Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

なでしこリーグ初観戦

2011-10-30 23:25:39 | トリニータ
今日は西が丘になでしこリーグの試合を初めて観に行きました。夏になでしこジャパンのチャリティーマッチを観たのが初めての女子サッカーでしたが、リーグ戦がどんなものなのか楽しみでした。カードは日テレベレーザ-湯郷ベルという好カード。





無料とはいえ観客は2千人以上入っていて、今日のニンスタに匹敵するくらい入ってます。しかしこれだけの試合を無料って何とかならないものなのかな。少しでも貢献したいと思ってもグッズが売ってるわけでもなく、本当に観ただけで帰ってきてしまった。


ベレーザサポ。10人ちょっと。裏ではJ2東京ダービーやってるにもかかわらずここに来るというのは本当のベレーザサポということなんでしょうね。


湯郷サポ。声出しは2人。猛者ですよ、猛者。サボった瞬間に分かっちゃうもんね。声は良く出てました。

さて、この両チームはタレント揃いですが、その中でもやっぱり注目はこの人ですね。








「女・俊輔」改め「女・俊介」こと宮間あや選手。

残念ながらチーム力ではかなりベレーザの方が上ですが、その中でも中盤の底からしっかりと球を散らして試合を作ってました。押されてる展開が長かったのでシュートチャンスがありませんでしたが、試合前の練習でのシュートのうまさにちょっとため息が出ました。W杯で輝けるっていうのはこのレベルなんだなって感じました。


なでしこ2ndGK、福元美穂選手。


岩清水梓選手。最終ラインでの存在感は抜群。さすがはなでしこジャパン不動のCBですね。フィードの時の蹴り方が好きです。


永里亜紗乃選手。お姉ちゃん同様、フィジカルもテクニックも兼ね備えるタイプですかね。


マナドーナを撮り損ねました。相手ラインを突破して、先制点をあげた後のシーンですが、この歓喜の中心にいるはずです。


ベレーザの№11、木龍七瀬選手。女子サッカーをしっかりと観てる人の中ではもう既に有名なんでしょうが、これから注目だと思います。8月のなでしこジャパンと対戦したなでしこリーグ選抜にも選ばれてましたが、とにかく足が速い。ベレーザは2トップに永里、岩渕とタレントがいるせいか今日は右SHをやってましたが、トップか3トップのワイドで使ったら面白そう。単純に足が速いので、ジョーカー的になでしこジャパンのベンチに置いとくのも一つの手だと思う。

試合は3-1でベレーザが勝ちましたが、湯郷も最後まで食い下がって面白かった。初めてなでしこリーグの試合を観ましたが、とにかく両チームともコンパクト。ほとんどの時間帯で両チームの最終ライン間の距離が30mほどしかなく、自然と狭いエリアでのつなぎが要求されることになる。W杯で完全に異質だった日本のサッカーの原点がまさになでしこリーグにあると思うし、この内容をどんどんレベルアップしていってほしい。W杯チャンピオンの国のリーグが世界一であってほしいと思う。入場無料等いろいろと改善するところがあると思うし、W杯で熱狂させてもらった一人として今後もなでしこリーグを応援していきたい。

ところで話変わって、今年は西が丘に4回も行きました。今日も帰りがけにアウェイ側ゴール裏に回ってふと思ったのは、今は苦戦してるけど、町田ゼルビアが来季J2に昇格してきたら、ここで大分の試合が観られる可能性が高いんだなということ。西が丘はホーム側はそうでもないけど、アウェイ側は臨場感に加えて高さがあるから、最高に見やすい。野津田の改修が終わるのが11月頃らしいので、西が丘か駒沢か麻溝開催になるだろうから可能性はかなりある。国立はもちろん素晴らしいけど、東京のサッカーの聖地は西が丘だと思う。

がんばれゼルビア!がんばれポポさん!
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こういう試合をモノにしたい(33節愛媛戦)

2011-10-30 22:04:36 | マッチレポート11’
もっとうまくやれたような気もするけど、この辺が限界だったかなという思いもある。

今年もメンバーが揃わなかった試合は多かったけど、それでもここまで主力が同時に不在になったのは今回が初めて。今回チャンスが巡ってきたのがタメだっただけに、あのビッグチャンスは決めて欲しかったし、決めなきゃいけなかった。京都戦の時も書いたけど、こういう状況でのゲームをものに出来ないと昇格とかそういうものは見えてこないと思う。

よく追いついたとは思うけどね。

結果も内容もあまりにも微妙すぎてこれ以上語ることもない。とにかく怒涛の2週間お疲れさまでした。千葉戦にはみんな戻ってくるでしょうから、来季へのシミュレーションで6位目指してがんばりましょう。

さて、今日の試合で安川が2ヶ月半ぶりにゲーム復帰、コテが1年半ぶりにベンチ復帰。安川は十分に夏頃の水準をキープしてるようだし、クロスの質はさらに上がってる感じだったので、田坂さんもまたチャンスをあげてほしいと思った。コテは最後に出場チャンスがあるかなと思ったけど、復帰戦にしては状況が厳し過ぎたかな。とにかく1年半という長い間よく腐らずにがんばったと思う。次節以降また選手が戻ってくるとベンチ入りは厳しいのかもしれないけど、何とか今季中に実戦復帰させてあげたい。それだけで来季へのモチベーションも違ってくると思うけどな。現地ではコテチャント歌ったかな。コテチャントはいいチャントだと思うけど、たくさん歌う前にケガしちゃったから、これからはガンガン歌いたいね。

最後に大分FCに苦言を一つ。

商売という観点から考えれば、サッカークラブにとって選手は大事な商品だと言える。サポーターやスポンサーはその商品の価値を判断してシーパスを買ったりスポンサー料を支払うわけだ。コテについては何度も言ってきたけど、当初の全治発表は確か4ヶ月程度だったはず。ここまで延びれば治療がうまくいかなかったか復帰に向けての練習中にまたケガをしたかくらいは想像がつくけど、1年以上何も発表しない姿勢はどうかと思うぞ。

コテのファンの人が当初の発表を信じて11’シーズンのシーパスを買ったとしたらどう思うかを考えてほしい。その姿勢は今回の西のケガへの対応にも表れている。2週間4試合も飛ばせば立派なケガだ。発表がないから想像するしかないけど、西は鳥取戦でケガをしたと思われるけど、鳥取戦の映像を観ていない家族が鳥取戦の次のホーム愛媛戦に西を観たくて楽しみにスタジアムに足を運んだらどう思うかを考えてほしい。

確かに今の状況でシーパスを買うサポーターは固定客かもしれない。でもそこに甘えちゃいけないと思う。次節は大分市民デー。いつもはあまり来ないお客さんも来るかもしれないわけだから、色々と考えてほしい。
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クソテクい19番(7節F東京戦)

2011-10-27 22:28:46 | マッチレポート11’
もっと昨日の感動や喜びが伝わるようなタイトルにしたかったんですが、もうこれしか今は思いつきません。昨日ゴール裏で隣になった青年2人組のうち一人が久しぶりにトリニータの試合を観るらしく昨今のチーム事情をもう一人の青年に聞いていました。その中で「何だっけ、あのクソテクい19番?」って聞いてるのが思わず聞こえてしまって、それからずっと「クソテクい」という言葉が頭ん中を回ってました。多分オレより10歳以上若いんだろうけど、オレの中にそのボキャブラリーはなかったな。ちなみにニュアンス的に「クソテクい」は100%の褒め言葉のようです。サッカーでいうところの「エロい」「セクシー」「変態」あたりと同義語ですね。

というわけで昨日は1ヶ月前からこの日は早く帰ることを宣言しといたため、周りが帰らせる雰囲気を作ってくれ17時50分に退社することが出来ました。当初はキックオフまでに間に合えばいいやくらいの気持ちだったけど、何と圭介の入場に間に合うという奇跡が!こういう日に限って仕事で何か起きるのが世の常だけど、余裕を持って国立入り出来たのは本当に嬉しかった。で、ゴール裏に行ってみると、大分サポの多いこと多いこと。平日にあれだけ集まるこのクラブとサポのポテンシャルを再認識。

それにしても試合は熱くて、楽しかった。

田坂さんは前半に厳しい評価をしてるようだけど、個人的には失点からしゅーとの投入までの20分弱を除けば1試合を通して素晴らしかったと思う。

JAGSでも今節のベストゴールに選ばれた前田さんのスーペルゴラッソ!

土岐田のクソテクい右足アウトのふんわりクロスに、クソテクい胸トラップからのクソテクいターン、そしてクソテクい左足シュート。モリゲも代表GKもなす術なし。もう全てがクソテクい!

あのゴールで試合の流れが変わって、後半はほぼ互角に戦えてた。7.9の頃に比べれば、FC東京に怖さがなかったのは事実だと思うけど、首位相手に正面から殴り合いを挑みにいって、最終ラウンドの2分55秒に右クロスカウンターでKOをもぎ取ってきた大分トリニータは間違いなく大きく成長した。ただただ怖かっただけの7.9に比べて今日はやれるって選手もサポも感じてた。

ただ正直に告白すると決勝ゴールの少し前のドンミョンのシュートがゴールをわずかに外れた時点で心の隅では諦めてました。結果は引き分けだったけど、全力で選手に拍手を送ろうなんてことまで考えてました。でもピッチ上の選手は誰一人諦めてなかったんだね。ハセヒロのシュートがゴールに吸い込まれた後のゴール裏は本当にすごかった。ハイタッチとか、抱き合うとかそんな次元じゃなくて、何かもうひたすらに体をぶつけ合ってた。喜びが爆発する、まさにそんな感じだった。

ハセヒロやしゅーとは大分加入後最も輝いた試合だったと思う。アウェイの5人ベンチで、さらに西とさんぺー抜きでこれだけの試合が出来たことを自信にして、残りの試合に臨んでほしい。たった3日前の不甲斐ない京都戦とのギャップを冷静に考えると、昨日の出来はFC東京に引き出してもらったところも多々あると思う。でもそれでいいと思う。格上と試合をやるということはそれだけでモチベーションになるわけだから。FC東京にこれから残留を望むのはちょっと無理があるから、是非とも来季のモチベーションのために「赤いとこ」のご登場を願ってやまない。

楽しいこと、嬉しいことよりも苦しいこと(精神的にはもちろん経済的にも)の方が圧倒的に多いサポ活動。だけどこういう試合を見せられてしまうと、いつ来るか分からないこういう試合のためにずーっと続けてるかななんて思ってしまう。次のこんな試合はいつかな。例え3年待たされようが、5年待たされようが、きっとずっとスタジアムに足を運ぶ。どんな長い時間でも待てると思うような歓喜が昨日の国立のゴール裏にはあった。

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真の強さ(32節京都戦)

2011-10-23 20:41:25 | マッチレポート11’
「決定機を逃し続けているとこういうことになる」なんて当たり前のことは言いたくないし、もうそんなレベルはとうに過ぎているくらいに逃し続けている。ということはあれらの決定機は決定機ではないのだ。カズが日経のコラムで書いてた。「こんな順位にいるチームじゃない」「オレたちはこんなもんじゃない」。これらはみんな間違いだと。いまいる順位がそのチームの実力で、本番で出せない実力は実力じゃないと。だから今日決められなかったのは実力そのもので、試合運びが拙かったから負けたみたいな雰囲気に逃げたらダメだ。

決めて勝ってナンボ。だってプロなんだから。

試合の最後に踏ん張れずに決壊する土壇場の弱さは結局シーズン終盤まで改善の兆しを見せない。さらにここに来て決定機に決められないという勝負弱さも露呈することに。

来季本当に昇格を狙うんだったらこういうところのこだわりをもっと見せないと勝ち点は積み上がらないと思う。本気なんだったら「経験不足」とか「若さ」はもう一切言い訳に出来ないんだから。

これだけ取りこぼした感のある今季でさえ、昇格圏とは言わないまでもPO圏とは勝ち点差6。お金のこと云々を除けば昇格は夢物語じゃないし、一本筋の通った強化がハマれば、もっともっと強くなれる。だからこそ最近あんまり聞こえてこない「走力戦」をもっと全面に出してほしい。最近走り勝ててない試合多いと思うし。

さて次節は中2日でほぼ昇格を決めた首位FC東京戦。去年の柏撃破もそうだったけど、事ここに至ってはうちが首位を叩いても誰も喜んでくれないのが悲しいけど、それでもオレたちは首位を叩くんだ。この試合は来季の仮想「赤いとこ」だ。繰り返すけど、本当に強くなって昇格を目指すんだったら「赤いとこ」にも負けてられないんだから。

何とかキックオフまでには駆け付けたい。次の日お客さんの前でびっこ引いたとしても、ハスキーボイスで電話出来なくなったとしてもいいから全力でいく。

スーツで跳ぶ。絶対勝とう!
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なんて東慶悟な愛媛FC(6節愛媛戦)

2011-10-19 23:17:38 | マッチレポート11’
よし!逆転勝ち、よし!

今シーズンの初めに、去年ふがいなくダブルを食らった栃木と愛媛(千葉は特殊事情のため除く)には絶対勝ってくれと思ってた。そしたらどっちにもファーストチャンスで結果を出してくれて嬉しい。やっぱ負けっぱなしはプロとしてよくない。

田坂さんにしては珍しくスタメンをいじってきた。裕大のケガもあってアクシデント的にさんぺーの前線起用になったけど、前線で幾度となく躍動するさんぺーを見てやっぱり前線でこその思いを改めて強くした。今日はアシストのクロスを除いてはいまいちだったけど藤川完全復活ならさんぺーは前に固定したいよね。

連戦は内容は度外視、結果が全てだと思うので、今日は100%OKでしょう。今日の試合を観てて思ったのは連戦の時はやっぱり少しずつでもターンオーバーした方がいいと思うこと。鳥取から続けてスタメンで出てた選手のうち何人かはちょっとプレーが軽かったし、たくさん選手が戻ってきたので、うまくそこを田坂さんに回してほしいと思う。特に前線はここに西が入ってくるわけだから豪華だよね。次節はまたホーム。ベンチにも7人入れられるので、どんな構成で来るか楽しみ。ホーム連勝行こうぜ!

ところで試合を観てて、愛媛FCの色んなところから東慶悟風味が漂ってたので、タイトルはこんなんにしてみました。

オレンジユニで8番を付ける内田選手。髪型も似てるし、後ろ姿はまるで今の慶悟そのまんま。顔は慶悟よりもだいぶ面白い作りですが。さらにボランチに東(あずま)選手がいて、越智くんは慶悟とユース同期。

そんなふんだんに東慶悟風味な愛媛FCとはこの連戦の最終戦の月末にはまた対戦です。今年は去年やられたダブル食らわしてやりましょう!
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前田俊介の復帰と対戦相手の研究

2011-10-18 22:25:02 | トリニータ
さて、明日いよいよ前田俊介が復帰。7試合という大分では前代未聞の長期休養だったわけで、彼の復帰がどこまでチームにいい影響を及ぼしてくれるか期待せずにはいられない。相手のモチベーションが定かではなかった天皇杯を抜くと不在期間中の結果は1勝1敗4分。唯一勝ったアウェイ水戸戦も内容はそんなに良くなかった。ただこの何とも言えない停滞感の原因は前田の不在だけが原因かと言うとそうでもない気がする。

今年の大分は田坂さんの指導の下、しっかりとボールを保持して自分たちから仕掛けるサッカーを貫いてきている。夏頃から結果も出始めて間違いなくサッカーの質が上がった。ただ対戦相手も当然スカウティングをしてくるわけで、最近顕著なのは高い位置から素早くプレッシング、これに尽きますね。組織としてのボール保持能力はかなり上がったと思うけど、それでも中盤が前を向いてボールを持つ前に激しくプレッシングをされるとどうしても攻撃に流れが出来ない。だから主導権が握れない。

今年のリーグ戦も残り9試合だけど、今のサッカーは来季以降もチームにしっかりと浸透させてほしいもの。だから今の壁を全員で乗り越えたいと思う。そこに前田俊介が果たせる役割はあるはずだ。いきなりスタメンで復帰かどうかは分からないけど、もう一度チームが前を向ける何かを見せつけてほしい。前田俊介はその「何か」を持っているはず。

さてキックオフまであと21時間。寝よ。
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神も仏もあったもんじゃねえ!(31節鳥取戦)

2011-10-17 00:22:03 | マッチレポート11’
久々に週末を丸々使いきった遠征で疲れました。


鳥取は一昨年のまだ京都に住んでた頃に地域決勝を観に来たことがあり、その時にとりぎんバードスタジアムの外観だけはチェック済みだったので、実質2回目。


ホームスタンド以外は狭いものの専スタだけに臨場感は抜群。近さだけなら日立台やヤマハに匹敵するね。

試合はまあほぼ互角だったのかな。もう一息なんだよね。悪くはないんだけど、決して満足出来るような試合でもない。もう1ヶ月以上そんな状態が続いてるような気がするんだけど、それの解決方法が前田俊介の復活ならそれはそれでいいと思う。何とかもう一皮むけてほしい。

後半、裕大と永芳にそれぞれミドルのチャンスがあっていづれもクロスバーをわずかに越えていったけど、あれを枠に入れてほしい。攻撃が単発気味なのはそういうとこなんじゃないのかなと思うんだよね。

この日の収穫はマツケンだったと個人的には思う。久々に長い時間の出場だったけど、何度か仕掛けて、球際でも粘り強いところも見せた。右SHで藤川よりも先に使われるところを見ると調子上がってきてるのかもしれない。代表も常連化してきてるし、来季のことを考えるとマツケンの成長はチームにとって不可欠。

さて、ここからはこの遠征でのサッカー以外のことを書いてきます。自分で決めた旅程なんだけど、思いのほかハードでバタバタでした。

行きは陸路を選択。新幹線で京都まで。






夏に「空海と密教美術展」を観に行って、その時から東寺に行きたくてたまらなくなってしまったので、今回のスケジュールに組み込んでみました。数ある京都のお寺の中でもやっぱり東寺のレベルは別格で、心の底から堪能させてもらいました。


京都からは「スーパーはくと」に乗り換えて鳥取まで3時間の旅。JRと智頭急行の共同運転で途中で運転手さんが代わるシステム。車窓からの景色が曇天でかなり暗かったのが残念でした。

鳥取到着後はすぐにスタジアムに向かい、夜はホテルの近くの居酒屋で日本海の幸で一人チビリチビリとやりました。「もさえび」というえびのお刺身が美味しかったです。甘えびよりも味が濃いんだけど、鮮度劣化が早いのでほとんどが鳥取で消費されるそうです。こういうのがまさに地産地消で、旅ならではの楽しみ。

翌日はレンタカーを借りて一路、西へ。




海岸沿いを走る国道9号線の景観は素晴らしく、米子までの約100㎞を飽きることなく走れました。


鳥取は海岸や山の上などに風力発電施設がたくさんある。9号線沿いにも10基ぐらい一気に並んでるところがあり、壮観でした。写真の右下に「わき見注意」って看板があるけど、あれくらい壮観だと初めて走る人はそりゃわき見するよね。




ここから「鬼太郎」一色です。米子駅では妖怪列車の撮影がしたくて、本当に久しぶりに入場券を買いました。入場券買ったのなんて多分小学生の時以来だと思う。全部で4種類あるうちの「目玉おやじ列車」を撮ることが出来ました。


内装までしっかりしてて、子供だましっぽいところがない。人気の理由が分かります。列車に乗りたかったところですが、車があるので、やむなく運転で境港駅を目指します。




境港駅では「鬼太郎列車」が撮れました。境港駅からは徒歩で「水木しげるロード」へ。












ちなみにこの一反木綿の椅子は売り物で45,000円でした。



水木しげるロードは普通の商店街の中に5mおきに妖怪の像が飾ってあり、写真を撮って回るだけでも楽しいです。鳥取市、米子市と鳥取県内の他のどの市にもない活況が境港市にはありました。境港の駅前ももし「水木しげる」関連がなければ、ご多分にもれず「シャッター街」になってたと思う。境港は特異な例だとしても地方活性のヒントになりそうなものがあそこにはあるような気がした。




境港からは最後の目的地の出雲大社を目指してひた走ります。

米子市と境港市と松江市に囲まれる中海は湖の真ん中に島がありそこを経由すると横断が出来る。上の写真の湖面は右も左も中海です。


松江市を抜けると今度は宍道湖です。南側を走るか、北側を走るかで迷いましたが、一畑電車と並走というところに魅かれて北側を選択。宍道湖はかなり大きい湖です。撮影の腕がイマイチで伝わらないと思いますが、かなりのサイズです。




何とか日が暮れる前に出雲大社に到着。


やっぱりこのしめ縄の重厚感はハンパないですね。




出雲大社がなぜ縁結びの神社なのかこの像の横に書いてあったんだけど、難しくて忘れちゃいました。

トリニータの未来と家族の健康と世界平和をお願いしてきました。


帰りは空路。出雲縁結び空港です。出雲の空港なんてこれからもそうそう利用する機会ないだろうなと思い、ここから帰るプランにしました。

ということでかつてないほどに盛りだくさんの遠征でした。振り返ると旅程の最初がお寺で最後が神社。こんな信心深いサポーターもそういないだろうに、神や仏が与えてくれた勝ち点は1。「神も仏もあったもんじゃねえ」くらいは言いたくなっちゃうところです。

週末を丸々と遊ばせてくれた奥さまに感謝しつつ、また明日からの仕事がんばります。

まずは明日は5時起きだ!
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減量に成功しました

2011-10-09 22:05:19 | 走る
体重で10㎏、体脂肪率で6%の減量に成功しました。

今までありとあらゆる減量に挑戦してきましたが、ことごとく断念。何で今回だけ成功したのか自分でもよく分かりません。ただ太り過ぎだったのが普通に戻っただけで、学生時代の頃の体重に戻すにはもう5㎏ほど絞らないと届きません。

今回ほど思いつきで始めた減量は今までなかった。思い返すとGWのホーム徳島戦の夜からスタート。今まで昼と夜の2食生活だったのを朝と昼の2食にシフト。さすがに仕事でへとへとになって帰ってきて何も食べないのは最初はきつかったけど、1ヶ月もすると胃が小さくなったのか、何とも思わなくなった。

さらに「減量計画」というスマホのアプリで毎日2回必ず体重計測をして記録し続けました。これが意外といい目標になって良かった。あとは会社なりプライベートなりで飲み事がある時は、減量を忘れて割り切って飲むことでストレスをためないようにする。

今までは始めるまでに完璧な減量プログラムを計画して、それにちょっとでも従えなかった自分にガッカリしてやめるという流れだったので、今回は自分に過度なプレッシャーを与えずに始めたのが良かったのかな。始めて5ヶ月だけど、最後の1㎏減らすのに5週間ほどかかったので、9㎏減らすのには3ヶ月半しかかかってないので、かなりいいペースだったと思う。

体重は減ったものの腹の凹みがまだまだなので、そろそろ腹筋等の運動を取り入れつつ残りの5㎏の減量に臨んでみようかなと思う。

「やせたね」って言われるのがこんなに嬉しいことなんだということを毎日のように実感している今日この頃。来週は会社の健康診断。毎年問診で「減量しましょう」と言われ続けてきたので、今回は「減量してきました」って先に言ってやろうと思います。
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町田ゼルビア定期観察

2011-10-02 21:17:04 | トリニータ
今日は西が丘へ。

JFL・町田―栃木ウーヴァです。何だかうまくスケジュールが合っちゃって何とこのカードを今年は裏表両方観ることが出来ました。

まずは先週Jリーグへ加盟申請を出した町田。スタジアム問題はどうやらパスしそうなので、後は4位以内の確保と動員3千人を超すこと。


入口に掲示されていた非常に分かりやすい現在の動員状況。


そして本日の入場者数。今日は町田から遠く離れた西が丘開催だったため仕方ないのかもしれないけど、ちょっと少ない。現在平均で3千人を超えてるけど、これは松本山雅が作ってくれた数字に他ならないわけで、この後寒くなってきて雨が降ろうもんならお客さん来なくなるぞ。もっと動員がんばれ。


Z旗が掲げられる町田ゴール裏。2年も待たされたサポーターはZ旗でも掲げたくなるような思いでしょう。


試合は8月に観た時から町田に大きな進歩はなく相変わらずの苦戦っぷり。前節もソニー仙台に負けたりとやっぱり真っ向勝負をしてきてくれないところを苦手としている様子。ただこれは分かるような気がして、大分の時も優勝を狙う清水や川崎には勝てるものの、中位から下の京都や大宮に勝ち切れなかったのが、ポポさんのサッカー。

今日の試合は後半10分頃の栃木の若林選手の退場を機に全く別のゲームに。




町田の田代選手のバックチャージに反応した若林選手のスパイクが田代選手の顔面をヒット。もちろん若林選手は1発退場だったわけだが、何だかこのシーンを観ててとても違和感を感じた。若林選手のスパイクをした行為を支持するわけではないけど、戦っている人間なら、あれほど厳しくバックチャージを受けたら瞬間的に体が相手に対して反応するのはある程度は仕方がないと思う。ただあの一連の揉み合いの中で事の発端となった田代選手へのイエローの提示を忘れてしまうところにJFLの審判のレベルを感じる。またその後の治療中に田代選手はバックスタンドの町田サポに対して「してやったり」といった不敵な笑みを向けて拍手を受けていたけど、ちょっと不誠実さが残念。


ただ個人的にはあのレッドカードは町田に何のメリットももたらさないだろうなと試合が再開される前に感じてました。そして結果的にその通りに。上記の通り、この日も攻めあぐねるシーンが多かった町田。そして数的不利になった栃木が取る作戦といえばリトリート。写真のように最終ラインに6人も並ぶ栃木ゴール前にスペースはなく、結局スコアレスドロー。


栃木ホームでは前半早々に若林選手に決められた先制ゴールに最後の最後まで追いつくことが出来ずに敗戦。町田ホームでも極めて後味の悪い勝ち点1。結果的には経験のある若林選手に180分通して振り回されたような結果になっちゃいましたね。

今節もライバルチームが軒並み勝ち点を稼いだため町田のアドバンテージも徐々になくなりつつある。町田は高崎やジェフリザといった下位チームと2試合残しており、一般的には有利に感じそうなもんだけど、この取りこぼし癖を治さない限り苦しい状況が続くと思う。今日は嫌なシーンを見たけど、ポポ町田には絶対に昇格してきてほしいと思ってるのでがんばってほしい。今季はこれでスタ観戦5試合目。もう立派なプチゼルビスタ。

最後に忘れちゃいけない石田良輔。









今日もベンチスタート。


エースGKの修行がどれくらいで戻ってくるのか分からないけど、今日スタメンのセレッソ等で活躍した吉田は、町田が攻めまくっていて1分1秒でも惜しいアディショナルタイムにボールを持ったままペナルティエリアを出てしまうという大チョンボを犯してしまったりとおよそベテランらしくないので、次節あたり石田にチャンスが回ってこないかななんてトリニータサポータとしては期待してしまいました。
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出直し(30節富山戦)

2011-10-01 19:03:52 | マッチレポート11’
ないよ。今日の試合はない。絶対にあんな試合をしちゃいけない。

結局、鳥栖戦の後の感覚は田坂さんよりオレが持った感覚の方が正しかったと思う。確かに目指すサッカーが出来つつあるのかもしれない。ただそれに反比例するようにもっと基本的な「戦う」部分が徐々に弱まりつつあるような気がしてならない。今日も最後に完全に足止まったし。さらに今日の試合後の田坂さんのコメントからも危機感が感じられないのが、もっと怖いが。

ソンホのコメントにあったけど、もし本当に最後の場面で審判へのアピールで切り替えが遅くなって決勝ゴール叩きこまれたんだとしたら、こんなにふざけた話はない。前田の件から1ヶ月も経ってないのに異議でイエローもらうとかもあり得ない。

繰り返しになっちゃうけど、今日みたいな試合をした後に視線がサッカーの方向を向いてることが気になる。間違いなくメンタルとチームに対するマネジメントに対して向けた方がいいと思うんだけど。

今日は本当に腹が立ったんだけど、でもまぁ切り替える。しゃあないから。もちろん目指すサッカーを向上させることは大事。でも若くて金のないチームにはもっと重要なことがあるはずで、そこにしっかりと立ち返ってほしいと思う。

鳥取で出直した田坂トリニータに会えることを期待します。
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