監督さん、出番ですよ（４節栃木戦）

久しぶりに大分の試合を観てて眠くなった。これで第６節での１万人割れも確実かな。いよいよあらゆる面でＪ２クラブ（経営面はＪ２以下だが・・）。

ファンボさん、修正は可能だと思いますか。個人的には課題の解決は意外と簡単なんじゃないかと思います。もちろん選手たち次第だけど。

気になることは両手両足でもとても足りないんだけど、とりあえず２つだけ。

「森島、ＰＪの件知ってるか？今日のパフォーマンスは誰もが納得し得るものだったか？」

「東、ガッツポーズするなとは言わない。でも何のためにサッカーをやってるのかをしっかりと考えたら、あそこで何度もガッツポーズは出ないはず。」

忘れられないインタビューがある。

０６年シーズンのアウェイ清水戦後のチョ・ジェジンのインタビュー。

前年の終盤に０－５の屈辱的なスコアでやられた清水はきっちりと４得点でリベンジ。その日２ゴールだったチョ・ジェジンはインタビューの第一声で去年の試合は忘れていないとハッキリと言った。

悔しさという感情が持つエネルギーの強さを強烈に実感した。

今日の試合、走りも戦いもしなかった選手たち、まずは負けて悔しいという感情を持ってくれ。

アウェイ栃木戦は８月１４日。反発力を期待します。

ボギョンの視線の先には

日曜の夜はプレミア観戦。今晩はマンＵ―リバプール。

トーレスのヘディングの美しさにもため息もんですが、何と言ってもパク・チソンの決勝ゴール。あれだけレベルの高い試合に出ているだけでスゴイと思ってしまうのに、そこで決勝ゴール。身体的にはアジア人プレーヤーとしては平均的なわけで、日本人でも頑張ればあそこまでいけるといういいお手本。

パク・チソンは韓国代表でも２列目。まさにボギョンと同じポジション。偉大な先輩とはいえ、ボギョンも最初から控えに甘んじるつもりはないでしょう。高みを目指してがんばってほしい。

別にパク・チソンがスゴイということを改めて書きたいわけじゃないんです。オールドトラフォードでヒーローとなった史上最高のアジア人プレーヤーに挑もうとしている二十歳の青年を、同じ週末に富山でたった１５００円で観られたことに幸せを感じるということが言いたいんです。

先のことを考えて悲観的になるのではなく、今このプレーヤーを目の前で体感出来ることを大事にしたい。

決定力過剰（３節富山戦）

内容以上に点が入る。今の大分はそんな感じです。


スタジアム外の風景。雪国の風景ですが、フェーン現象だったらしく富山は本当に暑かった。まさか３月の富山の試合に半袖で臨むとは思ってませんでした。

内容は岐阜戦に比べて改善されてたと思います。菊地や宮沢がコメントしてた通り、最終ラインと前線との距離がコンパクトになり、しっかりとプレスをかけられてたと思います。課題を自ら認識して、次の試合で少しでも改善出来ているうちは全く心配ないでしょう。

獲るべき人が獲ったことは今後に向けて明るい材料。次は柏にＪ２の洗礼を浴びせた栃木。そろそろ比較対象も増えてきて、ポジショニングが分かりかけてくる。結果を出し続けたい。


ジョンハン、かわいい。

サンダーバードか、マイカーか

富山遠征の交通手段、まだ決められません。

２人分の金額で考えれば、車が半分以下なので迷う必要はないんですが、東京に行ってしまったら、サンダーバードに乗れる機会なんて当分、いや一生ないかもしれないと考えるとサンダーバードが捨てきれない。

最近メディアをお騒がせの筋金入りの「鉄」ではありませんが、潜在的に「ちょい鉄」であることは自分でも認識しています。小さい頃から電車に乗るのが好きで、家族で車で出かけた先から一人で電車で帰ってきたこともあります。

１５時に試合が終わるから、日帰りでも祝勝会を現地でするのに十分な時間がある。そこでアルコールが入るのか否かでも大きな違いがある。

う～ん、迷う・・。まっ、とりあえずチケット買いに行かなきゃ。金曜日までじっくり悩も。

贅沢は言いだせばきりがない（２節岐阜戦）

３点も獲って勝ったわけだから素直に喜びたい。課題が多いことなんてやる側も観る側もみんな分かってる。それでもシーズンは始まったわけだから結果を手にすることが大事。

ボールホルダーに対して緩いからあれこれやられる。試合中フラストレーション溜まりっぱなし。何でだろとずっと思ってたけど、菊地のコメントで全て解決。なるほどね。試合中に修正出来るようになればもっと良くなるね。

まぁでもボギョンすごい。香川超えちゃうか。ボギョンがすごければすごいほど不在時が不安になっちゃうこの精神構造、まさに敗者のメンタリティー。Ｗ杯メンバーに選ばれれば５～６月の６試合くらいは不在かな。東慶悟が調子を上げてくることや内田の台頭に期待したい。裕大はあそこじゃ活きないと思うし。

とにかく分かってたことだけど、『Ｊ２甘くね』ってことを普通に認識しただけのこと。次行こ、次！

富山ってノーマルタイヤで行けんのかな。

そういう気持ち大好き

やっぱり気になって観てしまった俊輔復帰戦。でも今日は狩野健太の話を。

普通に横浜は強くなるだろうなと今日の試合を観てて、思った。マークが絞りづらくなってて千真や山瀬が躍動してるし、俊輔の飛び道具はやっぱり武器だし。

ただ今日一番心を動かされたのは狩野健太の３点目のスーパーミドル。俊輔がスタメンで出るということは誰かが弾き出されるわけで、それが狩野健太だった。本人がどう思ってるかは分からないけど、普通ならまぁ悔しいよね。「ふざけんなっ！」という叫びが聞こえてきそうなほど気持ちのこもったシュートに見えた。また得点後にさほど喜ばない狩野健太からもそんな感じが読み取れた。

正直今までは狩野健太にいいイメージはなかった。スカしてそうな感じだし、０８年の不敗記録をＦＫ１発で止められたし。ただ今日で１８０°変わった。

ああいうの大好き。ああいう気持ちの入ったのいいな。

横浜サポーターの諸手を挙げて大歓迎ってわけじゃないからねっていうスタンスにも共感出来る。

ホーム開幕を前にいいもん見せてもらいました。明日は結果は別にして魂のこもった試合を期待します。さー、ワクワクしてきたぞー！

ヒストリーにどっぷりな一日

今日は諸事情で会社は休み。引越しに備えて準備を始めようと思い、大量にあるビデオテープを再生しては仕分けをするという作業を一日中やってました。一番古くても０５年シーズンなので、膨大な量というわけじゃないけど、見だすと止まらない。作業は遅々として進まない。けっこう疲れました。

そんな作業をしながら、トリニータ史上最も強かった時期っていつなんだろうと思った。

０５年終盤、０６年７～８月、０８年７～９月、０９年１０～１１月・・。何度か強い時期はあったけど、共通してるのは強い時期は何をやってもうまく行くというポイントがあると思う。まぁ、その裏返しもまたしかりだから降格したんだろうけど。個人的には０５年が好きかな。

今日は０７年くらいで終わってしまったけど、最後に映像を見てて思うことが一つ。

今のまま前田俊介に終わってもらっては困るということ。

１年を通して輝き続けられる選手ではないことはもう３年近く付き合ってるから分かる。でも去年は遂に１年を通してその能力が輝くことがなかった。０７年のアウェイ神戸戦、ＮＡＣＫ５スタジアムのこけら落とし、０８年ホーム浦和戦・・。前田俊介が強烈な光を放つことが出来る選手であったことを今日思い出してしまった。あの映像を見てしまうと期待せずにはいられない。

前田俊介ヨ、奮起セヨ！

柏よ、『超Ｊ２級』であってくれ（１節柏戦）

まぁ、柏は普通に強かったということで。ここに新外国人とか大津とか入ってくるんだからね。まだ１節なので比較出来ないから、とにかく柏が『超Ｊ２級』であることを願っておきましょう。

でもね、うちにもいたでしょ『超Ｊ２級』。

試合が終わって８時間ほど経ちますが、ボギョンのシュートが入る瞬間の残像がハッキリと浮かんできます。菅野の伸ばした手とポストとの間にはボール１個分の隙間しかなかった。初めて生で見たキム・ボギョンは期待通りの選手だった。３日前までロンドンにいて、決して万全のコンディションではなかったと思うけど、寄せられても倒れないし、倒れてもすぐに前に進む。ジョンハンにも言えることだけど、プレーの質が云々の前にまず好感が持てる。単体でも見るのが楽しみな選手。

それともう一人、菊地。もうちょっと感動すら覚えちゃったね、菊地のプレーには。菊地はボランチで使いたいという声をよく聞くけど、今のＤＦラインから菊地は絶対に外せないし、ＦＷにスルーパス出してる姿を見て、ＣＢのポジションにいながらにしてボランチの仕事までしちゃってるから、もうそこでいいと思った。ボールを刈り取る能力、先を読む力、ビルドアップの精度、ラストパスが出せる創造性、どれをとってもトリニータ史上最強のＣＢであることは間違いない。菊地も見ているだけで楽しい選手。

札幌戦の時と同じ感想になっちゃうけど、負けたけど面白い試合だった。ギョンジンもなかなか良かったし、あえて言うなら刀根が見たかったけど、今日のコテの出来ならベンチに回されたのも仕方ないと思える。次節以降のお楽しみとしておきましょう。

さぁ、次節はホーム開幕戦。日立台は７千人ほどしか入っていませんでした。クラブを支える力は『超Ｊ２級』であることを見せつけてほしいです。残念ながら参戦出来ませんが、ホームの皆さん、よろしくお願いします。相手は天皇杯でうちに勝った千葉に勝った岐阜。多分初対戦なので、参考になるデータはそれのみなので、完全に格上。開幕戦も逆転勝ちで勢いに乗ってるでしょうから、こちらも総力戦。全員で挑む！

鈴木慎吾の街から森重真人の街へ

ちょっと予想外に転勤することになってしまいました。

全ての物事をトリニータ中心に考えてしまう根っからのトリニータバカからすると関西拠点の方が遠いながらもホームに車で行けるし、かなり広いエリアをカバー出来てたので、とりあえずは不便になるなという思い。ホームに参戦するのに飛行機に乗らなければならないという現実に今はまだうまく向き合えない。

本当ならシーズン開幕で、最高潮にテンションが上がるはずだったこの週末も何だか朝早く起きてしまい、微妙な感じです・・。

でも予定通り日立台には行きます。何とも言えないモヤモヤな気持ちも生でトリニータを見たら吹っ飛びそうな気がする。本当に根っからのトリニータバカ。

低評価上等

エルゴラ最新号の順位予想。別にいい評価を期待してるわけじゃないけど、思ったよりもかなり低評価。

各クラブの番記者による予想なわけだけど、大分担当の伊達さんを除けば最高順位が６位、最低順位は１７位。ポイント化した最終予想順位は鳥栖と同ポイントの７位タイ。

千葉県の２クラブがぶっちぎりで１位、２位。先週対戦して決して強いとは思えなかった札幌が４位。

ふ～ん。

じゃ、開幕戦うちが勝っちゃえば、いきなり番狂わせなわけだ。

選手層が薄いと言われるけど、今年のＪ２はスケジュールも試合数も極めて平和だし、選手層の厚さが持つ重要性は去年以前に比べれば低くなってるはず。さらに刀根のレベルの高さを目の当たりにしてしまってからは、もはや選手層が薄いということにすら疑問符を投げかけたいくらいだ。さらに言っちゃうと、他のクラブでは持ちえない最大のモチベーションが万が一途中で投入されようもんなら、手が付けらんないレベルになってもおかしくないと個人的には思ってる。

まっ、高い評価にむずがゆくなるよりは、この程度の評価で闘争心に火を付けられる方が大分らしいかな。

大注目の開幕戦まであと３日。シーパスも来たし、切符もチケットも手配完了。試合のことを考えると、なかなか寝付けない。あっ、いきなり雨やだな。