Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

ホームは必勝

2012-05-19 11:04:52 | トリニータ
町田戦プレビューです。

町田は前節の千葉戦と少し前の京都戦を観ています。前節千葉戦は6失点で大敗を喫したものの世間ではそれほどネガティブな評価が多くないと感じます。採点はエルゴラしかみてませんが、6失点しているにもかかわらず、GK、DFに一人も4点台がついていない。それは町田がポゼッションサッカーを志向していて、先制を許す試合展開の中で前がかりにならざるを得なかったからというものが多い。試合を観ていて果たしてそうなのだろうかという思いを持った。

確かに町田は千葉相手にもほとんどの時間帯でボールを支配していて、崩しにもアイデアがある。成熟すればかなり手強い相手になる可能性を秘めていると感じるけど、そんな攻撃のポテンシャルに対してDFラインの完成度は非常に低い。今節のエルゴラのプレビューでは一度いまの戦術を捨てて守備から立て直しをと言われてしまうくらいのレベル。ちなみにDFラインの4枚はJFL時代の昨季から全く変わっていない。昨季の町田はスタジアムで5~6試合観ているので、そこそこ分かるけど、ポポが作っていた昨季のチームよりも今季のチームの方がポゼッション志向が強い。その影響をDF陣が受けているとも言えなくないけど、それにしてもDFラインでの単純なパス回しからの決定的なミスが散見される。そこを突かない手はない。うちのエースストライカーには前節のような失態を犯している暇は1秒たりともないことを十分に認識して試合に臨んでほしいと思う。

あと狙いたいのはやっぱりSBの裏。これはポポ時代からもそうだけど、SBがポゼッションに絡んで相当高い位置まで上がってくるシーンが頻繁に見られる。そういったシーンでボールが奪えた時に西や同サイドのWBがどれだけ素早くそのスペースに侵入出来るかがポイントだと思う。相手ながらこのSBが絡む攻撃はなかなか迫力とスピード感があっていい。言うなれば怖い。ちなみに千葉戦の録画を観てて気付いたんですが、町田の右SBの藤田泰成選手と高松は高校の同級生みたいですね。

要注意プレーヤーとしてあげたいのはFWの20番鈴木孝司選手。法政出身のルーキー。地味ですが、色々なことをそこそこ高いレベルでこなす。今季平本選手が調子がいいようですが、彼の前線での貢献が効いているような気がします。個人的には町田では勝又選手が好きなんですが、勝又選手を押しのけてレギュラーを張ってるだけあると思います。

これから昇格戦線を戦っていく上で下位に沈んでいるクラブとの試合は絶対に落とせない。こういう試合をしっかりとモノにして、上位クラブとのアウェイの試合では状況に応じては勝ち点1でも良しとする。この流れを維持出来れば、6位以内はキープ出来ると思う。で、もうちょっとチーム力が上がってくれば、あわよくば自動昇格圏内も狙ってみたりと。ただ今の大分はケガ人もほとんどなくチームの戦力値としてはほぼMAXの状態と言っていいと思う。間違いなく今後ケガ人も出るだろうし、そう考えると今のうちに勝ち点を稼いでおかないととも思う。大事なホーム2連戦。狙うは勝ち点6しかない。

ちなみに町田-千葉戦を観てて、気になったのは千葉が赤ソックスをやめてたこと。今年の千葉のユニの一番のポイントだったと思われる赤ソックス。町田の色との兼ね合いでやめたとは思えないので、相当に不評だったということか。
コメント
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