Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

クラブ一丸で

2012-05-26 11:55:23 | トリニータ
千葉戦プレビューです。

昨日のエルゴラが郵便受けから抜き取られてて読めていないため、スタメン予想が分かりません。阪田がいるかいないかで大きく変わってくると思うので、阪田の体調が回復してることを願う。

さて千葉ですが、ここ2試合で10ゴールと攻撃陣が爆発。4月に勝ち点が伸びなかったが、5連勝でプレーオフ圏内まで盛り返してきた。試合は直近2試合の町田戦と熊本戦をチェック。この2試合を観てて感じた千葉戦でポイントとなりそうなのは「試合の入り方」と「球際」の2点。

この2試合はハッキリ言って試合としては壊れてしまってる。町田戦は前半3分、熊本戦は前半10分といづれも早い時間帯にスコアが動いたことでバランスが崩れていて、ゴール差ほどチーム力に差があったかと言うとそうでもない気がする。ゴラッソ的なゴール(特に藤田の熊本戦のゴールは素晴らしい。ただ圭介ならあそこでニアは絶対に抜かせないけどね。)も多く、内容以上に決定力過剰な面があると思う。まぁただそうは言っても千葉が普通に強いのは間違いない。特に怖いなと思うのはバイタルに侵入していく過程で、兵働がフラフラと中途半端なポジションに入ってきてから細かくパスを繋いで崩しにかかる。中央を割っていくこともあれば、真ん中から高く上がったSBに展開したりとバリエーションも豊富。相手に主導権を握らせず、勢いに乗せないためにも試合の入りは重要。拮抗した展開に持ち込めれば、2試合続けて千葉が厳しい試合展開をしていないことも大分に有利に働くはず。

ただ慎重に試合に入ればいいというものではないと思う。開幕戦で田坂さんが敗因に挙げた「スペースを埋めるだけの守備」になれば大量失点もあり得る。狭いエリアでも細かくスピーディーにパスを繋げてくる千葉。ディフェンスで後手を踏めば相手の思うつぼ。それで重要だと思うのが「球際」。相手を削るくらいの強い気持ちでガツガツいくことが重要だと思う。試合が始まって1発目のコンタクトプレーで「今日は絶対にやらせない!」っていうガツッとしたのが見たい。深谷がこれ得意だったと思う。ジュニーニョにやり過ぎて速攻で退場しちゃったこともあったけど。結局のところ、気持ちが見たい。

ただマジでつけ入る隙は十分にあると思う。熊本戦でも4点目が入った後の30分で完全に緩い試合をした千葉。そこで最も緩いプレーを見せたのがベテランの山口智。さらに千葉はセットプレー時、流行りのゾーンを採用。個人的にゾーンディフェンスはどうも好きになれないんだけど、モリシ、さんぺー、阪田、ドンミョンが揃えば破れそうな気がしてならない。そして何と言ってもオレたちには「伝説のキッカー」がいるからね。

「J1昇格支援金」発表後の千葉、ヴェルディの連戦。ピッチの中でも外でも今が正念場なのは間違いない。勝ちたい、勝たそう、勝つ、絶対に!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする