビューです。

残念ながら明日は不参戦です。味スタは家から一番近いアウェイスタジアムだし、会社行事がある週に限って土曜開催という二重の不幸。まあでも仕事あってのサポ活でもあるので、たまには我慢です。

昇格候補との2連戦の2試合目。ここで連敗するようなら昇格レースから一歩後退の感は否めない。成績だけでない雰囲気作りのためにも絶対に勝ちたい一戦。ヴェルディも前節アウェイで栃木に負けているだけにホームでは必勝を期してくるだろうし、簡単な試合にはならない。

今回は大分とヴェルディからそれぞれ非常に共通項の多い二人を取り上げて試合を展望してみたいと思う。それは村井慎二と西紀寛。二人の共通項は「32歳」「11番」「2列目」「ジュビロ磐田」「代表経験あり」と思いつくだけでもかなり多い。

ヴェルディの2トップの阿部拓馬と杉本健勇は個人的にはJ2最強だと思ってる。それぞれの能力の高さだけでなくタイプの違いによる補完性もいいと思う。ただそれでも何試合かヴェルディの試合を観てるうちにキーマンは西であるという思いを強くする。西の良さを一言で言うなら「気が利いている」。バイタルエリア付近での引き出しが豊富で、自ら仕掛けながら味方も活かせる。前を向かせるととても怖い。と、ここまで西の特徴を書いてて思うのは、村井に感じるイメージとほとんど同じだなということ。やっぱり共通項が多いとプレーから感じるイメージも似てくるんだろうね。二人はジュビロで5年も一緒にやってるので、それぞれの良いとこも悪いとこも熟知してるんだろうし、間違いなく明日の試合のキーマンは二人の32歳の11番だと思う。村井が中盤を自由に動くだけに二人がマッチアップするシーンももしかすると見られるかもしれない。どちらがベテランの渋みで試合を決めてくれるか楽しみ。もちろん俺たちの村井慎二が負けるわけがないんだけども。

前節ジョンハンが復帰したことによって今節はまた少しスタメンが変わるかもしれない。千葉戦のジョンハンはとても復帰戦とは思えないくらい体にキレを感じた。エルゴラでは左WBでスタメン予想になってた。確かに去年あそこのポジションを最も多く経験したのはジョンハンだったけど、それはやる選手が他にいなくてやってた印象が強かった。ジョンハンの良さはとにかく前を向いて仕掛けることだからやっぱり前の3枚で使いたいなと思ってしまう。特に今年は伝説さんという左WBのスペシャリストがいるだけにわざわざジョンハンを持ってくる必要はないんじゃないかなと思ってしまう。

ジョンハンとジョンヒョンの復帰により目立ったケガ人は裕大くらいになった。これだけケガ人を出さずにやってるのはちょっと珍しいと思う。フィジカルトレーニングがうまくいってるのか、それとも運がいいだけなのかは分からないけども、いずれにしても戦力がMAXのうちに勝ち点を稼いでおきたい。今後必ずケガ人による戦力ダウンはあるだろうから、今のうちだ。

うーん、書いてるうちにやっぱり明日スタジアムに行きたくなってきた。現地観戦は諦めるしかないんだけども、録画でいいから勝ち試合がみたい。勝ち点が欲しい。先週の土曜日に味スタに行って、その帰り際に魂だけはスタジアムに置いてきた。だから明日は体はスタジアムになくても、魂だけは選手やサポと一緒に戦う。

もう一度自動昇格ラインへのチャレンジへ。絶対に勝つ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする