光明はある（８節柏戦）

１７位のチームに逆転負けを喫したわけで、絶望的なことには間違いないけども。

ただどうしても０７年の時と比較してしまうが、あの時に比べればまだまだ光明はあると思ってしまう。

それは選手たちが戦っているから。

今日もその思いは感じた。

もう何もかっこつける必要もない。落ちるところまで落ちたんだから。

８節終了時点で１８クラブ中、唯一うちだけ目標が「残留」なわけだから。

それに向かって突き進むだけだ。下向いてたって始まんない。

去年は選手たちに本当にいい思いをさせてもらった。その選手たちが今もがき苦しんでいる。

今年は俺たちが選手たちを勝たせる番だ。今日も声の限りを尽くしたけれども・・。明日仕事でちゃんとしゃべれるか微妙です。

シャムスカの言う通り、今は悪いことが全て来てしまっているだけ。

今日はまず審判とうまく折り合えただけでも進歩。

次はガンバ。ガンバに勝つのは柏に勝つことよりも何十倍も難しいタスクかもしれない。それでもやるしかない。

最後に、後半の大輔の負傷時のこと。

柏を応援されている方々、目の前で選手が頭を切って治療してる時ぐらい静かにしろ。

ましてや肘打ちをかました選手のコールをするなんて野蛮すぎる。

昨年小笠原の負傷退場時にも歓喜の声援が上がったらしいけど、それが柏のスタイルですか。

柏は１７位にいるチームではない

大分も１８位にいるチームではないと言いたいとこだけど・・。

土曜日１３時は清水―柏を観てました。最終スコアは１－１だったけど、後半３０分までは完全に柏のゲームだった。

永井の初先発やアウェイゲームなんてことは微塵も感じさせない勢いのある試合運びで楽勝ムードでもあった。

ただ失点は岡崎の強引な突破に屈したものだが、後半３０分を過ぎてからパタッと足が止まったのも事実。

うちも過密日程が苦手で、夢生や慎吾にいたっては最悪のコンディションのように見える。

どちらが９０分走り切れるかで勝負が分かれそう。しんどい試合になるのは間違いない。

まぁ、このシチュエーションが夏場以降なら尋常じゃない緊張感なんだろうけど、まだ８節。

開き直って走り倒してくれ！

シャムスカの采配

シャムスカマジックなどと言われるシャムスカの采配だが、シャムスカは試合中は「これでもか！」と言わんばかりに定石通りの手しか打たない。

面白みには欠けるけど、それはそれで一つのスタイルとして定着しているからいいと思う。

もう既に周知の事実だが、今年退場者や負傷交代がなかった試合は２節京都戦のみ。

京都戦は何があったかと言うと、言わずもがなの今季唯一の勝ち点３。

つまり、つまりだ。シャムスカの想定通りに試合が運べば、それなりの試合が出来るかもしれないということ。

カードが多いことはそれほど問題でなないと思う。そういうスタイルのサッカーをしているわけだし、去年もそれなりに多かった。

しかし今、問題なのは余計なことで審判を敵に回していること。

柏戦、シャムスカには出る選手に規律を徹底させてほしい。キレイごとを言うわけではないが、紳士的にサッカーすることは重要なことだ。

昨日の試合、笛が鳴る度に執拗に抗議する大分の選手が大写しになり、正直みっともなかった。

予定してなかったけど、柏戦行くことにしました（臨時出費痛い・・）。勝ち負けよりもそこに注目させてもらいます。

規律の上に気持ちを乗せて。そこから導き出されるものが現在の力だ。あれやこれや考えるのはその後。

今はまだスタートラインにも立っていない。

抗議するのはもう止めよう（７節東京戦）

そりゃ、エジの２枚目とか言いたいことはいっぱいあるけど、そんなこと言ってて降格してちゃ本末転倒だから、ここはぐっと我慢して前に進もうよ。

シーズン前にスカパーで放送された「レフリー座談会」で聞いた話。

主審はこいつがどんなファールをするかとか、そういった予備知識を頭に入れて試合に臨むそうだ。

今年の大分は確実にそういった情報をインプットされてるのでしょう。

守備陣によるコンタクトプレーとか、ウェズレイのシミュレーションとか。

でもＪリーグでやり続けるにはそんな審判たちとお付き合いをしてかなきゃならないわけで、冒頭にも言った通り、それで負けてちゃ何の意味もないんだよ。

プレー中には覇気を感じないのに、ファールを取られた瞬間に激高する選手が多すぎる。

エネルギーの使うところを間違ってる。気持ちの昂りをぶつける先が違う。

エジも２枚目には同情の余地があるけど、１枚目は完全なファールで、あれに抗議するのは理解が出来ない。

高松、深谷、ホベが不在で、エジがお休み、ウェズレイと大海は早くもリーチ。

希望を持てという方が無理があるが、試合は待ってくれない。

チーム状態が悪い時に乗り込む日立台。一昨年の悪夢がチラつく・・。

がんばれ、ホベ！待ってるぞ！

ホベルト全治３ヶ月

０７年の大輔、０８年の高松、そしてホべ。大きなケガを目の前で見てしまう機会が多いような気がする。

スル銀に間に合うかな。

異国の地、日本に長く身を置いてきたホべ。昨年がんばったご褒美として母国の名門クラブと戦う機会に恵まれた。

誰よりもホベ自身が楽しみだったはず。

高松の言う通り、ホベが戻ってくる夏頃までにはチームの状態も上向いてるでしょう。それまでにきっちりと完治させといてな。

そしてこのチームにとっての大ピンチを誰がチャンスに変えるのか。

順当に藤田じゃ面白くない。アピール合戦期待してます！

「股旅フットボール」・宇都宮徹壱

ちょっと現実逃避気味ですが、昨日神戸の行き帰りで読んだ本のことなどを話したいと思います。

先週ツエーゲンの試合を観に行ったことで以前から読もうと思っていたこの本のことを思い出してアマゾン買い。

この本に出てくるほとんどのクラブがＪを目指しているわけだが、クラブを強くしていくこととクラブを大きくしていくことを同時に進めることの大変さが手にとるように分かる。

宇都宮さん曰く、

「Ｊ２降格とＪＦＬの昇格を逃すのでは深刻さの度合いが違う。」

すなわちＪ２に降格しても「Ｊ」のつく場所で来年もサッカーが出来る。

しかし全ての力を注いで臨んだ地域リーグ決勝で負けてしまうと、来年があるかどうかが分からないからだ。

昨日は負けた勢いで残留だ、降格だ、とみっともない文章を書いてしまったが、生きるか死ぬかの状況のクラブに比べたら大分をサポート出来ることが何と幸せなことか。

少し気が楽になりました。

ツエーゲンの現場でも思いましたが、下から這い上がってこようとする人たちのエネルギーやパワーは本当にすごいものがあります。やっぱり俺たちには何か忘れちゃったものがあるよね。

今年は絶対に「地域決勝」を観に行くことを心に決めました。

で、今日は「絆」の宇都宮さんのコラムを読み返したわけですよ。

「地方クラブのトップランナー」－　大分には、その自覚と誇りをもって、さらに高みを目指してほしい。

う～ん、３つ負けたくらいでネガッてる暇は俺たちにはねぇ！

下方修正（６節神戸戦）

最終的なスコアは２－３だったけど・・。

ウェズレイのゴールの前に周作のビッグプレーがなければ試合が決まっていたことを認識すべき。

２点獲れたのは神戸だからということを認識すべき。

神戸に３点も獲られたということを認識すべき。

現実的に今年の目標を残留に下方修正するべきだと思う。

今年は自動降格が３枠であり、残留することはそれ程簡単なことではない。

ほぼ全員のコンディショニングが良くないことが気になる。

１対１で簡単に負けたり、けが人が続出していることと無関係ではないでしょう。

フィジコが代わったことが影響しているのか、いずれにせよ来週からはハードな５連戦が否応なしに始まってしまう。ピークはもっと先なんてのん気なことは言ってられない。

特に３０代の選手の軽いプレーがとても気になる。

明日は神戸

我が家にはアウェイ神戸戦のジンクスが存在します。

車で行った０５年、０８年は負け。

電車で行った０７年は勝利。

当然明日は電車で行きます。

千葉が勝ったため明日の結果次第では最下位転落の可能性も出てきました。

相手の状況を考慮すると、アウェイでも絶対に勝ち点３を獲らなければならない試合になるでしょう。

ポイントは絶滅危惧種の３バック同士。

もう今は２００２年でないことを宮本に見せつけてやろうぜ。

ルーキーＦＷに完全に抑え込まれているようではウェズレイは止められない。

そして神戸戦に相性のいい大輔にも期待！自らのゴールでゆりかごだ！

桜、さくら、サクラ

今年は各地で満開の桜を愛でる機会に恵まれました。

４月４日（土）。東京・千鳥ヶ淵とその周辺。





４月１１日（土）。京都・高野川と比叡山。





４月１２日（日）。金沢・兼六園。




来年の春はどこで、どんな桜を眺めているだろうか・・。

根本裕一に会いに

金沢に行ってきました。

金沢市街から車で走ること３０分程度の津幡という町。ツエーゲン関係者の方には失礼ですが、正直こんなとこにネモが本当に出てくるのかちょっと心配でした。


しかしそんな心配をよそにネモは青ではなく、赤いツエーゲン金沢のユニを着て出てきました。何かよく分からないけど、この時点でちょっとうるっときちゃいました。


ネモのパートナーは甲府や水戸にいたビジュです。仲がいいみたいでした。





ＦＫのキッカーも務めてました。そして大事にボールをセットする準備動作も変わらぬままでした。


試合は２－０でツエーゲンの勝利。２点目はネモのピンポイントクロスにブラジル人選手が頭で合わせてのゴール。アーリークロスは健在でした。

正直言うと地域リーグにネモだと群を抜いちゃうんじゃないかなと思ってたんですが、ネモもまだ半分くらいの仕上がりのようでした。


ネモ、お疲れ様でした。


まだまだこれから。また観に行くから、がんばれ！

別に大分を離れていった選手全員の動向が気になるわけじゃないけど、ネモは大分がＪ１に定着するのに絶対に外せない選手だった。そんな選手がピークを過ぎたわけでもないのに地域リーグまで流れていってしまったことに何となく釈然としない思いがありました。でも今日試合を観て、やっぱりネモはこのまま終わる選手じゃないと思ったし、元気にプレーする姿をこの目で見て気持ちに整理がつきました。

今回の金沢遠征で初めて地域リーグの試合を観戦しました。


入口ではＧＭが入場者全員を握手で出迎えたり、おらが町のクラブを強くしたいという気持ちにあふれていて、見ていてとても気持ちが良かったです。大分にもこんな時期がきっとあったはずで、徐々に減りつつある観客数を戻すためにもこういう原点に立ち返ってほしいものです。


ツエーゲンサポ。


この日の対戦相手、ヴァリエンテ富山のサポ。３人ですが、声は素晴らしく出ていました。



試合前は兼六園を散策して、


試合後は近江町市場の北陸の海の幸で遠征を締めくくってきました。

高速１０００円ってやっぱりすげぇな。

プロフェッショナルになれ（５節山形戦）

モリゲの負傷退場が試合の分かれ目だったことは間違いないけど、いずれにせよ全然走ってないよ。

リードを奪われたり、数的不利になってから必死に走るのはプロフェッショナルじゃない。

それと相手ペースの時間帯にイライラして自滅するのをやめてくれ。狙った試合展開にはめた時にしか勝てないんだったら、それもプロフェッショナルじゃない。

とにかく今日の試合からは微塵もワクワク感を感じなかった。

必死になって走ることはボールを蹴ることよりも大事な基本。

次節は横浜に虐殺された神戸。早くもボトムダービーだ。

プロフェッショナルとしての気持ちを見せてくれ。

家長にチャンスを

もちろん清武にトキメキます。うちは夫婦で清武派です。

夢生よりも清武派です。だから山形戦に夢生が出られなかったとしてもかなり楽しみなんです。

ただ家長にチャンスを与えてほしい。

浦和戦後は随分と叩かれた家長ですが、家長には運がなさすぎると思う。

そもそもの大怪我に始まり、復帰戦の横浜戦はシャムスカが退場しちゃうくらい試合が混乱してて、０８年はそれ以降チャンスらしいチャンスはなし。（そう言えば天皇杯鳥栖戦で先発したっけ・・。）

０９年になり開幕戦。１－２から満を持して投入されようとユニ姿になった目の前で大輔退場。

初先発のナビスコ大宮戦は前半のうちに数的不利に。

リーグ戦初先発の浦和戦も前線に高さ不足のためほとんど形にならず。持ち過ぎなどと言われていますが、あの状況からクロスを入れても「適当に放り込むな」と言われるのが落ちでしょう。

こう考えると家長はチーム状態がまともな時に出たことがほとんどないわけで、そんな状態で評価を下すのはあまりにもかわいそすぎる。

家長にチャンスを。かみ合えば必ず救世主になり得る存在だと思うから。

越えさせねぇよ！

「我が家」風で。

開幕から調子がいいようですが、簡単に越えられるわけにはいきません。

Ｊ２オリジナル１０の先輩としての意地がある。

山形は第三者的には応援したいクラブですが、敵となれば話は別。

色のないチームだけど、ダブルボランチがポイントかな。前節もボランチの二人で点獲ってたしね。特に佐藤健太郎の方は個人的に好みのタイプです。黙々とボール奪取に励んでいる姿は好感が持てるし、大分向きです。来年どう？

ただダブルボランチならうちもＪ屈指。ホベが戻ってこれればいいんだけどね。

中盤のせめぎ合いがかなり面白くなりそうです。

それと注目はモリゲＶＳ長谷川悠。

モリゲもレギュラー張り出してもうすぐ２年になるけど、長谷川悠は対戦したことないタイプだと思う。あの懐の深さにどう対応するか。まぁ、でも負けないでしょ。経験値が違う。

コバちゃんの作ったコバちゃんらしいチーム。本当に楽しみです。

楽しんだ上でぶっ叩く！コバちゃん覚悟！

鬼門埼スタ（４節浦和戦）

去年の周作に続き、今年は夢生が負傷。脱臼か鎖骨骨折でしょうか。

トップ下はうちで一番の激戦区だけに代役には困らないけど、仕掛けという意味では夢生の代わりが出来る人材はいないからね。

痛すぎるよ・・。

試合は別に悲観的になるような内容でもなく、殊更に人がいないことを嘆く必要もないかなと思う。現実に森島、藤田は来週から戻ってくるし、ウェズレイもホべももう走ってるわけだし。

それよりは住田、東にいい経験を積ませられたことを前向きに捉えましょう。特に住田は「おっ」と思わせるところもあったし、今後に期待が持てると見ました。

やっぱりアウェイでなかなか勝てませんね。主にアウェイに駆けつけてる身としては少し責任も感じます。開幕戦も今日も勝ったチームと大した差はないんだよね。ほんの少しのところで勝機を手繰り寄せられていない気がします。

でも来週はホーム。その「ほんの少し」が手繰り寄せられる場所です。

気を取り直して勝ち点３。シーズンは始まったばかりだ。

最後に余談ですが、帰りの新幹線のホームで内田裕也を見かけました。格好からオーラまで全てが「ファンキー」そのもの。何かそんな人を見たお陰で前向きな気持ちで帰途につくことが出来ました。

原田拓、熊本へ

大事な試合前日に他チームのことですが、原田拓の熊本加入が決定。

川崎ではあまり出番もなかったようなので、地元のクラブに行けたことは良かったんじゃないでしょうか。

大分在籍時、拓は好きな選手でした。

魅力は何と言ってもプレースキック。直接ゴールを狙えるその左足はたまらないドキドキ感がありました。

サイドハーフなのか、ボランチなのか、適正ポジションが分からなかったため不動のレギュラーになれなかったことが大分での在籍期間が短くなってしまった要因でしょうか。

年齢もちょうどいい頃だし、Ｊ２ならその能力が爆発する可能性も秘めていると思ってます。

熊本での活躍を祈ってます。ガンバレ、拓！！