Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

完敗(J2J3入替戦 1st leg)

2015-11-29 19:32:47 | マッチレポート15’



思ってた以上に弱いね、うち。


キックオフから10分は動く度に「ガチ、ガチ」と聞こえそうなくらいに過度な緊張をしてた大分の選手。そんな展開にも関わらずセットプレーから先制出来て、そこから前半終了まではうまく試合をコントロール出来てた印象だった。ラストプレーを除いて。問題は後半開始から逆転を許すまで。色々なアクシデントがあったけど、少なくとも逆転許した時点でも数的不利でも何でもなかったにも関わらず、全く押し返せなかったのは、何が原因なのか。DF2人の出場停止については阪田を下げて(こうなるとここ2試合で阪田を実戦に復帰させてたのが地味に大きかったことになる)、ボランチにジョンヒョンが戻る。右も西がダメでも怜でいけるから、そんなに問題ない。次を勝ちゃ大体OKなわけで、この試合から受ける絶望感の割にはそこまで追い込まれてないように思う。ただ、あそこまで押し込まれた原因が何なのかをきっちりと分析しないと同じような試合になって、ただ絶望の度合いを上乗せするだけの無駄な時間を過ごすだけ。


観客動員の少ない町田を圧倒してやろうと今日は実家にも応援要請して、ゴール裏の雰囲気作りにも貢献しようとしたけど、これだけ何も応えてくれないと、もうさすがに心がしんどいね。どんだけ強く願ってもなるようにしかならないし、もう色々と受け入れる準備をしておいて心の逃げ場を作っておかないと。残留をしたい思いに変わりはないから、来週こそはがんばってくださいね、選手の皆さん。














オウンゴール、CKのゴチャゴチャから押し込み、相手のハンドでPKの3-0で勝って、ここまでの43試合は何だったのっていうシーズンの終わり方を妄想しながら1週間過ごすんだ。そうやって生きていくんだ。さ、切り替えてロンドンダービー観よ。
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心を入れ替え戦

2015-11-27 01:29:54 | トリニータ
入れ替えるのはカテゴリーではない。不甲斐なかった我々の心だ。


ついに来てしまった入替戦。もうかなり前からここに落ち着くだろうという覚悟はしてたつもりだけど、いざその入替戦が迫ってくると緊張感がハンパない。何で緊張するのかはやっぱりJ3に落ちるのが恐いから。でも落ちたらそんなにまずいのかなとも考える。ぶっちゃけ遠征のことだけ考えたら、秋田、盛岡、鹿児島、沖縄等と今までほとんど行ったことのないところばかりで楽しそうだし、お金の面も社長が大丈夫と言ってるんだから大丈夫でしょう。別に下のカテゴリーでもトリニータの試合が観られるのならそれでいい。冷静に考えてJ3になって一番いやだと思うのは、試合の中継がないことだ。来季はチーム数が増えて、さらに今季のように毎節1試合のみの中継だとしたら、もう2ヶ月に一回くらいしか放送がないということだ。これは耐えられない。J1J2の全試合中継が始まってもう10年くらいになるかと思うけど、もう今さら文字情報だけになんて戻れないよ。これは絶対に残留するしかない。豊かなフットボールライフを死守するためにも絶対に残留するしかない。だから緊張感がハンパないんだ。


試合のことを書く前にまずこの入替戦に進めたことについて少し考えた。レギュラーシーズンはラスト4試合全部負けた。にも関わらず最終節の結果を待たずして入替戦の切符がもらえた大きな理由の一つに得失点差があった。得失点差がもっと栃木と競っていたら、最終節までもつれた可能性が高かったわけで、また違った結末になってたことも十分に考えられた。8勝20敗といわゆる借金が12もあったにも関わらず、得失点差を-10に抑えることが出来たから、いま我々の手には入替戦の切符があるし、まだJ2残留の可能性を残せている。得失点差ー10の要因も考えればいくつもあるんだろうけど、個人的には「試合を壊さなかった(主に)DF陣」を評価したい。これだけ負けが続けば、気持ちが切れて大量失点してしまうことも十分に考えられる。柳田体制になってからは、2点差以上をつけられて負けた試合は8月のセレッソ戦のみ。しんどい中でも耐え忍んだDF陣のおかげで今があると思う。特にルーキーイヤーで経験が少ない中でも、田坂さん解任直前の2試合を除いて40試合にフル出場して全選手の中でもダントツの出場時間だった鈴木を高く評価したい。開幕戦の丸亀で見た時に既に「あ、いい選手だな」と思ったけど、まさかここまで出続けるとは正直思っていなかった。


ここからは試合のことを書きたい。対戦相手は町田ゼルビアに決まった。本当にあと5秒鳥取が耐えていたら、今頃出来過ぎたサクセスストーリーの余韻にひたりながら、来季のことを考えられていたはずだったわけで、切り替えるのは考えれば考えるほど難しいと思う。さらに現地にいた選手、スタッフはもちろんサポーターも一度は天国に達してしまったわけで、この落差はそうそう日常生活で味わえる類いのものではない。週末の試合に差し支えが出るくらいに豪快に引きずってほしいと願う。

ホーム最終戦の秋田戦、最終節の長野戦、それとアンコール放送でたまたま今朝やってた29節の山口戦の3試合を観た。ちなみにこの山口戦は9月20日に行われた試合だけど、町田が直近で一番最後に負けた試合。つまり町田は9月20日以降リーグ戦では負けていない。町田のスタイルは極めてオーソドックス。セットプレーを除いては奇をてらうようなプレーもしないし、イメージ的には今季序盤の強かった頃の金沢に一番近いと感じる。固く守って、シンプルに攻めて、セットプレーでは迫力を出す。特徴的で一番気を付けたいのは、町田がボールをロストした瞬間に素早い攻守の切り替えから高い位置でボールを奪いに来るところだ。この部分での町田はバッチバチのデュエリ合いも辞さないし、ここで主導権を握られるようだと、町田の得意とするセットプレーの回数も自然と増えてしまうから、強い気持ちでシバき返したい。高い位置に人数をかけてくれば、当然その裏は薄いわけだから。アウェイゴールが重要だというのは向こうもこっちも百も承知だし、固い試合展開は町田の得意とするところだろうし、出来れば能動的に試合を動かしていきたい。だけど、伊佐の言う通りでそんな器用なことなんて出来ないし、それが出来てたら今頃残留してシーズンは終了してるよ。始まってみなきゃどんな試合になるかなんて予想もつかないし、だからこそピッチ内での修正能力や冷静さが求められる。残念ながら今の監督にその部分は求められないだけに、選手たちの自発的な気づきに期待する。

秋田戦は完勝だったものの、最終節の長野戦は最後は完全に足が止まって、長野の攻勢に防戦一方だった。どちらが本当の顔か判断に迷うところだけど、とにかくセットプレーには十分に注意したい。まずはとにかく数自体を減らすこと。あとは何かやってくるぞという警戒心を常に持っておくこと。サインプレーというほどのものではないけど、先にボールに触る工夫を色々と考えてきているという印象。カウンターもそれほど鋭くないし、流れるようなパスワークもないし、特徴を持ったFWがいるわけでもないからね。ただ磐田戦の記事でパウリーニョのシュートを「J3じゃまず見られない」と言ったけど、山口戦で鈴木崇文が突き刺したミドルはパウリーニョのシュート以上の強烈さだったかもしれない。秋田戦でもど真ん中を抜け出してゴールを決めた鈴木崇文は個として一番警戒が必要。あとは高さで存在感を示してるマグ。前線の組み合わせが誰になるかは分からないけど、普通に競ったら多分うちのFWは誰もマグに勝てないと思う。だからフィードを送るにしても頭に合わせるんじゃなくて、しっかり裏のスペースを狙ってマグを背走させたい。背走させられた時に拙い処理をしてしまうシーンをいくつか見かけたので、精神的な揺さぶりをかける意味でも馬鹿正直に蹴らないことだ。

ちなみ参考になるかは分からないけど、去年長野で入替戦を観た時に感じたのは、とにかく固くてミスが多かったこと。特にJ2側だった讃岐はこのままアウェイゴールなしでホームに帰って大丈夫かなとこっちが心配してしまうくらいに消極的な試合運びだった。結果的に第2戦の虎の子の1点を守り抜いて残留出来たから良かったけど、サポーターからしたら心臓に悪かったと思う。ミスするくらいなら、どんなに遠くからでもシュートで終わるくらいの気持ちの持ち方でガツンと試合に入ってほしい。相手の出方を窺うような様子見が一番いらない。



感じたことを書き出すととりとめがなくなるので、最後は「格」の話で締めたいと思う。よくサッカーは「格」でするものではないと言う。その通りだと思う。でもこれから我々が臨むのが入替戦であるからこそ、あえて「格」で戦ってほしいと思う。文字通り「格の違いをみせつけてほしい」と思う。カテゴリーの違いを取り払ってしまえば、我々は8勝14分20敗のチームだ。一方町田は23勝9分4敗のチームだ。レギュラーシーズンを4連敗で終えたチームと、9戦7勝2分で駆け抜けたチームだ。勢いや完成度、自信、士気の上がり方、何一つ取っても上回れるものなんてあるわけがない。じゃあ何で勝つのか。「格」で勝つしかない。彼らが心の底から欲している「J2」という舞台で1年間必死にもがき続けてきた「格」で叩きのめすしかないじゃないか。伊佐が「ファーストチャンス」を決めたいと言っていた。本当にそうだと思う。「格」を見せつけるには、最初のぶつかり合いが本当に大事だ。そこでお互いの力量を敏感に感じるだろうし、相手の気持ちを萎縮させてしまうくらいの勢いで入ってほしい。タメが出るのなら、読まれててもカットインからシュートを撃ってほしい。怜が出るのなら、読まれてても縦に仕掛けてゴール前までえぐり込んでほしい。ジョンヒョンが出るのなら、読まれてても30mからシュートを撃ってほしい。ここまで来れば、技術も戦術も超越したプライドのぶつかり合いだ。ホームには持ち越さない。1試合で決める。
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レギュラーシーズン終了(42節磐田戦)

2015-11-23 21:55:48 | マッチレポート15’
13節終了時点でのプレミアリーグ首位がレスターっていうのと、最終節のボランチの組み合わせが姫野と阪田って、開幕時点でブックメイカーがオッズをつけたとしたらどっちが倍率高いですかね。どっちも10万馬券だろうけどね。


前半はオンデマンドで観てたとりぎんの鳥取-山口の結末が気になっちゃって全然集中出来なかったんだけど、チャンスを多く作れてたのは横目で見てても分かった。まあさんぺーはどう見てもアレだね、入替戦でのケチャドバに備えて今日は意図的に外してたね。来週の野津田で早々に大勢を決めちゃうくらいのゴールラッシュあるね。雨の三ツ沢でのシュート1本だけじゃパウリーニョに全幅の信頼は置けないし、J3にはまずいないだろうという観点からエヴァの優先順位を高めた方がいいんじゃないかと今日の試合を観ながらも思ってたところに飛び出したJ3じゃまず見られないであろうパウリーニョのスーパーミドル。今日は個人的には勝敗はどうでもよくて、磐田も昇格したいならご自由にどうぞくらいに思ってたんだけど、パウリーニョのミドルが突き刺さった瞬間にこれはいい雰囲気で入替戦に入れるぞと思ったもんだったけどね・・。悔しいというよりも乾いた笑いしか出ませんでしたなぁ、アレは。


消化試合の話はこれくらいにして、前を見ますかね。


大げさな話じゃなく、もうJALのホームページを開いて、宇部山口空港行きのチケットをポチる寸前だった。先週の町田-秋田と、今日の鳥取-山口の試合を比較してもハッキリと対戦相手としては山口の方がいいと思い始めてたところだったから、あのシュートがネットを揺らした時はちょっと動揺した。南長野の終了後には色々とあったみたいだけど、自分たちが勝ち点1だった時点で「やるだけのことはやった」状況じゃないわけだし、もったいないねとも思うし、ガッツリ引きずってもらっていいよとも思うし、取り急ぎ今日の夜の放送を楽しみに待とうと思う。「今季はJ2のレベルが高すぎただけだったね」の一言で片付けられるようなアッサリとした入替戦にしたい。「サッカーの神様、来るの遅過ぎ」の一言に凝縮されるような幸運だらけのウハウハな入替戦にしたい。(だって櫻内どう見たって退場だもん、永井のもオンサイドだし、磐田さんツキあり過ぎ。)本当にドラマチックにする必要なんてこれっぽっちもない。「サッカーなんてこんなもの」でサラッと終わらせたい。


外国人枠の関係でFWの組み合わせとか、ボランチの組み合わせとか、色々と考えられると思うけど、それは今週久々にプレビューを書こうと思うので、そちらで。ケガ人の情報とか流れてくんのかな。ひとまずレギュラーシーズンは終わったけど、まだ「お疲れさま」は言えないね。
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入替戦スカウティング

2015-11-15 22:07:49 | トリニータ

と気合いを入れて野津田に向かったけど、何かそんな気にならなかったというのが正直な感想。


試合前に今日は累積でお休みだった土岐田にメインスタンドでばったり会った。あんまり選手に声かけるの得意じゃないんだけど、子供がいた勢いも借りて思い切って声をかけて握手をしてもらったら、「入替戦であたらないようにしないとですね」とめっちゃ爽やかな笑顔で返された。何かそれを聞いたら、「よっしゃ、町田がどんなもんか観てやるか」くらいのゲスい気持ちで来てた自分が少し恥ずかしくなった。もちろんそれでも自分たちは生き残らなきゃならないし、感傷にひたるつもりはないけど、何と言うか勝負事の応援をするというのは、まずは勝たなければ、全てが悪い方向に進むなぁと改めて感じさせられた。

いやもうホント町田は優勝して自動昇格してください。実際にそれくらいの安定感のある強さだったし、山口がコケる可能性も十分にあると思うよ。


町田はオーソドックスな4-4-2で奇抜なこともやらないし、観てて正直にあんまり面白いサッカーはやらない。だから徹底したポゼッションで押してくる対戦相手の秋田の方に気が付くと目がいってることが試合中何度もあった。丁寧につないで相手を崩していく、隙をみては一気にサイドを変えるという攻撃をしたかったんだと思うけど、今日は長めのパスがことごとく通らなかったし、早い時間帯に先制点を許してしまったから、町田にしっかりと守られてしまったという印象。秋田はこれを継続出来れば、来季面白いかもね。


懐かしかった川田。後ろ髪まで10年前と全く同じ。


大分ユース出身の三好洋央。


もし入替戦が大分-町田の組み合わせになったら、一番注目したいのは大分から見て右サイドの攻防。町田の左SBの松本怜大と大分の松本怜がついにリアル「松本怜」の座を賭けてマッチアップすることになる。お互いが意識してるかは全然知らんけど、このマッチアップは熱いに違いない。ちなみに町田の松本怜大の名前の読み方は「りょうた」、東洋大卒で13年に札幌に入団してるから、若狭の1コ下になるね。



町田で一番警戒したいのはやっぱり鈴木崇文。あと目立ってるのも鈴木孝司と結局3年前からあんまり変わってない印象。今年加入の戸島とか重松はあんまり印象に残らなかった。どうした重松。鈴木崇文のチャントは「EZ DO DANCE」。さんぺーとどっちがゴールを決めて、「EZ DO DANCE」を鳴り響かせることが出来るか。どっちもキープレーヤー。



あとは今日はお休みだった土岐田が右SB、増田がCBに入ってどこまで変わるかだね。


先制点時のゆりかご。


ペスカドーラのイゴールが観戦に来てた。あんまりFリーグ観ない自分でもイゴールは分かる。


ということで、再来週も野津田に行くことになるのか。決着は最終節に持ち越されたわけだけど、山口が下降線を辿っていて前々節で町田と引き分けてる鳥取とのアウェイ戦、今日で昇格の夢断たれたばかりの長野とのアウェイ戦の町田ということを考えると、維新公園ってどうやって行くのかなと調べてみるくらいには逆転優勝の可能性はあるのかなとは思った。
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入替戦決定(41節大宮戦)

2015-11-14 21:55:40 | マッチレポート15’

今季一番楽しみにしてたNACK5スタジアムへの参戦。シーズン前はまさかそこで入替戦へ回ることが決まるとは、本当に夢にも思ってなかったわけで、壮絶ではあったけど、何とも言えない気分で帰宅した。でもやっぱりNACK5スタジアムは本当にいいスタジアムだった。個人的には国内のベスト5は揺るがない。


後半に取った2点をひっくり返されて負けたわけで、現状も加味すれば全然ダメな結果だったけど、個人的にはこの試合を否定的に語ることはちょっと出来ない。選手も監督も含めて。前半は大宮の緩さにも助けられて、しっかりとペースを握れていい内容だった。ただ大宮も泉澤あたりを後半頭から投入してきてギアを上げてくるだろうと思ってたけど、後半になっても大宮の緩さは変わらず、必然の先制だったと思う。2点入ったのは出来過ぎだったけど。ここからの試合運びやベンチワークに色々な意見が出てくるんだろうけど、やれることはやったと思うんだよね。西の負傷交代がまず痛かった。高松、パウリーニョ、荒田と3枚の攻撃的な選手を揃えていたけど、これで最低でも1枚が使えないことが確定した。後半もまだ半分も終わらないうちに荒田を伊佐と替えた時はちょっと早すぎないかと思ったけど、よくよく考えたら、監督も千葉戦の反省を活かしてるんじゃないかと思った。千葉戦でも2点リードから完全に引き切って結局は耐えきれなかった。だから早めに荒田を投入して裏を狙いつつ、押し返したい意図と受け取った。実際に今日は残り時間を決定機も含めてやられっぱなしの展開にはさせなかった。で、最後のカードも負傷で切らざるを得なかったことを考えると、ベンチワークとしてはやることはやったと思う。それじゃ、ピッチ上の選手はどうだったのか。1点目のシュートはムルジャを褒めるしかなかった。2点目は一番心配してたガス欠の怜のところをやられたわけで、ガックリはしたけど、納得せざるを得ないもの。そして最後のPK。映像で見直したけど、体勢も不利だったし、吹かれても仕方ないかなとは思う。ただムルジャはもらいに行ってたし、アレをJ2レベルの主審にちゃんと裁けというのは贅沢言い過ぎかなと思う。そう考えると、90分もたない伊佐と怜の2枚を同時に先発で使うと、不測の事態に対応出来ないから、そこに手を入れるべきじゃないかなという点が今日の試合を観ての一番の気づきだったかな。


いずれにしても入替戦を戦うことは決定したわけで、割り切っていくしかない。そもそもこの重要な局面で3連敗したにも関わらず、最終節の結果を問わず入替戦に出させてもらえること自体が奇跡に近いわけだから、この幸運を真摯に受け止めて必ずモノにしよう。このままいけば相手は町田。春先に野津田で見た時はそこまでいい印象を持たなかったけど、あれから半年以上が経過してチームもかなり成熟してるだろうから、もう参考にはならないだろうね。ということで明日はもう一回野津田に行って今の町田をスカウティングしてこようと思う。大分のスタッフももちろん誰か行ってるよね。


ということで予約してた来週の飛行機をキャンセル。来週は前日のユースとのセットの1泊で、レンタカーも借りて試合以外も色んなとこ行こうと計画してたから残念だけど、さすがに何も決まらない試合を観るためにウン万円と丸2日の休日は使えません。まあ磐田との結果がどうなろうとも寒い寒いホーム最終戦になるんだろうけど、出来れば入替戦に向かう選手たちを鼓舞するようなスタジアムの雰囲気であればいいなと思う。しかし磐田は万が一このシチュエーションでこけて福岡に自動昇格さらわれたら、さすがに笑うわ。


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頭の中を整理(40節横浜FC戦)

2015-11-08 23:36:35 | マッチレポート15’
ちょっと頭の中が混乱してて文章に出来なそうだから、今回は全て箇条書きで。ノースロンドンダービーのキックオフまでにサクサクっと。


・金沢戦、横浜戦と運がないなとは思う。
・ただ運みたいな要素まで含めて勝たないといけない状況にしてしまったのは自分たちだから何とも言えない。
・敵陣でのFKを放り込まずに繋いだのを筆頭に前半のやり方が中途半端だったと思う。
・いつも通りにやるにはパスがズレ過ぎ。選手の力量を監督がちゃんと評価出来ていない。
・さんぺーの復帰は改めて大きい。
・今後のFWのチョイスはかなり難しくなったと思う。
・数週間前を考えたらここでの連敗は絶望的だったはず。
・栃木のここ2戦の結末は奇跡以外の何物でもない。
・さすがにこれで21位を守りきれなかったら、サッカーの神様に合わせる顔がない。
・必死にやれば、大宮、磐田のどっちかからは勝ち点取れるような気がする。
・信じてるよ。信じてるから6日の飛行機は予約した。


残留したい気持ちはもちろんあるけど、「絶対に残留しなければ」みたいなヒリヒリした気持ちはなくなったなと今日のスタンドでふと感じた。ま、やるしかないね。
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誇れ、胸張れ、全国3位だ!

2015-11-07 23:14:37 | トリニータ




大分ユース史上初の決勝進出を目指して臨んだ準決勝は浦和ユースに0-2で敗戦。昨年と同様、味スタ西の地で快進撃はストップとなった。


まあ、言いたいことはたくさんあるけど、高校年代とか大学サッカーレベルでもアレくらいのアレはよくあるアレだからね。アレコレ言っても、まあ結局最後はアレだから。


負けたことはもちろん悔しいけど、やりたいことをいまいち出せてなかったことが、悔しさを倍増させるね。3週連続の関東遠征というトップチームでもそうそうないであろう厳しいスケジュールをよくこなしたと思う。さすがに今日はその辺の重さもあったのか、浦和の選手にフィジカルで押し込まれてしまうシーンが多かったように感じた。ここ2戦も守備からリズムが掴めてたから、試合開始早々に先制点を喫してしまったのも、試合の流れを呼び込めなかったという点から大きかったかな。

そういった点を差し引いても浦和は強くて完敗だったけどね。出足が速いからボールを前に運べなかったし、攻撃面でもスピードがあったから手で止めにいっちゃうシーンも多くて、ファールが増える→リズムが作れないの悪循環だった。








まあでも、この1ヶ月はおじさんは本当に楽しませてもらったし、心の底からありがとうと言いたい。そして負けたけど、全国3位という結果に胸を張ってほしい。感情が爆発して涙の止まらない吉平兄弟の姿にも感動するし、対照的に悔しさを内に秘め先頭でサポーターのもとに向かってくる岩田くんのメンタリティにもプロ向きのものを感じたりと、負けても将来のある若人たちのサッカーって本当にいいなと改めて思った。

さあ、切り替えてプレミア獲りに行こう。特に3年生はもう後輩たちが来季もプレミアで戦えるという財産は残した。あとは自分たちのユース年代でのサッカーの総仕上げに悔いを残さないように精一杯やってほしい。残り3試合で勝ち点4差。組み合わせをみても決して不可能ではない。ひとまずクラブ史上最高の成績となったJユースカップ3位、本当におめでとう。そしてお疲れさまでした。
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歴史を塗りかえ、ベスト4へ!(39節金沢戦)

2015-11-01 22:55:43 | マッチレポート15’
今日は先週の勝ち上がりによってベスト8に進出したJユースカップが開催されたカシマスタジアムへ出撃。


このスタジアムのこんな良い席で試合を観ることがあろうとは。


そして最高のフットボール日和。


ベスト16では柏レイソルに夏のリベンジを果たし、そしてベスト8で対戦するのは、その夏のクラブユース選手権のチャンピオン・横浜Fマリノス。ついに翼が帰ってきて(解放されて)ベストメンバーが揃う。

試合展開は先週と同じく大分が運動量豊富に前線からがっちりプレスをハメて縦に速く攻める。それを横浜が我慢しながらチャンスをうかがうというもの。


翼の迫力はやっぱりひと味違って、その存在感だけで横浜のDFラインを下げさせてた印象。飛んでくるボールがどんなに長かろうが、速かろうが、ド迫力の胸トラップで収める様はさすがは代表選手と思わせるもの。


トップ昇格コンビのダブルボランチ。岩田くんにミッドフィールドに君臨するような凄みが戻ってきた。岩田くんがリスクを取って、前に出た時にビッグチャンスが来るという流れが多かった。後半頭の決定機は決めたかった。


横浜の7番は遠藤渓太。倉田秋に杉本健勇、小林祐希と歴代の受賞者の名前を見るだけでも、成功が約束されたかのような夏のクラ選のMVP選手。今年選ばれたのはこの遠藤。その選手に粘っこいディフェンスで1試合を通して光り輝かせなかった宮原くんのプレーは良かった。


駿の薫陶を受けながら、ぐいぐい成長する中畑くん。球際に強くなってきてると感じる。


戸高くんってあんなにすごいロングスロー持ってたっけ?飛距離だけじゃなくて、あれくらいのスピードがあるとチャンスになる。


右サイドハーフから左サイドバックへと、西やジョンハンみたいな試合中のコンバートをこなした鷺原くん。


PK戦もそうだけど、横浜の流れだった時間帯に見せた2つのセーブは本当に大きかった。PK戦で真木くんがビッグセーブを見せたのが13時30分頃、そしてトリニータラボでその真木くんが「PK戦は小学校以来負けてません」と言い切ったのが13時55分頃。いやいや、大物になりそうな予感。


柏戦もこの横浜戦も、延長に入ってからの宮地くんの必死のプレスバックにはマジで魂が震える。声を出すことも大事だし、プレーで魅せることも大事。でも走ることでチームやスタンドまでも奮い立たせられる宮地くんは本当のキャプテンだと思う。


先週と同じ構図。ビッグセーブで一仕事終えた真木くんと、今日も最終キッカーできっちりと決めた駿。


オレは駿のコーチングの声や、周囲を叱咤激励する声が好きだ。特に中畑くんや戸高くんが体を張った時に、自信を持たせるように出す「ナイス、雄太(航汰)!」ってのがめちゃめちゃ好き。あんな風に先輩に言われたら、後輩は思いっきり力が出せると思うよ。










ベスト4進出本当におめでとう。延長が始まる前に選手たちが口にした「歴史を変えるぞ!」って言葉に横浜側の父兄はクスクス笑ってたけど、何をモチベーションにしようが、気持ちが強い方が勝つ。それを証明したような勝利だったと思う。君らはもう既にプレミアリーグで堂々たる歴史を作り続けてるわけだけど、もうここまで来たら優勝狙っちまおうぜ!



準決勝の対戦相手が決まる第2試合も観戦。8割方セレッソが勝つと思ってて、前半早々に見事な崩しでセレッソが先制したから、これは圧勝かなと思ってたけど、浦和が意外と強かった。うちの子たちがプレミアリーグでしのぎを削る京都、セレッソを立て続けに2点差で破ってるというスコアを見るだけでもかなり手強い。フォーメーションも3バックに見えたり、4バックに見えたりとやや変則的。プレスがハマらなかった時にどう対応するかがポイントになりそう。


ジョーカーで出てくる川上エド オジョン智慧。爆発的ってほどではないけど、やっぱり速い。特に終盤の疲れた時間帯だとなおさら。


ただ浦和で一番やっかいそうなのはこの人、大槻監督。とにかく指示が細かくて、ずっとしゃべってる。正直に言って、「しゃべりすぎじゃね?」って思うくらいだし、あんなに指示出してたら選手が自分で考えなくなるんじゃないかなとも思ったけど、夏まではそんなに成績の出てなかった浦和がベスト4まで上がってくるわけだから、指導力はあるのかな。

ベスト4は来週末の土曜日。トップチームが横浜で試合する前日。大分から横浜に遠征する方は是非前入りでユースの応援しましょう。あんまり言いたかないけど、今のトップチームを応援してても絶対に得られないだろう感動や喜びがあるはず。浦和は裏でトップチームがホームゲームをやってるので、サポはそんなに来ないと思われる。昨年のチームが悔しい思いをした味スタ西で今年は決勝進出を勝ち取りたい!!

















※トップチームの金沢戦は一応観た。正直に言ってユースチームから感じる熱量とトップチームのそれに差があり過ぎて、何かを書こうという思いが一切わいてこない、そんな試合だったように感じた。トップチームの選手も来週は土曜日に東京に入るんだろうから、味スタ西にユースチームの試合を観に行った方がいいと思うよ、これはマジで。何か感じるものがあると思うから。監督に力がないのはもちろんだけど、選手も大概だよ。
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