Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

J1昇格支援金について

2012-05-24 22:26:59 | トリニータ
ここ2日ほど大分サポーターの心を大きく揺り動かしている「J1昇格支援金」について自分の思いを書こうと思います。

09年のオフに本当に最悪のことまで想定しながらも、その後黒字化、胸スポと徐々にいいことが続き、残りの借金についてもどうにかなるんじゃないのって思いが心のどこかにあったことは否定出来ない。青野社長以下フロントが必死に動いてくれている一方で、嫌なことから自然と目を背けていたのは間違いない。そんな自分に今回の件は「そんなに甘くねーんだよ!」って冷や水をぶっかけられたような感じ。そりゃそうだよね。あれだけの借金がこんな短期間に消え去ってしまうわけがないんだよ。

サポーターや市民が支援することについての是非は正直分からない。ただ税金投入等でこのことを否定したい人は世間にいっぱいいるだろうから、せめてサポーターである自分くらいは黙って支援をさせていただくだけだ。正しいかなんて分からないよ、正解もないだろうし。だけど、ただ一つ言えることは大分トリニータがなくなってしまうことだけは困る。その一点のみ。

この3ヶ月(もちろんそれから先もだけど)は自分に出来ることを考えて、最大限に行動するつもりだけど、一つ願いたいことがある。それはチームの奮起。この借金はいつかは返済しないといけないわけだから、例え今回の支援が目標に達しなかったとしても来年以降も返し続けるしかないことは確か。だけど返済に成功する可能性が一番高いと思うのは、構想をぶち上げた今、その流れでそのままやりきってしまうことだと思う。その流れを作るために最も必要なことはチームの奮起。自分を含めてほとんどの人が何かしらを切り詰めて支援をするわけだから、そんな人たちの苦しい背中を押してくれるような試合を見せてほしいと思う。成績は残らない、だけど支援は続ける。これは本当に苦しいし、間違いなく大分トリニータの周囲に停滞ムードを呼び込んでしまうと思う。結局のところ大分トリニータはフットボールクラブなわけだから支援をしてもらうにはフットボールで魅せるしかないんだよ。

そういう意味で構想発表後の初っ端が宿敵の千葉だったことは幸運かもしれないね。大分トリニータがピッチの中でも外でも「やれる!」って雰囲気にするには絶好の相手だよ。思わずふらふらーっと5千円札を握りしめてしまいたくなるような試合を頼む!

今の素直な思いは何だかちょっと高揚してる。フットボールも借金も越えなきゃならない壁はとてつもなく高いんだけど、何となくやれそうだという漠然とした思いが気分を高揚させてるような気がする。予感を現実に。クラブもオレも具体的な行動あるのみ。
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