Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

片野坂さんホームラストゲーム(37節横浜FC戦)

2021-11-27 21:39:29 | マッチレポート21'
「2022シーズン第0節だから大事だよ!」とか書いておきながら、いざ試合を観ると大して思うところもなくうちも向こうも来季の編成が決まんなきゃ何も始まらんよなと思った次第で、片野坂さんのホームラストゲームということでしっかりとモチベーションを切らさなかったうちの完勝というそれ以上でもそれ以下でもなかったゲーム。


しかしペナルティエリア外からのオウンゴールなんて初めて見たよって書こうとしたんだけど、ここで何かを思い出してそっと自重。まあ、そういうこともあるよね。エリア外からオウンゴールを決めようが最後に勝てばいいだけ。


降格直後に自身の去就についてはシーズンが終るまで話せないと言っていた片野坂さんだけど、結局試合前日に退任を発表。最終戦セレモニーでの挨拶等が微妙な感じになってしまうのは功労者に対してふさわしくないとクラブが判断した上での発表だったと思う。この流れで良かったと思うよ。ただそう考えると後任の決定も早めになるんじゃないかなと思う。このまま行くと来季J2の22チームの中でオフに入るのが一番遅くなるのはうちだからあまり体裁を気にせずどんどん来季に向けて同時進行で進めていくべき。ちなみに後任が噂の人だとすれば個人的にはとてもいい印象を持っている。


来季の編成で個人的に期待したいのは藤本と井上健太の大卒ルーキー2人。それと黒崎はきっちり戻してほしいと思っている。あとはJ1で戦うためなのか、片野坂さんの希望だったのかは分からないけど、ここ数年30歳前後の選手ばかりが試合に出ているのが気になっていて、もっと25歳以下くらいの選手が主力を担ってくれないとあまりにも選手の在籍期間が短くてチームって何なんだろうとさえ思うようになっている。ま、それも来季の編成が決まってからか。


何か書こうと思うんだけど、ことごとく今シーズンの総括的なことだったり、片野坂さんのことだったりするのでこの試合のマッチレポートとは関係ないことなのでマジで書くことがない。あれだけ弱かった2013シーズンでさえ降格後に大宮に勝ったりとやっぱり消化試合はリーグ戦とは全くの別物。来週も天皇杯への調整にうまく使って最後に何かを残したいね。
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3度目のJ2降格(36節鹿島戦)

2021-11-21 01:18:34 | マッチレポート21'

自分で撮っておいて手前味噌ですがこんなにも今日の試合後の状況を雄弁に物語る一枚はないと思っている。


この日だけに限らず負けた後は誰よりも悔しい表情や残念な表情を見せてきた北斗だけにこの日の涙にはもちろんグッときたわけだけど、ただ正直に言うと降格という事実に対してはそんなに心は揺さぶられていない。もう半年も前から少しずつ準備してきたっていうのがあるのかなとも思いつつ、また一方で既に試合前から他会場の結果が我々の追い風になっていないことが分かっていたから試合が始まる前からどこか気持ちが冷めていたからかもしれない。そんな心持ちで試合を観ていたからかもしれないけど、終始ここに来るまでに何とかしてこなきゃいけなかったんだよという思いばかり去来していたからあまり試合に集中出来なかったのが本音。今日も頑張ってはいたけど、ゴールのにおいはほとんどしなかったようにここが限界。だから降格は妥当も妥当というところだと思う。



このタイミングでスタメンをいじってきた片野坂さん。エンリケ→ペレイラについては来季ペレイラの方が残せそうという見込みなんじゃないのかくらいで見ていたけど、それは置いといたとしてもペレイラは安定してたね。戦力になるのがあまりにも遅すぎたけど、今日の守備はとても良かったと思う。それと初スタメンとなった野嶽。デビュー戦のマリノス戦は投入されたタイミングがあまりにも酷だったし、次の湘南戦ではいきなり頭部負傷とここまで全く力を発揮出来ていなかっただけに今日のパフォーマンスでやっと自分がどれだけやれるのかを見せてくれたんじゃないだろうか。貴重なレフティだけに来季にかかる期待は大きい。



この日も腰が重かった片野坂さん。後半なかばあたりから走り合いの様相が増してきている中でもう戦術云々よりもまずはフレッシュな選手を投入してチーム全体の強度を保たなければ絶対に点は取れないだろうとずっとやきもきしていたわけだけど、結局最初の交代が81分と勝たないと降格するのが本当に分かっていたのかと疑いたくなるくらいに腰が重かった。ここまで来ると片野坂さんらしいなとも思うけど、この部分さえ何とかすれば十分に残留出来たのにという思いも捨てきれないのが何とも歯がゆいところ。夏に解任すべきだったのかという点も含めて個人的な感想はシーズン後の総括記事に書こうと思う。



後半のキックオフ直前に3人で取り囲んで前半のPKについて今村さんに説明を求めていたんだけど、これは良かったと思う。今村さんは必死にジェスチャー付きで言い訳をしていたけど、ここでしっかりとプレッシャーをかけておかなかったら呉屋は退場だったと思うよ。あそこで今村さんが注意で済ませたのは少なからず「帳尻」があったと思ってる。





涙は流していなかったものの試合終了からしばらく立ち上がれなかった伊佐。何度も膝に手をつきその無念さは手にとるように分かった。伊佐ももう在籍8年。来季はどうしたいと思ってるのかな。



鹿島側の話題も一つ。鹿島も勝たないとACLの権利が絶たれると知ったのは試合後。それにしてはラストパスの精度とか低かったし、キックオフからの猛ラッシュのトーンダウンもけっこう早かったなと思う。今季は監督交代もあったしここまで持ってきたので精一杯だったんじゃないかな。この3年間ビッグクラブと目されている中でなぜか鹿島だけはあまり強さを感じることがなかったのはずっと不思議だったね。右SBで先発した常本佳吾は2019シーズンに大学サッカー界で最も推していた選手。今はサイドバックをやっているようだけど、このシーズンエグいくらい強かった明治の3バックのセンターで本当に躍動していた。こんなにも片野坂サッカーにフィットしそうな選手はいないなと思っていたから密かに期待していたんだけど、出身のマリノスどころか鹿島からも声がかかっちゃあ仕方ないよね。


これが明治の頃。ガンバの佐藤瑶大とか山形→栃木の小野寺とか屈強なタイプのCBを両脇に従えて最終ラインをコントロールする様子は本当に抜群だった。


これは高校時代。Jユースカップで宮地くんとマッチアップ。ちなみにこの試合は2015年のJユースカップ準々決勝で会場は今日と同じカシマスタジアムなんだよね。







ということで各所で語られていますが、カシマスタジアムで始まったJ1での大冒険はカシマスタジアムで終わりを迎えた。この3年間本当に楽しかったし、クラブもチームもよくやってくれたと思う。個人的なスタンスはずっと言い続けているけど、大分は基本的にはJ2のクラブ。だからかけ声だけならいいけど、来季の陣容が固まる前から「いるべき場所に戻ろう」とか「1年でJ1復帰」とかちょっと現実見えてなさすぎじゃないと思ってしまう。例年であれば片野坂さんの続投はこの時期に発表されていたけど、試合後のインタビューでシーズンが終るまでは自分の去就は明言出来ないと言ったということは大分で契約することはないと考えるのが自然。片野坂さんへの感謝は持ちつつ、ここからまた新しい大分トリニータの歴史を作っていくだけの話。J2降格はそんなに重く受け止めることではないように思う。


仙台戦から続いた6試合連続参戦。正直少し疲れた。残り2試合が消化試合となって行かなくていいやと思えるようになってくれたことに少しホッとしている部分もある。ただ消化試合ではあるけど、来週はいきなり2022明治安田生命J2リーグ第0節だからね。絶対負けられないよ!


天皇杯まではしばしゆっくりと大分のサッカーを見ようと思う。
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指原さんの援護射撃も空砲に(35節ガンバ大阪戦)

2021-11-08 01:52:09 | マッチレポート21'
ここ数年で多くの大分サポーターが最も待ち望んだと言っても過言ではない指原さんのご来場がついに実現。それもチームを鼓舞するのにこれ以上ないタイミングだった。この波に乗れないところが今シーズンのチームの弱いところだよな。本当に多大すぎる貢献をしてくれている指原さんに喜んでほしかった。


生の指原さんを初めて見た。しゃべる内容とかさすがだなって感じだったけど、アレは気が遣えるとかそういうレベルじゃなくて、てっぺん獲ったことのある人にしか出来ない全方位外交だと思ったよ。想像を絶する数のアンチと戦ってきた歴史がなせる業だよ。ま、指原さんが推しメンとして今日メンバー外だった怜さんと司を挙げた時点で試合の結果は見えてたように思うよ。指原さん、これからも大分トリニータといい関係を築いてもらえると嬉しいです。


今日の結果で非常に厳しい状況に追い込まれたわけだけど、遡ると徳島戦で守りの姿勢に入ったことが全ての元凶だと思う。アグレッシブに攻める姿勢でやっと良くなってきたと思っていた矢先に自らまた殻に閉じこもるという判断をしてしまい、そこから3試合で勝ち点1しか取れなかった。春先に降格圏に沈んで以降一度も残留圏に浮上したことのないチームがよくも「まずは失点しないこと」とか普通のこと言えたもんだよね。そりゃ勝てんよ。これだけ負け続けてきたチームが這い上がるには普通のことしてたって上がれるわけないじゃん。もちろんまだ残る可能性もあるけど、何だか自ら幕を引いてしまったような印象で本当に残念。


夏の加入後初めてと言っていいくらい呉屋の動きにキレがあり、そしてチーム全体も也真人が戻ってきたことでどんどん前に仕掛けていけた結果としての前半の2ゴールだった。香川の逆足クロスとかこれまでだったらあんまりやってこなかっただろうし、片野坂さんが最も推奨してこなかったであろうまずは中に入れてみようよ、まずはシュート撃ってみようよ、の典型のようなゴールだった。狙って事故を起こしにいくのもサッカーだと思うよ。本当にこの部分はずっと不満に思ってきた部分。


そして問題の後半。もうあまりにも定番になり過ぎた相手の立ち位置チェンジに対応出来ずに巻き返された上に、選手交代も全てが悪手。これじゃ勝てんよ、残念だけど。まず長沢。前節の記事で明確にどこがダメか指摘したけど、やっぱり今日も出た。58分40秒のシーンでまたもや何も考えずにバックパスで戻し、チーム全体で作り出した前への推進力を長沢一人が全力でブレーキを踏んでいる印象。帰宅してDAZNで確認したら解説の人にも指摘されててさすがにアノ人に指摘されるようではもうダメだよ。そしてそんな選手を追加点が絶対に必要だった後半頭から投入する片野坂さんのセンスはさすがに疑うよ。それとこれもずっと指摘しているけど、片野坂さんは選手交代の準備をしている時に失点することが本当に多い。今日も決勝点はペレイラとノムを準備している最中に与えたPK。データがあるわけじゃないけど、結局動くのが遅いんだよ。それとそのPKを与えた刀根のハンド。天皇杯磐田戦でもエリア外でPKにはならなかったけど、同じようにシュートブロックにいってハンドを取られている。あれからほんの10日くらいで反省が全く活かせていないし、それよりも片野坂さんに言いたいのは勝ちにいく、点を獲りにいくなら小出を残して刀根を代えるべきでしょう。まあ、その前に山見のドリブルに対して三竿のディフェンスも軽すぎるし、カウンターを食ったあのシーンはファールしてでもゴールから遠い位置で止めるべき。


これも何度も言ってるけど、片野坂さんは「練習場では一流、スタジアムでは二流」。もうまさにこれを痛感するような試合だった。今シーズンの最終順位がどうなるかは分からないけど、来シーズンどのディヴィジョンで戦うにしてももう片野坂さんは代えるべき。6年間で本当にいい思いもたくさんさせてくれたし感謝してもしきれないくらいだけど、6年で1つのサイクルが終るということでいいと思うよ。我々のクラブ規模からしてJ2に戻ることは何ら恥ずべきことでもないし、また新たなサイクルを始めるだけの話だ。片野坂さんにはもしかするとお金の面で苦労させたかもしれないから、来シーズンはそんな心配のないクラブで指揮がとれるといいですね。









コロナ禍にも関わらず今シーズンはこれでホーム4試合目の参戦となった。そして2015年の町田とのJ2J3入替戦以来2,163日ぶりにホームで負けた。こんなに弱いシーズンにも関わらずここまでの3試合が1勝2分だったというのだけでも奇跡みたいなもんだからそろそろ負けるだろうとは思ってたけどね。仙台戦から3週間で5試合全て現地に足を運んだわけだけど、さすがにこの連敗で気持ちは一気に冷え込んだ。鹿島戦はもう試合を見たいというモチベーションは極限まで下がっているんだけど、2ヶ月ぶりの子どもとの遠征の約束なのでそれだけは絶対に実行したいからとりあえずは行く。最終節まで全て行く準備はしてたけど、ホーム最終節は消化試合になりそうだし、日立台も去年2回行ったからもういいかな。


ここからはも来シーズンの契約について選手への通知が始まる時期だ。それもあってか何かフンワリと負けたなみたいな試合が増えてくるのもこの時期の特徴。出場機会について不満を持つ選手も多いだろうし、ディヴィジョンが下がれば移籍を考える選手も当然いる。ま、いま考えても仕方ないからその辺りのことは情報が出てきて、諸々が決まってから書きますかね。
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三顧の礼

2021-11-05 22:13:01 | トリニータ

ガンバさん、優秀な軍師が欲しいんでしょ。優秀な軍師が欲しい時に何をしなきゃいけないか日本人(日本人?)なら分かるよね。そう、三顧の礼だね。


あなたたちがこのタイミングで求められている三顧とは次の3つだね。


日曜日に勝ち点「三」を渡すこと

日曜日に得失点差「三」を渡すこと

来季「三」浦弦太を大分に移籍させること



全部簡単なことだね。悪いことは言わないからこれ全て黙って実行すること。優秀な人だからね、勝負は勝負とか変にイキって機嫌損ねちゃっても知らないからね。6年間付き合ってきたから分かるけど無礼な人は嫌いだよ。分かったね、三顧の礼だよ。
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普通にやって普通に負けた(34節福岡戦)

2021-11-03 23:57:47 | マッチレポート21'

今シーズン最後の泊まり遠征。楽しかったなー。初めて食べた牧のうどん美味しかったなー。追いスープをちょっとずつ足してって味を調整していくのも楽しいしね。ちなみに隣の天婦羅ひらおは行列出来過ぎじゃないかね。誇張抜きで50人以上並んでた。東京の人気ラーメン屋でもあそこまで並んでんの見たことないな。そんなに美味しいの?



開門から入場まで15分かかったり、ビッシリと埋まったアウェイ席を見て、やっと2019年以前の光景が戻ってきたなというのを実感した。早くホームでもこんな光景が見たいね。週末の指原御大のご帰還効果には期待したいね。



昨日書いた記事の懸念通りの試合となり結果から感じる失望感以上にガッカリしたのが正直な感想。ハッキリ言うけど、片野坂さんにはガッカリ。少し成績が上向いてきたからやっぱり自分のやりたいようなやり方に戻して、結局消極的なクソつまんないサッカーをして勝ち点を落とす。本当に我々が置かれている状況が分かっているのかと言いたい。長谷部監督からしたら与しやすかったと思うよ。「あー、ハイハイ徳島戦と同じやり方ね。うちは残留争ってるチームとは違うから同点になんかさせないよ」くらい楽に勝てたと思ってるよ。何でもっと勇気を持って先制点を取りに行かないんだよ。何のチャレンジもせずに負けたってそんなもん何の評価も出来ないよ。周りもコケてくれたけど、残りたったの4試合で湘南と勝ち点5差になってしまったことは紛れもない事実だからね。片野坂さん、あなたは今シーズンずっとダサい。恐がって萎縮ばかりしていて本当に尊敬出来ない。勇気を持って前に出てやられたとてどうせ一回死んだ身じゃんかよ。何を今さらビビってんだよ。


今シーズン也真人が全く試合に出なかったリーグ戦の勝敗は1勝5敗。その1勝も2節のA横浜FC戦で何だかよく分かんないうちに勝ってしまったような試合で実質は全敗だ。特に直近は顕著で、A広島戦、A名古屋戦、A福岡戦と大分が直近で負けた3試合全て也真人の不在試合とピッタリと重なる。感覚的には何となく分かってはいたけど、もうここまでいくとデータが示す完全なる「也真人依存状態」だ。もうキックオフの2時間前の時点である程度勝ち点の数が読めてしまうという情けない話。1週間前の天皇杯の遠征にはわざわざ帯同していたので、その後のトレーニング中の負傷か、体調不良か。長引かないことを祈ることしか出来ないわけだけど、今まで以上にスタメン発表をドキドキして待たなきゃいけなくなるの勘弁してほしいし、他の選手たちにはこんなことサポーターに考えさせないでほしい。


今日も羽田健人が良かった。まずはもともとの持ち味である高さでしっかりとジョン・マリを自由にさせなかったし、ビルドアップについてはもう試合ごとに成長していると言っても過言ではないと思う。プレッシャーラインを超えるパスを出そう、効果的なところに差し込もうという意図が見ていて分かるので期待感がある。もちろんミスもあるわけだけど、それを差し引いてもその勇気は買いたい。


天皇杯磐田戦でどこか吹っ切った感を見せていた井上健太は今日もベンチ入りでビハインドの状態から投入された。ノムに活かされる形でどんどん縦に仕掛けた。精度にはまだ難有りと言わざるを得ないけど、対面の志知は相当嫌だったはずだ。でもそれでいい。片野坂さんの萎縮したクソつまらないサッカーよりも健太が起こしそうな事故の方が遥かに魅力的だ。サッカーってそういうこと。健太の爆速スプリントはロマン。


今日の試合で吉本新喜劇ばりにイスから滑り落ちたシーンがあった。71分30秒くらいにペレイラが鋭く入れた縦パスをダイレクトで呉屋が落としてチームとして完全にスイッチが入ったわけだけど、それを受けた長沢が何も考えずにダイレクトで下げてしまった。これはさすがに非関西人の自分でもずっこけたよ。色々と言いたいことはあるけど、これはもう意識がゴール方向に向いていない何よりの証拠だよ。FWでしょ?このプレーを見て自分の中ではもう長沢は完全に放り込み要員に成り下がってしまったな、残念だけど。放り込み要員としては期待感高いし、もちろんそれ以外でも手のひら返す準備は出来てるからさ。もっとやってよ。


とにかくガッカリだったこの試合。結果以上に姿勢にガッカリとしたわけだけど、この不満は結果じゃなくて姿勢で返してほしい。




伊佐が負けた試合後にインスタを更新するのは珍しい。そこに記された「大胆であれ」という言葉が何かを示唆しているようにしか自分には感じられなかった。
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さあ、大一番!part3

2021-11-03 01:56:40 | トリニータ
いつまで続けるか、いつまで続くかこのタイトル。









博多のホテルから更新。

若い頃に転勤で九州に住むことになりその食文化の豊かさにすっかり魅了されたわけだけど、水炊きと新鮮で透明なイカの姿造りはいくつかある九州で感動した料理のうちの一つなんだよね。特にイカはこっちに来ないとなかなか食べられないから今日は存分に堪能した。


遠征の夜は楽しいねとかのんきなことだけ言っていたいもんだけど最終的な目的はそこじゃなくて明日の試合。数少ない前半戦で勝利したチームとのアウェイゲーム。まあ、まず期待したいのは待望の残留を決めて福岡のモチベーションがダウンしていること。我々の2019年シーズンの終盤を思い返してもやっぱり酷かったもんね。福岡も例の5年周期を終らすために並々ならぬ気持ちで臨んだシーズンだと思うし、残留を決めたここらで軽く気持ちを抜いたらどうでしょうかね。というよりも来シーズンのこと考えたら平塚とか清水に行くよりもバスで2時間のアウェイゲームを残しておいた方が断然良くない?ね、そうでしょ?お前らは鳥栖とは違うって信じてるぞ。


とはいえ我々自身も頑張らないといけないわけで。まずはスタメン。天皇杯磐田戦の記事でも書いたけど、取り急ぎ気になるのは新太が大丈夫なのかということ。徳島戦の試合後に足を引きずっていて、ほぼフルメンバーで臨んだ天皇杯磐田戦をレギュラークラスで唯一回避していた。軽傷で大事を取ったということであればいいけど、今の大分のサッカーに新太は欠かせない。それともう一人が朝陽。馬力のある推進力でこの夏の移籍マーケットで最大の当たりだったと言っても過言ではない感のある朝陽。右WBにしっくりハマっていたけど、仙台、徳島との重要すぎる2連戦で突如として行方不明に。この福岡戦も回避となるとその不在期間は1ヶ月を超えてくるのでこのままシーズン終了の恐れも出てくる。朝陽が右WBにいてくれると小出を右CBに下げられるので右サイドの推進力はかなり強力になる。ケガ人で片野坂さんが頭を悩ますことがないように祈っている。


自分とこと同じくらいに大事なライバルたちの今節を見てみると、

FC東京ー清水(14時K/O)
目標のなくなった東京なんて完全にJ2レベルのサッカーしか出来ないのでここは全く期待出来ないと読んでいる。清水は3つ積みそう。

横浜FC−鳥栖(14時K/O)
もう鳥栖も死に体なので期待出来ない。ここも横浜FCが3つ積みそう。

徳島ーセレッソ(14時K/O)
失意のカップ戦ファイナル敗退から中3日。アウェイ→アウェイであることを考えてもあの固い徳島を攻略するのは難しそう。ここも徳島が3つ積むでしょう。

札幌ー湘南(16時K/O)
この試合が一番読みづらい。モチベーションの差を考えると札幌がドローに持ち込んでくれれば御の字。湘南は勝ち点1。

神戸ー仙台(17時K/O)
ここは神戸がキッチリやってくれると信じてる。こういうところで簡単に取りこぼさないことで強豪チームであるというイメージが刷り込まれていくんだと思うよ、神戸は。知らんけど。

こうやって予想していくといかに今の状況が追い込まれているかがよく分かる。勝ってもダメな場合があるというのは自力残留の可能性が消滅してしまったチームの難しいところ。「とにかく勝つだけ」とか一瞬精神論に聞こえそうなフレーズでさえも通用しない世界なわけだから。そんな中でちょっと気になるのは徳島戦のスタンス。高木の試合後インタビューを読むと、前半はわざわざ風上を選択したにも関わらず「失点しないこと」を優先していたとか。確かにそう言われると風上を選択して一気に勝負を決めに行こうという感じは微塵も感じなかった。で、風下の後半は見事に押し込まれて大事な大事な先制点を奪われることとなった。そこから巻き返すのは目の前で起きていることに対処しているだけで試合前に準備したことではない。高木がしゃべったことのニュアンスまでは分からないけど、そんなスタンスで直接対決に本当に勝てると思っていたのかを片野坂さんに聞きたい。まさかこの期に及んで「アウェイだからドローもやむなし」みたいなことを考えてないよね。もしそうだとしたら本当に状況分かってる?勝ってもダメかもしれないのに、最悪勝たなくても仕方ないかはもはや自死みたいなもん。もうとっくに覚悟は決まってるもんだと思ったけど、今さらそのスタンスだとしたらガッカリどころの騒ぎじゃないよ。


こんな一人のサポーターの懸念なんてキックオフから2分で吹っ飛ばしてやるよくらいのスタンスで試合に臨んでくれ。ゴール決めてもダメかもしれない、勝ってもダメかもしれない、そしてもう残されたチャンスは5試合のみ。この状況を理解しているのなら明日のピッチで見たいのは知性や溌剌さよりもむしろ少しばかりの「狂気」だよ。


キックオフまであと13時間。とりあえず寝るわ。
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